北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

南米旅その11 さぁ、成田へ!・・・あれ?飛行機飛ばないんですけど の巻

2017-03-24 21:26:29 | 海外旅行 ペルー・ボリビア 2017.1-2

おばかな麻薬犬のわちゃわちゃで、私たちに近づく者全てを怪しい目で見ながら。

 

 

リマ空港でひたすら次のフライトを待つ私たち。

 

 

ようやく、リマ→ヒューストンのチェックインが始まりました!

手続きを済ませて向かった先は。

 

 

 

ラウンジ。

 

 

 

 

これまで標高の高い場所にいたためか、食欲がなかった私たち。

ですが、平地のリマに戻った途端急に色々食べたくなって。

 

 

 

 

これまでの分を取り戻すかのように、ジャンクなお菓子をもぐもぐ、もぐもぐ。

 

 

 

んん? 写真に写ってるオレンジ色の。 おかしいやろ?

ここに来て、平地に戻って来てこれって、おかしいやろ?

 

 

 

 

やっぱり、これですね。

 

 

 

 

夜中1時。

飛行機に乗り込んで、あとはヒューストンに向かうだけ。

 

 

 

…と思ったら、飛行機。

 

 

 

 

定刻になっても飛びませんがな。

 

 

 

 

 

なんだなんだ?と思っていたら機内アナウンスが。

 

 

「少々問題が発生しましたので、しばらくお待ちください」

 

 

 

 

・・・問題? 問題って何?

 

 

まさか。

 

 

 

まさか・・・。

 

 

 

また麻薬犬が私たちの荷物に反応した~!?

(ラパスでの経験がトラウマになっている私たち)

 

 

 

30分経過。 飛行機、ピクリとも動かず。

「もうすぐ飛びますので~」というアナウンスが入るもののそんな気配がないので、年配の女性CAさんを捕まえて「ヒューストンで乗り継ぎあるんですけどっ!!! 状況、どうなってるんですかっ!!!」と聞いたところ。

 

 

 

 

「すぐに飛ぶわよ! ひゅ~んっ!とね」

 

 

 

と、ジェスチャー付きでにっこり微笑んでくださったのでした。

そうか。 すぐ飛ぶのか。

 

良かったよかった。

 

 

 

 

 

 

1時間後。

 

 

 

 

 

 

飛ばへんやんけっ!!!!!

 

 

 

 

その後数回のアナウンスが流れ、その都度「あと30分後」とか、「〇時〇〇分頃」と案内するのだけど、一向に飛ぶ気配はない。

ヒューストンでの乗り換え時間は4時間。 

これだけの時間があったら大丈夫やろ・・・と思っていたけど、甘かったのか? 

 

 

 

真夜中なので機内の照明は落とされ、皆さんぐ~ぐ~爆睡中。

ですが、刻々と過ぎていく時間にじりじりと気が気でない私は眠れるはずもなく、乗り継ぎができなかった時のヒューストンでの過ごし方を考えていたのでした。

 

 

これまで何度もフライトで「もうだめだ」と思ったものの最終的になんとかなってきた私たち。

ですが、今回はいよいよダメかもしれない。 ジンクスは崩れるのか。

 

 

 

 

と、その時。

 

 

おっ!?

 

 

おぉっ!!!

 

 

 

飛行機動き出した~!!!!! 

 

 

3時間遅れ! 現地時間朝の4時! ひゃっほ~い!!!!

 

 

 

 

ですが、アメリカでの乗り継ぎ時間は1時間弱。 あの厳しい(というかちんたらした)入国審査でそれは可能か?

 

 

 

 

結果。 

可能でした。

 

 

 

ヒューストンに到着した私たちの前に、天使が現れたのです。

 

 

 

 

ANAのスタッフ~!!!!!

 

優先的に手続きを済ませることができ、結果30分前には搭乗口へ。

 

 

 

ふぅぅぅぅぅ・・・。 

 

 

 

疲れた。

 

 

 

 

ごほうび。

 

 

 

 

おつかれさ~ん! あとは一路成田へ!!!

旅の無事を祝う私たち。

 

 

 

と、その時。 機内アナウンスが。

 

 

 

 

「さきほど、トイレでの喫煙が確認されました。」

 

 

 

 

 

はぁ~?????

 

おいこらっ!!! どこのどいつが機内でタバコ吸っとんねん!!!

下手したら・・・。

 

 

 

ヒューストンに引き返すことにもなりかねへんやんけ~!!!!!

 

 

 

 

お願いですから、私たちを成田空港まで運んでくださいませ。

 

 

 

 

十数時間後。

 

 

 

成田だ~!!!!!

 

 

 

 

無事、日本の土を踏むことができました!!!

 

 

 

泊まったホテルに素晴らしいお雛様。

 

 

 

 

日本で・・・。

 

 

 

 

エネルギー補給。

 

 

 

 

というわけで、長~い南米旅のレポもこれにて終了。

お付き合いくださって、有難うございました。

 

 

次回の旅は・・・。

 

 

もう少しハプニングが少なそうな場所を選ぼうかな?


南米旅その10 ラパス空港で夫、呼び出されるの巻

2017-03-21 21:44:10 | 海外旅行 ペルー・ボリビア 2017.1-2

現地時間1月30日。

この日は、ラパス(ボリビア) → クスコ(ペルー) → リマ(ペルー) → ヒューストン(アメリカ) → 成田 と、空港での時間も含めたら40時間を超える移動の日。

 

 

 

朝早く、ラパスのホテルを出発。

 

 

 

 

標高4000mの山並みにぎっしりと並ぶ家、家、家・・・。

 

 

 

 

どこもかしこも坂道。

 

 

 

 

NHKの『世界ふれあい街歩き』で見たままの光景。

 

 

 

 

空港に近づくと、カラフルなお店や壁の落書き(?)が。

 

 

 

 

さてさて、ラパス空港に着きました。 世界で一番高い場所にある空港。

 

 

 

 

・・・というより私たちにとっては、高度4000mをダッシュした空港、あるいは、夫の荷物が最後の最後に出てきてドキドキした空港、という印象しかありません。

そして、そこに残念な印象が新たに加わることになりました。

(いや、ほんま。 ラパス空港なんでこんなに相性悪いねんっ!!!)

 

 

 

 

すべての手続きを終え、ラパス空港の出発ゲート前で搭乗を待っていた時のこと。

 

 

 

 

「Mr.〇〇~、Mr。〇〇~。 搭乗口まで来てくださいな~」

 

 

 

 

 

・・・おいおい。

 

 

 

夫、呼ばれてますがな。

 

 

 

 

念のため私もついていくと、夫1人で良いという。

いったい何事!?

 

 

空港スタッフと一緒に搭乗口を出て飛行機が並ぶエリアへと進む夫。

(図らずもラパス空港では二度も飛行機近くを歩く羽目に!)

 

 

十数分後。

 

 

 

 

戻ってきました。

 

 

 

 

オレンジのベストを着せられて、いったい何事だったのでしょう?

 

 

 

 

何やら会話をかわし、その後笑みを浮かべる夫。

果たして、呼び出しの真相は!?

 

 

 

 

麻薬犬が夫の荷物に反応した ・・・らしい。

 

 

 

 

 

なんやねん、それ!

わっはっは、あほ犬、訓練し直した方がいいんちゃうんっ。 

 

 

 

 

と、ひとしきり笑った後。

 

 

 

 

 

でもなんで、麻薬犬が反応したん?

 

 

 

 

考えてみたら、前日夫の荷物が最後の最後まで出てこなかったのも、麻薬犬が何らかの反応を示したからなのかもしれない。

夫は係員の目の前でスーツケースを開け、係員はさささ~っとスーツケースの中を手で探って調べた結果、問題なし!ということで戻ってきたのですが。

 

 

 

 

なんで?

 

 

 

 

 

機内食を前に、頭の中には疑問が広がるばかり。

 

犬が反応するものは一切中に入れていない。食べ物も、未開封の日本のお菓子のみ。

じゃあ、なぜ犬は反応したのか?

 

 

 

おそらく単なるあほワンコだったのだと思うものの。

 

 

 

 

考えれば考えるほど不安になる私。

 

 

 

スーツケースの中をチェックした係員が、こっそりスーツケースに何かを入れたりしなかった?と、火曜サスペンス見すぎのような発言をしたり。

 

 

 

ウユニのホテルで何か入れられたか?

あるいは、ラパスのホテル?

 

 

あ~~~、もうわけわからん!

 

 

 

 

 

・・・で。

夫と私が出した結論は。

 

 

 

万が一、夫のスーツケースに麻薬が入っていたら、次の到着地クスコ空港で私たちのスーツケースを奪いに来る奴がいるに違いない。(つまり麻薬売人の仲間ですね)

その時はおとなしく、スーツケースを渡してしまおう。

うん。うん。

 

 

 

 

 

・・・と、ここで新たな不安が。

 

 

 

 

仮に、私たちのスーツケースがクスコ空港で、麻薬の売人仲間に奪われた! としましょう。

その瞬間、私たちはおとなしく、どうぞどうぞ持って行ってくださいませと差し出したにもかかわらず、正義感あふれる青年が。

 

 

 

「おい! この人たちのスーツケースに何をするんだ!」

 

 

 

 

と、

 

 

 

 

 

余計な正義感丸出しで、果敢に麻薬売人仲間からスーツケースを取り返してくれたりしちゃったらどうしよう・・・?

 

 

 

 

その瞬間で、このスーツケースには“麻薬”が入ってるってことですもんね。

私たち、絶対そのスーツケース、返してほしくないですもんね。

 

 

 

・・・などと考えながら、あっという間にクスコ空港に到着してしまいました。

 

 

 

 

 

ターンテーブルで荷物を引き取ってから、しばらく不自然に(そして若干隙を見せながら)壁際に立つ私たち2人。

 

 

 

・・・・・が。

 

 

 

 

あほみたいに数十分佇んでみるものの、だ~れも私たちのスーツケースを奪いに来ない。

 

 

 

な~んだ。 やっぱり問題なし、あほ麻薬犬の勘違いだったんですね。

と、次のフライトの手続きのためペルビアン航空のカウンターへ行くと、普段ならカウンターでさくっと手続きするはずなのになぜか。

 

 

 

 

私たちのパスポートを手に、オフィスに入っていくではないかっ!!!

 

 

 

・・・そうか。

ペルビアンスタッフ。

 

 

お前が麻薬売人の仲間やったんか~!!!!!

 

 

 

 

つまり。

 

私たちの周りで不自然な行動をする(ように見える人)すべてが怪しく見えていたわけです。

 

 

 

そんなこんなで、何事もなくその次の目的地 リマ空港に到着しました。

次のフライトは夜中。

まだかなり時間があるので、空港カウンターもオープンしていない。

 

 

 

 

 

仕方なく、空港のすみっこで座って時間をつぶす私たち。

 

他にも空いている椅子があるにも関わらず、(私たちから見ると)不自然に、椅子でもない場所でず~~~~~っと夫のとなりに座っている初老の男性。

おまえか? お前なんか?

スーツケース奪い取る隙を狙ってるんか???

 

 

と、引き続き警戒を続けていたその時。

 

 

 

 

 

 

 

麻薬犬~~~~~~!?

 

 

なんでっ!?

こんな時に限って、よりによって私たちの真ん前に麻薬犬が陣取るっ!?

 

 

 

 

 

しかも、めっちゃ見てるし・・・。

 

 

 

あぁ・・・。早く成田に帰りたい。

いやもう、帰らせてください。

 

 

続きはまたこんど。


南米旅その9 ばいばい、ウユニ湖! そして再び(苦手な)ラパスへ!

2017-03-10 18:34:30 | 海外旅行 ペルー・ボリビア 2017.1-2

現地時間1月29日。

ウユニ滞在最終日。

 

この日は夜のフライトだったので、それまで時間はたっぷり。

 

 

DAYツアーに参加しました。

3回とも同じ現地ツアー会社で。

 

 

参加者を乗せて走る車。

ですが、前方に料金所が見えたその瞬間。

 

 

 

ぐい~っと道路をはみ出して、でこぼこ道へ~!!!

 

そうなんです。

料金所での支払いを避けて、そこだけでこぼこ道を走ったというわけ。

 

おいおい、いいんかい???

 

 

 

 

・・・いいみたい。

料金所のおっちゃん達も一切気にすることなくおしゃべり続行。

 

 

 

 

・・・・・ほな、この料金所いらんやん。

 

 

 

 

 気を取り直して。

最初に向かったのがこちら。

 

 

 

『列車の墓』

 

 

 

 

 

なんとも物悲しいネーミングですが、その名の通りかつて活躍した機関車などが廃棄されているという場所。

 

 

 

 

 

不思議なエリア。

夜になったら列車がむくむくっと起きだしてもさほど驚かないような気にすらなる、そんな光景。

 

 

 

 

それではいよいよ、真昼間のウユニ湖へ。

 

 

 

 

 

 

 

青い空! 白い塩湖!

 

 

 

 

広大なウユニ湖、独り占め! (じゃないけど、そんな写真)

 

 

 

 

この時の私の気持ちを一言で表すなら。

 

 

 

 

 

 

・・・日差し、強すぎ。

 

 

 

 

雲一つない青空、標高3700mの日差しはもう、とにかく強くて強くて。 

なので、雨季とは言え。

 

 

 

 

 

 

 

六角形に浮き出る乾いた塩湖。

 

 

 

 

 

 

・・・の上で遊ぶ、いい年こいた大人たち。

もちろん、この日知り合ったDAYツアーのメンバーです。

 

 

 

 

いやもう、ほんと、日差しが痛くてまぶしくて、塩湖の上に横たわる私の気持ちは。 

 

 

 

早く写真撮ってくだされ、このままですと私たちは焦げ焦げになってしまいます。

 

 

 

  

あやうく焦げ焦げになるところでしたが、無事写真も撮り終わり、続いては。

 

 

 

 

 

トリック写真だ~!

 

 

 

 

ツアーメンバーの写真。

どうやって撮影しているか種明かしをしますと。

 

 

 

 

こんな感じ。

遮るものもなく延々続く真っ白な塩湖では遠近感が麻痺するので、こんな楽しい写真がい~~~っぱい撮れるのでした。

 

 

 

 

 

2泊3日。 遊び倒したウユニ湖。

 

そろそろお別れする時間です。

 

 

 

 

 

午後7:00のウユニエアポート。

 

な、なんと・・・。

 

 

 

 

空港使用料が必要でした。

 

・・・しまった! うっかりしてた!!!

最低限しかボリビアの通貨ボリビアーノに両替していなかった上、最後の小銭もタクシーのおっちゃんにチップで使ってしもた!!!

 

あわわわわ。

 

 

 

と焦る私たちに、スタッフはにっこりと「米ドルでもいいよ」。

 

 

教訓:ちょっとくらいは現地通貨を残しておきましょう。

 

 

 

 

素晴らしい光景を見せてくれたウユニ、ばいば~い!!!

 

 

 

 

1時間ほどで、ラパス空港へ。

そうです。 あの、はらはらダッシュの思い出がいっぱい詰まったラパス空港です。

(詳しいお話は → この日のブログを)

 

 

ラパス空港に到着後は、そのままホテルに向かいます。

大きな山を越えたところがラパスの街。

 

 

 

 

 

うわぁ~!!!

山並みから平地へとぎっしり並んだ家、家、家・・・。

 

 

 

 

さて、そのラパス空港で。

 

 

 

 

スーツケースベルトがぶち壊れていた。

 

 

そして。

ターンテーブルで荷物を待っていたのですが、私の荷物はさくっと出てきたのに夫の荷物は待てども待てども出てこない。

乗客はほぼみんないなくなり、これはもしやロストバゲージか!? 

 

 

と、思った次の瞬間。

 

 

 

 

 

 

空港のおっちゃんに抱えられるようにして、ターンテーブルを流れてきた夫のスーツケース。

 

 

はぁ~~~~~。 よかった~~~~~。 ロストバゲージじゃなかった~~~~~。

 

 

 

とこの日は安心したのですが、翌日再びこのスーツケース絡みでドキドキなアクシデントが発生するのでした。

(やっぱりラパス空港は鬼門かっ!?)

続きはまた今度。

 

 


南米旅その8 ウユニの街をぶらぶら、そして最高の夕日がまぶしくて目が(ほんまに)開かへんっ!の巻

2017-03-03 20:38:21 | 海外旅行 ペルー・ボリビア 2017.1-2

ボリビア ウユニ湖。

現地時間 1月28日。

 

 

 

ウユニで選んだホテルがこちら。

 

 

 

ウユニ湖を旅行会社のツアーで検索すると、“塩のホテル”という塩だけでできた珍しいホテルに宿泊するというのもひとつの楽しみであります。

が、それはたいてい、現地でのツアーもすべて組み込まれ、自分で現地ツアーを申し込まなくてよい場合の話。

塩のホテルも面白そうだけど、私たちにとって一番大事なのは“現地旅行社にほど近い、立地がよく快適なホテル”であります。

 

 

 

 

というわけで選んだのがこちら『ラ・プチポート』。

フランス人オーナーの、4部屋だけのこじんまりとしたホテル。

 

 

 

 

部屋に向かう通路も実に雰囲気があって素敵ホテルであります。

フランス人オーナーのセンスあふれるお部屋、おいしい朝食。 つかず離れずの程よいサービス。

 

 

・・・ですが、ボリビアの日中はめちゃめちゃ暑い! (夜は冷え込むのに・・・)

日中のホテル内(最初の写真)はなかなかの気温になりますので(ビニールハウスの温室並み!)、暑がりの方は扇風機全開をお勧めします。

 

 

 

 

 

で、そのボリビアの街中。

 

 

 

・・・なんか、ごろごろ不思議なものが転がっておりますね。

 

 

 

 

 

なんか、みなぎっているぞ?

 

 

 

うっかり北京の・・・。

 

 

 

 

『798芸術区』を彷彿してしまった!!!

 

よくわからんぞ、ウユニ!

 

 

 

 

さて、先日のブログでもご紹介しました『ホダカツアー』。

私たちがお世話になった現地旅行社であります。

 

 

ちなみにどのように現地ツアーを申し込むかといいますと。

 

 

 

 

貼りだされたこちらの紙! 当日、翌日くらいのいろんな現地ツアーが時間だけ書き込まれているのですが、その中で「これぞ!」というのがあれば、自分の名前を書き込んで。

 

 

 

 

オフィス内で費用を支払えばOK!

 

現地滞在中に参加可能な現地ツアーに名前を書き込んだ後は。

 

 

 

 

 

ふたたび、ウユニの街をぶらぶら。

 

 

 

 

 

さきほどの現地ツアー会社の近く。

 

 

 

 

 

いかにも南米!という感じの、ポップな色合いのお店。

青空に映えます!

 

 

 

 

・・・と、そこに飛び込んできたのは。

 

 

 

 

 

 

うわぁっ!

 

なんやっ! この、既視感満載のちうごく的な建物はっ!

しかも、怪しいマリオまで、ちうごく感満載やんけっ!!! (ボリビアまで来て、なんで・・・?)

 

 

 

気を取り直して。

 

 

 

 

市場に来ました。

ここで、かわいいお土産でも・・・と探していたのですが。

 

 

 

 

手のひらサイズの南米風手帳をゲット。

 

 

 

さてさて。

夕方16:00からはサンセットツアーの始まりです。

まずは車に乗り込んで、ウユニ湖の中の水がはっているエリアで。

 

 

 

 

 

 

鏡張りの写真を。

 

 

この日は残念ながら結構な風があったので、湖面が波立ち泡も発生。

鏡のような対称の写真は撮れませんでしたが、楽しかったのでそれでOK!

 

 

 

続いて、水のないエリアへ移動し。

 

 

 

 

 

トリック写真!

この写真。 現地ドライバーさんがすべて撮ってくれたのですが私たちへの指示は「思いっきりジャンプして!」のみ。

 

にもかかわらず、偶然にも参加した7名のジャンプの様子が、ゆる~く弧を描いているような形に!!!

 

 

 

お気に入りの一枚です!

 

 

 

 

その後は個人のトリック写真。

いやぁ、この年齢になってこんなジャンプを強いられるとは・・・。

 

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに、日の入り時刻となりました。

 

 

 

 

 

美しいウユニのサンセット。

その一刻一刻を目に焼き付けたい。

この目に焼き付けておきたい!!!

 

 

 

と思ったのですが。

 

 

 

・・・・・めっちゃ、目。 痛いんですけど。

 

 

 

 

この日の強い風にやられたのか、あるいはサングラスしていても抗えない強い日差しにやられたのか、はたまた、ウユニ塩湖の塩にやられたのか?

 

とにかく、目をあけていられないほど、しょぼしょぼと目が痛い!

 

 

 

 

 

 

“日没後30分は粘るべし! マジックアワーの美しい光景を逃すなかれ!!!”

と、カメラの指南書には書いてあるのですが、その貴重なマジックアワーにもかかわらず私はカメラどころか目も開けてられへん!!!

 

 

 

 

というわけで、肝心のマジックアワーは車で静かに瞑想していた私だったのでした。

 

 

≪詳しい旅行記は4トラベルで書いています≫

 

南米旅番外編 ウユニのホテル『ラ・プチポート』

南米旅その12 ウユニの街をぶらぶら~ ホダカツアーものぞいていこう!

南米旅その13 ウユニ湖サンセットツアー 真っ白な塩湖を染める赤い夕日が目に染みた!の巻


南米旅その7 満天の星を映すウユニ湖の鏡張り 想像以上の光景に言葉もなし!

2017-02-24 17:51:36 | 海外旅行 ペルー・ボリビア 2017.1-2

走って走って走って・・・無事、ウユニに到着しました。(詳しくは前回のブログを) 

 

とにもかくにも、お疲れさ~ん!

 



無事ウユニ湖に到着、かんぱ~い!!!

(ビールのおともは日本から持ってきたお菓子ですが、高地なのでこの通り、ぱっつんぱっつん!!!)



ところで、ウユニは海抜3700m。 アルコールは控えねばなりませんが、高地ですでに数日過ごしているので大丈夫やろ・・・とかる~く小瓶を。


ところが、この小瓶1本を飲むのに手こずる私。

なんということだ・・・。



やはり高地。 侮るなかれ。

 

 

 

 

今回のウユニ湖ツアーはすべてこちら『ホダカツアー』へ直接行って申し込みました。

ホダカという名前ですが、日本人はもちろん、日本語のできる人もいません。 

 

 

 

 

夜中1:00。 ホダカツアーの前に集合。

 

 

7人一組でランクルに乗り込み、そこから40分ほど走ると、ウユニ湖に到着です。


が、大事なのはここから! 

ドライバーが、鏡張りスポットをゆっくり運転しながら探してくれるのです。




さらに走ること数十分。 夜中2:30。ようやくここぞ!という場所を見つけた車は静かに停止。

 

 





車から降りて空を見上げた瞬間、息をのみました。

 

 

 

 

 

雲一つない満天の星空。
天の川がくっきり。




うわ~!!!!



と叫んだあとは、言葉が続かない。

 

 

 

 


この日は新月。

ウユニの満天の星を映す鏡張りが見たい!と、月の光が邪魔しない新月を狙って訪れた今回の旅。


ウユニ塩湖に薄く水がはっていること(鏡張りを見たければ雨季に行くべし)、風がないこと、スターライトツアーの時は雲がないこと。

いろんな条件がビシ~っと揃って、ツアー1回目で最高の光景を目にすることができました。

 



この写真は鏡張り。真ん中から上下対象になっています。

 

 

 

 

宇宙の中にふわふわ浮いているような・・・。

 

 

 

 

スマホの明かりを使って。 北京在住なので“北”の字を。

 

 

 

 

 

夜中3:00~4:00になると、だんだん風も出てきて、雲も広がってきました。

具体的な気温はわかりませんが、足と手の指先がしびれるような寒さです。

 

 

オレンジに映っているのは、かなり遠方に停まっている車のライト。ちょっとの明かりでも写真にはかなり影響します。

なので、鏡張りになる星の美しさを撮りたかったら、新月がベスト。

 

 

 

 

東の空がすこ~し明るくなってきました。

 

 

 

 

 

徐々に空が、真っ暗から深い藍色、そして深い青に・・・。

空を見上げる夫。

 

 

 

 

 

真夜中、星空を眺めるときは雲がないのがベストですが、光がある時は雲があるほうが断然印象的な風景になります。

 

 

 

 

 

刻々と色を変える空をバックに。

 

 

 

 

うっきーポーズ。

 

 

 

 

空の明るさがどんどん変化していくので、カメラの設定も忙しいっ!

 

 

 

 

みんな、思い思いのポーズで何枚も何枚も!

 

 

 

 

夜明けが近づくにつれ、風が若干強くなってきました。 なので、よ~く見ると水面が波立ち、泡立っている部分も。

 

こうなると、水面に映る景色はにじんでしまい、文字通りの“鏡張り”写真は撮れなくなるわけです。

星空の時、風がなくて本当に良かった!!!

 

 

 

 

あ!!!

いよいよ、日の出です。

 

 

 

 

夜中にウユニ湖到着後は各自、自由行動。 写真を撮ったり、車の中でゆっくりしたり。

で、朝6:00過ぎくらいから、ドライバーがいろんな写真を撮ってくれました。

 

 

 

 

 

朝日。


おはよ~!!!

ウユニの新しい朝! おはよ~!!!!

 

 

 

 

 

6:30頃。

そろそろ戻る時間です。

 

 

 

 

 

 

素晴らしいコンディションに恵まれて、憧れ続けた光景を、自分の想像以上の素晴らしい夜空を目にできた幸せ。

ここに来るまでいろいろあったけど、すべては、この日この瞬間にウユニにいるためだったのだ。 

 

 

・・・とまで思えるほどの、圧倒的な光景に出会えた幸せを、どう表現してよいかわからない。




旅に出るとごくごく稀に

「あ・・・。 これは呼ばれてここに来た旅だったな」

と思うことがあるのですが、今回のウユニ旅はまさにそれでした。



ありがとう、ウユニ!!!!!

 

 

≪旅行記は4トラベルで書いています≫

4トラベルの写真はクリックすると拡大しますので、大きめの写真を見ることができます。

『南米旅その11 ウユニ湖に映る満天の星 あこがれ続けた光景が目の前に!!!』

 


南米旅その6 ペルーからボリビアへ 海抜4000mのラパス空港で走れ!ダッシュだ~!の巻

2017-02-21 22:40:13 | 海外旅行 ペルー・ボリビア 2017.1-2

南米旅、続きです。

お財布スラれるという印象的なマチュピチュ観光の翌日。

この日はペルーのクスコからボリビアのラパス空港を経て、いよいよウユニへ移動です。

 

少々長くなる上にハプニングでドキドキですが、お付き合いいただけたら嬉しいです。

 

 

 

朝5:00にホテルを出発し5:30にはクスコ空港着。

朝の空港。まだ人もまばらです。

 

 

 

今日の最大の関門は、ラパス空港での乗り継ぎ。

予定では、7:40 クスコ → 9:40 ラパス
12:15 ラパス → ウユニ


一見余裕のある乗り継ぎに見えますが、高地に位置するクスコでは雨天時はフライトがほぼ遅れるという話。1時間2時間の遅れは当たり前。


せっかくゲットした12:15ラパス発のフライト。(詳しくは「南米旅3」を)    絶対乗りたい!!!

 

 

・・・で、この行列は?



このクスコ空港。 国内線は早くからオープンしているのに、国際線のセキュリティチェックは7:00にようやくオープンするとのこと。

なんでもっと早く始めないんだ! 7:40定刻で飛ばす気、最初からさらさらないやろ。

 

 

 

先ほど降っていた小雨が止んだとは言え、外は曇り。  

空港スタッフを見つけるたびに「このフライトは定刻に飛ぶ? 今のところ遅れの情報はない?」と聞きまくり、そのたびににっこり「大丈夫!」の返事をいただく私たち。


7:30過ぎ。 スタッフがそわそわし始めた!
CAさんが飛行機に乗り込んだ!

これは、これは、超超ラッキーな私たちでは? 定刻で飛ぶのでは!?

 

 

 

8:00。 無事離陸~!!!

やりました!!!  無事、クスコをほぼ定刻で出発しました!

 

 

 

 

1時間後。(ペルーとボリビアの間には1時間の時差があります)


無事、ボリビア ラパス空港に到着。

現地時刻10:00。
次のフライトまで時間たっぷり。 余裕、よゆう~!!! 

 

 

 

アマゾナス航空のチェックインも済ませ、あとは12:15のフライトを待つのみ。
いやぁ。余裕ですわ。 わっはっは。

 

 

 

早めにゲートまで移動しておきましょう。

セキュリティチェックを済ませ、ゲート前へ移動。

 

 

 

おっ!? 
アマゾナスの飛行機だ。

私たち、いよいよウユニへ行くんだな~。





・・・・・などと余裕ぶっこいていたのはこの時まででした。

 

 

 

ウユニ行きのフライトは『GATE8』から乗り込みます。

なので、セキュリティチェックを済ませ、GATE8の前で待機する私たち。


搭乗が開始したので、パスポートとチケットを係員1に提示して、いよいよ飛行機へ!!!

 

 

 

 

・・・と思ったら、乗客のみなさま階段を下りて、一階へ降りていくではないですか。


ほぉ。 GATE8は1階にあるのですね。



と、私たちも続いて階段を下ります。

 

 

 

 

階段を下りてそのまま進む私たち。



が、そこは、国内線到着の人々と合流するエリアのようで、結構な人だかり。 しかも、階段からまっすぐ進むとそこはなぜか到着した乗客たちの荷物がぐるぐる回ってるターンテーブル。


あれ? GATE8は? 
下りてきた階段の周辺を見ると、GATE7a、7b、7cの表示だけ。

 




・・・GATE8はどこ?

 

 

 

流れに沿ってやってきたけど、ターンテーブルを超えて進むのは何だか変と思った私たち。

そこで、図の係員3にチケットを見せて「GATE8はどこ?」と聞くと。




「あっち」





指さしたのは図の下部分。 つまり“出口”方向。

 

 

 

 

係員3の指示通りてくてく出口方向へ進み、はっと気づいたら。




出口から出てるやんっ! 私たち!!!




さすがにこれはおかしいと思い、引き返してはいけないエリアとわかっていながら再度来た道を戻り、係員4にチケットを見せて「GATE8はどこ?」と聞くと。

 



「あっち」




やっぱり指さした方向は、出口。


いやいや、おかしい! 出口に出ちゃうでしょ? 

改めてGATE8へ行くには?と聞くと。

 

 

 

 

「出口からでて、すぐ左のエスカレーターで2階に上がれ」


という。






え??? 

2階って・・・。  2階って・・・・・。

 

 

 

 

最初も最初、一番最初! セキュリティチェックの入り口やん~!!!!!

 

 

 

 

つまり私たち。

離陸10数分前に、すごろくでいえば「ふりだしに戻る」状態になってしまったのです!!!




やばいっ!とスイッチが入った私たち。 ここからはもう、ダッシュ! ダッシュ!


「時間がないんです! すみません~!」と叫びながら列に割り込み、セキュリティチェックの機械に荷物を放り込むっ! タブレットとかスマホとか入ってるリュックをそのまま放り込むっ!!!

夫は走りながらベルトをはずしセキュリティチェックを受け、そのまま走りながら再びベルトをしめるっ!!!


バタバタしながらもこういう時に物をなくしがちという危険信号が頭に働き(まぁ、前日スリに遭ってますので余計にね)、お互い貴重品の声掛け確認! チェック! チェック!

 




再びGATE8の搭乗口に到着。 係員1はもういない。  おっちゃん係員2だけがぬぼ~っと座っている。


もうパスポートも何も提示せず、さきほど通り抜けたばかりのGATE8搭乗口を再び走り抜けるっ!!!

 

 

 

 

搭乗口を抜け、先ほどと同じく階段を下りて1階へ。

GATE8はどこ? どこからウユニ行きの飛行機に乗れるんだっ!?




が、しかし。

1階のどこを見渡してもやはりGATE8はない。 もしかしたら1階ではなく、2階だったのかも。



と、またまた階段を駆け上がる。

すでにバッテン、立ち入り禁止となっている通路があるが、もしかしたらこの奥がGATE8なのかも。 

突入だ~!




・・・という私たちを全力で引き留める係員2のおっちゃん。





そうか。やはりこちらではないのか。

ならば、ならば、いったいGATE8はどこにあるんだ~!?




教えて! おじちゃん!!!

 

 

 

「ノーイングリッシュ! すぱにっしゅネ!」




お・・・、おっちゃん・・・。



GATE8搭乗口にどっかと座っておきながら、あんた、何のためにそこにいるんじゃっ!!!








もういいわっ!!! と、再び1階へ。

 

 

 

GATE7a、7b、7cとあるなら、もしかしたらその先がGATE8かも!

賭けのような気持ちで長い廊下を走る! 走る! 走る~!!!



すると、前を走っていた夫の声が。


「飛行機、あった~!!!」




よっ、よかった~~~~~。






と、ほっとしたのもつかの間、再び夫の声。




「違う飛行機や~!!!!!」





「・・・・・」 (←声にならない)

違うゲートに向かって走っていたらしい。




今走ったばかりの廊下をひたすら戻る! 

海抜4000m。 息が切れるというより、息をしても空気が入ってこない感覚。





でも! でも! 絶対に乗ってやる!

クスコでもぎとった12:15のウユニ行きのフライト、絶対に絶対に絶対に乗ってやる!!!


と頭の中で繰り返し、そして口からは。


「頑張ろう! 頑張ろう!!!」


と自分たちを励ましながら、走る! 走る!!!



1階から2階へ。 再び戻ってGATE8を探す。

が、見つからない。係員のおっちゃんは相変わらず「すぱにっしゅ、すぱにっしゅ」と繰り返すのみ。

 




もう、最後は悲鳴にも近い声で


「GATE8はどこ~!!!!! 誰か~!!! GATE8~!!!!!」


と叫びながら走っていたその時!!!

 

 

 

 

「うゆに~???」


 

 

 



え・・・?
何? 空耳?



そしてもう一度。




「ウユニ~???」



 

 



階段の下から、オレンジ色のベストを着た空港スタッフが私たちに向かって・・・

 

 

 

 




「ウユニ~?」





イエ~ス! イエス!イエス!イエス!!!

ウユニ! ウユニ!!! ウユニ~!!!!!

 

 

空港スタッフが天使に見えた瞬間でした。

 

で、結局GATE8はどこだったかといいますと、GATE7aからシャトルバスで、離れた場所の飛行機まで移動しての搭乗だったのでした。

 

私たちの天使、つまり先ほどのスタッフに先導され、てくてく、てくてく。 屋外を歩き、ようやくウユニ行きのアマゾナスの飛行機にたどり着いたのは離陸5分前。



無事、アマゾナスはウユニへと定刻で離陸したのでした。

 

 

 

ウユニに近づくと、飛行機の窓からは白い塩湖が見えてきて、乗客もなんだかウキウキ、そわそわ。

一方私たちはと言いますと。







ひたすら咳き込んでおりました。



海抜4000mで猛ダッシュすると、人ってしばらく咳が止まらないんですね。

 

 

ちなみにこちら。

アマゾナスの機内にあった、高山病についての注意書き。



・・・ですが。

 

 

4000mであれだけ猛ダッシュした私たちには不要やな。

 

 

 

 

50分のフライト。あっという間にウユニ空港に到着。

 

 

 

そうそう、この12:15のアマゾナス。

クスコでアマゾナスとやり取りしていた時は、残数1席しかないだの言っていたのに、実際は半数くらいが空席でした。

どういうこっちゃ?

 

 

 

ウユニは海抜3660m。 青空が近い!

ようやくほっとして時計を見たら。

 

 

止まっとる。 電池切れとる。




ラパス空港でのダッシュで時計も力尽きたか。
(がしかし、なんでよりによって旅行中に電池切れ!?)

 

 

 

 


それにしても、さきほどのわちゃわちゃ。





落ち着いて考えてみると、なぜ同じ飛行機の乗客(団体ツアーも多かった)についていかなかったのか?

途中おかしいと思ったのに、なぜ引き返して同じフライトの乗客を探してついていかなかったのか?
(現地係員に聞いている場合ではなかった)



反省点はいろいろありますが、今回の教訓。




『移動の際は、団体客についていけ!  飛行機乗るまで浮かれるな!』




わっちゃわちゃだったボリビア ラパス空港。

 



実は数日後ふたたびここを利用するのですが、そこでまたまたハプニングが・・・。

ラパス空港。 なぜだっ!?

 

 

≪旅行記は4トラベルで書いています≫

南米旅その10 ペルーからボリビアへ 海抜4000mのラパス空港で走れ!走れ~!!!


南米旅その5 マチュピチュじっくり観光、インカ文明すごい! ・・・からの、あれ?お財布は???

2017-02-17 21:26:06 | 海外旅行 ペルー・ボリビア 2017.1-2

 

マチュピチュの上からの眺めを存分に満喫した後は、いよいよ。

 

 

 

遺跡内の『市街地』観光はじまり、はじまり!

 

 

 

 

石組みで構成された、マチュピチュ遺跡における市街地。

 

 

 

 

『太陽の神殿』を上から見たもの。

マチュピチュ唯一の、カーブを描く壁が使われた建物。

 

 

見渡す限り、精巧な石組みで作られたインカの遺跡。

その素晴らしい空間に。

 

 

 

 

どっぷり浸りたい気持ちは理解できるが、おいこら、勝手に寝るな。

 

 

 

 

 

マチュピチュの石組みですが、結構さまざま。

 

 

 

 

このように大きな石を利用した場所もあれば。

(ちなみにこちらは、『太陽の神殿と陵墓』)

 

 

 

 

きち~んと同じサイズの石を隙間なく並べたもの。

 

王の別荘など高貴な方の場所であるほど、精巧な造りとなっています。

 

 

 

 

 

 

さらに私が心を奪われたのは、インカ文明における天文学。

写真のカーブを描く建物は『太陽の神殿』。壁に窓が見えます。

窓の向きによって、冬至あるいは夏至の太陽の光がぴったり入るように作られているのだとか。


 

 

 

上部の石、四方の角が東西南北をさしている『日時計』。

 

 

 

 

夜、月と星を観測したという『天体観測の石』。

 

インカ文明に限らず他の古代文明でも、遺跡では必ず天文学に関するものを目にします。 昔の人、ほんますごいわ・・・。

 

 

 

 

段々畑の脇に並ぶのは、16の水汲み場。

はるか遠くの山から、石の水路を使って水が引かれているというのですが、今でもちゃんと水は流れているのがすごい!

 

 

 

 

もうひとつ、私の心をわしづかみにしたのがこちら!!!

 

 

 

 

何かわかりますか?

実はこれ。

 

 

 

王様の水洗トイレ~!!!!!

 


水路と排水溝がついているとは、ほんますごい!インカ文明!

 

 

 

ところで。

 

 

以前のブログ『南米旅その3』で書きましたが、このマチュピチュ観光の翌日のフライトがまだ調整中である私たち。

昼のフライトに変更できるか確認中だったのですが、マチュピチュ遺跡を観光中に、電話で返答がありました。

 




結果。

 

 

ぶぶぶ~。 ざんねんっ!

昼のフライト、空席が1席しかないとのこと。



というわけで、夜のフライトで移動することになった私たち。

ま、席がないなら仕方がない。 気を取り直して観光を続けましょう!

 

 

 

 

午前中は青空が見えていたマチュピチュも、午後にはざぁ~っと雨。

 

 

 

 

天気の変わりやすいマチュピチュを、リャマと観光。

ガイドさんの説明を聞きながら2時間以上、ゆっくり堪能した私たち。

 

 

 

 

バスに乗って再びマチュピチュ村に戻ってきました。

帰りの列車まではかなり時間があるので。

 

 

 

 

もぐもぐタイム。

マチュピチュにまで来てパスタ・・・。

 

 

 


・・・を食べながら私たちが何をやっていたかと言いますと。

 





しつこく翌日のフライト調整。

 

さっきは空席が1席しかないとの返事だったけど、もしかして今チェックしてみたら増えてるかも! (しつこいっ!!!)

と、アマゾナス航空のサイトをチェックしてみると。

 

 

 

 

 

およっ!?

なんか、空席ありそうじゃない???




12:15発のフライト、2席分ゲットです~!!!!!


やった! やった! あとは、その前に乗るフライトが遅れないことを祈るのみ! 自分たちの運を信じよう!!!

(詳しい事情は『南米旅その3』をご参照くださいませ)



 

 

 

で、ランチの店から、向かいのこのカフェに移動。


そうです。

このカフェが、フライトチケットも確保でき、うほほほほ~と上機嫌だった私たちを失意の底に叩き落としたのであります。

 




そろそろ店を出ようと立ち上がった夫が一言。

 

 

 

 





「財布、ない・・・」


 

 

 

・・・・・へ???

 

 

 


やられました。 スリです。

ポケットから抜き取られていました。





店の防犯カメラを見せてもらったけど、私たちの席を映したものはなく、役に立たず。

となると、今やることはひとつでしょ。

 

 





クレジットカード、止めろ! 止めろ! 急げ急げ~!!!!!

 



お財布に入っていたものを洗い出し、まずはカードをストップ。(使われた形跡がなく、ほっ・・・)

連絡できるところには連絡! 電話だ!電話!!!



 

 

いやもう・・・。

マチュピチュでわっちゃわちゃ。(←ちょっと韻ふんでる?)

 

 

 

 

 

そんなこんなで、帰りの列車。

お財布の件はがっかりですが、現金もそれほど入ってなかったし、お財布にカードとか色々入ってたけど全て対応できるものばっかりだったし、これで済んでよかった・・・というのがその時の気持ちでした。

 

何よりパスポートを盗まれたのではなくて良かったっ!!!

 

 

 

 

パスポート盗まれたらこの列車にも乗れないし、帰れへんやん、私たち。

マチュピチュで野宿かいっ!!!

 

 

 

 

 

ま、気を取り直して!!!


帰りの車内。

今更ながら高山病に効果があるというお茶などを飲んでみる。

 

 

 

 

若干沈みがちな私たちの気持ちなど知る由もなく、盛り上がる車内。

 

 

 

 

列車の駅に着いて、更にそこから1時間半の車移動。

ホテルに着いたのは夜の10:00過ぎ。

 

 

マチュピチュ遺跡に心が震え、財布スリ事件で(別の意味で)震えた、なが~い一日が終わりました。

ふぅ~・・・。

 

 

 

・・・が、翌日また別のハプニングが私たちを待ち構えているんですよね~(笑)

続きはまた今度!

 

≪詳しい写真と内容は4トラベルで書いています≫

南米旅その8 マチュピチュ遺跡をじっくり観光 すごいぞ!インカ文明!!!

南米旅その9 マチュピチュ遺跡観光後半、そして・・・お財布がな~い!!!

 

 

 

その後の旅では、お互いに常に貴重品確認!


南米旅その4 憧れのマチュピチュが今、目の前に!

2017-02-15 11:57:18 | 海外旅行 ペルー・ボリビア 2017.1-2

前回の日記では少々ぐったりの内容だったので、今回はザ・観光!編をお届けします。

 

現地時間1月26日。 この日はいよいよ憧れのマチュピチュ遺跡への日帰り観光。

マチュピチュへはどうやって行くのか?

簡単に説明しますと・・・。

 

ホテルのあるクスコ市内 →車移動→ 鉄道 オランタイタンボ駅 → 列車移動→ マチュピチュ駅 →シャトルバス移動→ マチュピチュ遺跡

 

 

 朝5:00。 まだ暗い中を出発し、山を越えて鉄道の駅に向かいます。

 

 

夜がしらじらと明け、山肌に照らされる朝日の神々しいこと。


実はこれまで山を見てがつ~んと衝撃を受けたことはなかったのですが、この日車窓から見た山の美しさは、思わず祈りたくなるような圧倒的な神々しさ。

 

 

 

1時間半後、オランタイタンボ駅に到着です!

こちらが今回利用する『ビスタドーム』。

 

 

 

車内はこんな感じ。 シートもゆったり。

 

 

 

 

乗務員さんによる軽食のサービス。

途中、スペイン語&英語の観光案内をはさみながら、車窓からの眺めを楽しむ私たち。 

天井もガラス張りなので、光が差し込み心地の良い1時間半でした。

 

 

 

 

川沿いをマチュピチュに向かって走る列車。

 

 

 

 

マチュピチュ駅。 到着です!

宿泊していたクスコよりも1400m低いここは、海抜2000m。

 

 

 

 

駅周辺はかわいいお店やホテル、レストランが並ぶ『マチュピチュ村』。

ゴミ箱までキュートなんだけど、スペイン語で書かれてるからわからへんっ!  分別できひん!!!!

 

 

 

 

マチュピチュ村の中心 アルマス広場。

いかにも写真撮りなはれ、という感じの像があったので、私たちも・・・と思ったのですが。

 

 

 

 

おいこら、のいてくれ。

 

 

 

態度のでかい先客は爆睡中。

仕方なく遠慮がちにはしっこで写真を撮った私たちだったのでした。

 

 

 

そうなんです。

マチュピチュに限らずほんとに犬率の高いペルー、ボリビア!

 

 

 

猫はおらんのかいっ! 猫はっ!!!

 

 

 

 

「いるよ~!」

 

 

 

 

・・・いた! 猫、いた~!!!!!

 

 

ちなみに今回の南米旅で出会った猫は、こちらを含め2匹だけでした。 さみしい・・・。

 

 

 

 

気を取り直して。

マチュピチュ村から遺跡までは、バスに乗っての移動です。

このバスはもちろんミニサイズの模型。

 

 

オフシーズンの今回ですらバスは20分待ち。 ピーク時は1時間~2時間待つこともあるのだとか。

400mほどくねくねと山道を登り、ようやく。

 

 

 

遺跡入口に到着~!!!

 

 

 

 

パスポートとチケットを見せて、いざ!

この道の奥、石の階段を登ったその先に見えた景色、それこそが。

 

 

 

 

 

「・・・・・」(←言葉になりません)

 

 

あぁ・・・。マチュピチュや・・・。




自然と浮かんだのがこの、何の変哲もない感想。

そしてじわじわと何か胸の中に湧いてきて、気づいたら目にもじわ~っと熱いものがあふれてきました。

 

 

 

 

恐らく私を含め多くの方がこの写真を目にされていると思います。

正直、写真を見ただけでは何がそんなに人の心を動かすのかピンとこなかった私。



ですが、ここに来てその理由がわかりました。

 

 

 

 

マチュピチュ遺跡が残っているこの地。

車と列車とバスを乗り継いでようやくたどり着けるという、こんな険しい山の上に。

奇跡のような形で残っていたマチュピチュ遺跡。




遺跡本来の精密さ、素晴らしさに加え、この、山頂で、スペイン軍の攻撃から息をひそめて奇跡のように今に残された、その存在そのものが私たちの心を揺さぶるのだと、自分の目で見て初めて感じたのでした。

 

 

 

 

そこからさらに上へ。

クスコより海抜がぐっと低いとはいえ、こういう階段はすぐに息が切れてしまいます。

 

 

 

 

延々と続く石畳。

マチュピチュ遺跡には修繕された場所が勿論ありますが、中には当時のまま手つかずで残っている個所もあるのだとか。

 

 

はるか昔に人々が敷き詰めた石の上を、今私が歩いている・・・。

遺跡を見た時のこの、時空を超えて触れあっているような不思議なふわふわした感じ。 

 

 

 

・・・に浸りたいのですが、やっぱり息がきれる。

ぜぇぜぇ。

 

 

 

一番高い場所からの眺めです。

改めて、ほんま、信じられへん。



つたない表現ですみません。

でも、目の前の光景は、なんで? こんな高地に? こんなすごいのが?

と、クエスチョンマークだらけなんです。

 

 

 

 

高低差のあるマチュピチュ遺跡。 

石段上り下りが結構あるので、それなりに体力が必要です。

 

 

 

 

写真手前が階段、そしてその奥がマチュピチュ遺跡における『市街地』。

ガイドさんの説明を聞きながら、じっくり見学開始です!

 

 

 

 

・・・にしてもやっぱり、撮影ポイントには観光客が集中!

入場人数制限があるとはいえ、大人気のマチュピチュには色んな言語が飛び交っていました。 

 

 

 

 

今回のブログでご紹介したのはマチュピチュ遺跡のほんの一部。

続きはまた今度。

 

 

マチュピチュ遺跡を前に、言葉も出ない私たちでした。

 

 

≪詳しい旅の情報や細かい写真は4トラベルで書いています≫

南米旅その5 クスコからマチュピチュへ! 列車にゆられてマチュピチュ遺跡へ

南米旅その6 列車を降りたらマチュピチュ村。 マチュピチュ遺跡まではあと少し!

南米旅その7 いよいよ! 目の前に!! 憧れのマチュピチュが!!!


南米旅その3 ペルー・クスコの街で観光・・・ではなくフライト調整!?

2017-02-12 23:22:45 | 海外旅行 ペルー・ボリビア 2017.1-2

海抜3400mに位置するペルー クスコ。

 

 

青空が近いっ!!!

山肌にはびっしりと家々。

 

 

 

 

細い坂道は、こんな感じ。 家がぎっしり。

少し歩くだけでも息が切れます。

 

 

そんな路地で出会うのは。

 

 

 

民族衣装に身を包んだ女性。 この方々は観光客相手ですね。

たいてい、小さなリャマを連れたり、右の写真に至っては3人がリャマを小脇に抱えていたり。

 

 

その、リャマ。 

リャマと見せかけて違う動物を連れている時もあるのだとか?

 

 

いったい何を連れてるんや???

 

 

 

 

観光スポット『アルマス広場』に集まるのは観光客だけでなく地元の人もいっぱい!

 

・・・だけど、高地だけにとにかく日差しが強い! あっという間に顔が日焼けで真っ赤になるほどの強烈な日差しにも関わらず、みなさんのんびり。

 

 

 

いやはや、さすが地元のみなさん。

皮膚も目もそして高地対応の肺も、私のそれとはまったく別物なんでしょう。

 

 

 

 

一見日本の鳩と変わらないこちらのお方もも、強靭な皮膚、羽毛、目に加え、たくましい肺をもったスーパー鳩に違いない。

 

 

 

 

 

さてさて。 はるばる来たからにはクスコを観光しなくては!


この細~い路地にも関わらず結構な人が集まっているのには理由がありまして。

 

 

 

 

 

この石壁のどこかに、有名な『12角の石』が!

(敢えて断るまでもないと思いますが、写真に写っているのは私たち夫婦ではありません)

 

 

 

カミソリの刃1枚通さない!というレベルの精巧さ。 ぴっちりと積み上げられた石材。

四角の石だけでなく、12角の石をもここまでぴったりに積み上げる技術の高さに驚くばかり。

 

 

 

・・・と、12角でもびっくりなのに、どうやらそれを上回る『14角の石』が存在するのだとか!

 

 

 

こちらがその、14角の石! すごいぞ~!!!

 

 

・・・なのに、観光客はゼロ。 なんで???

小さいから?

 

 

 

 

さて、雨季のクスコ。

先ほどまで青空と白い雲だったのが、あれよあれよと雨雲が。

サント・ドミンゴ教会がなんだかおどろおどろしく見えてしまう。





本来なら観光スポットでもあるこの教会を参観したいのですが、残念ながら私たちが向かうのは教会ではなく、そのほど近くにある『アマゾナス航空』のオフィス。

移ろいやすい(?)南米のフライトなので、念のため直接オフィスに出向いて、2日後に乗るフライトのリコンファームしておこう!というわけ。

 

 

 

で、アマゾナス航空のおばちゃんスタッフ。

私たちのフライトをチェックして、おもむろに一言。

 

 

 

「このフライト、キャンセルされてるネ!」

 

 

 

 

・・・は?

 

 

 

きゃんせる???

 

 

 

 

が~~~~ん・・・。

(写真はイメージです。 本文とは直接関係のない、全力で昼寝をしているクスコの方です)

 

 

いやはや、フライトキャンセルや変更は南米ではよくあることと覚悟していったけど、いきなりその洗礼を受けるとは。

 

 

 

 

・・・で。

素敵なクスコ市内を観光もせず、その後私たちが何をしていたかと言いますと。

 

 

 

ひたすらフライトスケジュール調整。

 

 

 

ここからは細かい話になりますので、興味のない方はさくっとすっ飛ばしてくださいませ。

 

 

*****************************************

 

この2日後、私たちはここクスコ(ペルー)からまずラパス(ボリビア)に飛び、そこからラパス(ボリビア)→ウユニ(ボリビア)とフライト移動の予定です。

その、ラパス→ウユニの夕方の便がキャンセルとなり、夜8:00以降にウユニに着く便しか残っていないとのこと。

 

 

一つ目のフライトは、7:40クスコ→9:40ラパス着。

ということは、ラパスに着いた朝の9:40からウユニ行きの夜7:00までず~~~~~っと小さいラパス空港で過ごさねばならんということか!?

 

 

 

 

 

街をぶらぶらしながら相談する私たち。浮かんだのは以下の2つの案。


案その1: ラパスでの滞在時間を利用して、現地の半日ツアーに参加する。

案その2:思い切って7:40クスコ発のフライトを遅らせて、クスコをもう少し観光してからウユニに移動する。

 

 

 

 

・・・がしかし、いずれにしてもウユニに着くのは夜。

最大の目的地、ウユニ滞在時間が短くなるのが残念でならない。

 

実はペルーに来る前に既に一度、にっくきアマゾナス航空がフライトをキャンセルしたため予定変更を余儀なくされ、ウユニ滞在時間が当初の予定より短くなっていたのでした。それがさらに短くなるなんて・・・!!!

 




その時ふと思い出したのが、アマゾナスのおばちゃんスタッフがやたらと「“午後の”便は夜の便しかないネ!」と、あえて“午後”という単語をねじ込んでいたこと。


・・・よく考えると不自然やな。



そこで、アマゾナス航空のサイトを再度チェックしてみると。

 

 

 

 

(写真はイメージです。 実際のアマゾナス航空の画面はこんな手書きではありません)

うぉぉ~!!!!!


12:15ラパス発という、めっちゃ時間的にもバッチリな便があるやんけっ!

アマゾナスのおばはん、なんでそれを言わんのだっ!!!

アマゾナスのおばはんに先ほど軽くあしらわれた私たち。 ここはプロのお力を借りよう!と向かった先は、『ホットホリデー クスコ支店』。

実は今回の南米フライト手配はこちらの会社にお願いしていたのです。

オフィスで事情を説明し、12:15のフライトに変更できないかと話す私たち。

 

 

ところが、意外なお返事が。

 

 

 

「高地に位置するクスコでは、雨や霧の影響で朝の便はまず遅れると思って間違いありません。ひとつめのフライトが遅れると、12:15ラパス→ウユニ に乗り遅れる可能性も大。さらに1つめのフライト クスコ→ラパスは国際線なので、ラパスでの入国手続きなどの時間を考えると、ちょっとリスクが高いかと・・・」




・・・そういうことやったんか。

アマゾナスのおばさま。 12:15の便を勧めなかったのはそういうことだったのですね。(たぶん)    

無知な私の先ほどの暴言をお許しくださいませ。

 

 

 

 

悩む私たち。 はてさて、どうするべきか・・・。

リスク覚悟で12:15の便に変更するか、あるいは確実な夜便でウユニに向かうか。

 

 

 

結果。

 

 

 

 

「12:15のフライトにしま~っす!!!!!」



ウユニでいっぱい遊びたい!!!

理由はただそれだけ。

フライトが遅れ12:15の便に乗れなかったら、今度は自腹で19:00の便を新たに購入するしかないらしいけど、ここはもう遅れないことを祈るしかない!

 

 

 

さあ、さあ! 12:15のチケットを我らに~!!!

 

 

 

 

・・・というわけにはいかないのでした。

その時点で17:00を過ぎていたため、アマゾナス航空はちゃっちゃと店じまい。 

(アマゾナス航空、もっと働かんかいっ!)

チケット変更手続きは翌日に持ち越しとなりました。

 

****************************************************** 

 

 

ま、とりあえず今日できることはやったし。

地元のペルー料理をもぐもぐ。

 

 

 

ペルービールをぐびぐび!

 

・・・といきたいところですが、高地にいるせいか食欲もいまいち。

あろうことか私たちがこの大瓶1本を飲みきれないという体たらく。 

 

 

(あ、そもそも高地ではアルコールを控えなきゃいけないんだった!)

 

 

 

 

雨も上がったアルマス広場。ライトアップされて美しい~。

 

 

 

数々の観光名所を訪れる暇もなく、ひたすらスマホ片手にアマゾナスのフライトとにらめっこ。

こうしてクスコ1日目は過ぎて行ったのでした。

 

 

 

果たして、フライトはいったいどうなるのか?

そして翌日はいよいよ憧れの『マチュピチュ』へ!

 

 

続きはまた今度。

 

 

 

≪詳しい旅行記、細かい写真は4トラベルで書いています≫

南米旅その3 海抜3400mの街 クスコを散策・・・ただし、ちょっとだけ

南米旅その4 クスコ観光そっちのけ! フライト調整に追われた一日


南米旅その2 リマ→クスコ クスコのホテルは震えながらのシャワーだった!

2017-02-10 19:55:07 | 海外旅行 ペルー・ボリビア 2017.1-2

現地時間1月25日。 

 

 

 

ペルー リマ空港。

今日はリマ→クスコへ移動です。

 

 

 

 

空港のチェックイン。

結構な人であふれかえっていますが、チェックインカウンターもそれなりに多く、適切にさばいてくれる空港スタッフもいて、待ち時間はそれほどではありません。

 

 

そんな数多くのチェックインカウンターの中、私たちの対応をしてくれたスタッフはなんと。

 

 

日本語ぺらっぺら!

 

 

日系の方??? 

リマで日本語。 思いがけない出会い。

 

 

 

 

ところで。

前泊したリマのエアポートホテルでのこと。

 

 

 

なぜかロックもしていないのにセイフティボックスが閉じたまま開かなくなり、ホテルスタッフに来てもらって解除してもらったり。

ルームキーを部屋に置いたままドアをロックするという、なんとも初歩的な、しかもこれまで旅先でしたこともないようなミスをしたり。

 

 

 

・・・なんか。

なんか、この度の旅。

 

 

ハプニング臭がするぞ。ぷんぷんするぞ。

 

 

 

 

 

・・・ま、それについては追々。

 

 

 

 

 

リマ→クスコ便。 LANエアー。

ざっと見たところ、欧米人年配者ツアー客が多い!

 

 

 

 

機内はほぼ満席。

クスコはマチュピチュ観光への拠点となる空港。 世界中からマチュピチュを目指して観光客がやってくるのかな。

 

 

 

 

機内サービスはこちら。

左のやたら蛍光色な黄色いドリンクは、『インカコーラ』。

その名に惹かれて思わずリクエストしたけど、甘い!!! 甘すぎるっ!!!

 

左はチップス。 バナナケーキと好きな方を選べるみたいだけど、機内では圧倒的にチップス大人気。

 

 

 

 

1時間半の短いフライト。

高地にやってきた~!と感じさせる山肌が見えてきました。

 

 

 

 

 

そして、山間にはかわいい家々が。

 

 

 

 

 

海抜3400mに位置するクスコ空港です。

 

 

クスコからは車で移動。

 

 

 

 

雨季なので、雨もぱらぱら。

 

 

 

 

その車内から見える、山の斜面にぎっしり並ぶクスコの住宅。

 

 

 

斜面に建つ家は細い路地に面しているので、一方通行の道をぐるぐる、ぐるぐる。

 

 

 

 

本日のホテルに到着です。

その名も、『ミドリホテル』。

 

どうやらオーナーは日本人らしいけど、ホテル内のスタッフは皆、現地の人々。

ホテル名以外いっさい、日本を連想させるものはありませんでした。

 

 

 

 

こじんまりとしたホテルだけど、中庭もあり、全体的にかわいらしい。

 

 

 

さて、私たちの部屋はフロントのすぐそばだったのですが、フロントと部屋の間には。

 

 

 

 

これは・・・共有スペース???

語らいの場?

 

 

このスペースに入るためのドアには、私たちが鍵をかけることができるらしい。

ということは、私たちの部屋の一部か?

 

 

がしかし、このスペースの奥には更にもう一つ、別の部屋が。

ということは、その部屋の宿泊客はこの、私たちのものと思われるリラックススペースをガンガン通っていくわけで。

(実際ガンガン通過していった)

 

 

 

よくわかりませんので、このスペースは利用しませんでした。

 

 

 

 

で、こちらが私たちの正真正銘のお部屋。

高地のクスコ。 昼間は半袖でもOKですが、夜はぐっと冷え込んで。

 

 

 

そんな時はあったかいシャワーが嬉しいね!

 

 

 

 

・・・とばかりバスルームへ。

 

 

 

結果。

 

 

 

お湯、少なっ!!!!!

 

 

 

 

ちょろちょろ、ちょろちょろと出るシャワーのお湯は実に残念な水量でございました。

 

 

 

 

震えながらのシャワータイムを過ごしたものの、観光地へ近く立地はGOODなこのホテル。

この立地を活かしてクスコ市内を観光せねば!!!

 

 

と意気込む私たちの前に立ちはだかったのは。

 

 

ゆるすぎる南米のフライト事情。

 

 

続きはまた今度。

 

 

うっかりシャンプー泡立て抜群!にしようものなら、流すだけで一苦労・・・の水量でした。 ぶるぶる。

 

 

≪詳しい旅行記は4トラベルで書いています≫

南米旅その2 リマ→クスコ リマ空港でぶらぶら、そして海抜3400mの町へ!

南米旅番外編1 クスコのホテル 『ミドリホテル』

 


南米旅その1 北京→成田→ヒューストン→リマ

2017-02-08 20:28:15 | 海外旅行 ペルー・ボリビア 2017.1-2

ペルー、ボリビアへの旅。 正確には、マチュピチュ&ウユニ湖への旅。

 

いつか行ってみたいと思い続けてきた場所。

だけどふと、「いつかいつかって・・・ほな、いつ行くねん!?」と思い、行ける時に行きたい場所には行こう!と今回の旅を計画しました。

 

これまで見たこともない素晴らしい光景に出会えた一方、私たちの旅らしくハプニングの連続。

いろんな意味で印象深い、忘れられない旅となりました。

これからしばらく南米旅レポが続きますが、お付き合いいただけたら嬉しいです。

 

『その1』は以前ちょろっとアップした内容とかぶってしまいますが、北京からリマまで大移動の記録です。 

 

 

 

1月23日。 

ちょっと早めの春節休暇をいただき、びゅ~んと成田へ。

 

 

 

 

 

夕方の成田空港。

風がびゅんびゅん吹き荒れて寒い展望デッキから。

 

 

 

 

 

この日は空港近くのホテルに宿泊。

日本一時帰国を祝してそれぞれお気に入りのビールで乾杯!

 

 

 

 

このホテルで時々いただくのが、身の厚いお刺身を楽しめるこちらのセット。

翌日からの南米旅に向けて、日本のうまうまをもぐもぐ、ぐびぐび!

 

 

 

 

翌朝。 成田空港。

当たり前のようにきれいな青空に感動・・・。

 

 

 

 

・・・しつつ、朝からぐびぐび。

エナジー補給。

 

 

 

 

 

ヒューストンまではANAで。

隣りのゲートのワシントン行きはかなりの混雑っぷりだったけど、ヒューストン行きは割と空席も目立っていました。

 

 

 

 

午前便だけど、機内でもエナジー補給。

 

 

 

 

 

もぐもぐ、ぐびぐび。

機内で初めて見たイギリスのドラマ『ダウントン・アビー』が面白くってはまってしまった・・・。

 

 

 

約12時間のフライト。

夫ともに若干風邪気味だったので(その割にはがっつり飲んでるやんけ、というツッコミはなしで・・・)、半分くらいは眠っていたかもしれません。

 

 

 

ヒューストン着後、なっが~~~~~いアメリカの入国審査。 

中国の入国審査もたいがいチンタラしてますが、アメリカのそれもうわさ通りの待ち時間。

 

 

 

 

次のフライトまで、ラウンジでうとうと、うとうと。

 

 

本来ならここでガッツリお酒・・・いや、エナジー補給をしたいところですが、これから訪問する土地の大半が4000m級の高地に位置するということで、高山病対策のお薬を飲み始めます。

 

高山病対策の薬といえば有名なのが 『ダイアモックス』ですよね。

私もこれまで高地に行くときは必ず飲んでいました。

 

 

でも今回私たちが服用したのは、こちら。

 

 

 

 

 

 

 

その名も 『ニアモックス (nearmox)』

 

中国の病院で「ダイアモックスくださいな」とお願いしたところ、効能が一緒ということで、名前からしてうさんくさい(?)このお薬を処方されたのでした。

が、もはやこれを信用して飲むしかない私たち。

高地へ行く24時間前から・・・ということで、ヒューストン空港から飲み始めることに。

 

 

 

ま、結果的に高山病にならなかったので、この薬は効果があったということかな?

 

 

 

 

 

それではいよいよ、リマへ移動です。

 

 

 

 

ヒューストン→リマ間はユナイテッドで。

 

 

 

 

夕方発の便。 機内食も出ましたが、私は大半を寝て過ごしたので食事はスキップ。

 

 

 

23:30。 無事、リマ空港に到着~!

 

 

 

深夜到着ということで、その日は空港直結のホテルに宿泊。

 

 

 

 

いやはや、なが~い移動でした。

でも、まだリマに来ただけ。これから更にフライト移動の旅が続くわけです。

 

 

続きはまた今度。

 

 

 

寝てるか飲むかだった機内の私。

 

 

≪詳しい旅行記は4トラベルで書いています≫

南米旅その1 北京→日本→ヒューストン→リマ やっぱり南米は遠い! 

 


一時帰国 にゃおと再会!

2017-02-04 06:18:39 | 海外旅行 ペルー・ボリビア 2017.1-2

南米から戻り、向かうは。

 

 

「知らないおじちゃんおばちゃん?」

 

 

 

久しぶりの時はいつも緊張気味のにゃお。

 

 

 

 

「知ってるにおいなんだけど…」

 

 

 

 

 

思い出すまで時間がかかるにゃお。

 

 

なかなか会えないけど、いい子でね。元気でね。

(写真、横向きに表示されるかも…。北京に戻ったら直します)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


来てよかった! ウユニ湖!

2017-01-30 13:52:34 | 海外旅行 ペルー・ボリビア 2017.1-2

今日、ボリビアを出てひとまず日本に帰ります。

 

 

 

 

 

 

(スマホでざっくりリサイズしたので画像が荒いかも。ちゃんとした写真はまた後日)

 

素晴らしい経験。

有難う、ウユニ!

 

 

ボリビア → ペルー → アメリカ → 日本

トータル40時間かけて一気に帰ります!


マチュピチュ、そしてウユニへ

2017-01-27 15:35:28 | 海外旅行 ペルー・ボリビア 2017.1-2

毎日が小さなトラブルから大きなトラブルまであって、「この先もずっと記憶に残る旅になるやろうなぁ〜〜(笑)」という予感がプンプンする今回の南米旅。

 

 

ですが。

 

 

見たかった光景を自分の目で見られるほど幸せなことはありません。

 

 

 

 

 

たとえ、南米の航空会社にキャンセルだ何だと振り回されても、脱力するような事件が起きても、標高4000mのラパス空港で酸欠でもうダメかと思うくらい駆け回るハメになっても、目的が達成できたらそれでラッキー! 結果オーライ!!!(笑)

 

 

 

 

本日、無事ウユニに着きました。

 

 

 

 

標高3700mのウユニでは、持参したお菓子はパンパン!

 

 

何とか高山病にもかからず。

 

 

 

ボリビアビールを飲む元気は残っています。


南米旅 北京→成田→ヒューストン

2017-01-24 09:47:02 | 海外旅行 ペルー・ボリビア 2017.1-2

春節休暇を利用して、1/23。

 

 

北京→成田へ。

 

 

 

美しい夕暮れの成田空港。

空港近くのホテルで。

 

 

 

晩御飯。

 

 

 

 

そして1/24。

 

 

 

朝の成田空港で。

 

 

 

 

朝ごはん。

 

 

 

 

 

まずは経由地のヒューストンへ。

その機内で。

 

 

 

 

 

昼ごはん。

 

 

 

と、順調にもぐもぐ、ぐびぐびしながら、無事にヒューストンに着きました。

次のリマ行きのフライトまで、ぐびぐびしながら待つとしましょう。