北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

地下鉄路線図風の春節帰省注意事項

2021-01-31 15:25:52 | 北京暮らし いろいろ

あと2週間弱で春節、旧正月です。

 

この時期毎年大規模な帰省ラッシュがあるのですが、今年はコロナの影響もあってできるだけ動かず春節を過ごすよう呼びかけられています。

 

今年の春節は、いつもと全く違います。

 

例えば北京から外に出ても大丈夫なのか?

外に出るにあたって何らかの検査証明は必要なのか?

戻ってきたときに隔離は必要なのか?

 

 

どこの地区に行くか(戻ってくるか)によって必要な手続きも異なりますし、状況に応じてすぐにルール変更もあるので、それならいっそ北京でおとなしく過ごそう・・・と思ってしまいます。

が、やはり一年に一度の大事な帰省の機会でもあるわけですし、そういう人たちのためにわかりやすく帰省の注意事項を示した図がこちら。

 

 

 

パッと見、地下鉄路線図のようですが、よ~く見ると。

 

 

 

 

 

まずは、自宅での注意事項。

外出時にはマスクして、帰ってきたらまず手を洗おう!

キッチンでの調理、できるだけ加熱しましょう!

リビングでは適度な運動を心がけてね。

ベランダでの換気や、規則正しい寝室での休息も忘れずに。

 

 

何より項目が多いのは、お手洗い。

手洗い、換気、清掃、ごみ捨て、清潔な状況を保つための項目がずらりと並んでいます。

 

 

 

続いて外出について。

同じ区域内(例えば北京なら北京市内で)外出するときの注意事項は・・・。

 

 

 

 

どういう交通手段を使うかによって注意事項が多少異なりまして。

鉄道やバスなら、手洗い換気はもちろん、1m感覚で並ぶこと、混雑時を避けたりQRコードスキャンによるチケット購入で接触を減らすよう呼びかけ。

タクシーやマイカーなら、消毒や換気、くしゃみは何かで覆うとか具体的な指示が並んでいます。

 

 

そしてどの交通手段を利用するにしても、マスク着用、健康アプリの提示、体温測定はマスト。

 

 

 

一方、自分の住居エリア外(例えば北京から上海とか)へ外出するときは。

 

 

 

これまた交通手段別に注意事項が並びます。

先ほどの項目に追加されたのが、「航空路線」。

すべての行程でマスク着用のこと、機内ではおしゃべりを慎み、食事時の接触も減らすなどなど。

 

 

目的地が都市の場合は、現地のルールに従うこと。

農村の場合はPCR検査や家での経過観察などまで必要とされています。

 

もちろんこれらのルールも日々変更する可能性があるので、帰省を考えている人は常に新しい情報をチェックしないといけません。

 

 

 

厳しい管理を進めていても、ぽつぽつと感染者が出ている状況なので、この春節をどう乗り切るかが本当にカギになるのだろうなと思います。

 

 

 

ところで。

路線図で思い出したのですが、こんなニュースが。

 

 

 

公共交通機関の『故宮』という駅名を『神武門』に変えるそうです。

というのも、故宮に行くときに多くの人が地図アプリで「故宮」と検索すると当然「故宮バス停」が提示されるわけですが、現在の故宮バス停がある場所は。

 

 

故宮の一番北側。

故宮を観光するとき、現在は一番南に位置する「午門」から一方通行で北上しないといけないので、現在の「故宮バス停」に着いてしまったら、わざわざ南の端まで延々移動しないといけないわけです。

そんな問題を解消する意味でも、2月6日からバス停名が変わるそうです。

 

 

 

個人的には故宮バス停を利用すると「故宮に来てるんだ~」と嬉しくなったので、名前が変わるのは寂しいかな。

 

 

 

 

 


かわいい! 獅子や天壇アイスをおうちで!

2021-01-28 18:32:17 | 北京暮らし もぐもぐ編 いろいろ

最近よく目にするのは。

 

 

天壇公園や獅子をかたどったアイスやバーのおしゃれ写真。(↑の写真はネットからお借りしました)

 

 

 

最初はそれを食べに行こう!と思っていたのですが、ふと。

 

 

 

お店でこれを提供するってことは、それを作る「型」が売ってるんちゃうん?

 

 

 

と調べてみたところ案の定。

 

 

 

 

ありました~!

中国ネット通販「タオバオ」で購入。

 

 

 

 

 

シリコン製なので、ぐにゃぐにゃ。

 

 

 

 

 

まずは、普通の氷を作ってみましょう。

 

 

 

どうかな? どうかな?

 

 

 

 

 

 

 

おっ!?

 

 

 

 

 

 

透明なので見にくいのですが、ちゃんとできています。

 

 

 

 

 

天壇も!

 

 

北京の観光地の中でも一番好きな天壇!

きれい! かわいい!! うれしい~!!!!!

 

 

色がついたほうがはっきり見えるかな?

ジュースを凍らせてみました。

 

 

 

 

・・・・・多少は見えやすくなったかな?

 

 

 

 

 

 

 

ちゃんと右足で绣球をおさえています。

 

 

 

 

 

 

天壇も、色がついたからと言ってそこまではっきりくっきりではないけど、かわいい・・・。

 

天壇はなかなかボリュームがあって、ゆっくりゆっくり溶けていきます。

 

 

 

 

 

獅子の氷を、グラスに入れてみました。

両親からプレゼントしてもらった北一硝子。

 

 

 

 

 

うさぎさんが見守るお月さまの向こうに、氷の獅子。

 

 

おうちのお酒タイムがますます楽しくなりました!

 

 

 


懐かしい北京を再現した『和平菓局』 

2021-01-26 18:46:21 | 北京暮らし おでかけ編

以前食べた煎餅(じえんびん)をテイクアウトしようと向かった先は。

 

 

 

和平菓局

王府井大街255号 王府井百貨地下2階

 

 

 

・・・なんだけど。

 

 

 

 

 

がらっがら。

しかも、お目当ての煎餅は当面販売中止となっていました。

 

 

おそらくコロナの影響でしょう。

 

 

 

 

ちなみに、ミシュラン1つ星をゲットした炸醤麺のお店は営業していました。

 

 

 

 

 

先日は人でにぎわっていたこちらのエリアも。

 

 

 

 

 

誰もいない・・・。

 

 

 

 

 

以前来たときは人が多くてじっくり見られなかったけど、よく見るとこれは、2008年北京オリンピックの時のチケットだったのか・・・。

 

 

 

 

 

北京では数例のコロナ感染者が出ているのですが、それに対する動きがとにかく早い!そして規模がでかい!

感染者が出たエリアはすぐにロックダウン。

その人たちが利用した地下鉄も特定し、大規模な消毒。

先日も数百万人規模のPCR検査が行われたばかり。

 

 

 

このエリアに入るにはもちろん健康アプリの提示、そして体温検査があるのですが、それでもコロナの影響を受けてか。

 

 

 

 

閑散としています。

 

 

 

 

 

 

 

ここまで人がいないとは想像以上でした。

 

 

 

 

 

 

煎餅だけパッと購入して帰ろうと思っていたけど、販売中止なら仕方ない。

 

 

 

 

 

まだまだ寒い北京。アイスクリームを食べるという気にもならないし。

 

 

 

 

 

 

ちょっと昔の北京を再現したエリアなので、何やら撮影してる人たちも。

観光客がいないから、ゆっくりじっくり撮影できそう。

 

 

 

 

 

こちらは漢方薬も買えるみたいだけど。

んん??   手前の方は???

 

 

 

 

お人形さんでした。

(奥のお姉さんは人形ではありません)

 

 

 

お人形といえば。

 

 

 

 

 

やたらリアルなおばあちゃん。

(最初見たときは生きてる人かと思った)

 

 

お人形もマスク着用です。

 

 

 

せっかく小吃部を立ち上げ(部員私ひとりですが)、北京のB級グルメを食べ歩きしようと思っていたのですが、もうしばらくはおとなしくしていようと思います。

 

 


ドラえもんのどら焼き? 『章台柳銅鑼焼』

2021-01-24 19:19:06 | 北京暮らし もぐもぐ編 いろいろ

先日、とあるショッピングモールで。

 

 

 

 

ドラえもんのどら焼きやさんを発見!

 

 

 

 

 

章台柳銅鑼焼(章台柳铜锣烧:合生汇购物中心店)

 

 

 

 

 

テイクアウト専門のお店には、ドラえもんグッズがずらり。

 

 

 

 

 

あんこがぎっしり詰まった写真、そしてメニューいろいろ。

 

 

 

 

 

シンプルなどら焼きは10元(約160円)。

 

ほかには、抹茶どら焼き、チョコどら焼き、カシューナッツやピーナッツ、オレオクッキー入り、アイス入りなどいろいろ。

 

 

 

 

 

このお店では。

 

 

 

 

その場で作ってくれるのがうれしい!

 

お店で作りたての生地に。

 

 

 

 

 

注文に応じて中身を詰めます。

 

 

 

 

 

アボカドとかいちご、さつまいもなど新たなフレーバーも続々。

 

この日は食べなかったのですが、一度是非試してみたいです!

 

 

 

 

 


力士はんこでオリジナルTシャツを

2021-01-21 17:51:04 | 北京暮らし いろいろ

以前、大好きな大相撲の力士を消しゴムハンコで彫って。

 

 

 

 

コースターを作ったことがあったのですが(詳しくは → この日のブログ)、今回は。

 

 

 

 

 

ふふふ・・・。

Tシャツをつくってみました!

 

 

 

 

私に消しゴムハンコを教えてくれた先生でもある友人がとってもかわいいはんこのTシャツを作っているのを見て、まねっこさせてもらいました。

 

 

本当は白いTシャツで作りたかったのですが、ちょうどよいものが見つからず、とりあえず夫の下着でもある無印良品のTシャツでおためし作成。

 

まずは紙にスタンプして。

 

 

 

 

配置をどうするか、あれこれ悩む・・・。

 

 

 

 

 

 

なかなか決まらない。

 

 

 

 

 

バラバラにスタンプするのもありかな?

 

 

 

 

 

 

結局、土俵入りをイメージしたこちらの配置に決定。

 

 

 

 

 

 

インクもそれぞれ準備して、いよいよスタンプ開始!

 

 

 

・・・なのですが。

 

 

 

 

生地の色がグレーなので、濃い色じゃないとはっきり見えないことが判明。

 

 

 

 

 

上のどまんなかに配置した大好きなキセノン、色がぼやけてしまいました。

そして、右下。角界のマツコこと宝富士とマツコ・デラックスのツーショットは上手くスタンプできずお顔がぼんやり。

 

 

布にスタンプするのって難しい・・・。

 

 

 

 

 

お気に入りのキセノンは、袖にもスタンプ。

(最初の失敗を繰り返さないよう、濃いめのインクで)

 

 

 

 

 

初場所も残すところあと数日。

果たして優勝は誰の手に!?

 

 

 

 

 


故宮いろいろ:故宮に水族館が!?≪延禧宮≫

2021-01-19 18:56:18 | 北京暮らし おでかけ編(故宮)

故宮おでかけシリーズ。

今回のテーマは。

 

 

「故宮に水族館があった!?」

 

 

 

場所はここ。

 

 

 

延禧宮。

 

 

 

 

青いまるで囲んだ場所です。

コロナの影響で参観エリアが限られていますが、ここは開放されています。(とはいえ、定期的に修繕が行われるので事前にチェックしましょう)

 

 

 

 

さて、かつてここに水族館があったというのですが・・・。

 

 

 

 

ここ???

 

 

 

 

そうなんです。

当時を再現したイメージ図がありまして。

 

 

 

 

 

なんと! 地下一階が水族館になっているのでした。(『上新了故宮』より)

 

 

 

 

この延禧宮。

もともとは明清時代の妃たちの住居で黄色い瓦に赤い壁という典型的な建物だったそうですが、何度も火事に見舞われ建て直しも多く、1909年「水族館」という形で火を鎮める目的で建てられたのだとか。

 

 

 

そんなわけで現在は。

 

 

 

 

もともとの面影を残しているのはこの井戸だけ。

 

 

 

さて。

この建物は、ベルリン初の水族館をモデルに造られていて、世界の色々な国の要素が含まれています。

たとえば。

 

 

 

 

このかわいいタイルはドイツ産。

 

 

 

 

 

鋼材、梁はイギリス産。

 

 

 

 

 

 

一番上の装飾はフランスの様式をモデルにしています。

 

 

 

それでは、水族館だった地下部分をよ~く見てみましょう。

 

 

 

 

この、あむっとしてる口から。

 

 

 

 

 

水が出る仕組み。(『上新了故宮』より)

 

 

 

 

 

 

八角形のエリアに水がたまるので。

 

 

 

 

窓ガラスは地上部分のものよりも分厚く(3.5cm)、その上にある四角い穴は空気を入れる窓だったそう。

 

 

 

 

 

 

 

完成したらきっと、こんな風に。(『上新了故宮』より)

 

 

 

 

 

 

優雅に楽しめる場所だったんやろなぁ・・・。(『上新了故宮』より)

 

 

 

そうなんです。

「完成したら・・・」と書いたのは、この建物が。

 

 

 

 

 

未完成だったから。

 

 

 

 

 

 

地下と1階の間をよ~く見るとわかります。

手前は。

 

 

 

 

外側の壁にちゃんと彫刻がほどこされていますが。

 

 

 

 

 

奥の壁にはなんの彫刻もありません。

 

実は建築途中に辛亥革命が起こり、1911年にこの建設工事はストップしてしまったのでした。

 

 

 

 

 

 

そうそう。

この建物のすぐ脇にこんな看板があります。

QRコードをスマホで読み取ると、当時の様子を映像でみることができるので、ぜひお試しを~。

 

 

 

 

 

一階から二階へは螺旋階段でつながり、二階の5つの部屋ではお茶を飲んだりのんびり休むこともできる造りだったそうです。

こんな優雅な建物が故宮に造られようとしていたのですね~。

 

 

 

 

 


人気杭州料理店『外婆家』はファミレス感覚?

2021-01-17 21:33:52 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

いつも行列のできる大人気店。

 

 

『外婆家』

おばあちゃん家…みたいな感じでしょうか。

 

 

 

チェーン店なのですがいつもすごい人でにぎわっているので、試しに一回行こかと軽い気持ちで行ったら、週末の夕方早い時間にもかかわらずガッツリ待ちました。

 

 

 

まずはビール。

・・・なんだけど。

 

 

 

 

あったかいお茶でも出てきそうなプラスチックコップ。

冷えたのちょうだいねとお願いしたけど、中途半端な温度のビール。

 

 

 

 

むむむ・・・。

 

 

 

 

 

 

麻婆豆腐。

値段はなんとなんとなんと!

 

 

3元(約48円)!!!!!

安っ!!!!!

 

 

なんなんや、この値段は!? 

サイゼリヤもびっくりやな。

 

 

 

 

で、肝心のお味ですが、まぁまぁでした。

レトルト状態になったのを温めたのかな?という感じ。

 

 

 

 

龍井蝦仁

緑茶とエビを炒めた、杭州の名物料理。

 

お味はまぁ・・・普通かな。

 

 

 

 

杭州小籠包

残念ながら中のお肉の味がワイルドすぎるというかクセがありすぎて、一口も食べられませんでした・・・。

ううう。

 

 

 

 

 

四季豆の炒め物。

これは美味!

 

 

 

というわけで、正直なぜここまでの人気店なのか???という印象でした。

人気メニューの鶏肉とか紅焼肉とか注文していないので今回だけでは判断できませんが。

 

 

 

 

 

 

客層を見てみると家族連れも多く、日本でいうファミレスっぽい感じなのかも。

 

 

ちなみに同じ『外婆家』系列で価格帯やコンセプトの違うお店もあるみたいです。

 

 

 

 

 


故宮のそばの人気カフェ『角楼珈琲』

2021-01-14 19:54:39 | 北京暮らし もぐもぐ編 カフェ(カフェ部)

故宮のすぐそばに、とっても人気のカフェがあります。

 

 

 

角楼珈琲

景山前街4号 

 

 

 

 

店内では故宮関係の本やグッズも販売中。

 

 

 

 

 

中国の十大名画と称されるという《千里江山図》をイメージした壁面。

この日は人も少なく落ち着く空間。

 

 

 

 

写真のうつりがおかしくなっちゃいましたが、かわいいスイーツ。

 

 

 

 

 

ドリンク「大」を選んだら、好きなイラストのカップを指定することができます。

 

 

 

 

ふと、壁際のソファーに目をやると、なんとそこには!!!!!

 

 

 

 

猫さん~!!!!!

 

 

ちょっと毛がパサっとしているので、お年寄りなのかな?

 

 

 

 

 

あ! ごめん! 起こしちゃった!!!

 

 

 

 

 

 

お店の外には、しっぽ族がずらり。

 

 

 

 

 

故宮猫をイメージしてるのかな?

 

 

 

 

 

 

 

ん? その向こうに見える建物は???

 

 

こちら、故宮グッズを扱うお店です。

 

カフェでお茶をした時とはまた別の日に故宮参観したのですが、その時は週末ということもあってカフェは満席。

猫さんもいないなぁ・・・と思いながらこちらのお店に入ったところ。

 

 

 

 

いはった~!!!!!

 

 

商品の上でぐ~すか。

 

 

 

 

 

店員さんにやさしくなでてもらってる。

 

猫がこんなに大切にされているカフェ&お店。

 

 

 

 

故宮参観の時に是非!

 

ちなみに故宮参観しなくても、このお店は神武門の外にあるのでチケット不要。

 

 

 

 

この猫たちが目印です。

 

 


故宮いろいろ:故宮には北斗七星がある!?

2021-01-12 19:31:21 | 北京暮らし おでかけ編(故宮)

 

 

故宮を紹介する動画『上新了故宮』を見て以来ますますその魅力にどっぷりなのですが、その情報をもとに観光すると何倍も故宮参観が楽しくなります。

 

 

今日のお題は。

“故宮には北斗七星がある!?”

 

 

 

いきなりなんのこっちゃ!?な内容ですが、故宮観光のスタート地点であるここ。

 

 

 

 

 

 

 

午門からすでにその答えはあるのです。

 

 

動画によると。

 

 

 

 

 

 

故宮の屋根にある球をつなぐと、北斗七星になっている・・・のだとか。

 

 

 

屋根の上に球!

さっそく探しに行きましょう~!

 

 

 

 

午門の東側の建物にそれぞれ1個ずつ。計2個。

 

 

 

 

 

午門の西側の建物にそれぞれ1個ずつ。計2個。

ここがひしゃく部分になるわけですね。

 

 

 

 

午門を通り、中軸線に従って北上します。

 

 

 

 

 

おっ! 屋根の上の球発見。

ここは???

 

 

 

 

中和殿。

 

 

 

更に北へ進むと。

 

 

 

 

 

交泰殿。

 

 

そして一番北に位置する・・・。

 

 

 

 

 

 

欽安殿。

 

 

 

 

 

 

これは球ではないのですが、屋根の上の宝瓶をそれとみなすそうです。

 

 

 

ちなみにこの欽安殿は故宮の一番北に位置し、「周易」という占術によると北は水を司ることから、ここにはたくさんの水にまつわるものがあります。

故宮の中軸線で唯一の神殿で、戦いの神であり水の神でもある銅像がまつられていて、火事の多かった故宮を守っているのだとか。

 

 

 

 

 

この四角い石の彫刻。

よ~く見ると。

 

 

 

 

海をイメージしたところに、海獣、神獣などが彫刻されています。

 

そしてこの石の彫刻は、北斗七星にも関係していまして。

 

 

 

 

 

昔はこんな風に旗のついた木を支えていたらしく、更にその旗には北斗七星が描かれていたのです。(実物は欽安殿に保管されています)

 

 

 

故宮に北斗七星。

宇宙から星が降りてきたようで、なんとも壮大だなぁ~。

 

 

 

 

 


かわいい北京ピンバッジ&オリンピックグッズ

2021-01-10 21:24:22 | 北京暮らし いろいろ

中国の通販サイト「淘宝(タオバオ)」。

最近購入したお気に入りといえば。

 

 

ピンバッジ。

 

 

 

直径1cmくらいのピンバッジ。

中国の結婚衣装。

 

 

 

 

 

 

こちらはカメラ。

ちょっと大きめで縦横3cmくらい。

 

 

 

 

日本の富士山をイメージしたピンバッチ。

チェーンなしで独立して使うこともできます。

 

これらが150円~200円というお値段。

しかも郵送料込み。

 

 

 

 

さらに、こんなヤクルトみたいなピンバッチのおまけつき。

 

 

 

一方こちらは・・・。

 

 

 

 

 

北京オリンピックグッズ。

大好きな二胡をモチーフとしたピンバッジ。

お値段は日本円で1000円くらい。

 

 

 

 

 

これは、北京の昔からのお菓子 糖葫芦(タンフールー)。

日本の“りんごあめ”の小さいのを串にさしたようなものでしょうか。

 

 

ピンバッジの裏側には。

 

 

 

材料の名前も。

サンザシとかイチゴとかクルミなどなど。

 

 

 

 

 

こちらは、火鍋。 お鍋料理。

裏側には。

 

 

 

 

 

 

羊肉、白菜、豆腐、春雨などなど。

 

 

 

 

 

こちらは、2021年7月の東京オリンピック開幕1年前を記念して作られたコイン。

 

 

 

 

東京オリンピックはもちろん、その約半年後に開催予定の北京オリンピックも、コロナの影響でどうなるのか・・・。

 

 

これまで厳重に抑え込んできた北京ですが、ここ最近は緊張が高まってきているように感じます。

 

 

 

 

 


北京はマイナス18度! 寒い日はあったかいお鍋を食べよう!

2021-01-08 19:18:33 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

ここ数日の北京はおっそろしく寒いです。

昨日の朝は。

 

 

 

マイナス18度! 風があるので体感温度に至ってはマイナス30度だとか。

 

 

 

 

夜明け前の空に月が出て美しかったのでベランダに出て撮ったのですが、ここまで寒いと呼吸するだけで肺まで凍りそうな感覚です。息をするのもしんどいという感じ。

というわけで、手ブレしまくりの写真ですが1枚撮ったら即刻部屋に戻りました。

 

 

 

 

さて。

先日雍和宮へ行った後、向かった先は。

 

 

 

 

四喜小胖

五道営胡同29号

 

 

 

コロナ対策のため、店内に入るにはもちろん体温測定、健康アプリの提示、そして消毒。

 

 

 

 

 

にくきゅ~花瓶がかわいい。

 

 

 

ここは以前も訪問したことのある火鍋やさん。

テーブルでスープの種類とお肉と飲み物を選んだら、敷地内にある別の建物内でお野菜などを選びます。

(詳しい内容は → 以前訪問した時のブログを)

 

 

 

 

今回選んだのは、カレーなべ。

 

 

 

 

 

なので、つけだれ(これはゴマだれにん、ネギ、香菜)は不要だったかな。

 

 

 

 

お肉は適当に。

 

 

 

 

豚肉はちょっと固かった・・・。

 

 

 

 

 

回転すしのように、お皿の色でお値段が決まります。

 

 

 

 

 

この春雨がからまって大変やった・・・。

 

 

 

 

 

飲み物は、中国のビールの中では好きなハルビンビール!

 

 

こちらのお店。

正直味がめちゃくちゃ美味しい!!!というわけではないのですが。

 

 

 

 

胡同のほっこりした雰囲気が良いところです。

 

 

 

 

ここ数日のびっくりするような寒さ。

ここまで寒いのは1966年以来だそうです。

 

 

 


冬の故宮 がらっがら!観光客少なっ!!!

2021-01-06 19:30:02 | 北京暮らし おでかけ編(故宮)

昨日、故宮へ行ってきました。

今日でなくてよかった~~~~~。

 

 

 

というのは。

 

 

 

日中でこの気温!!!

しかも風が強いので体感温度はもっと低いはず。(マイナス30度だとか・・・)

 

 

 

ま、昨日も十分寒かったのですが。

 

 

 

 

 

この晴天! 日差しもあってまだ大丈夫。

東華門方面からてくてく。

 

 

 

 

お濠の水も凍っています。

 

 

 

 

 

 

先ほどの写真にも写っていますが、お月様がくっきり。

 

 

 

 

 

 

さて、故宮観光の入り口。 午門です。

この写真でもわかるように、人がまばら。

 

 

 

 

故宮に入る前にコロナに感染していないという証明である健康アプリを提示しなければならないのですが、その窓口。

 

 

 

 

 

12月はじめに行った時は、こんな大行列だったのに、今回は。

 

 

 

 

がら~~~~~ん。

 

嘘みたいに人がいない。

 

 

 

 

冬の寒さに加え、北京でもコロナ陽性者が数人出たからか、地方からの観光客が激減したのかも。

(コロナ陽性者の情報及び行動記録はすべて公になっていて、故宮周辺は現時点で問題ないのですが・・・。 感染者ゼロ地域の人からすると、数人でも出た北京に来るのはリスクを伴うわけですね)

 

 

 

 

 

というわけで、マスク着用、密を避けながら。

 

 

 

 

いよいよ、参観!

当然ここでも体温チェック。

 

 

 

 

そして、故宮内に入ってあらためて。

 

 

 

 

 

 

人の少なさを実感!!!(密になりようがない)

場所によっては。

 

 

 

 

 

 

お掃除のおじさんの方が多いかも。

 

 

 

ところで。

以前もブログでご紹介しました、こちらの動画。

 

 

 

 

『上新了故宮』

(この動画の紹介については → この日のブログを)

 

 

 

 

故宮について毎回一つのテーマで楽しく解説してくれるネット動画。

1シーズン10回、シーズン3が先日放送終了したのですが、せっかくなのでこれまで見た内容をメモして故宮参観したらもっと楽しいのではないかと思い・・・。

 

 

 

 

 

 

二胡の先生にもらったこのノートの出番がやってきました!(このノートも故宮がネット販売しています)

 

 

 

 

 

 

動画内での解説や。

 

 

 

 

気になる内容をメモ。 

さらに。

 

 

 

 

故宮のネット販売で購入したマスキングテープなどをべたべた。

 

 

故宮は今年で600周年。

なので色々な番組が制作されていてとても勉強になります。

 

 

歴史には全く疎い私ですが、故宮にまつわる色んなお話を知ってから参観すると、これまでよりもずっと深く楽しく参観できました。

楽しい故宮参観。

詳細については今後、ブログにアップしていこうと思います!

 

 

 

 

 

 


初詣 雍和宮でお供え物のりんごをいただく

2021-01-04 19:35:14 | 北京暮らし おでかけ編

1月1日。

我が家の初詣はいつも。

 

 

雍和宮。

二度目の駐在は今年で10年目ですが、毎年ここと決めています。

 

 

 

 

さて。

数人とは言えコロナ陽性者が確認されている北京。

雍和宮も参拝人数は通常の50%を上限にすると通知があったので、ちゃんと参拝できるか不安だったのですが。

 

 

 

 

 

チケット売り場。 閑散としています。

 

 

 

 

 

そこに向かう通路も、少し間隔をあけて。

 

 

 

 

というわけで、予約なしでチケット購入し、無事中に入ることができました。

 

 

 

 

 

もちろん、健康アプリ「健康宝」で問題ないことを示す必要はあります。

 

 

 

 

 

それでは、無料で配布されるお線香を手に、いざ参拝!

 

 

 

 

 

本当に、お正月とは思えない閑散とした雍和宮。

 

 

 

 

 

 

お線香に火をつけるだけでも一苦労だったのに、今年はさくっと。

 

 

 

 

 

このように黄色いテープで立ち入り禁止区域を定められているので。

 

 

 

 

 

いつも密になる仏像の前には係員のみ。

参拝客は仏像の両脇のみ通ることが許されます。

 

 

 

 

 

 

奥に進むにつれて多少人は多くなりましたが、密とまでは言えず。

 

 

 

 

 

あ、不思議な装束の方はいらっしゃったけど。

 

 

 

 

 

 

というわけで、無事に参拝できました。

 

 

 

 

 

 

まだコロナの出口が見えない今。

どうかどうか、一日も早く落ち着く日が来ますように。

 

 

 

 

ところで。

この日とてもうれしい出来事がありました。

 

参拝中、仏像の隣りを歩いている時、お坊さんが参拝客数人にお供え物のリンゴをくださったのです。

 

 

 

 

 

なんとありがたいリンゴ!!!

今年一年、心落ち着く平和な年になりますように・・・と祈りながら、美味しくいただきました。

 

 

 

 


あけましておめでとうございます!

2021-01-01 21:23:19 | 北京暮らし いろいろ

 

2021年 あけましておめでとうございます!

 

 

 

 

北京の日本料理やさんのお節料理。

大晦日 紅白を見ながらいただきました。

 

 

 

 

こちらは?

 

お節料理と一緒についてきた…

 

 

 

お雑煮!

柚子の香りが広がり、お正月気分が盛り上がります。

 

 

 

そして午後は。

 

 

 

 

 

雍和宮。

私たちの北京での初詣はいつもここ。

 

雍和宮の様子についてはまた今度。

 

 

 

今年もどうぞよろしくお願いします。