北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

中国刺繍のおけいこ

2021-11-22 18:50:23 | 北京暮らし おけいこ

北京に来てから様々な習い事をしました。

その中で私にとって最も難しかったのが、「中国刺繍」。

というのも、学生の頃は針を持つのもいやというくらい家庭科が苦手だったのです。

 

そんな私が約4年間なんとかおけいこを続けて。

 

 

 

この作品を仕上げたところで、とりあえずおけいこは終了にしました。

 

中国の「農民画」をもとにした作品です。

図柄の部分だけで20cm×30cmくらい。

 

ほんとに雑な部分もあるのでお恥ずかしいのですが、とりあえず完成したので良しとしましょう。

 

 

 

刺繍のおけいこ。最初は綿の糸、綿の布から始めます。

3作品作ったら、次は左下の蝶。

 

絹の糸、綿の布で作るのですが、この配色!

メインの紫色は私が決めたのですが、それ以外は全部先生による配色。

他の生徒さんの配色を見ても、「なかなかこの色の組み合わせはし~ひんなぁ」という色使い。 

 

 

 

ここまで完成したら後は自分の好きな柄を選ぶことができます。

 

 

 

中国なので牡丹。

まだまだ花びらのグラデーションが不自然。

 

 

 

 

夜の蓮。

見本があまりにきれいだったので挑戦したのですが、ベースが黒だと本当に針を刺しにくい!

 

 

 

 

 

バラ。

これ、本当に面倒くさかった!

一枚の花びらの中に何色も使うので、どこがどの色か混乱しました。

 

 

 

 

気分を変えて、中国の靴。

・・・ですが、こういう細いラインは意外と難しいんです。

 

 

 

 

 

動物好きなので、やはりこういう作品の方がやってて楽しかった!

 

 

 

 

同じ鳥でも細いラインが多いとやっぱり難しい。

 

 

 

桜。

なぜかあまりテンションが上がらなかった作品。

同じような作業の繰り返しだったからかな?

 

 

 

こんな感じでいつまでもゆる~くおけいこを続けられたのですが、とりあえず一旦終了。

これからは。

 

 

 

こんな感じで自分の好きなデザインを刺繍して楽しもうかな~。

 

 

 


ますます、ますます二胡にどっぷり!

2019-08-04 21:48:17 | 北京暮らし おけいこ

これまで何度か二胡について書いてきましたが、相変わらず二胡熱は冷めず。

 

 

 

 

習い始めてそろそろ7年。

先日・・・。

 

 

 

 

 

遂に《10級、表演証書級》の教科書に入りました!

中国のレベルは日本と逆で、1級から始まりどんどん級が上がる仕組み。 

 

 

 

以前、自分の二胡レッスンを振り返ってみたことがありましたが(詳しくは → この日のブログ)、その後。

 

 

 

9級の練習曲と並行して。

 

 

 

 

 

≪皮影≫

中国の影絵を二胡で表現した、色んな技巧が入ったとっても楽しい曲。(その分、中国の影絵文化をしっかり理解していない外国人にはなかなかその表現が難しい)

 

 

 

 

 

 《皮影》

 

 

この曲の次は、教科書にはないけど私の希望で、かの有名なバイオリン曲≪チャルダッシュ≫。

とにかくいつか弾きたい!と思っていた曲の一つなので、レッスンできるだけで嬉しくてうれしくて・・・。

 

 

 

 

 

その次は、これまた多くの場で演奏される≪葡萄熟了≫。

ウイグル自治区の人々が葡萄の収穫を祝う様子を描いた雰囲気あふれる曲。

 

 

なのですが、いやぁ・・・。

最後の早い部分。 なっかなかOKが出ませんでした。

ようやくクリアできた時は先生が拍手してくれて、思わずやった~!!!と声を上げてしまいました。

 

作曲者ご本人による演奏です↓

 

 

 

 

 

 

 

 

で、いよいよ10級の練習曲に入り。

 

それと並行して今練習しているのが。

 

 

 

 

 

≪三门峡畅想曲≫

 9分以上の大曲です。黄河は三門峡ダムを描いた曲。

初めて聴いた時は本当に衝撃でした。 出だしからうわぁ~と引き込まれ、途中ゆるやかで伸びやかな流れを感じさせ、後半は激しいダムの様子が目の前に広がるような激しさ。

 

 

 

 

 

 

・・・・・最後、早送りかと思ってしまう程。

 

このペースで弾けるようになるにはまだまだまだまだ時間がかかります。(そして、最後までへこたれないで弾く体力も!!!)

 

ただ、《葡萄熟了》の時に実感したのですが、弾けるようになるには確実に自分が弾けるスピードをひとつひとつクリアしていくしかない!そしてそうしていくと必ずいつか指は動き、弾ける日がやって来る!

 

 

 

というわけで、これからも私の二胡ブームは続きそうです。

 

夏場に練習していると、左肘のあたりから汗がぽたぽた・・・。

ずっと曲げているから汗をかきやすいのかな?

 


胡同で『蘭州拉麺』を習う!

2018-05-15 22:41:33 | 北京暮らし おけいこ

 先日。

 

以前も行ったことがあるクッキングスクールへ行ってきました。

 

Beijing Cooking School

東四南大街 灯草胡同35号

 

 

 

胡同(昔ながらの細い路地)沿いにある、いかにも北京って感じのクッキングスクールです。

 

 

 

 

わんこもいます。

 

 

この日習うのは。

 

 

 

ここのクラスで一番難しいという・・・。

 

 

 

蘭州拉麺!

 

 

 

 

聞くところによると、最近日本でも蘭州拉麺が流行ってきているそうな。

 

 

 

ところで。

 

 

 

蘭州拉麺って、なんぞや?

 

 

 

 

 

ざっくり言いますと、中国の甘粛省蘭州が発祥の麺。

その地域のイスラム教徒の人々が食べる、豚肉を使わないお料理であります。

 

 

 

 

 

まずはスープ。

何種類ものスパイスと牛肉・牛骨を煮込みます。

 

 

 

そして、いよいよ肝心の麺づくり!

蘭州拉麺と言えば、この・・・。

 

 

 

くるくるくる~。

ねじねじねじ~。

 

中尾彬のようなねじねじを繰り返して作るのですが、これが難しいっ!!!

 

 

 

見てると簡単、でもやってみたら難しい。 

できない。 わけわからん。

 

 

もうええわっ!と諦めかけるも、投げ出すのも悔しいので麺と格闘し続けたところ。

 

 

 

 

 

くるくるくる~!!!!!

 

 

 

 

突然、麺がくるくる綺麗に回るじゃないですか!

そして、一度成功したらもう、あとは自由にくるくる、くるくる!

 

この感覚は、そう。

 

 

 

自転車に初めて乗れた時のような感じ。

あれだけよろよろしてたのに、一度自転車に乗れちゃうとすいすい乗れちゃう!

 

 

 

そんな成功体験に似てました。

 

 

 

 

無事、蘭州拉麺完成です!

 

 

 

いやぁ、長い道のりだった・・・。

 

 

そんな私たちへのご褒美に、先生が作ってくれたのがこちら。

 

 

 

 

麻婆豆腐!

痺れる辛さ! うまうま~!!!!!

 

 

 

数時間かけての蘭州拉麺レッスン。 

あの、くるくるくる~!の成功体験を忘れちゃう前に家で復習しなくては!


胡同で中華料理を習う!

2017-05-31 20:56:45 | 北京暮らし おけいこ

先日。

 

こんな所へ行ってきました。

 

 

 

 

コンロに中華鍋がずらり・・・。

 

そう、ここはクッキングスクール。

Beijing Cooking School

 

 

東四近く、灯草胡同にあるこじんまりとしたクッキングスクール。

 

 

何度か参加したことがある友人のお誘いで行ってきました。

毎日メニューが変わるこのスクール。 この日のレシピは大好きな四川料理!!!ひゃっほ~い!

 

 

 

さて、このスクールは北京に旅行に来ている欧米人向けでもあるようで、中国人の先生だけど説明&レシピはすべて英語。

この日の参加者も、私と友人以外はすべて欧米人でした。

 

 

 

ではでは!いよいよお料理開始!

 

 

 

まずは先生がお手本。

 

 

 

 

中華料理は油たっぷり、そして生姜、にんにく、ネギを多用するな~と再確認。

 

 

 

 

 

真っ赤っ赤! コクのある辛い四川の調味油ができあがり! 

これです! この作り方が知りたかったんです!!!

 

 

 

先生のお手本を一通り拝見したら、いよいよ自分たちの番。

初めて使う中華包丁に感動。(これ、欲しいっ!)

 

 

 

 

淡々と進む授業。

 

 

 

・・・ところが。

 

 

 

 

 

この一品が登場した時の事。

ある欧米人カップルが。

 

 

「私たち、豚肉を使わないんです・・・」

 

 

 

そっか。

世界各国からの旅行者が参加するので、口にできない食材も出てくるわけですね。

 

 

 

ちなみに、あらかじめ先生に伝えておけば、苦手な食材の代わりに別の物を用意してくださるそうです。

(今回だったらお肉の代わりにお豆腐とか・・・)

 

 

全てのお料理が出来上がったら、いよいよもぐもぐタイム!

 

 

 

参加者は中庭のテーブルに集まって。

 

 

 

 

いただきま~す!!!

 

 

 

 

「ぼくも、ぼくも~!!!」

 

 

お料理教室のわんこ、“ドウドウ”もやってきた!

 

 

 

「おれも!おれも!!!」

 

 

ワイルドなこの子はお隣さんのわんこ。

 

 

 

 

おっ、おもちゃの首。 取れとるやんけっ!!!

 

 

 

観光客向けということもあるのか参加費が高めなので(先生曰く、他の胡同の教室はもっと高い!らしい)、気軽に参加というわけにはいかないけど。

 

 

 

 

今回みたいに自分で作りたいレシピの回があれば、ぜひまた参加してみたいスクールでした。

 

 

 

 

それにしても・・・。

 

参加者は欧米人が多いと聞いていたので、さぞかし賑やか、わいわいおしゃべりしながら・・・と思っていたのだけど。

 

 

 

 

めっちゃ静か。

もぐもぐタイムも、沈黙。 

咀嚼の音だけが響き渡る、胡同の庭・・・。(ありえへん)

 

 

 

ここではビールやドリンクも用意してくれているので、こんな辛~い四川料理にはキリっと冷えたビールでしょ!

 

とハジケたいところでしたが、この日ご一緒したメンバーはとにかく静か。 

お水片手にもぐもぐする皆さんを前に「ビールいっちょ!」と叫ぶ勇気はなく、それはそれは静かなもぐもぐタイムとなったのでした。


今年最初のはんこおけいこ!

2017-01-20 20:05:24 | 北京暮らし おけいこ

不定期で続けている、はんこのおけいこ。

今回のテーマは・・・?

 

 

2017年になったばかりですが、こちら中国では旧正月(春節)こそがお正月なので、1月28日の春節にむけてそわそわ、そわそわ。

というわけで。

 

 

 

 

酉年をモチーフにしたはんこ!

なかなかの大作でしたが、頑張って彫りました。

 

 

 

さて、これまでは手のひらサイズのノートをはんこ帳にしていたのですが、先日家の掃除をしていたら。

 

 

 

 

こんなノートを見つけました。

故宮ノート。

 

前回の駐在から帰国する時に友人にいただいたもの。

 

 

 

 

 

もとは、電話帳?

でも、たとえば私のアルファベットの“Y”がなかったりと、不思議なノート。

 

 

せっかくなのでこれをはんこ帳にすることにしました。

 

 

 

 

これまでのおけいこでの作品。

 

 

 

 

自主練、猫はんこ。

 

 

 

そして。

 

 

 

 

自主練、力士はんこ。

 

きせのん~!!!!! 祈るような気持ちで見ている、今場所・・・。

 

 

 

 

大相撲を見ていると、彫りたい力士が次から次へと・・・。

(伊勢ヶ濱部屋の親方も彫ってみたいし、呼び出しさんとかも・・・。キリがないな)

 

 

 

さて、今回のおけいこ作品ですが。

 

 

 

 

去年の『門神さま』と並べて、ぺたり。

じわじわ、旧正月気分が盛り上がってきました~!


相変わらずの二胡どっぷりな日々

2016-07-12 19:50:21 | 北京暮らし おけいこ

二胡を習い始めて丸4年となりました。

(写真はイメージです。 本文とは一部関係のないもけもけが写りこんでいます)

 

 

 

ここ最近は空気がイマイチなので。

 

 

 

 

お外で気軽に弾けないのが残念ですが・・・。

 

 

 

備忘録として、これまで習ってきた主な曲をメモしておこうと思います。

(ここでの級は『中国音楽学院』の本の級となっています)

 

 

2012.6    初めての二胡

2012.7    Dコード

2012.11 Gコード

2012.12 Fコード

2013.1   二級 練習曲

2013.2  二級楽曲

2013.3  三級 練習曲

2013.4  三級 『小花鼓』

2013.5  三級 『喜洋洋』

2013.5  四級 練習曲

2013.6  四級 『良宵』

2013.7  四級 『賽馬』(サイマー)

2013.8  四級 『喜唱豊収』

2013.9  五級 練習曲

2013.10 五級 『光明行』

2014.2  五級 『燭影揺紅』

2014.3  五級 『喜送公粮』

2014.5  六級 練習曲

2014.6  六級 『月夜』

2014.9  六級 『翻身歌』

2015.1  六級 『金珠瑪米賛』

2015.5  六級 『草原新牧民』

2015.8  七級 練習曲

2015.12-2016.1 六級試験のため 六級練習曲2曲と『月夜』『翻身歌』を重点的に練習(無事、合格しました!)

2016.3  七級 『河南小曲』

2016.7  七級 『豫北叙事曲』

 

 

 

 

数か月続けてきた『河南小曲』。

前回のレッスンでようやく合格をいただきました~!

 

とは言え、早い部分の軽やかさがまだ不十分なので、これからも練習を続けるようにとのこと。

 

 

 

もちろんですっ!!!

当たり前ですが、いったん弾けるようになった曲もしばらく弾かなかったら指が動かないし、感情ものりません。

合格をもらえた曲も、毎日の練習で最低一回は弾くようにしないと・・・。

 

 

 

 

そして、次回からはこの『豫北叙事曲』。

10ページもの長い曲ですが、ストーリーのある美しい曲。 楽しみ~!

 

 

 

 

ますます二胡への愛が深まります! 頑張ろう~!!!


今年も二胡発表会

2015-12-07 17:18:24 | 北京暮らし おけいこ

毎年恒例の二胡発表会。

今年も先日、開催されました。

 

毎日まいにち、毎日まいにち・・・。 部活のように練習する日々。

 

 

 

 

二胡どっぷりの日々。

(写真はイメージです。 本文とは一部しか関係ありません)

 

 

 

 

今年はいつもの会場と異なり。

 

 

 

なんだか趣きのあるところ。

 

 

 

 

ロビーには楽器が並ぶ素敵な会場。

 

 

 

・・・なんですが、いやはやもう。

 

 

 

 

疲れた。

 

 

 

 

裏方の仕事を中心になってやってくれた友人はもちろん、一緒にお手伝いしていた私たち数人はもう、自分の演奏に集中する余裕もなく最初から最後までばったばた・・・。 

 

 

 

 

とにかく終わった時は、良かったとかほっとしたとかよりも“疲れた”しか出てきませんでした(^_^;)

 

 

でもでも。

 

 

 

 

見に来てくれたお友達からのこんなに素敵な花束! 

これをプレゼントしてもらった瞬間は、感激で疲れも吹き飛びました~! ありがとう!!!

 

 

 

 

ところで。

発表会ではみなさん、曲に合わせて衣装を作ったりコサージュをそろえたり・・・と工夫されます。

 

今年はソロの演奏もあったのでどうしようかと思ったのですが、ま、なんでもいいわ・・・と、これまでと同じ黒のワンピース。

(先生には、「ソロの衣装、それ?」と突っ込まれたけど・・・(^_^;))

 

 

 

これまで4回発表会に出ているのですが、あんまりこだわりがないので衣装は毎回一緒。

そこで、もしも来年5回目の参加があれば、その時も同じ服にして。

 

 

 

年代順に並べよ!みたいなマニアックなクイズを開催したいと思います。


消しゴムはんこ はまってます

2014-06-30 20:26:21 | 北京暮らし おけいこ

まだ2回だけなのですが、“消しゴムはんこ”を習い始めました。

先生は、北京で活動されている版画家 丁未堂さん。

 

 

 

 

はんこ作りはもちろん初めて。

何かを彫るのも、学校の美術だかなんだかの授業でやったきり。

 

先生の指導のもと、(そして、難しい部分はちゃっかり手伝ってもらいながら)。

 

 

 

 

これまでは、こんな作品を。

 

 

 

 

作った作品は、先生が用意してくださったノートにぺったん、ぺったん。

そのノート。 シンプルなものだったので。

 

 

 

 

京都をモチーフにしたマスキングテープを貼って、左の黄色い部分には私のはんこを押してみました。

そう、麗江へ旅行した時に作ってもらった、トンパ文字のはんこです!

 

 

 

はんこ教室では先生のお道具を使わせていただいたのですが、先日自分用のを購入しまして。

 

 

 

 

お菓子の箱にいれてみた。

 

 

 

 

せっかくお道具がそろったのだから、自主練でもしようかな?

やっぱり最初のデザインは。

 

 

 

 

 

 

 

にゃおはん!

せいろに入りきらないぽっちゃりばでぃが魅力な14歳。

 

 

 

“にゃおはんはんこ” 略して→ “にゃおはんこ”を彫るぞ~!

 

 

 

 

消しゴムに写した線に沿って、丁寧に、丁寧に・・・。

(って、基本“ザツ”な性格なので、時々きぃ~っ!!!となりながらの作業)

 

 

 

 

彫り始めると、時間の経つのが早いこと!

 

 

 

 

できました。

自主練 第一号。

 

 

 

 

にゃおはん。

 

 

 

・・・って、線、いびつやなぁ。

鼻も曲がってるし。

 

 

 

ま、これからすこ~しずつ上達していきたいと思います。

 

 

そうそう、先生は“パロさん”というヨウムを飼っておられるのですが、猫だけじゃなく鳥もいけるクチの私。(どんなクチや?)

 

 

 

パロさんともお近づきになりたい・・・。


寝ても覚めても二胡が好き!

2014-06-27 21:11:05 | 北京暮らし おけいこ

・・・と、オオゲサなタイトルをつけてしまいましたが。

 

 

 

二胡。

習い始めてちょうど2年。

 

 

 

相変わらずその魅力にどっぷりはまっております。

 

これまではどちらかというと技術をひたすら練習・・・という感じだったのですが、先日からレッスンが始まったこちらの。

 

 

 

 

『月夜』(曲:劉天華)

 

二胡の音色がそれは美しい名曲であります。

 

 

 

 

 

・・・が、私が弾くと、まるで息切れ寸前の瀕死のガチョウ。(←ガチョウに失礼か・・・)

 

老師は、演奏テクニックの指導はもちろんだけどそれ以上に如何に感情を二胡にのせるか、このパートはどんな気持ちで何をイメージして弾くか・・・ということを説明してくださるんだけど。

 

 

満点の星空を見上げて思わず幸福なため息をつく感じ。

美しい月を眺めて気持ちが高ぶってくる様子。

風のように流れる感じで。

思わず溢れてくる喜びを二胡にのせて。

 

 

 

・・・・・って。

 

 

 

ようわからん。

 

 

 

いや、老師の言ってる意味はわかるんだけど、それを二胡でどう表現したらいいのかがわからない。

二胡のあれこれを相談させてもらっている二胡先輩のお友達からもアドバイスを受け、とりあえず今はひたすら老師の演奏を真似っこ!

 

 

 

演奏の映像を何度も何度も繰り返し見て、ひたすらコピー。

細かい指の動き、ここで手を広げて、ここで人差し指を上げて・・・と、うざくなるような真似っこ。

 

 

すると、なんとな~くその一つ一つの細かい動きにちゃんと意味があるのがわかってきた上に、レッスンで老師が言っていたアドバイスとちゃんとリンクしていることに気づき、ますます二胡の深い世界へとはまっていくのでした。

 

二胡の美しい音色を出すにはあと何年も何年もかかりそうだけど、この深い世界を楽しみながら(時に苦しみながら?)いつか自分の目指す音を表現できたら・・・と思います。

 

 

 

ところで。

8月に一時帰国の予定があるのですが、その時に二胡を日本に持って帰ることにしました。

二胡にはニシキヘビの皮が使用されているため、ワシントン条約によって日本への持ち込みが制限されています。

持ち帰る前には手続きをして。

 

 

 

こちらの証明書を発行してもらえばOK。

あとは飛行機で持ち帰るだけだ~!!!

 

 

 

と思っていたのですが。

うっかりしていたことがありました。

 

 

 

普段は北京-関空便で一時帰国するのですが、8月は事情があって、北京-成田-伊丹の予定。

国際線は機内持ち込み扱いされる二胡ですが、国内線は・・・。

 

 

 

サイズオーバー。 が~ん・・・

 

 

 

ということは。

 

 

 

こういう楽器用ケースを航空会社に用意してもらい、預けなければならないことに。

 

 

 

うう・・・。大丈夫やろか。

片時も手放したくない二胡。

破損したりし~ひんやろか・・・。

 

 

 

と、ネットで色々調べていたせいか、その晩見たのは。

 

 

 

飛行機に二胡を預ける夢。

 

 

 

 

舞台は国内線到着地の伊丹空港。

ターンテーブルに出てきた楽器用ケースをドキドキしながら開けると、入っていたのはなんと二胡ではなく・・・。

 

 

 

 

 

“たまご”  なんで?

 

恐竜の卵みたいなやつが、それはそれは厳重に保護されていたのでした。

 

正夢になりませんように・・・。


“中国結”に挑戦!

2014-05-19 20:19:09 | 北京暮らし おけいこ

中国結”というのをご存知でしょうか?

きっと一度は目にしたことがあるはず。(知らない方はご自分で調べてください←投げやり)

 

 

 

前回の滞在時。

小物屋さんにこんなコースターを作ってもらいました。

 

 

 

シンプルな麻のコースターに中国結がぶらっとね。

 

 

中国結を自分で作れるようになったら、こんなコースターも作れるようになるのでは・・・と、4回だけのミニコースに参加することにしてみました。

 

これまで2回参加して。

 

 

 

 

4種類、できるようになりました。

(間違ってそうな怪しいものがあるけど、気にしない)

 

 

 

 

この可愛い中国結を、わが家の古株。

 

 

 

 

田中さんにも乗せてみた。

 

 

 

・・・・・。

 

 

 

 

可愛いというより、不気味感120%増し。

 

 

 

 

 

さて、この中国結。

手順を教えてもらっても最初は頭の中が???だらけ。

 

 

ところが一度そのやり方が理解できると、するするする~っとできるようになるんです。

(まるで乗れなかった自転車に乗れたような感覚!?)

 

 

 

とは言え、常に練習していないと忘れちゃいそうなので、今はどこへ行くにも紐を持ち歩き、うねうね、うねうね練習中。

先日も、バスを待つ間うねうね、うねうねやってたら。

 

 

 

 

バスに気づかず、目の前で走り去ってしまった・・・。

 

 

 

 

ショック・・・。

これでまた、いつ来るかわからないバスを待たなあかんのか・・・。

 

 

 

 

と思ったその、ものの1分後。

 

 

ぶろろろろろ・・・・・。

 

 

 

 

 

バス。来ました。 

連ちゃんかいっ!!!

 

 

 

 

日本のようなきちんとした時刻表など存在しない北京のバス事情にいつもはイライラしているのだけど、この日はそのアバウト感ばんざ~い!だったのでした。

 

 

ま、そんなわけで。

中国結をまずはいくつかマスターして色んな小物にアレンジしてみたいと、妄想は膨らむばかり・・・。


中医按摩の証書ゲット! 開業もOK・・・ってほんまに!?

2014-04-17 21:24:48 | 北京暮らし おけいこ

去年の秋から。

 

 

習い始めた中医・足按摩。

 

 

 

 

 

自分でもびっくりするほどはまってしまい。

 

 

 

 

授業の最後に試験を受けた結果。

 

 

 

 

 

ひゃっほ~い!!!!!

 

 

 

 

 

中級の証書をいただいちゃいました!

(試験自体はゆる~いもので、ほんまにこんなのでいいんかな?って感じだったけど^_^;)

 

 

 

 

以前、全身按摩のクラスも受講したので。

 

 

 

 

 

中級の資格をもらえることに。

 

 

 

 

で、クラスが終了した今は。

 

 

 

 

学んだことを自宅でゆる~く教えています。

 

“教える”なんてことにはもともと興味がないし、そもそもおこがましいのですが、人に教えるとなるとそれなりに復習したり調べたりもするし、自分の中で色んな情報がすっきりするのがわかります。

教えるということは学ぶことでもあるんだな~。

ありがたや、ありがたや・・・。

 

 

 

ところで、聞くところによると。

中級の資格を持っていたら、日本で開業できるのだとか。(ほんまかいな?)

 

 

 

自分で按摩するより人にやってもらいたいんですけど。

(にゃおはんの、にくきゅ~按摩なら最高・・・)


中医グッズ専門店(?)へ行ってみる

2014-03-09 21:47:44 | 北京暮らし おけいこ

先日。

 

 

足裏マッサージの講座が無事終了しました。

 

 

 

 

以前から中医の世界には興味津々なワタシでしたが、足裏按摩は面白い上に自分でもできるし更に体にも良いということで、どっぷりハマってしまいました。

 

 

 

 

 

そんなある日。

中医グッズが揃う店があるらしい・・・と中国人の知り合いから小耳にはさみ、地図を頼りに行ってきました。

 

 

 

 

病院のすぐ隣にある・・・という所に、なんとなく権威を感じてしまうその店は。

 

 

 

 

 

思いのほか。

 

 

 

 

 

ボロかった。

 

 

 

 

おまけに、この段ボールの積み上げっぷり。

 

 

 

 

・・・この店、潰れてるんちゃうんか?

 

 

 

 

あまりの寂れっぷりに店に入る勇気が出なかった私は、とりあえずショーウィンドーをチェック! チェック!

 

 

 

 

 

何やら、機械っぽい箱が並んでる。

 

 

 

 

中医で使う“かっさ(グアシャー)”のプレートもずらり。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんだか歴史ドラマで出てきそうな器具まで・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
わが家で可愛がっている、
 
 
 
 
 

 

 

経絡人形『けいら君』によく似た、

 

 

 

 

人がいるのはいいとして、その左のお二人。

 

ブッダ系の皆さんまでこんなことになっちゃって、いいんか? ほんまに?

 

 

 

そして。

人 → ブッダ系・・・ときて更に。

 

 

 

ウシやブタまで並んでた。

 

 

 

 

これは・・・

これは、あれでしょ。

 

れっきとした中医グッズ専門店でしょ!

 

 

 

 

と、意を決して中に入りました。

 

 

 

店内はごっちゃごっちゃ商品が積み上げられて、ほんまにここ、店?って感じなんだけど、小さな空間はまさに。

 

 

 

中医ワールド。

 

 

 

 

わくわくしながら、店内をキョロキョロ!

 

 

 

 

足模型とかその他いろいろ、気に入ったものを購入。

 

 

 

 

そして、今。

 

 

 

 

わが家でゆる~く、“足按摩を勉強しましょ” みたいな会をやったりしながら楽しんでます。


二胡、二胡、二胡、ときどき足按摩&太極拳・・・?

2013-11-22 22:22:47 | 北京暮らし おけいこ

おとといの朝。

 

まいなす5どぉ~???

 

 

 

 

・・・と、かなりひるんだのですが、日中外に出てみると意外にも、それほどの寒さではないんです。

 

 

 

 

 

夜の8時過ぎでも、このとおり。

(“もや”とかいう表示は気にしない)

 

 

 

ただ、あてにならない天気予報によると来週水曜日、この画面下の表示では最低気温が。

 

 

 

マイナス8度

 

 

だとか。

実際はどうなることやら・・・・・。

 

 

 

 

話は変わって、最近の北京での習い事。

秋から始めてどっぷりはまっているのが。

 

 

 

『足按摩』

 

 

 

 

であります。

 

全身按摩を習った時は経絡とツボのあまりの多さに習っただけで終わっちゃったのですが、今回の足按摩の先生の授業は非常にわかりやすいので、これは絶対にマスターしたい!

 

 

 

というわけで。

 

 

 

 

自分なりに授業内容をまとめて、自分の足&夫の足を実験台に繰り返し繰り返し、頭に叩き込んでおります。

(おかげでもれなく健康に・・・・・なれるかも?)

 

 

 

 

一方、習い事と言えば。

 

 

 

 

おいおい、太極拳はどうした?と言う声が聞こえてきそうですが、実は・・・。

 

 

 

今、おやすみ中。

 

 

 

2か月ほど前に急に左肩が痛くなり、太極拳のレッスンが難しくなりました。

今はずいぶんマシになったのだけど、なんとな~く再開するきっかけがなく、ずるずるとお休み中。

 

 

ただ、肩の痛みには太極拳くらいの動きはむしろ効果的ということで、家での自主練は続けていたところ、なんと・・・。

 

 

 

ようやく太極拳の面白さがわかった!   気がする・・・   あくまで、気がするだけ・・・ 

 

 

 

レッスンがある時は、毎週新しい動きを学び、それを覚えるだけでいっぱいいっぱい、動きに集中しすぎて体カッチカチ、気をめぐらせるどころではなく、老師にダメ出しされまくりの私だったのです。(おかげでやさぐれた)

 

 

が。

 

 

新しいことを取り入れず今までの動きを繰り返すことで、知らない間に体が動きを覚えてしまい、そのおかげで“気”に集中することができるようになってきた・・・というわけです。

なので、太極拳に関しては、もう少し自主練を続けようかな・・・という感じ。

 

 

 

 

というわけで、今私の生活の7~8割を占めているのはやっぱり。

 

 

 

 

二胡!

 

 

 

発表会に向けて練習、練習、ひたすら練習!

 

 

 

 

 

・・・・・ん? ミシン??

 

 

 

 

練習はもちろんですが、曲に合わせた衣装のアクセントとして。

 

 

 

 

こ~んなランチョンマットを。

 

 

 

 

 

うにょにょ~とつなげてみたり。

 

 

 

はたまた。

 

 

 

 

赤いヒモがずらっとね・・・?

 

 

 

なんか、学芸会の準備みたいで楽しいぞ・・・。

 

 

 

 

あっ!!!!

こんなまっ赤っ赤だからといって。

 

 

 

アントニオ猪木のテーマソングとかを演奏するわけではありません。


今度は足按摩に挑戦!

2013-09-28 18:38:03 | 北京暮らし おけいこ

わが家の一員。

 

 

経絡模型の“けいら君”。

 

 

・・・に、新たな仲間が加わりました。

 

 

 

その名も。

 

 

 

“けいら君の右足左足”。

 

 

 

先日から。

 

 

 

足按摩のクラスを受講し始めたのですが、これがまた面白いんです!

 

 

 

以前『全身按摩』のクラスを受講したのですが、とにかく全身となると範囲が広すぎて、漠然と経絡とかツボとかを学んで終わった・・・という、ちょっと残念な結果に終わりました。

 

 

が。

 

 

 

 

今回は足がメイン。

更に今回から新しい先生が担当してくださることになったのだけど、説明がすっきりわかりやすく、先生の言葉がすぅ~っと頭に入ってくるから、授業を受けてる最中も面白くってわくわく、わくわく。

奥深~い中医学、興味がつきない・・・。

 

 

 

クラスが終了するころには、一通り足按摩ができるようになってる・・・はず!


太極拳でまたまたやさぐれる私

2013-09-11 18:05:58 | 北京暮らし おけいこ

最初にお断りしておきますが、今日の私は、やさぐれております。

後ろ向きです。

ひねくれまくっています。

 

 

それを踏まえてお読みくだされ。

 

 

 

で、やさぐれの原因なのですが・・・。

 

 

今日は恐怖の水曜日。

ということは?

 

 

 

 

そうです。 太極拳レッスンの日でございます。

 

 

要求が高く厳しい老師に、これまでもあれこれ厳しく指摘されてはへこんできた私ですが、今日はこれまで以上にへこみました。

私の動きを見て、老師、ひとこと。

 

 

 

「練習してこなかったやろ」

 

 

 

なんですと~!!!!!

練習しなかった日なんてあるかいっ! 毎日やっとるわいっ!!!

 

 

 

 

と主張するも、動きが間違いだらけだとバッサリ。

 

 

 

 

 

やってきたことを一刀両断に否定されるって・・・

 

 

 

 

ツライデスネ。

 

 

 

 

で、もう一人の中国人女性はというと、多少の直しはあるものの老師からお褒めの言葉をもらっておられる。

それを見て、奮起して練習に励む。

 

 

 

・・・・・ような良い子の私ではない。

 

その時点でもうすっかり心がブラック、それも真っ黒黒黒状態の私は。

 

 

 

彼女の間違いを見つけては、心の中でいじける始末。

 

 

 

実は。

彼女にとって老師は中医の主治医でもありまして、

 

 

 

鍼治療で10kg以上痩せた・・・らしい。(未確認情報)

 

 

 

・・・あ、どうでもいい情報が入ってしまいましたね。

 

 

中医に通っている彼女は、授業以外でも事細かに老師から指導を受けているらしく、授業ではもう完全そっち側というか、老師側の人間というか、私に教える側というか、そやけどちょこちょこ間違いがあるというか(←しつこい)。

 

 

 

ただ・・・。

老師が言いたかったのは、単に動きの間違いのことではないんです。

私に決定的に欠けているのは、

 

 

 

身体をリラックスさせて、内なるパワーを体の中心から手足に伝え、気とパワーをコントロールする能力。

 

 

 

・・・って、10回やそこらで出来るかいっ!!!

 

 

 

中国人の彼女は、少なくとも最初のリラックスの段階まではOKをもらっているので、多少のミスがあってもそれを問われないっちゅ~わけですわ。

 

 

 

更に。

私にとってこの授業における別の問題、それは言葉。

容赦ない中国語での指導なので、体をリラックスさせようと思ってもどうしても“脳”が緊張してしまうこと。

 

ということは、あれか? 家でガンガン中国語を聞き取りながら同時にリラックスを求める・・・なんていう、この授業に向けての練習が必要なのか? 

 

 

 

ま、そんな太極拳なのですが、実は前回は思いっきり褒められて逆に不信感がつのった・・・というのはウソだけど、老師、何があってん?と聞きたくなるくらい、やれ進歩が速いだののみこみが良いだの褒めまくり。

それに続いて~の今日だっただけに。

 

 

 

反動がきつく、激しくへこんでおります。

 

 

 

授業では、一生懸命太極拳の理論をこんこんと語ってきかせてくれる老師。

私に太極拳とはなんぞやを熱意を込めて指導してくれる老師。

 

なので、容赦なくダメ出しされるけれど、時々半泣きになるけど、なんとかその指導に応えられるよう・・・。

 

 

がんばります (←弱っ)