北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

大同からバスで北京へ! 4時間の道のりのはずが・・・

2018-08-02 23:02:31 | 中国国内旅行 2018.7 大同

北京→大同。

行きは飛行機で1時間。 あっという間に到着したのですが、帰りは。

 

 

 

大同バスターミナル。

 

 

大同→北京のフライトは朝早いか夜遅いかでちょうど良い時間がない!

また、今やとっても便利になった高速鉄道(中国版新幹線)も大同にはまだないので、電車利用なら夜行に乗るか・・・という状況。

 

 

 

 

 

そういうわけで、片道4時間というバスで北京に帰ることにしました。

大同にはバスターミナルが2つあり、どちらからも一日数本北京行きがでているようですが(2018.7時点)、今回はこちらの大同汽車駅から。

 

 

 

 

 

ネットでも購入可なのですが、念のため前日に直接チケットを買いに来ました。

ターミナルと言ってもこんな殺風景でこじんまりした所。

 

 

 

 

 

めっちゃ寝てるし。

 

 

 

 

 

おや? 機械がずらり。

これで買えたら楽やんっ!

 

 

 

と操作していったら、最終段階にきて。

 

 

 

 

外国人パスポートでは無理らしいことが判明。

(前にも同じようなことがあったような・・・。学習しない私たち)

 

 

というわけで直接窓口へ行き、パスポートを提示の上、ネットで予め調べておいた時刻のチケットを買うことができました。

 

 

 

 

 

こんなの。

 

 

 

で、北京に帰る当日。

 

 

 

 

 

写真奥の方にセキュリティチェックがあります。

空港と同じように、スーツケースや手荷物の検査を済ませ。

 

 

 

 

 

このにこやかなおっちゃんに「北京行きのバスに乗りたいねん」と伝えると再度パスポートチェック。

 

 

 

 

 

こうしてようやくバス乗り場へとたどり着きました。

 

 

 

 

 

・・・が、バス。 めっちゃ多い。 どれ? 北京行き、どれ???

 

 

 

うろうろしていたら知らないおっちゃんが教えてくれました。

 

 

 

 

 

中国のバスはこんな風にどでかく書いてあるのでわかりやすい。

 

 

 

 

 

 

あらま。

思ってたより綺麗、そしてちゃんとしたシート。

 

 

 

 

 

"べんち"って、ベンツマークもどきの下に堂々と書いてあるけど気にしない。

 

 

 

 

 

13:30の出発時刻を少し過ぎたところで、バスは動き出しました。

が、すぐにストップ。

 

 

 

そして、やたら声の大きいおばちゃんが乗り込んできたと思ったら、乗客に向かって。

 

 

 

「ネットで予約した人! チケット出して~!!!!!」

 

 

 

 

実は乗車後もチケットチェックがあったので、おばちゃん、いったい何回チェックしたら気が済むねん・・・と思いながらも。

 

 

 

 

ネットで買った人たちはおとなしくチケットを提出。

私たちは窓口で買ったのでただ様子を見てるだけ。

 

 

で、結局何があったのかわからないままおばちゃんは戻ってきて、一人ひとりに「面倒かけたな!」とチケットを返却。

 

 

 

 

 

 

14:00。 ようやくバスは北京に向けて出発したのでした。

 

 

 

 

 

 

おぉ~。 向こうには長い列車が。

 

 

 

 

・・・などとのんきに車窓の風景を楽しんでいたのもつかのま。

 

 

 

 

 

いきなりの工事とか。

 

 

 

 

 

 

またまたいきなりの工事で、渋滞だらけ。

 

 

 

 

 

更に、こういう要所要所で行われるのが。

 

 

 

身分証チェック。

 

 

 

 

バスの中に係員が乗り込んできて一人一人の身分証明書をチェックする場合もあれば、全員バスから降ろされてこれまた空港と同じようなセキュリティチェックと手荷物検査をさせられたり。

 

 

 

それだけならよいのですが、あるゲートでは私たちのパスポートをしげしげと眺めながら、何度も何度もこれが身分証明か? これがお前の身分証明番号か?と聞いてくる。

何度もパスポート番号を示してこれがワシの番号じゃい!と言っても、どうも納得しない様子でガンガン聞いてくる。

そんな同じやり取りを何度か繰り返したところ、後ろに並んでいた夫が一言。

 

 

 

「ぼくたち外国人なので、このパスポートが身分証明なんです」

 

 

 

 

 

 

 

係員一同 「あぁ~~~~~」(←もんのすごい納得した様子)

 

 

 

 

 

 

・・・外国人のパスポート、初めて見たらしい。

 

 

 

 

以前夫からそのような話を聞いたことはあったけど、いざ自分がその場に立つと、「パスポートはみんな知ってるもの」という大前提で話してしまっていたのでした。

 

勝手に自分の常識を作ってたらあかんな・・・。

 

 

 

 

 

そんなこんなで再びバスは北京へ向かい、途中サービスエリアに立ち寄りトイレ休憩。

この時点で写真の時計を見ていただければわかると思うのですが、2時間以上たっています。

 

 

 

 

が、その後スマホの地図で到着時刻を検索してみると。

 

 

 

 

 

・・・なんでこの場所から3時間以上かかんの?

 

 

 

 

 

そうなんです。

途中何か所か事故があったようで、その都度すごい事故渋滞。

 

 

予めそれがわかっていても迂回することなくブッコんでいく長距離バス。

 

 

 

 

 

 

本来なら17:30に北京到着予定ですが、18:00前の時点であと3時間以上かかると、スマホは非情にも告げるのでした。

(ちなみに、バスの時計はむちゃくちゃです)

 

乗客へのサービスなのか、突然始まった車内での映画上映。

その音量がまたうるさい。

 

夫は音楽を聴きながら、私はダウンロードしてきた中国ドラマを見ながら、ただひたすら北京を目指す!

 

 

 

 

 

結局北京についたのは、夜の9:30。

8時間のバス旅となりました。

 

 

 

いやぁ、4時間では着かへんやろと思っていたけど、8時間は想定外やったな~。

 

 

 

ところで。

私の近くに座っていたのは、小さい女の子を連れたお父さん。

 

 

それはそれは大事に大事に、自分が座りにくくても女の子が眠れるようシートを空けて、ほんま良いお父さんやな~と思いながら見ていました。

一方通路を挟んで座っていたおっちゃんはず~っと大声でスマホで話していたので、おっさん、やかましいんじゃ!と心の中で思っていたのですが、そのおっちゃんが女の子のお父さんに「俺の横の席に座り~」と声をかけ、おっちゃん&女の子パパはその後楽しそうにおしゃべり。

あらま。 ほっこり。

 

 

トイレのないバス車内。

女の子パパはなんと"おまる"持参だったのにはおぉ~と思ったけど、以前は洗面器を持ち歩く子供連れがいたなぁなどと懐かしく思い出しながら、大同旅は無事終了したのでした。

 

 

 

おしまい。

 

 

 

 


大同旅その6 大同城壁内を見て、もやもやする

2018-07-31 17:19:43 | 中国国内旅行 2018.7 大同

大同旅3日目。

 

 

今日こそリベンジの"鼓楼"だ!

前日は玉砕いたしました

 

 

 

 

この日はちゃ~んと、ここでチケットゲットできました!

 

 

朝イチで出かけたので、私たちが一番乗り。

慌てて電気をつけるスタッフ。

 

 

 

 

・・・にしても、急な階段やな。

スタッフが後ろから「気を付けや~!!!めっちゃ急やから、気をつけや~!!!!!」とやたら声をかけてくれる。(そんなに危なっかしく見えたんか?)

 

 

 

 

鼓楼なので当然、太鼓!!!

 

 

 

 

大同の街を見渡すことができますが。

 

 

 

 

なんか・・・おんなじ屋根ばっかりやな。

これについては、後ほど。

 

 

 

さて、続いて向かったのは『五龍壁』。

なんだけど。

 

 

 

 

見学できひんやんけ。

 

 

 

 

この五龍壁は工事現場内にあったので勝手に入ってみたのですが、残念ながらこんな状態。

 

 

 

仕方なくそのままシェア自転車に乗って向かった先は。

 

 

 

 

法華寺。

 

 

 

 

 

学校の行事なのか、写生するちびっこ達がいっぱい。

 

 

 

 

奥からはお経を読むたくさんのお坊さんの声。

ぼ~っとそれを聞きながら、日陰で一休み。

 

 

 

そんな大同の街は今、再開発の真っただ中。

 

 

大同到着日。

ホテルの窓の外に広がる景色を見て、私、絶句・・・。

 

 

 

 

なに? これ・・・?

 

 

 

 

めっちゃ荒れ果ててるやん。

 

 

 

 

 

その奥にはずらっと高層マンションが。

 

 

 

 

 

そうなんです。

大同はぐるっと城壁に囲まれた街があり、その外側では高層マンションの建築ラッシュ。

 

 

 

 

 

一方城壁内の古い建物は片っ端から取り壊している様子。

華厳寺から見た景色もこの通り。

 

 

 

 

そして、取り壊した後はどんどん再開発。

 

 

 

 

 

最初にご紹介した同じような屋根の、一見歴史のありそうな屋根に造り替えるんですな。

 

 

 

 

 

夕方。

ライトアップされる観光地化されたエリア、そしてすぐ横には取り壊される荒れ果てた家屋。

 

 

う~ん・・・。 なんか複雑な気持ち。 もやもやする。

 

 

 

 

街中にはまだ・・・。

 

 

 

 

アルマーニっぽいお店とか。

 

 

 

 

ヒルトンになり切れない洋服屋さんとか。

 

 

 

 

矢印に沿って入ったら最後、出てこれへんのちゃうん?とびびりそうなスーパーの案内とか。

 

 

北京ではどんどん少なくなってる風景を見てちょっとなごんだけど。

 

 

 

 

なんでこの国は、古いものを壊して画一的な全く面白みのない物に変えちゃうんやろなぁ。

もったいない・・・。

 

 

 

 

ほっこりする人々の暮らしはこれからも残ってほしいな・・・と思ったのでした。


大同旅その5 大同城壁の上を自転車でぐるっと一周!

2018-07-29 14:37:58 | 中国国内旅行 2018.7 大同

大同旅の続きです。

夕方とは言え30度を超えているこの暑い中。

 

 

 

 

やって来たのは、大同の城壁。

今は無料で参観できます。

 

 

 

 

 

おっ! 自動販売機だ! 喉かわいてたから丁度良かった!

え~っと、何にしようかな? 

下段左から3ばんめ。 レモン味ですっきりしようかな?

ぽちっと!

 

 

 

 

ゴロゴロゴロンっ!

 

 

 

 

と、出てきたのは。

 

 

 

 

オレンジ。 なんでや。

私のレモン味はどこ行った?

 

 

 

 

 

気を取り直して、城壁の上へ。

 

 

 

 

 

 

あらま! 自転車がずら~っと。

 

このくっそ暑いなか日陰のない城壁で、誰が自転車なんか乗るねん?

 

 

 

 

 

・・・私たちですわ。

 

 

城壁好きの夫の希望で、城壁を一周することに。

屋根付きの二人乗り自転車。 最初はこの暑さの中どうなることかと思ったのですが、いざスタートすると結構面白い!

中国人ファミリーの自転車をすいすい~っと追い抜き・・・。

 

 

 

 

・・・と、その次の瞬間。

 

 

 

 

 

「イーアル!イーアル!(いちに、いちに!の意)」

 

 

 

 

中国人ファミリーに抜かれるの図。

 

 

家族全員でイチニ!イチニ!と声をかけて私たちを抜いていったのでした。

(が、その後再び私たちが追い抜き・・・と、互いに楽しみながらの城壁めぐり)

 

 

 

 

一方、反対方向からやって来た中国人の女の子たち。

私たちに手を振って、

 

 

 

「加油~!(頑張って~!!!)」

 

 

 

 

可愛い(#^.^#)

 

 

 

 

 

ちなみに、このような電動カーでの城壁巡りもあります。

というか、圧倒的にこれを利用している人の方が多かったし、この暑い中ではそちらをおススメします。

 

 

 

 

 

 

 

城壁から見る街の様子。

 

 

 

 

 

 

それにしても、やっぱり長いな・・・。 城壁。

 

 

 

 

 

 

一周7.2km。 

東西南北それぞれに門があり、そこで自転車を返却することも可能です。(最初に支払ったデポジットも返ってきます)

 

 

 

 

 

さて、城壁の上にはこのような飲食店や。

 

 

 

 

 

本屋さん。

城壁の参観が無料なので、ちょっと登ってお店で食事して・・・という楽しみ方もできるんですね。

 

 

 

さらに。

 

 

 

 

なんか、足場組んでるんですけど。

 

城壁を利用したイベントもあるみたい。

 

 

 

 

 

 

昔はこんなボロボロの状態だった城壁も、数年前に修繕されて現在の姿に。(この写真は鼓楼で目にしたもの)

 

 

 

 

 

しかしたった数年しか経っていないのに、もう修繕が必要なんか? 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、まぶしい夕日に向かって、もうすぐ一周!

目の前に見える塔は???

 

 

 

 

文峰塔(俗名:雁塔)。

ちなみに登れません。

 

 

 

 

 

というわけで、1時間ほどかけて無事城壁を一周。

城壁好きなら、是非。


大同旅その4 大同市内は無料の見どころいっぱい!

2018-07-25 08:55:18 | 中国国内旅行 2018.7 大同

懸空寺から車で1時間半ほどかけて市内に戻ってきました。

午後は再び市内観光です。

 

 

 

まずは『鼓楼』。

チケット売り場はあるんかな? と入り口から入ってみたら。

 

 

 

「チケットは無料だ。だがまずは、チケットをゲットして来るべし」

 

と、ロールプレイングゲームのようなことを言う受付係員。

 

 

 

どうやら、鼓楼から少し西の。

 

 

 

 

この窓口で、先にチケットを受け取らなければならないらしい。

(ここでも、映画ウィークを控えたジャッキーのドヤ顔に遭遇)

 

 

 

身分証(私たちはパスポート)を手に、いざ! チケットを手に入れよう!

 

 

 

・・・と窓口に近づくと。

 

 

 

 

 

『この時間帯の鼓楼チケットは配布終了いたしました』

 

 

 

・・・おい、こら。

さっき見たら鼓楼はガラガラやったぞ。

配布終了ってどういうこっちゃいっ!!!

 

 

 

・・・と怒っても、仕方ない。 チケットをくれる人がいないならどうしようもないので。

 

 

 

 

 

そのすぐ隣の≪純陽宮≫を観光することに。

こちらの参観も無料です。

 

 

 

 

 

人が少なく、なんとも静かで落ち着くスポット。

 

 

 

見ると。

 

 

 

 

あらま。 うさぎさん。

ここのスタッフらしき人がご飯を挙げている様子を目にし、あらあら可愛がってもらってるのねとほっこりしたのもつかの間。

 

 

 

 

 

厨房・・・?

 

 

 

まさかっ!

あのウサギをっ!!!

 

肥やしてから食おうって魂胆か!?

 

 

 

 

気を取り直して、観光再開。

イスラム寺院。 こちらも無料で参観OK。

 

 

 

 

 

中国風の建築にイスラム文字。

 

 

 

 

 

こちらは礼拝堂。 非常に神聖な雰囲気です。

 

 

 

 

 

お祈りの時間が記されいました。

ちなみに参観できる範囲はここまでです。

 

 

 

 

 

続いてやって来たのは、バス停。

夏場は一律2元なのでチケット買いやすい。

 

 

 

 

 

大同で見るバスとか自転車には青が多い気がする。

 

 

 

ローカルバスで向かった先は。

 

 

 

 

これまたバス停。

大同汽車駅。遠方への長距離バスターミナル。

 

 

翌日は長距離バスで北京まで帰るので、この日にバスチケットを購入しておきました。

(詳細はまた別途書く予定です)

 

 

 

 

バスターミナルからはシェア自転車で。

北京でよく目にするMobikeとかofoは少なく、探すのに一苦労。

 

 

 

炎天下、自転車で向かった先は。

 

 

 

 

あら? こちらにも龍壁が!?

五龍壁です。

 

 

 

 

 

その前で大いに歌ったり踊ったりゲームに興じたりする人々。

こういう雰囲気は北京と同じ。

 

 

 

 

 

では、本来の目的であった≪善化寺≫へ。

パスポート提示で無料です。

 

 

 

 

 

中は写真禁止ですが、こちらの仏像や彫刻も素晴らしいものでした。 

 

 

 

 

大同でよく目にした、牙が3つ貼りついてる象さん。

 

 

 

 

 

昨日の華厳寺同様、こちらもしゃちほこ。 彩色は施されていないけど、立派!

 

 

 

こちらのお寺で猫をたくさん見た!という口コミを見たので大いに期待していたのですが。

 

 

 

 

一匹もい~ひんかった。 しょぼん・・・。

 

 

 

 

あちこち観光して、そろそろ夕刻。

・・・ですが、まだまだ暑い。 

 

 

 

そんな中。

 

 

 

 

やって来たのは、永泰門。

近年修復が完成した城壁の南門。

 

これから城壁の上を観光します。 続きはまた今度。


大同旅もぐもぐ編 麺!麺!!麺!!! ロボットも働くよ!の巻

2018-07-22 21:40:28 | 中国国内旅行 2018.7 大同

山西省・大同の旅。今回はもぐもぐ編。 

時系列に2泊3日で食べたものをご紹介いたします。

 

 

一日目のランチは、雲崗石窟で。

 

 

 

 

 

麺の種類がとにかく豊富なことで有名な山西省。 中でもまずは刀削麺でしょ!と、にぎわっていたこのお店へ。

 

 

 

 

 

観光客で満席。

 

・・・ん? 右奥の方に、なんとも姿勢の良い方がいらっしゃるようですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・無表情で麺を削っていた。

 

 

 

刀削麺ロボット。

話には聞いたことがあったけど、ここでお目にかかれるとは!

 

 

 

お肉バージョンとトマト&卵バージョン。観光地価格で15元(約250円)。

うん。 こういう観光地にしてはまあまあのお味でした。

 

 

 

 

 

もくもくとひたすら麺を削る刀削麺ロボットさん。

なんでこんなマネキン的な顔なのかわからないけど、ご苦労様です。ごちそうさまでした。

 

 

 

 

一日目の夜ご飯はこちら。

鳳臨閣。

 

 

ものすご~い人気店と聞いていたので、先に整理券をゲットして、指定された集合時間17:25にお店へGO!

 

 

 

 

 

この日はいつもより混雑具合がマシだったそうですが、それでもあっという間に満席。

(にしても、地下も含めて一体何階建て!?)

 

 

 

 

このようなシートに自分で記入するスタイル。 料理名でわからない場合は、写真付きのメニューを見せてくれるようです。

 

 

 

 

 

こちらがビール。

めっちゃ暑かったので「つべたいビール! とりあえず2本!」とお願いしたら、申し訳程度に冷えた青島ビールがやってきた。

 

 

違う!求めてるのはこれちゃうっ!

 

と、やっつけ仕事的に2本飲み干し、今度は別の雪花ビールを注文したところ、冷えっひえ!大満足のビールがやって参りました。

 

 

 

 

口コミサイト"大衆点評"で人気のお料理を注文。

左下のペポカボチャ?ズッキーニ?の細切りの涼菜。 これが美味!!! ちょっと辛めのさっぱりタレとビールが良く合う!

 

 

 

 

そして、やっぱりここでも麺。

上は"莜面"というもので、味はそば粉のような感じ。しっかりした食感で、タレにつけて食べます。

下はお昼も食べた刀削麺。

 

 

 

 

 

二日目のお昼はこちら。

紫泥369粗糧季。

 

このお店も大人気で、13:30くらいに行ったにもかかわらず番号札を取ってテーブルが空くのを待ちます。

 

 

 

 

お昼からビール。 

グラスは何でこの形?と疑問は残りますが、キリっと冷えていたので合格!

 

 

 

 

 

梨のコンポートのような優しいスイーツとお店特製ヨーグルト。なぜかデザートが一番に運ばれて来た。

下はオクラの天ぷら。 サックサク!!! 歯ごたえがないくらい、すかすか!?とびっくりするくらいの軽さ! スナック菓子のようでめちゃめちゃビールに合う!

お肉とピーマンの炒め物。これも美味。

 

 

・・・ですが、このお店はとにかく量が多い!!!

ここでも麺を食べようと、敢えて"小さいサイズ"を注文したのですが。

 

 

 

 

なんでこれが"小"やねんっ!? (ほな、大はどんだけデカいんや?)

 

・・・と文句言いながらも美味しくて、ところてんのような食感の涼粉をツルツルいただきました。

 

 

 

 

お昼たっぷり食べたので、夜は軽めに・・・と。

 

 

 

 

宿泊したホテル(花園大飯店)内のレストランへ。

 

 

 

 

 

うん。 ここもビールは冷えてて合格。

 

 

 

 

 

昨日美味しかったペポカボチャ?の千切りを含め、ビールに合うサックサクのネギ餅(薄いお好み焼きみたいな感じ)と優しい味の肉団子入りスープ。

 

 

 

 

 

で、やっぱり、麺。

麺の材料が違うので、噛んだ時の食感やコクが違って面白い。

 

 

 

 

 

そしていよいよ最終日のお昼は。

 

 

 

またまた、紫泥369。

 

 

 

 

口コミで一番人気のこちら"黄米涼糕"は、もち米の優しいおやつのような甘さ。

 

 

 

 

 

一方こちらは。

揚げナス・・・をかる~く飴でコーティングしたもの。

 

茄子料理を注文したところ、揚げたのと冷たいのとどっちがいいかと聞かれたので揚げたのと答えたら、まさかのデザート的な一品が登場したのでした。

ご飯という感じではなかったけど、これがなかなか美味しくて、おナスってデザートにもなるんや・・・とびっくり。

 

 

 

ちなみにこの時注文したビールは全然冷えていませんでした。

昨日はばっちり冷えてたのに、なぜ?

 

 

 

そんなこんなで、麺を中心に食べまくった大同旅。

大同ではお酢も特産のひとつでして。

 

 

 

こんなのがあるお店。

 

 

 

 

味見もできて気に入ったのを量り売りしてくれるので、自宅用に購入。

 

 

 

 

家に帰って早速餃子といただきました!

 

 

大同のもぐもぐ。美味しいのはもちろん、安い!   

以上、大同もぐもぐレポでした。 


大同旅その3 断崖絶壁にお寺が! 足がすくむような懸空寺

2018-07-20 21:18:59 | 中国国内旅行 2018.7 大同

大同観光2日目。

今日は郊外へ行くので、ホテル(大同花園大飯店)のビジネスセンターでタクシーをチャーター。

向かうは。

 

 

懸空寺!

市内から1時間半ほどのドライブで到着です。

 

 

 

 

 

なんか、ものすご~いご先祖的な人がアピールしてる看板を横目に進み。

 

 

 

 

 

さらに、ユラユラ揺れ度合いが半端ないこの橋を渡ると。

 

 

 

 

 

右手の崖になんか貼りついてるっ!!!

 

 

 

 

 

おぉぉ~!

懸空寺です!

 

 

大きな岩に『壮観』とありますが、よ~く見ると『壮』の横にもうひとつ点がありますね。

 

唐代の詩人 李白がこのお寺を見て感激し『壮観』と書いたものの、いやいやちょっと待って!おれのこの感動、『壮観』の二文字では伝えきれへんわ!と、思わず点を一個増やしたのだった~。

 

 

・・・という言い伝えなのですが、いやいや、ほんまかいな?

(その辺は適当に流しておきましょう)

 

 

 

 

 

さて。

 

 

 

 

こんな崖に建つお寺なので、お寺に入る前にスタッフが人数制限しています。

 

北京では随分"並ぶ"という概念が一般化してきましたが、ちょっと地方へ行くとまだまだ。

少しの隙間でも入り込もう! あわよくばスタッフの目を盗んで進んじゃおうというおっちゃん、おばちゃん。

 

 

 

 

・・・あんたら。 いいから、落ち着け。

 

 

 

 

 

というわけで、ようやくお寺への参観が許されました。

細い入り口から入り、急な階段を上り。

 

 

 

 

 

人ひとり通れるくらいの細い通路を、ゆっくりゆっくり進みます。

 

 

 

 

 

なが~く伸びる細い木。

こんな細い木で、ほんまにお寺を支えられるんやろか?

 

 

 

ちなみに。

 

 

 

 

 

みんなの安全のために、揺らしたらあかんで!

 

 

 

 

そりゃ、そうや。 命にかかわるわ。

 

 

 

 

 

崖にはりついたお寺の通路を、私たちも壁にはりつくように進んでいきます。

 

 

 

 

 

というのも、欄干が結構低いから。

 

 

 

 

 

 

その欄干をがっしり握って、一歩一歩下っていきます。

 

 

 

 

 

最初こそ下を見たらドキドキしたものの私は特に高所が苦手ではないので、この辺に来ると意外とさくっと歩いていました。

 

 

 

 

全てこのような通路かと思いきや、突然。

 

 

 

 

 

洞窟!?

この出口はかなり細かったのですが、抜けられない大柄な人とかどうするんやろ?

(お寺の中はすべて一方通行)

 

 

 

 

 

そんなこんなで、観光終了!

 

 

 

 

 

改めて下から見ると、ほんまよう造ったな~と圧倒されます。

このお寺の興味深い点は、"寺"とついていますが仏教、道教そして儒教の3つの宗教が一体化されているということ。

 

写真NGなのでアップできませんが、同じ部屋に異なる宗教が祀られているのは不思議な感じでした。

 

 

 

 

 

もともとは道家の"玄"、仏家の"空"をとって"玄空閣"という名前だったのが、その姿から"懸空寺"(懸と玄の中国語発音は同じ)と名前が変わったのだとか。

 

 

 

雨が降ると入場できないとか聞いていたので、晴れて良かった~! 


大同旅その2 大同市内観光:華厳寺・九龍壁などなど

2018-07-18 19:27:29 | 中国国内旅行 2018.7 大同

大同旅1日目。

雲崗石窟から市内に戻った後。何よりもまず・・・。

 

 

 

こんな、北京の前門エリアのようにすっかり観光地化されちゃった道をてくてく。

 

 

 

 

 

 

鳳臨閣 大同の大人気店。

 

中国の口コミサイト"大衆点評"を見ると、予約は取らないけど整理券を配るらしい。 夜の営業の整理券は14:30から配布開始と書いてある。

なので、絶対にこの日の夜にこのお店で食べられるよう、14:30にはお店に到着し無事整理券をゲット。(詳しくは別途書く予定です)

 

 

 

では、再び大同観光を始めましょう!

てくてく歩いていると。

 

 

 

・・・? なんかイベント?

 

 

 

 

 

目だけ少女漫画的なクマがうろうろしてた。

 

 

 

 

 

どうやらこの旅行の翌週、ジャッキーチェンの映画ウィークとやらがあるらしい。

(なので、大同のどこもかしこもジャッキー、ジャッキー、ジャッキー・・・  おなかいっぱい)

 

 

 

 

 

ジャッキーは置いといて、観光であります。

『華厳寺』

 

 

 

 

 

・・・の狛犬が可愛すぎ。

 

 

 

 

敷地内には時代の異なるいくつもの建築物があるのだけど、こちらは圧巻でした。

 

 

 

 

 

屋根の上のしゃちほこがかわいい!

 

 

 

 

 

写真禁止だったので中の様子は想像していただくしかないのですが、正面の仏様、左右にずらりと並ぶ像、天井にびっしりと描かれた絵。

見上げるだけで心が落ち着く空間です。

 

 

 

 

それにしても、ツバメの多いこと!

このお寺に限らず、大同の名所旧跡はツバメ率が高い!

 

 

 

 

 

続いて向かったのは、こちらの塔。

 

 

 

 

 

・・・に入るには、靴の上からカバーを履かねばなりませぬ。

 

 

 

 

順路に従って進むと、まずはなぜか地下一階。

 

 

 

 

金キラキン。

意味不明。

 

 

 

さくっと通過し、細い階段を上っていくと。

 

 

 

 

 

大同の街が一望!

 

 

 

 

 

 

水草がお行儀よく並んでらっしゃる。

 

 

 

しばし大同の街並みを眺めて再び地上へ。

 

 

 

 

 

大同ねこ!

 

 

 

華厳寺を後にして、次に向かった先は。

 

 

 

 

 

??? ロータリーに4つの門!?

 

 

 

 

・・・を超えて更にてくてく。

 

 

 

 

 

『九龍壁』

写真奥にチケット売り場。

 

 

ちなみに、無料です。

身分証(私たちならパスポート)を提示したら無料と書いてありましたが、何も提示してないのにサクッとチケットをくれました。

 

 

 

あまりに目立たないのか、私たちが訪れた時は観光客も少なく、半分くらいは地元のおっちゃん、おばちゃん、ちびっこ達。

 

 

 

 

九龍壁、独り占め!

 

これまで見たことがある北京の故宮、北海公園と並び、中国三大九龍壁のひとつ。 しかも最も古く最も大きいらしい。

 

 

 

 

なんという躍動感!

 

 

 

 

観光を終えて再び街中へ。

なんやろ? このお祭り的な雰囲気は?

 

 

 

 

両手にこれでもか!と串肉を持ったおっちゃんは、めっちゃご機嫌で音楽に合わせてノリノリ!

 

 

 

大同の夕方。

楽しそうな人々の様子を目にしながら、のんびりホテルへ。

無事、大同旅一日目が終わりました。

 

 

 

あちこちでジャッキーと目が合う、大同観光。


大同旅その1 雲崗石窟に圧倒される!の巻

2018-07-16 20:27:45 | 中国国内旅行 2018.7 大同

7/13~15、山西省は大同へ旅行しました。

朝早くのフライトで北京から約1時間。 あっという間に大同空港へ。

ホテルのチェックインだけ済ませたら、さっそく向かうは。

 

 

世界遺産『雲崗石窟』!

 

 

 

チケットは125元(2100円くらい)なので結構高い!

ちなみにこのずらっと並ぶ石柱は最近のものなので。

 

 

 

 

象さんを支える味わい深い人の顔をチェックしたら、サクッと素通り。

 

 

 

 

狛犬ラバーなので、こういうのはチェック。

 

 

 

 

 

こんな目に遭って、あらあら、お気の毒。

 

 

 

 

 

てくてくと歩いていく以外に、舟で風流に・・・という方法もあります。

舟よりも周りに集まる鳥類にくぎ付けの私。

 

 

 

 

このお手手にはもっとくぎ付け。

 

 

 

 

 

喉が渇いたら、何やら有難そうなお水を飲むもよし。

 

 

 

 

 

そんなこんなで、ようやく石窟観光はじまりはじまり~!

 

 

 

・・・なのですが、中に入れない石窟もあり少々残念。

 

 

 

 

 

とは言え、ど~んとこんな立派な建物の中に一歩足を踏み入れると。

 

 

 

 

 

うわぁ・・・。

 

 

 

 

見上げたまま固まる私。

 

 

 

 

 

壁という壁、天井という天井にびっしりと仏像や飛天などの彫刻が施されています。

 

 

 

 

 

ただただ圧倒されて見上げるばかり。

 

 

 

 

 

そんな私を見下ろす象さん。

 

 

 

 

でも、ちょっと待って!

ここって確か写真禁止では?

いいのかな? いいのかな? 写真撮っちゃっていいのかな?

 

 

 

 

 

「神様はちゃ~んと見てますよ」

 

 

 

 

ひえぇ~!

 

 

 

 

そうなんです。

写真禁止と聞いていたのであきらめていたのですが、石窟によって異なるようで・・・。

 

厳しく禁止されているところもあれば、係員がいても撮影OKのところもあり。

というわけで、今回アップしたお写真はすべて、係員の許可が下りた(と判断した)場所のものです。

 

 

 

 

 

それにしても、なんと素晴らしい・・・。

見上げていると何とも言えない静寂が心の中に広がり(周りはやかましいけど)、有難い気持ちでいっぱいになりました。

 

 

 

 

 

 

こちらの方は、これまでとは雰囲気が異なるな。

 

 

 

 

 

こちらの方も。 

友達の中に一人くらいはこういうお顔の人がいそう。(飲み会の予約とか任せといて!みたいな気配りできるいいヤツ・・・的な)

 

 

 

 

こんな感じで石窟は続きます。

 

 

 

 

 

彩色がほどこされていない仏像も。

この股関節の柔らかさよ!

 

 

 

 

 

ちなみに石窟の周辺はやたら燕が多かった。

 

 

 

 

 

こっそり奥から覗いている方もいらっしゃるので、お見逃しなく。

 

 

 

 

 

見学エリア最後はこちら。

いやもう。ただただすごいの一言。(ボキャブラリー乏しくてすみません)

 

 

 

 

 

石窟を見終わったら、博物館へ。

スタイリッシュな外観。 そして館内も。

 

 

 

 

 

うぉぉっ!

石窟関連で何年に何があったかが白い文字となって浮き上がるエントランス。

 

 

 

 

 

・・・を超えると、遠くに仏像が!(ただし、まだ製作中)

 

 

 

 

もれなく仏教の世界へ吸い込まれそう。

 

 

 

そんな中にいきなり。

 

 

 

 

占い!? しかもコンピューター!?

 

 

 

・・・これだけの遺産のそばで、なぜこれを作る?

 

 

 

博物館も堪能したので、それでは入り口に戻りましょう。

途中何やら歌声が聞こえると思ったら。

 

 

 

 

 

実に寂しいステージだった。

 

 

 

 

 

草むらにぽつぽつと石像が。 なんでここに放置されてるんやろ?

 

 

 

・・・と、帰り道はなにやら寂しい気持ちになってしまいそうですが。

 

 

 

 

 

やたら気合の入った狛犬に元気づけられて、復活!

 

 

 

 

 

最後はこんなお土産やさん&お食事ストリートを通り、無事、雲崗石窟観光終了です。