北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

おうちで故宮を愛でる!

2020-03-30 18:45:10 | 中国ドラマ
新型コロナウイルスがますます深刻になる今、おうちでの楽しみを探そう!と見ているのが、こちら。
 
 
 
 
『上新了 故宮』
故宮アップデート!ってなとこでしょうか。
 
 
中国の動画サイトで見ています。
本当は中国や台湾のドラマをみたかったのですが、やはり著作権の関係で日本国内では見られません。 
そんな中、日本でも見られるこちらの作品。
 
 
 
 
 
去年第一シリーズが放送され、好評とのことで今年第二シリーズもスタート。
 
ドラマ仕立てのドキュメンタリーという感じで、『故宮アップデート部』という架空の部署が舞台。
 
 
 
 
まずは。
 
 
 
 
 
 
こちらのおじさんが、お題を提供します。
 
 
 
 
 
 
毎回テーマが変わるのですが、この回では故宮における書籍がお題。
 
 
 
 
 
おじさんのお題の答えを探して故宮を探索するのが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらのお二人。俳優さん。
 
右側の周一囲さんは結構ハマったドラマ(『海上牧雲記』)に主要な役割で出ていたのですが、ドラマの印象とあまりに違ってびっくり。 俳優さんってすごい。
 
 
 
 
 
 
 
 
2人はひろ〜い故宮で専門家から話を聞きながら、答えに近づいていきます。
 
 
 
 
さらに毎回ゲストが登場し、例えば。
 
 
 
 
 
 
 
 
ある回はこちらの女性。
 
 
 
 
 
 
 
 
映画『ラストエンペラー』に出演した女優さん。
 
 
 
 
 
 
 
 
アカデミー賞受賞作品『ラストエンペラー』。
 
 
 
 
 
 
 
 
故宮の中で撮影を許された唯一の映画だとか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お猫さま曰く「まぁ、主役といえば今は吾輩ですけどねっ」
 
 
 
 
 
 
あんた、誰や?
 
 
 
 
 
 
 
 
突如として現れ偉そうなセリフを吐くこちらの猫。
 
 
故宮にはたくさんの猫が住んでいるらしく、その中の代表(?)としてちょくちょく登場するのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、物知りロボット。
存在がゆるくて可愛い。
 
 
 
 
 
 
 
 
さて。
2人とゲストはお題の答えを求めて故宮のあちこちへ向かいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
時に、再現ドラマをはさみながら。
 
 
 
 
 
 
 
 
本来なら入れない場所も見せてもらえるのが嬉しい!
 
 
 
 
 
 
 
 
貴重な文物も公開してくれます。
 
 
 
 
 
 
と、実に魅力的な作品なのですが、1つ気になることが。
それは…。
 
 
 
 
 
 
唐突に広告が入ること。
 
いきなり「乾杯しよう!」言いながらスポンサーのお酒を飲む。
 
 
 
 
 
 
不自然に置かれた牛乳を前に作業。
 
 
 
 
 
 
 
全然関係ない映像に、ハンバーガーチェーンからのおめでたい言葉。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それらに可愛い映像をかぶせてくるので、ま、いいけど。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いきなりスポンサーの車に乗って、その性能をアピールするとか。
 
 
 
 
 
 
 
 
これまた可愛い映像が続くから良しとしよう。
 
 
 
 
 
 
そんなわけで一話完結、無事にお題の答えを探し出した2人は。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それを踏まえた故宮グッズの開発に取り組みます。
中国の学生たちからのアイデアをもとに、毎回テーマに沿ったグッズを作成して無事終了。
 
 
 
 
 
 
私は中国の動画サイト「愛奇芸」で見ています。
第一シーズンを見終わったので、今日から第二シーズン視聴開始です!
 
 

動けないなら中国ドラマを見よう

2019-01-08 23:06:59 | 中国ドラマ

前回のブログで書きましたが、現在骨折療養中の私。

幸い軽症だったのですが、やはり以前のようにガツガツ外出するのはまだ怖い。

 

 

 

家にいる時間が長いので、ほな、中国ドラマでも見ましょか。

(ドラマは動画配信サイトからダウンロードして見ています)

 

 

私がどっぷり中国ドラマにハマったきっかけは、もちろんコチラ↓。

 

 

 

 

≪琅琊榜≫

以前ブログでもご紹介しています。(詳しくは→ この日のブログを)

 

 

 

これを超えるドラマがないかと、その後も色々見ております。

今、見ているのは。

 

 

 

 

≪大江大河≫

改革開放40周年の昨年始まったドラマで、第一部47話が先日終わったばかり。

琅琊榜の監督、プロデューサーが手掛けると聞いて見始めました。

 

私はまだ数話しか見ていないけど、しっかりとした作りでじっくり見せる内容が面白い。

 

 

 

 

主人公を演じるのは、≪琅琊榜≫の靖王だ! 

中国ドラマを見てると本当にあちこち同じ俳優さんが出ているので、この人ら休む暇あるんやろか?と心配になるくらい。

 

 

 

これと同時進行で見ているのはこちら。

 

 

 

≪天盛長歌≫

放送開始からすぐに≪琅琊榜≫っぽい!と話題になったのだけど、そこまで内容が緻密かと言われると、う~ん・・・。

でも、全56話なんとか見る予定です。

 

 

 

 

ちなみに、主人公を演じる陳坤。

前回駐在時に初めて見た中国ドラマでも主演。 これからも頑張れ~!

 

 

 

≪琅琊榜≫つながりで・・・。

 

 

 

 

同じチームが作成した≪歓楽頌≫。

 

 

 

 

5人の女の子が上海で奮闘する話ですが、まぁまぁ面白かったです。

なんでやねんっ!?とか、そこまでするか!?とかツッコミながら42話見たわけですが、5人のうちどうしても受け付けない登場人物がいて、そいつが出てきたらしんどかった。

 

 

 

 

続編もあるのですが、その受け付けない登場人物が引き続き出ること、そして第一部最終話のエンディングが「はぁ?」って感じだったので、続編は見ていません。

 

 

 

 

 

意外とはまったのがこちら。≪我的前半生≫。

裕福な専業主婦だった主人公が夫からいきなり離婚を切り出され、そこから自立していくストーリー。

それにしても、中国の女性は強いわ。 そして娘を思う母親も怖すぎるほど強いわ。

 

 

 

この作品をきっかけに現代劇も見ようと思ったのだけど。

 

 

 

 

これはつまらんかった・・・。≪深夜食堂≫。 日本のドラマのリメイクです。

1話、あるいは2話完結なのでまだなんとか見続けられたけど、う~ん・・・。

 

 

 

 

 

こんなに色んな登場人物がいるのに、全然印象に残ってへん。

 

 

 

というわけで、再び興味は時代劇へ。

 

 

 

 

 

≪琅琊榜之風起長林≫

そうです! あの、ドはまりした≪琅琊榜≫の続編。 数十年後が描かれているのですが、あくまでその後を描いているので第一部の内容はほとんど登場せず。

ですが、時々回想シーンとかセリフの端々に第一部を彷彿する内容があって、≪琅琊榜≫ファンにとってはたまらないわけです。

 

で、肝心の内容ですが、面白かったし≪琅琊榜≫の世界はちゃんと引き継がれていたけど、そこまではまりませんでした。

 

 

 

 

登場人物が全体的に若かったというのもあるかな?

 

 

 

ちなみに、同時期に見ていたドラマがこちら。

 

 

 

≪九州海上牧雲記≫

歴史ファンタジーという感じでしょうか。空想上の国を舞台に、まるで映画のような素晴らしい画面の連続。

 

 

 

ですが、途切れ途切れに見ていたので、どうしても前回までの内容や人間関係を忘れてしまってなかなか進まない。

大きく分けて3つのグループに分けて描かれているのだけど、とにかく。

 

 

 

 

登場人物、大すぎっ!

というわけで、全75話の30話くらいで止まっています。

 

 

 

一方・・・。

 

 

 

 

中国でも大人気だった≪那年花開月正円≫。

実在の女商人がモデルとなったドラマで、主人公がぐいぐい道を切り開いていく様はなかなか面白く見ていたのですが、途中で視聴が止まっています。

 

 

中国では以前はどのドラマも無料でネットで見られたのですが(まあ、それがそもそも変か)、最近ではいくつかのネット配信サービスがそれぞれドラマを放映し、中にはVIP会員にならないと見られないものもあります。(VIP会員と言っても月300円くらい、さらにそれを割引で購入しています)

私は"愛奇芸”という動画サイトのVIP会員なのですが、↑このドラマは他の動画サイトのVIP会員しか見られないようになってしまったのです。

というわけで、そのまま放置状態・・・。

 

 

 

 

 

こちらも昨年人気があったドラマ≪延喜攻略≫。

70話なんとか見終わりましたが、まぁ~まぁ~・・・かな?

何かあってもすぐ解決するし、いいひと悪い人ハッキリしてるし見やすいのだけど、深みがない。さらに、何かっちゅ~とすぐに効果音楽を流してくる。やかましいわっ!!!(この、何かっちゅ~とすぐに音楽流しとけ!は、ちょっと前までは頻繁にありました。うんざりだ)

 

 

 

 

このドラマもめ~っちゃ登場人物が多いのですが、まぁ程よく消えていくので(?)なんとか見終わりました。

内容はともかくとして、故宮が舞台なので映像は綺麗だった。

 

 

 

それにしても、50話だの70話だの、なんでこんなに長いんや!

 

 

 

というわけで、映画を見てみました。

 

 

 

日本の岩井俊二監督が中国で初メガホンをとった映画。≪你好、之華≫。

 

 

 

 

いかにも岩井俊二監督の世界・・・という感じの内容でした。淡々と。美しく。

 

 

 

 

 

一方こちらは真逆の雰囲気の映画≪我不是薬神≫。

かなりの人気だったので見たのだけど・・・半分くらいで挫折。

 

 

 

挫折と言えば。

 

 

 

こちら。≪最好的我们≫。

高校を舞台にした青春ドラマで、評価もかなり高いのですが。

 

 

 

 

こういう青春ものが苦手なんやった・・・。こっぱずかしいというか何かもぞもぞする感じ。

全24話と中国ドラマにしては短いにも関わらず、10話くらいで挫折。

 

 

 

一方・・・。

 

 

 

 

じゃ~ん!!! ≪人民的名義≫。全52話。

これは面白かった!!!

 

中国の腐敗をここまで描いていいの!?というくらい。

ちなみにこのドラマも。

 

 

 

 

 

登場人物多すぎやっ!!!

 

 

 

というわけで、何が言いたかったかといいますと。

 

 

 

≪琅琊榜≫を超えるドラマにはまだ巡り合っていないという話でした。

ちゃ~ちゃららら~・・・とテーマ曲が流れるだけで目頭が熱くなるほど、この世界にどっぷりです。


すっごく面白かった!中国ドラマ≪琅琊榜(ろうやぼう)≫

2018-05-06 14:15:06 | 中国ドラマ

最近どっぷりハマっていたドラマを見終わりました。

 

 

≪琅琊榜(ろうやぼう)≫ (全54話)

2015年に中国で大ヒットしたドラマなので、何を今更・・・って感じなのですが(笑)。

 

 

 

どうやら日本でもCS等で放送されたようです。

(あらすじ等は→コチラのサイトをご参考に)

 

 

 

 

内容を簡単にご説明しますと。

 

12年前に謀反の汚名をきせられ戦死したはずの"林殊"が実は生きており、姿そして名前を変え都に戻り、かつて自分たちを陥れた人物達に復讐する・・・というストーリー。

 

 

 

こう書くと、ごくありふれたドラマに思えるかもしれませんが、その復讐計画が実に緻密、更に「これは映画か?」と思う程の質の高い映像、深刻な内容だけでなく思わずニヤリとしてしまう楽しいシーンも織り交ぜつつ進むストーリー。

 

 

 

辛口で知られる評価サイト、7.0を超えたらかなりの高評価と言われる中で、なんとなんと9.1。

 

 

 

 

 

とにかく登場人物が多いので、最初は頭を整理しつつ見ていましたが、そのうちこの世界にどっぷりと入り込んでしまいました。

 

先ほど紹介しましたストーリーも素晴らしいのですが、私が一番ぐっときたのは、主人公を中心とした人々との心のつながり。

揺るぎない信頼、変わることのない愛情。

クライマックスに近づく中で、何度もじわじわと涙しました。

 

 

 

さてさて。

この≪琅琊榜(ろうやぼう)≫には続編があり、中国ではすでに放送終了しています。

第一弾ほどではないけれど、こちらもなかなかの高評価。

 

早速見てみようっと!

(画像はネットからお借りしました)