北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

『美博城』 後編 怖い方々とトイレの花子さんの巻

2012-02-29 17:13:28 | 北京暮らし おでかけ編

不思議な美容用品店が並ぶ『美博城』。

女性向けの商品が多いのですが、女性が気になることと言えばやっぱりダイエットですよね。

冬太りを解消したいあなたには、こちら!

 

 

速攻で痩せられるらしい。

 

『6日間で変身しよう 脂肪を燃焼して』

・・・倒置法で強調されると、ついのせられてしまいそうで怖い。

 

 

 

この時期、女性のお悩みと言えば、「冷え」ですよね。

冷えにお困りのあなたには、こちら。

 

 

 

貼るカイロ。

『ちょいハナタレ』と見えなくもない。

 

 

そして、こちらも女性向商品だけど。

 

 

 

ネーミングがあまりにストレートでちょっと怖い・・・。

 

 

せっかくなので、“怖い”つながりで、もういっちょ。 

 

 

 

 

激しいアフロのお姉さん。

アンニュイな表情が気になるが、私にはどうしてあげることも出来ないのでした。

 

 

 

アフロとは真逆の雰囲気を醸し出すマダム。

・・・こっち見てる?

後ろの人も、こっち見てる??

 

 

 

そして、そんな方々を一堂に集めたのがこちら。

 

  

 

・・・・・なんの集会デスカ?

 

 

ここはひとまず、落ち着こう。

と、とりあえずトイレに向かったのですが、そこにはなんと、トイレの花子さんがいらっしゃいました。

 

 

物音ひとつしなかったので誰もいないと思って手を洗っていたら、突然、個室のひとつから。

 

 

 

「うぇ~い?」

 

 

!!!!! 

 

 

 

「うぇい?」=「もしもし?」 

 

おまえ・・・、おまえ・・・・・。

 

 

 

トイレでいきなり電話すんなっ!

(怖いじゃないかっ!)

 

 

ジャ~っと水を流して、電話しながら出てきたのはどこかの店の店員。

しかも「あ~、それね。 やっぱり60元までしか無理なんだよね~ うんぬんかんぬん」と、どうやら価格交渉。

 

仕事の話か?

トイレしながら仕事の話なのか?

 

 

更に驚いたことには、どうやらもう一人トイレに花子さん・・・じゃなくて店員が潜んでいたようで、彼女も。

 

 

「うぇ~い?」

 

と、電話しながら出てきた。

 

 

中国ではトイレは電話する場所なのか? 

 

 

 

なにやらバッチイお話になってしまったので、最後はさわやかな画像で締めくくりたいと思います。

 

 

 

どうだ! さわやかだぞ!

 

 

 

こっちなんて、さわやかなバランスだぞ!

 

 

というわけで、くせになりそうな面白スポット『美博城』。 また行くかも。


これまた怪しい『美博城』 前編

2012-02-28 17:39:31 | 北京暮らし おでかけ編

昨日のブログで紹介しました『前門大街』を抜けると、大通りに出ます。

そこには。

 

 

 

なんだか不思議な陸橋。

渡るだけでもれなくお利口になれそうだけど、今のところ私に何の変化も訪れていません。

で、その陸橋の向こうにあるのが。

 

 

 

もっと不思議な『美容美髪用品商城』、通称『美博城』。

ニセモンがわんさかという噂を聞きつけやってきました。

 

 

 

ビルの中はこんな感じ。

ずら~~~~~っと、美容関係の店が並びます。

 

 

 

こちらはネイル専門。

ネイルアート関連も豊富で、ペタッと貼るだけのお手軽シールも売っているのだけど、その柄が。

 

 

ドラえもん 

(また出たよ・・・)

 

 

あなたの指先に、いつもドラえもん。

つい、買ってしまいそうになりました。

 

ちなみに有名ブランドのネイルも並んでいるけど、どうも怪しい。

そう疑ってしまうのも無理のない話で、ここでは至る所で。 

 

 

 

怪しい日本語を目にするからです。

 

 

 

グッドフウサイ・・・。 good風采?

入浴だけでそうなるとは、随分お得じゃないか。

 

 

さて、美容関連はメイクやネイルだけではなく。

 

 

 

カツラも売っている。

 

 

そして商品だけでなく。

 

 

 

美容関係の教材もあります。

が。

 

 

 

この教材で素敵に大変身!と、使用前使用後っぽい写真付きの広告だけど、

このポーズを決めているお兄さんは、before教材なのか、これでまさかのafterなのか。

はたまた全部beforeなのか。

 

 

 

ここで見かける商品の中には、意味不明の日本語以外にも怪しさ満載のものがごろごろあって。

 

 

 

LANCOMEと間違って買っちゃううっかりさんもいるかもしれない。

 

 

こちらは・・・。

 

 

イタリア製をうたうなら、せめてスペルはちゃんと書こうよ。

 

 

気を取り直して、さらに店内を進みます。

 

 

 

この桶は・・・?

 

これは、足マッサージの前に足湯をする桶ですね。 

これがあれば、家でも足湯でほっかほか。

 

 

 

入浴剤も一緒にお求めになれます。

足腰の痛みとか、なんと不眠症に効くものまで売っていて、なんだかすごいぞ。 

これらいかにも中医の商品って感じの隣りには。 

 

 

 

足メロン浴。

よりによって、なんでメロン?

 

 

そんな怪しい商品の中で群を抜いて恐ろしいものを発見しました。

その名も。

 

 

 

 

脊椎矯正銃。

 

 

説明写真を見ると平然と銃っぽいのを体に向けてるけど、いやいや、それ、怖いって。

 

 

まさか、これを使うことで。

 

 

 

こんなことになってしまうんだろうか。

 

痛みなし、安全、簡単!と素晴らしい文句が並んでいるので、興味のある方はどうぞ。 

 

 

もちろんこんな怪しい商品が並ぶ店だけでなく。

 

 

素敵ショップもごくごくごくごくごく少数あるにはあります。

 

 

が、そんな店もすべて。

 

 

 

天井が抜けているビルの中にひしめきあっているのでした。

・・・だから、怖いって。

 

 

そんな不思議スポット『美博城』には、まだ別のこわ~いものがあったのでした。

続きはまた今度。

 


観光の定番『前門』に、ちょっとがっかりの巻

2012-02-27 18:16:17 | 北京暮らし おでかけ編

先日、観光のド定番、『前門』へ行ってきました。

前門と言えば、オリンピックを機に大きく様変わりしたというので、これはチェックしないとね。

 

ど~ん! 正陽門、通称『前門』であります。

 

ここから前門大街へ出ようと思ったのだけど、この駅の混雑っぷりはすごくって、更にあろうことか自動改札機のほとんどが故障中で、乗客と係員が大もめ。
どうやら、故障している自動改札機を強引に突破したヤツもいたらしく、それを見たおばちゃんは。

 

「あいつは故障してる自動改札から出たのに、なんで私は出られないんだ!」

 

・・・って、知らんがな。

私はそっとその場を離れ、端の方でひっそり正常稼働している自動改札機から出て行きました。

 

が、その騒動のせいで。

 

 

 

違う出口から出てしまった。

おかげで再びここから入る時には、ボディチェックをされてしまうはめに。

機械をかざされてピッとなったら、それでおしまい。

 

・・・意味あるんか?

 

 

 

ちなみにこの出口は、天安門広場を突っ切って故宮へ向かうのにはおススメです。

それにしても、この日も空気は汚れきってるな。

(もちろん私はマスク着用)

 

さて、前門の向かいにある箭楼。

この辺りは、各地から来た観光客も多いので、それ目当てに。

 

 

 

国旗を売っていた。

 

 

そして、冬の定番。

 

 

タンフールー!

よく見ると、1元で売ってるおばちゃんの後ろでは、その半額、5角で大安売り。

 

 

 

その差はなんだ?

 

 

で、1元も5角も別の場所に移動してしまうと。

 

 

このパンダのにーちゃんはそれをいいことに、「5元だよ~」と一気に値をつりあげていた。

可愛いふりして商売上手。

 

 

一方、観光客はというと。

 

 

 

なんだか不思議なバッグを持っている。

「キヨミズ」と書いてあったのでてっきり京都の清水寺、あるいは清水焼か・・・?とよく見たら、『日本清水釣具』。

わけわからん。

 

 

 

さて、箭楼をくぐっていきましょう。

振り返るとそこには、ど~んと前門。

くぐった先は。

 

 

 

リニューアルした前門大街。

ああ・・・。 あのごちゃごちゃしたいかにも中国って感じの街並みがこんなことに・・・。

 

 

 

なんだかよくわからん物体もあり、しかも「登るな」とある。

誰が登るねん。

 

 

昔の面影を1グラムも残していない前門大街は、すっかりどこかのテーマパークのように生まれ変わってしまい。

 

 

 

スターバックスとか。

 

swatchとか、お店がずらりと並びます。

 

 

老舗の店の前には、以前はこんな風にお茶を売ってたんですよ~風のオブジェもあるけど、それがどうしたという感じ。

 

 

歩行者天国となった通りの両側には。

 

 

ハーゲンダッツに。

 

 

 

どこにでもあるH&M。

 

 

 

そして、ZARA。

 

さらに、こちらも急増中の。

 

 

 

ユニクロ。

 

 

 

これは・・・キャノン?

そして。

 

 

招き猫・・・。

 

 

 

有名な北京ダックのお店や。

 

 

 

お箸の専門店もあるけど。

 

 

これなら建物がちょっと昔風というだけで、繁華街『王府井』となんら変わりはない。

で、リニューアルされたから、さぞかし清潔で素敵な街並みかと言えばそうでもなく。

 

 

 

相変わらずの造花攻撃。

 

さらに、どこもかしこも舗装されているので、あっちゃこっちゃに吐かれる痰(このマナーは改善されず)がそのままの状態。

街中だと土の部分に吐いたりするので、なんとなく地面に溶け込んでまだマシなのだけど・・・。(いや、まぁ、それもむかつくけど)

 

 

 

こちらは色んな屋台が楽しめる場所だけど、10元って高くない??

 

 

 

どうやら通りを一本中に入ると。

 

 

 

昔ながらの雰囲気が残っていそうだったので、こちらを散策する方が楽しそう。

が、この日の目的地はさらに歩いた場所にあるので、ここの散策はまた今度。

 

それにしても、お気に入りだったあの安くて美味しい小籠包やさんはどこへ行ってしまったんやろ・・・?


骨董市『藩家園』 本物の骨董は見つかるのか?の巻

2012-02-26 20:18:37 | 北京暮らし おでかけ編

昨日の続きです。

 

骨董市『藩家園』。

早速中に入るとすぐ目に飛び込んでくるのが。

 

 

『古典家具』の案内とは思えない、安っぽいキャラクター。

 

 

中に入ると。

 

 

閑散としていた。

ので、さくっと退散。

 

 

一方外はと言いますと。

 

 

 

お店がずらり。 青空市もずらり。

ちょっと覗いてみましょうかね~?

 

 

 

こちらは・・・仏教グッズ?

 

 

 

発掘しました系の物も並んでるけど、茶器や書道用具も一緒並んでいて、全体に漂う中途半端感。

そういう意味では。

 

 

 

こちらは書道用具いっぽんに絞っていて好感が持てますね。

 

 

 

 

で、こちらは・・・・・石?

 

 

 

こっちも、石。

石をどうすんねん。 用途がさっぱりわからん。

 

 

この通りには、地面に商品を広げただけのお店と、ちゃんとした建物になってるお店が並んでいて。

 

 

 

中にはものすご~く入りにくいお店もある。

come in! と言われるほどに逃げ出したくなるのは何故。

 

 

 

さて、気になったのはこちらのお店。

 

 

 

透かし彫り。

前回の赴任の時に、これに名前を彫ってもらって表札にしよう・・・と思いながら、けろっと忘れて帰国してしまったのでした。

 

 

さて、私が行ったのはちょうどお昼時。

なので。

 

 

お店の人もランチタイム。

どこの市場でも必ず目にする光景なのです。

 

 

 

こちらは、ハンコやさんエリア。

ハンコの見本よりも自己紹介の方がデカデカ主張しているのが気になるが、憂いを含んだ表情に職人魂を感じなくもない。

 

 

 

奥の通りは古本市。

店ごとにジャンルがあるのかどうかわからないけど、こちらは。

 

 

 

毛さんいっぽんに絞って絶賛販売中。

 

 

この骨董市。

仏像、本、ハンコ・・・など硬めのものだけじゃありません。

 

 

 

アクセサリー系の店がずらっと並んでいるかと思えば、その隣には。

 

 

 

レトロなおもちゃやさん。

このおっちゃん、かなり真剣。 コレクターかもしれない。

 

 

 

これまで紹介してきました通り沿いに並んでいるお店は全体のごく一部で、ほとんどは。

 

 

 

ど~んと大きなスペースに何本もの細い通路があり、その両側にお店がずら~っと並んでいます。

 

 

 

こんな感じ。

じゃ、いっちょ入ってみますか。

 

 

 

 

この通りは書のお店がずらり。 歩くとふわ~んと墨の香りが漂ってきます。

 

 

 

で、隣の通りは絵画。

 

 

通りや区画ごとに漠然と売ってる物が決まっているようで、布が並ぶエリアでは。

 

 

 

少数民族っぽい雑貨もあって、サルが可愛い。

 

 

が、あるエリアになると、もう何でもあり状態になって。

 

 

古銭・・・かな?

 

 

 

こちらは、麻雀とかチェスとか。

 

 

 

 

皮製品なんだかよくわからない店に。

 

 

 

工具類?

 

 

 

もうわけわからん。

 

 

訳わからんと言えば。

 

 

・・・胡桃??

なにやらものすごくVIPな扱いを受けている胡桃だ。

 

 

2個ずつペアになっている。

ということは、あれかな? 手の中で2個の胡桃をコロコロすると健康にいいというやつかな?

 

 

 

が、こっちはじゃらじゃら長い。

首からぶら下げるんか?

 

 

 

上のVIP胡桃に対してこちらはえらくぞんざいな扱い。

同じ胡桃に生まれても、こうも運命が違うとは。

 

 

 

さて、こちらは陶器がずらり。

 

 

 

骨董なんかどうなんかはさっぱりわからないけど、自分のお気に入りを探すのも楽しいかも。

 

 

 

見るからに現代の・・・というカラフル皿。

でも、何かに使えそう。

 

 

陶器エリアに並んでいるのは食器や壺だけじゃなくて。

 

 

 

毛さんがいっぱい。

 

 

 

・・・って、毛さんにネームプレートぶらさげていいんか?

 

 

 

そんなこんなで早足でざ~っと周ってもかなりの時間を費やす藩家園。

買うとなれば、この後に延々と値段交渉が続くことになります。

 

今回は見るだけ。何も買わず。

 

 

 

はく製に見送られてばいばいです。

ほな、さいなら。


北京の骨董市『藩家園』・・・への行き帰りの話

2012-02-25 13:44:30 | 北京暮らし おでかけ編

北京には『藩家園』という骨董市場・・・というか、ガラクタ市というか、なんでもありの大きな市場があります。

ある土曜日。 その前日出張から帰ってきたばかりのやっちゃんはのんびり家で過ごしたいというので、ならば!とひとりで出かけてきました。

そう、藩家園へ行くには週末がおすすめ。 平日とは比べ物にならない多くの店がずら~っと並ぶからです。

 

この日ももちろん。

ICカードを使って地下鉄で。

平日と違ってすごい人ごみにもまれながら地下鉄に乗っていたその時。

 

 

 

キキキィ~ッ!!!

 

 

地下鉄、急停止。

そして。

 

 

 

 

車内の電気が消えマシタ。

 

 

 

・・・怖いっちゅ~ねん。

 

 

が、車内にいた皆さんはというと、ただ一人女性が「ひゃっ!」と小さく叫んだだけでザワつくこともなく、よく言えば冷静沈着、その実ただ単に日常茶飯事で慣れちゃって「ひゃっ!」の一言でおしまいということか。

 

 

で、暗いまま電車は走り出し、その後しれっと電気がついて、何のアナウンスもないまま、何事もなかったかのように次の駅に到着したのでした。

 

 

何度も言うが、怖いっちゅ~ねん。

 

 

無事、最寄りの駅に到着。

と言ってもそこから15分ほど歩くわけですが、その付近にはあちこちに。

 

 

めがね城。

 

 

こちらもめがね城。

北京にはなんとか城といって、同じ商品を売るお店がどば~っと集まってる建物を時々見かけます。

が、めがねには興味なかったので素通り。

 

 

すると前方に人だかりが。

 

 

こっ! これはっ!!!

 

 

おっちゃんが、自費出版した本を道端で売っていたのでした。

ま、それだけなら何の不思議もないんだけど、何故かそのおっちゃん。

 

 

大人気。

サインまで求められている。 なぜだ?

 

 

さて、藩家園に近づくにつれ、道端で商品を売る人も増えてきました。

ガラクタにしか見えない雑貨から、なぜか台所用品を2~3個並べて、あんたそれ、家からちょっといらんもんを持ってきてるんちゃうん。

そして。

 

 

 

でろんと毛皮をぶら下げてる人もいた。

背中に担いで歩く後ろ姿は、世にも珍しい2足歩行のトラだった。

 

 

 

そうこうしているうちに、到着です!

 

 

『藩家園旧貨市場』

 

 

早速中へ入っていきましょう!

 

 

・・・と、その前に、話はイキナリ帰り道の出来事に飛ぶ。

行きの地下鉄でびびったので、帰りはバスにしようとバス停に着いたものの。

 

 

道、大渋滞。

バス、動きません。

 

これはいくら待っても無理そうなので、ちょっと離れたところからタクシーでも拾うか・・・と思ったけど。

 

 

無法地帯と化した道路では、ありえない方向から車が突っ込んできて、その辺一帯身動きとれません状態。

クラクションは鳴るわ、人は怒鳴るわで、もうわちゃわちゃ。

 

 

さらに、道路では。

 

 

事故ってた。

 

 

結局どの交通機関を選んでも、あとは運次第ということ・・・なのか? そうなのか?

というわけで、仕方なく帰りも地下鉄に乗って帰ったのでした。

 

 

 

・・・え?

肝心の藩家園の写真?

 

 

あの市場は。

 

 

ど~んと広いスペースに。

 

 

色んなお店が並んでいるので。

 

 

 

続きはまた今度。


北京のIKEAで見たひとびと

2012-02-24 17:10:48 | 北京暮らし 中国のひとびと

昨日の続き。 

ランチを食べてパワー回復したので、再びIKEA店内へと戻りましょう。

 

・・・が、なんだか日本では見ないような光景に、早くもクラクラ。

 

 

 

  

色んなソファーに子供を座らせては写真を撮る母親。

『わが子とソファー』みたいな写真集ができそうな勢いでバシャバシャ撮っている。

 

 

IKEAと言えば、店内にモデルルームが並び、まるで誰かの部屋にお邪魔するような気分になるんだけど。

 

 

 

こんな友達の部屋には行きたくない。

(どうやら自分の写真をキャビネットの扉にはめ込む仕組みらしい)

 

 

そんなモデルルームの中では、「ようこそ、私の部屋へ!」みたいなポーズで写真撮影が繰り広げられている。 その写真をどこでどう使うんだ?

 

 

それにしても・・・。

しつこいようだけど、人が多い。

限られたスペースに、カートをガラガラ押して人が集まるもんだから。

 

 

 

通路がすぐに詰まる。

ええい! 立ち止まるな! 道をふさぐなっ!

 

 

そして、中国の家具売り場ではド定番の。

 

 

 

タイトル 『爆睡する人』

 

 

「爆睡してる人はいたの?」とコメントしてくださった王子のばあやさん。

さすがです。もちろんいらっしゃいました。 

スイートな女子向けベッドで爆睡中のおっさんを見た時はのけぞりそうになりました。

 

が、実は寝ている人を見たのは↑の男性とそのおっさんだけ。

もしや、かなりマナー改善か!?

 

 

さて、これだけ人が多いということは。

 

 

レジもごった返し。

でもやっぱり、ちゃんと並んでいるんです、みなさん。

場所柄もあるかもしれないけど、こういう時、北京も変わったな~って思いますね。

 

 

それにしても冬やのに、老若男女問わずソフトクリームをべろべろ食べとるなあと思ったら。

 

 

1個1元だった。(12~3円)。  そりゃ、買いたくもなるね。(買うまでにかなりの行列に並ぶけど)

 

 

で、この日私が買ったのは。

 

 

 

フライパンと、収納箱。

 

 

以前の北京滞在時にも思ったんだけど、こちらの家具ってど~んとデカくって使いにくい。

奥行だけがやたらあって、うまく使わないと無駄なスペースだらけになってしまいます。

 

おまけに今回の家は本棚がないので。

 

 

 

とりあえず、靴箱に入れてる状態。

奥行が深い分、す~っと引き出せるようにしないと、奥に置いた本は絶対見ないやろな・・・と思ったので。

 

 

 

取っ手のついた収納箱を購入しました。

思ってたイメージとは若干違うけど、これなら手前に引きだして奥の本も取れます。

 

 

で、フライパンは何のためかと言いますと。

 

 

 

愛用のマイせいろのためです。

サービスアパートメントなのでもともといくつかお鍋やフライパンが備品としてあったんだけど、ちょうどせいろに合うサイズがなかったので、これをゲットしました。

 

 

船便も片付き、ようやく生活がスタートした感じ。

圧力鍋でこちらに来て初めてご飯を炊いて、作った晩御飯は。

 

 

しょぼっ・・・。

ベーコンと鶏肉のリゾット。 ま、ひとりご飯だったので、シンプルに。

1本買ったらもう1本ついてきた素敵な台湾ビールと一緒にいただきま~す!


北京のIKEA 孝太郎もどきに心の中で突っ込むの巻

2012-02-23 17:02:32 | 北京暮らし おでかけ編

昨日でほぼ引っ越しの片づけが終わりました!  わ~い! わ~い! お疲れさ~ん!

 

ということで。

 

マイグラスでかんぱい!

(どっかの誰かも愛用中の黄色いビアサーバー、こちらのビール缶にもジャストフィット!)

 

引っ越し荷物が来てからの3日間。 ず~っと家に閉じこもりきり。

早く外に出たくてうずうずしてたかというと、いやいや、そういう気分にならない理由がありまして。

 

 

 

 

なんじゃ?これ?

 

 

一日中、外、まっしろ。

 

 

この空気の汚れっぷりを見たら、外に出る気、そりゃなくしますわ。

 

 

で、昨夜はびゅんびゅん強風が吹いたおかげで。

 

 

飛行機雲まで見えて、本日は快晴なり。 

(汚染空気が風に乗ってどこへ飛んで行ったのかは考えないことにする)

 

 

さて、引越荷物をもっと使いやすく収納するために、今日はIKEAに行ってきました。

 

 

 

バスに揺られて見えてきました。 IKEAです。 偽IKEAではありません。本物です。

 

 

・・・でも、どうやって向こう側にわたるのかな?

はるか遠くに見える横断歩道までぐるりと遠回りするのかな?

 

 

・・・な訳、ないわな。 だってここは北京だもん。

 

 

 

やっぱりね。

車が来ない間に渡っちゃいましょ。

 

 

 

誰がやったんか知らんけど、不自然に開いた中央分離帯の柵。

ここを通っていくわけですね。

 

 

さて、IKEAの店内は日本と同じ感じ。

 

 

ひろ~い店内に、ごった返す人々。

 

 

 

バーゲン期間やったからか、とにかく人が多い。

 

  

途中まで見たところで、商品の多さとそれに勝る人の多さに疲れてしまいました。

お昼時だし、ランチでもして休憩しよう、そうしよう!とレストランへ行ったら。

 

 

 

ザ・ごった返し。

 

 

 

セルフサービスの食事売り場も、長蛇の列。

でもみんな、ちゃんと並んで待つようになったんですね~。(おばはん1名除く) 

 

 

日本のIKEAのレストランは行ったことがないので知らないけど、多分それと同じでしょう。

パンとかサンドイッチとか。

 

 

ワンプレートのごはん。

好きなものをトレイにのせて、お会計を済ませばOK。

 

なんとか空いた席を見つけて、ようやくもぐもぐタ~イム!

 

 

ミートボール&ポテト。 サラダ。 コーヒー。

 

いつぞやのポテトサラダみたいにポテトが甘かったらどうしよう・・・とドキドキしながら食べたけど、ちゃんと普通のポテトでした。

が。

 

 

ジャムがついてた。

添えるのはいいが、ミートボールにかけるなっ!

 

 

と、その時私の向かいに若い中国人夫婦が座ったのだけど、その夫が小泉孝太郎によく似ている。 ランチも私と同じミートボールだ。

 

気が合うな、孝太郎。

 

 

・・・が、その孝太郎、なんだかちょっと変。

グラスのジュースは冷たいはずやのに、ちびちび、ちびちび、猫舌が熱いもん飲むみたいにして飲んでいる。

お前は小鳥かっ?

 

 

ミートボールを食べるのはいいけど、なんでお箸1本でブスブス突き刺して食べるねん。

しかも、1個突き刺してはぽんぽんと隣のポテトをたたいてから食べている。

なんかのまじないか?

 

 

お箸の国の人なのに、もしやお箸が苦手なのかと思っていたら、隣の孝太郎妻のミートスパゲティーはお箸でつまんで横取りしておった。

なんでやねん?

(ちなみに妻はミートスパゲティに、ご飯+ポークの炒め物。 多すぎないか?)

 

 

さらにさらに、デザートにティラミスをセレクトしているのはいいんやけど、その隣に添えてある赤いのは、どっからどう見てもケチャップじゃないのか?

百歩譲ってそれがイチゴジャムだったとしても、どんだけ甘党やねん。

 

 

・・・ま、人様が何を食べようが放っておいてやれと言われそうなので、この辺でやめておきます。

 

お腹もふくれて体力も回復したので、再び激混みの店内へ戻りましょう。

続きはまた今度。


女人街ってどんなとこ?

2012-02-22 17:36:54 | 北京暮らし おでかけ編

先日、『女人街』へ行ってきました。

 

 

・・・って、一体全体どんなとこ?

 

 

こんなとこ。

 

香港の女人街を模して作られたとか。(ちなみに香港の女人街は知らん)

名前の通り女性用の店がずらっと並んでいて。

 

 

とっても暇そう。

ま、平日だしね。

 

 

ここには衣類関係だけでなく。

 

 

 

ネイルとかエステ系のお店も結構並びます。

(が、やはり暇そう)

 

 

そういえば、久しぶりに北京の服飾市場を見て思ったのは。

 

 

 

『韓国』と看板に掲げるお店が増えたな~。

(でも、KARAって堂々と掲げていいかどうかは知らない)

 

 

 

こういう細い路地にずらっと並ぶお店以外に。

 

 

ど~ん!

まだまだお店はいっぱい! っていうか、むしろ多すぎるわ!

 

というわけで、ここはまた時間のある時にでもぶらつこう。

 

 

ところで、前回北京にいたころは女人街の周辺に飲食店が結構並んでいて、お気に入りの日本食居酒屋にもちょこちょこ通ったものなんだけど、再開発のあおりを受けてぜ~んぶなくなっちゃいました。

なので、この辺で残っているのは。

 

 

女人街の屋台くらい?

 

 

1人でも気軽に食べられそうなお店が並んでいる中で、私が発見したものは!

 

 

おおっ! ほっともっと!

 

 

 

日本のお弁当が食べられます。 しかもデリバリーOK!

(北京はデリバリー天国なのです)

 

 

さて、先日のブログでも紹介した花市場はここにあります。

 

 

 

象がぱお~んと出迎えてくれるのが謎ですが、この建物自体が私には謎なので、ここは軽く流していきましょう。

 

 

広いです。 先、見えません。

 

 

 

一軒一軒じっくり見ていたら日が暮れてさらに翌日の日まで暮れそうなので、さくっと見ていくことにしたのですが、気づいたら。

 

 

 

そこは熱帯魚売り場だった。

 

 

更に進むとそこは。

 

 

 

雑貨売り場になっていて、もう何でもありの様相。

 

 

ここまで何でもありだと、どんどんいっちゃえ!なんでも売っちゃえ!というわけで、その地下では。

 

 

陶器を売ってます。

 

 

抱き枕にでもできそうな壺から。

 

 

中国の人が好みそうな、こってこて陶器。

 

 

意味不明の『寿司』。

 

 

実に怪しい景徳鎮まで、陶器のことならなんでもおまかせ!(かどうかわからんが)

 

ここでクイズです。 

地下、陶器。

1階、お花、さかな、雑貨。

 

・・・ときたら、さて。2階はなんでしょう?

 

 

答えは。

 

 

『画』です。

あまりの脈絡のなさにひっくり返りそうだけど、画、なんです。

 

 

 

手元の画を必死に模写中のおにいさん。(の後ろの毛の刈り具合が気になる)

 

 

むむっ!? この店、まだあったか!

以前の滞在時にここで額を作ってもらったんだけど、まぁ~いい加減というかアバウトというかそれが中国での常識だったというか、そんな対応にイライラしていた私はあの頃若かったねという話は→こちら

 

 

さて、再びクイズです。

陶器→花→さかな→雑貨→画 

・・・ときたら、さて。 3階は??

 

 

 

 

まさかのゴルフショップでした。なんのつながりもあらへん。

 

一流ゴルフブランドショップがずら~り。

以前は怪しすぎるものが置いてあったけど、今回ちらっと値段を見たところ意外にも(←失礼すぎ?)本物価格。

 

 

さあ、君はここで買う勇気があるかっ?

 

 

・・・と聞いた私の持っているフルセットは、北京のもっと怪しいところで買ったものなのでした。(その店、なくなってるし)

 

というわけで、女人街レポはこれでおしまい。


北京のメイド・・・カフェ?

2012-02-21 17:44:33 | 北京暮らし もぐもぐ編 いろいろ

かなり前、まだ春節の頃のおはなし。

春節期間は休みになる飲食店も多く、ランチに何食べよう?と、うろうろしていた時のこと。

この期間でも頑張って営業しているお店がありました。

・・・が。

 

 

 

・・・・・。

 

ようこそと言われても、じゃあ、はいはい、お邪魔しますねと気軽には入れない雰囲気。

 

 

 

 

壁一面に張られたポスター。 

入り口直前で再びメイド服のようこそ看板。

こ、これはもしや・・・。

 

 

めいどかふぇ?

 

 

 

正確には、メイド居酒屋『屋根裏』です。

 

 

階段を上ったり下りたり何度も躊躇した結果、ようやく勇気を出して入ってみることにしました。

すると。

 

 

「おかえりなさいませ~」

 

 

 ・・・と言われた気がする。

メイドだけでなく、なんと執事(だよね、多分)もずらりと並んで出迎えてくれたのだけど、皆さん、きわめて棒読み。

 

 

で、店内は。

 

 

ポスター、フィギュアがずらりと並び。

 

 

一瞬、「帰ってもいいですか?」と聞いてしまいそうになった。

 

 

更に何故か。

 

 

・・・面接中っぽいのだった。

 

 

それにしてもなかなかメニューを持ってきてくれない。

仕組みがよくわからないだけに、もしかしたらまずは存分にこの雰囲気を楽しんで、ゆっくりフィギュアでもご覧くださいな的なサービスかと思ったけど、頼んだらすぐに持ってきてくれたので、どうやら単に忘れられていたらしい。

 

文化や習慣の違いから日本のメイドカフェでは定番と聞いている「ご主人さま」 というセリフは、ここでは使わないとか。

が、ご主人さまは無理にしても、少なくともお客さまの私たち。

かなり、ないがしろにされてます。

 

 

で、肝心のメニューはこちらなんだけど。

 

 

右はいいとして、左のドラえもんはどうなんだ。

 

 

 

ところで、カウンターの奥のテレビはなんじゃらほい?と思っていたら、隣のテーブルの男子2人がなにやら店員に訴えている。

で、次の瞬間。

 

 

 

テレビがついた。

男子たち、大喜び。 よかったな。

 

 

そうこうしているうちに、わたしが注文したオムライスが到着。

オムライスにケチャップでお絵かきをしてくれると聞いたことがあったんだけど、お絵かきどころか。

 

 

 

既に意味不明の暗号が描かれていた。

 

 

ちなみに味はオムライスなのになぜか中華風。

オムライスと思わず、別物と思って食べたら、これはこれでいけるかもしれない。

やっちゃん注文のカレーも、ごくごく普通だったらしい。

 

 

さて、食べ終わったのでお勘定しましょか。

中国ではテーブルで支払うのが普通なんだけど、対応したメイドさんは、渡したお札をぺんらぺんら振り回しながら、それはそれは気怠そうに去って行かれました。 

 

え~っと、しつこいようですがアナタはメイドで、私はオキャクサマ(もはやご主人さまは諦めた)ですよね?

 

 

帰りは「行ってらっしゃいませ」(←やはり棒読み)と送り出してくれたけど、ここに来ることは多分二度とないと思う。

 

<おしらせ>

明日、22日(水)6:30~10:00まで、gooブログのシステムメンテナンスのため、ブログの閲覧ができなくなるそうです。


バスは便利! だけど・・・。

2012-02-20 17:26:13 | 北京暮らし いろいろ

前回の北京生活では、移動手段はもっぱらタクシーでした。

が、今回はバスが大活躍。 

 

パンダのシールですっかり可愛くなった『バス&地下鉄のICカード』を使うと、通常1元のバス代がなんと0.4元(約5円)に。これでかなりの距離を移動できます。

距離が長くなると2元か3元になる場合もあるけど、カードを使うと6割引きになるので、そのお値段で目的地まで連れて行ってくれるバスを利用しない手はないのです。

 

 

 

とにかくものすごい数の路線とバス停がある北京。

どうやって乗りたいバスを探すかというと・・・。

 

『公交地図』というバス&地下鉄路線検索サイトを利用すれば簡単。

乗り降りの場所を指定して検索すると、この通り。 何番に乗って、何メートル歩いて・・・と細かく検索結果が出てきます。

近くのバス停がわからなくても、エリアで検索することができるので、とにかくとっても便利なサイトなのです。

 

 

もちろん出かけた先で適当にバス停を探して乗るのもOK。

こちら ← のサイト(日本語)では、北京のバス停のことをとっても詳しく解説してあります。(というか、北京のバスについて詳しすぎ!)

各路線のバス停すべてが記載されているので、目的地近くのバス停が記載されていれば、それに乗っちゃえばOK!

 

観光地などでは。

 

 

なんだかオシャレなバス停も登場していて、足元を見ると路線の番号がデカデカと白ペンキで書かれています。

おぉ、路線によって並ぶ場所が決められているとは、北京もここまで進歩したか!

・・・と思ったけど、白インクがかすれていて判読不明な場所もあり、その中途半端さがまた味わい深い。

 

 

 

さて先日、不思議スポット798芸術区へもバスで行ったのだけど、目的地まで直行で行くバス停は家からちょっと歩いたところにあるらしい。

 

バス停はどこかな? どこかな?と探していたら、それらしきものが見えました。

あれ・・・・かな?

 

 

これ・・・・・ですね。

 

 

木にぶらさがってるだけの案内板。 しかも思いっきり傾いとる。

ほんまにバス停か? ほんまにバス、来るんか?と不安でしたが、5分後ちゃんとバスは来ました。

 

 

ふむふむ。 木いっぽんでもバス停になるのだね、と感心した私がその数日後目にしたものは、ますます簡素化されていて。

 

 

 

一瞬、誰かのいたずらかと思った。

 

 

さて、北京のバスには時刻表がありません。

なので、バスがくるまでひたすら待つわけだけど、時には寒空の下15分待っても20分待っても来なくって、結局あきらめて少し離れた別のバス停から別のバス路線で移動したということもあります。
(ま、タクシー乗っちゃえばいいんだけど。こちらも安いし・・・)

 

ある日は。

かなり待ってようやく来た!と思ったら。

 

 

ぞろぞろと乗客が降り、続いて・・・。

 

 

運転手も降りてきた。

 

 

・・・バス、故障したらしい。

 

 

 

またある日は。

バス停に向かってきたバス前方の路線番号を見ると 『000』。

 

ん? こんな番号あったっけ??

 

 

と思いながら、何気なく走り去るバスのサイドとバックに記された路線番号を見ると、それは、今まさに私が乗りたかった路線なのでありました。

 

 

前方の電光掲示板、直しとかんかいっ!

 

 

ま、そんな感じでスムーズにいかないこともあるバスだけど、これだけ利用してるんだからさぞかし車内は快適なんでしょ。

 

・・・と思ったら大間違い。

 

 

昼下がりの日差しが差し込む静かな車内

 

 

・・・に見えるけど、実はめっちゃうるさい。

これだけ少ない乗客でここまでうるさくできるのは、むしろあっぱれ。

 

そこの男! 大声で携帯で話すな!

そこのおばちゃん!大声で携帯で喧嘩すなっ!

通路挟んで大声で話すおばちゃん2人! 何やらめっちゃ楽しそうで、なんなら私も混ぜてくれ。

 

 

ちなみに私の前の席の女性は携帯でしゃべりながら、ぶわっさぶわっさ髪をかきあげるもんだから、その髪が静電気でわらわらとイキモノのように私に近づいてきて、それはそれは恐ろしいったらありゃしない。

 

 

ま、そんなこんなでこれからも私のバスライフは続くのでした。

 


船便、到着!

2012-02-19 16:31:19 | 北京暮らし いろいろ

待ちに待った船便が今日、ようやく到着しました。

12月末に日本の家から出したけど、年末年始、そしてこちらの春節・・・と休みが間に何度か入った関係か、予想してたよりも長くかかったなあ・・・。

 

 

トータル81個の段ボールがどかどかと運ばれ、数人の業者さんによってバリバリと開梱されていきました。

ちなみに、ダンボールはひとつも開けられてなかったとか。

最近はあまりチェックしなくなってきてるみたいです。

 

 

 

さて、とりあえずダンボールの中の物を出してもらっただけなので。

 

 

 

適当に棚に詰め込んで、あとは出しっぱなし。

 

衣類に至っては。

 

ゲストルームにてんこ盛り。

どうすんにゃ、これ?

 

 

同じ引越でも、自分の家に戻るのと違って、収納場所が決まっていない場所に荷物が運び込まれるのは、その後の片づけが倍以上大変な気がします。

ぼちぼち、片づけ始めようかな・・・。

 

それにしても。

 

 

なんでこんなに調味料入れを持ってきたんやろ。


『活力日本』 元気な日本展示会へ行ってきた!

2012-02-18 19:16:09 | 北京暮らし おでかけ編

今日、こんなイベントに行ってきました。

活力日本

今年は日中国交正常化40周年。 それの伴う記念行事の一つです。

AKB(の一部、詳しくはしらん)も来ているそうな。 ただし抽選に当たった人だけがコンサートを見られるらしいけど。

 

 

会場は国貿。 向こうに見えるは、何度見てもう~むと唸ってしまうCCTV新社屋。

 

 

さて、このイベント。入場無料なのでふらりと立ち寄るくらいの気持ちで行ったのだけど、甘かった!

 

 

 

まさかの入場制限!

 

でも、日本のイベントにこんなに人が集まるというのは嬉しいですね~。

 

 

さて、会場に入りました。

まず最初に展示されているのが。

 

 

国交正常化からの日中友好の歩み。

文化事業やコンサートを開催した有名人なども紹介されているのだけど。

 

 

さだまさし。 中国表記は佐田雅志。 

写真がなければ、あなた誰?状態。

 

その先に展示されていたのは・・・。

 

 

震災から復旧・復興する各県の姿を紹介したコーナー。

見るだけで胸がつまります。

 

 

 

日本頑張れ、一日も早い復興を祈っていますというたくさんの中国語(中には日本語の)メッセージを有難く読みました。

 

 

さて、会場には東北を中心とした各県の紹介コーナーがあって。

 

 

観光案内とか。

 

 

地域の特産品が展示され、写真を撮ってる人もかなり多かったです。

 

 

赤べこ。

正面からじっくり見たのは初めてだけど君は鼻がとってもキュートだったんだね。

 

 

 

こちらは、富士山を背景に写真を撮れるよ~というコーナー。

中国の人はオブジェとかこういう場所で写真を撮るのが好きだよね~。 

 

 

 

って、私もちゃっかり撮ってるんですけどね。

 

 

 

こちらは・・・?

会場にはイベントステージがあって、私たちが行ったときはちょうど『神戸コレクション』が始まる直前。

せっかくなので見てみようかな。

 

 

 

誰かしらないけど、日本からもモデルさんが来てました。

 

 

 

日本人モデルさん2名、そして右の2名は中国人モデルさん。

 

会場は満員プラス立ち見がいっぱい。

パネルを持って応援してる男の子もいたけど、イマイチよくわからないので途中で抜け出して。(というか、最初から立ち見やったけど)

 

 

 

和食の試食コーナーへ。

・・・が。

 

 

これをいただくには、長い行列に並んでチケットをもらわないといけないらしい。

ので、断念。

 

 

茶道の体験コーナーもあったけど、今は・・・休憩中かな?

 

 

さて、こちらは企業展示ゾーン。

各社の商品を紹介していて、自動車とか。

 

 

 

電動自転車とか。

(中国の電動自転車は、それ、バイクやろ!と突っ込みたくなるようなびっくりスピードです)

 

 

伝統を生かした商品とか。

 

 

 

おなじみカップヌードルとか。

 

 

色鉛筆、圧巻! 

 

そして、最後は。

 

 

なぞの黒便器。

 

明日も開催されるので、興味のある方は是非!

 

そうそう、その明日ですが・・・。

 

ようやく船便到着で~す! わ~いわ~い!


お気に入りテレビ番組

2012-02-17 17:58:52 | 北京暮らし いろいろ

中国のアニメはつまらない。

 

・・・という私の固定観念をボッコボコにぶち壊してくれたアニメに出会うことができました。

そのアニメとは。

 

 

喜羊羊与灰太狼

“与”の上に乗っかってるブツは気にしない。

 

リンク先のwikiにも説明がありますが、喜羊羊(シーヤンヤン)をはじめとする羊たちと、羊が大好物の灰太狼(フイタイラン)たち狼が繰り広げるそれはそれは楽しいアニメなのです。

色んなキャラクターがいるんだけど、主に登場するのは。

 

この5匹の羊と。

 

 

2匹の狼(夫婦)。

 

 

 

この目力バリバリの奥さんがいつも「羊捕ってこ~い!」と旦那である灰太狼をフライパンでボッコボコにするのがお決まりパターン。

 

そして。

 

 

羊が・・・食卓に!!!

 

 

羊が・・・ケーキにトッピング!

 

 

などと、あと一歩で食べられるところまでくるんだけど、喜羊羊などの活躍によっていつも失敗に終わるというのもパターン。

 

 

それにしても、北京など中国の北方では羊肉を食べるのが主流で、街のあちこちで焼いた羊肉串が売られているから。

 

 

「羊肉が大好物だ~!」なんてセリフが実に生々しく聞こえてしまう。

 

 

このアニメはかなり人気らしく、あるテレビ局では朝7:30~11:00までず~っとひたすらこれ。

それも毎日!

 

 

で、このアニメの次に何が放送されるかというと。

 

 

 

ドラえも~ん!

 

・・・って、映像古っ!!

 

しかも、勝手に一部を省略して放送しとります。

どの回も、なぜかドラえもんが秘密道具を出すところからイキナリ始まるので、のび太が何で困っているのかさっぱりわからない。

タイトル → いきなり道具、出る → のび太、喜ぶ → のび太、暴走する → わちゃわちゃ → おしまい。

 

 

いいのか?

 

 

それでは最後に、アニメ以外のお気に入りをひとつ。

生活する上で欠かせない情報のひとつがお天気です。
私は日本のどのお天気おねえさんよりも。

 

 

 

このお天気おにいさんがツボです。


バラがポイント! 北京のバレンタイン事情

2012-02-16 17:14:44 | 北京暮らし 中国のひとびと

今更だけど、北京のバレンタインネタを。

 

バレンタインデーを前にワタクシ悩みました。どこへ行けば美味しいチョコレートが手に入るのかな?

まだ知り合いがほとんどいないので、そういう情報が全くない! 

というわけで、「有名ホテルへ行けば、そこのチョコレートが手に入るかも!」と王府井へ出かけてみました。

 

まずは・・・。

 

老舗中の老舗ということで、『北京飯店』。

 

すぐ隣の『ラッフルズ北京ホテル』。

 

中に入ってみたけど・・・。 お店が見当たらない。

 

 

『ザ・ペニンシュラ北京』

 

 

馬に聞いても知らんという。

それならホテルの人に聞けば?と思われるかもしれませんが、なんというか、その・・・・・。

 

 

私、小汚いんですよ。

 

 

防寒だけを考えたショールぐるぐる巻きファッション。 スリ対策(?)の斜めがけバッグ。
さらに船便が届かないので、ず~っと同じダウンコートを着倒している私、小汚いだけじゃなく、もしかしてにおってる?

 

というわけで、素敵ホテルの方々に「チョコレート売ってる?」なんて聞く勇気がなくて。

 

 

『ザ・リージェント北京』や

 

 

なんかお城みたいなホテルも近くにあったけど、結局素通り。

チョコ探しの旅は不発に終わりました。

 

 

ちなみに中国ではバレンタインデーを『情人節』と言い、レストランではバレンタインディナーがあったり、

 

 

イベントを開催しているショッピングモールもあります。

ここでは何が開催されてるのかな?と入ってみたら。

 

 

ん? あれはなんだ?

 

 

特設ステージ・・・?

 

誰が何をするためなんかよくわからん。

そういえば、別のショッピングモールでも同じような特設ステージがあったけど。

 

 

各言語で“I love you”が並ぶ中。

 

異彩を放つ日本語。

なに? この中途半端感。

 

 

で、ここにも。

 

 

不思議なスペース。

椅子に座って写真撮ってる中国人は楽しそうだった。

 

 

さらに。

 

 

絵馬だか七夕だかわからん木が並んでいてお願い事が吊るしてあります。

それはいいんだけど、ここでも見られる『両親が健康でありますように』との家族愛や、『2012年こそがっぽり儲けたい!』などと煩悩まみれのものもあり、もはやバレンタインデーとは無関係の様相。

 

 

・・・と、前置きが長くなってしまいましたが。

 

はい。今までのは前置き。 ここからが本気の北京のバレンタインデー事情レポなんです。

 

熱いバレンタイン商戦を垣間見られる場所、それは。

 

 

ここだ!

お花屋さんです。

 

 

花以外にも花器、水槽に始まり、熱帯魚、雑貨、家具、画、美術品、ゴルフ用品・・・と最後の方になると下手な連想ゲームみたいにつながりが全くないものまで売られているのだけど、これについてはまた今度ご紹介します。

 

花市場に入ると。

 

 

ずら~~~~~っと、花屋、花屋、お花屋さ~ん!

もわっとした空気で、温室にいるような感じです。

 

観葉植物や鉢植えのお店を抜けて一番奥へ行くと切り花コーナーがあり、そこでは。

 

 

ドでかい花束がずらっとね。

 

これを誰が買うかというと。

 

 

男性です。

 

そう。中国のバレンタインデーは男性が女性に花、それもバラを贈る日なんですね~。

普通のバラだけの花束もあったけど、それ以外に目立ったのは。

 

 

花束とぬいぐるみ、花束とキャンディーなど不思議なコラボ。

花屋のおばちゃんに一束いくら?と聞いてみたら、「1500元(約18,000円)」とぬかしおった。

ふっかけんのもいい加減にしろ。

 

・・・と思ったけど、バレンタインデーには価格が数倍に跳ね上がるようなので、ありなのかもしれない。

 

 

 

しかし、花束に埋まったぬいぐるみはまだ良いとして、手前の箱入りくまちゃんを見るとどうしても。

 

 

棺桶風に見えてしまう。

箱がいかんのだろうか?

 

 

さて、前回の滞在時にもびっくりしたんだけど、こちらのバラは。

  

 

真っ青です。

しかもラメ入り。

 

さらに、さらに。

 

 

 

レインボー!!! ひゃっほ~い!!

 

ちなみにこの“七彩バラ”、茎に着色料を注射して花びらに色をつけてるんだとか。 

(もしバラに生まれ変わるなら、普通のバラとして出荷されたい・・・と思いました)

 

 

それにしてもこの日はみんな気合が入っているみたいで、夕方になると道路は激混みだったらしい。
花束を抱えた男性や、ベッタベタのカップル(中国のカップルは密着度が高い)をあちこちで見かけました。

そんな中、バスで隣に座った大学生くらいの男女は可愛かったです。

 

女の子が持つ1本のバラはきっと男の子からのプレゼント。 バスに座っているときもず~っと手をつないだままで、思わず微笑ましく見てしまいました。
気づいたら、向かいの席に座ってたおっちゃんも、その隣のおっちゃんも皆微笑ましくそのカップルを見ていて、なんだこのバスは?幸福村行きのバスですか?みたいなほんわかムードただよう車内でした。

 

さて、家の近くのお店もバレンタイン仕様ということで。

 

 

なんとも味わいのあるウサギがくくりつけられていた。

顔には「ハッピーバレンタイン!」の文字。

 

もう一匹には。

 

 

『愛を信じてる!』

 

ストレートでよろしい。

 

 

さてさて。チョコレートを買えなかった私たちのバレンタインデーがどうなったかというと。

 

 

 

はい、大ジョッキでかんぱ~い。

結局こうなるわけです。

 

 

 

最近お気に入りの『そがい』でお刺身つまみつつ、

 

 

日本酒も堪能するという、なんとも渋いバレンタインデーだったのでした。


798芸術区 まったりカフェもあるよ!の巻

2012-02-15 17:16:18 | 北京暮らし おでかけ編

昨日の日記ではなんだか不気味系オブジェ連発で、798芸術区=肝試しスポットというイメージになってしまったかもしれませんが、そうです。

あ、じゃなくて、不気味スポット以外に素敵スポットもあるよということを、今日はご紹介したいと思います。

以前はアートばかりだったそうですが、ここ最近はちょこちょこオシャレ系雑貨店も増えているようで。

 

 

 

ほらね、オシャレなジャージ。

胸元の『中国』が、購買意欲をそそります。

 

 

・・・というのは冗談で。(店の人は100%本気なんだけど)

 

 

ま、どこにでもあるパンダグッズのお店がここにもあります。

 

でもやっぱり、せっかくアート満載の場所なんだし、そういう物が欲しいですよね。

 

 

 

この、機械ゴテゴテ風の店は??

 

 

銅版作品のお店でした。

中では写真を取れないのですが、これまた細かいお仕事ですね~という銅版作品がずらり。
値段も数百円からあるで、お気に入りを見つけるのも楽しいかも。

 

などと言いながら、銅版作品がウリのこの店で、それとは全然関係ないものを買いました。
それは最後にご紹介するとして。

 

 

雑貨屋さんめぐりを続けましょう。

 

 

猫好きなら思わず入ってしまいたくなるお店を発見。

 

・・・したものの。

 

 

しれっと休みだった。

 

ちなみに。

 

こちらのキュートなお店も。

 

窓からはうさぎさんがのぞく、なんとなくひかれるお店も、

ぜんぶ絶賛休業中だった。

こら、働け!

 

 

一見アートグッズのお店かと思ったこちらは、キュートなデザインのTシャツとか雑貨のお店でした。

 

他にも。

 

 

なんやらの博物館とかあったんだけど、アート度ゼロの私は粛々と素通りさせていただきます。

 

 

このオレンジのワンピース、可愛かったな~。

 

 

それにしても、この日も寒い日でした。

そろそろ暖かい場所でまったりしたいよね。そうだよね。

 

 

 

日差しが入る暖かそうなお店。 カフェですね。

 

 

・・・が、先客あり。

赤アフロさんと相席とか言われたら嫌だな。

 

と思ったら、家具屋さんとカフェが一緒になった空間らしいです。

でも、飲み物しかなさそう・・・。

ワタシハ腹ガ減ッタノダ。

 

 

その時目にはいったのがこちらのお店。

軽食の写真が並んでるし入ってみましょう。

 

 

静かです。 求めていた空間です。

 

 

お食事を注文すると、無料でついてくるレモン水。

「レモン水がついてきますよ」と言われたので、てっきり冷たい水にレモンが入っているか、もしくは炭酸水にレモンか・・・と色々考えていたけど、ここは中国。

レモン入りの“お湯”でした。

 

冷たいものは体を冷やす。 その考えは徹底してますね。

この寒さには嬉しいあったかレモン水をいただきながら、愛用の“ほぼ日手帳”に、今日見た衝撃の不気味の数々を記していると。

 

頼んでいたサラミサンドが到着。 パンはサクサク、中はじゅーすぃーでうまうまです。

これで58元。街中ではちょっとお高いのだけど、このまったり空間、暖かい空間、そして何より不気味さから放たれた空間であることを考えると、58元、大いに結構、どんと来いといったところでしょうか。

 

 

こうして、不思議オブジェにさんざん吸い取られ、ほぼ枯渇しそうだった私のエナジーもすっかり回復、満タン。
これでまた、元気に外を歩けるぞ!

 

と、ご機嫌で店をでたら、イキナリ。

 

 

ド派手な・・・・キオスク?

 

いかん、いかん。

私は素敵雑貨店を探しているんだ!ときょろきょろしてみるも。

 

 

店の中で誰かが飛んでたり。

 

 

“Why~?”みたいなポーズで出迎えられたりするんだけど、Why~?なのはむしろこっちだ。

 

ま、そんなわけで、不思議系雑貨屋もあるけど、ほっとできる空間もあるよという798芸術区でした。

 

そうそう、今回買ったものをご紹介する前に、まずはこちらを見てください。

 

 

昔のポスターか何かかな? 目に効くツボの体操を写真付きで紹介しています。

で、私が買ったのがこちらのマウスパッド。

 

 

ジャージのパンダ・・・。

さっきのポスターのパロディーみたいですね。

 

パンダがツボを押して目の体操をしてるんだけど、最後、目をこすったら黒い部分がなくなっちゃってる!というオチ。
(しかも最後の文章はちょっとダジャレ系??)

 

こういうの、大好物です。

 

 

というわけで、不気味・・・じゃなかった、不思議空間『798芸術区』のレポはおしまい!

お店もオブジェもちょこちょこ入れ替わるようなので、もう少し暖かくなったらまたチェックしに行かなければ。