北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

写真で見た光景を求めて ミャンマーへ!

2015-04-29 14:53:33 | 海外旅行 ミャンマー 2015.4-5

短いけれど、中国ももうすぐ5月の連休。

それを利用して、我が家も旅へ!

行先は・・・。

 

 

ミャンマー!

 

 

もともと別の国へ行く予定だったのですが、二転三転してなぜかミャンマー。

ある写真の光景を目にしたことがきっかけだったのですが、その他に。

 

 

 

 

3月に一時帰国した際、機内でもらった冊子。

 

 

 

 

 

ミャンマー特集もちょっと気になっていたこともあり、ならば!と、ミャンマーへ!

 

 

 

 

とはいえ、ミャンマーのこと全然知らない私たち。

手元にガイドブックもないので・・・。

 

 

 

 

 

自作の旅のしおり。

 

 

 

 

 

ネット上の情報を切り貼り、切り貼り・・・。

 

 

 

 

 

 

移動中使いやすいよう、A5サイズで。

 

 

 

 

 

もちろん、もぐもぐ情報も!

 

 

 

現地では、多数の仏塔を個人で観光することになるので。

 

 

 

仏塔や寺院MAPも。

 

 

 

 

京都で購入した“よーじや”のミニファイルにちょうど収まりました。

 

 

 

 

最高気温は40度にもなるという、今一番暑い時期のミャンマー。

へばらないように気をつけなくちゃ。


アイスランド旅番外編 買ってきたいろいろ編

2015-04-27 20:02:47 | 海外旅行 アイスランド 2015.2

いまさらですが・・・。

2月のアイスランド旅行で買ってきたもろもろを。

 

 

まずは、こちら。

 

 

 

 

ん???

TIGER!?

 

そうだった。

アイスランドへ行く前にコペンハーゲンに立ち寄って、デンマークの100均ともいわれるTIGERへ行ったのでした。

 

この猫さん。 ちょっぴり・・・。

 

 

 

 

「ぼくに似てます?」

 

 

 

 

さて、アイスランドでは。

 

 

 

 

 

酪農大国ならではの、チョコレート!

ボックスは免税店で。 ビターとミルク、2種類入っていました。

 

板チョコはアイスランドのスーパーで。

スーパーごとに値段が異なるのがおもしろい。 そして、私たちが底値とにらんだお店の価格は免税店より安かったのでした。

ようわからん・・・。

 

 

 

 

こちらは、リップバーム。

北京の乾燥に悲鳴を上げている私のカサカサ唇に、アイスランドの潤いを・・・。

 

 

 

 

世界最大級の温泉、ブルーラグーンの成分を使ったマスク。

 

これは空港の免税店で購入したもの。

ブルーラグーンのSHOPにはお得な2個セットとかあったけど、ま、空港で買えたし良しとするか。

(ブルーラグーンでは吹雪でそれどころじゃなかったし)

 

 

 

アイスランドと言えばニット製品。

 

 

 

 

靴下とか、指先が出る手袋とか。

一番右のドデカイくつしたは、見渡す限り雪景色の中で水にハマった時の、あの、くつしたです。

 

 

 

 

 

こちらも、アイスランドニットやさんで購入。

 

 

 

そして。

アイスランドへ行く前から絶対にゲットするぞ!と決めていた・・・。

 

 

 

 

 

パフィン!

手のひらサイズ、肌触りもGOOD。 かっちゃんの枕元が定位置です。

 

 

 

 

それでは最後に、こちら。

 

 

 

 

なんでしょう???

 

 

チョコレート。

 

では、ありません。

 

 

 

これ、『融けない氷』なんです。

火山の国ならではのお土産。 火成岩の一種なのですが。

 

 

 

これをよ~く洗って、冷凍庫で冷やして。

 

 

 

 

氷代わりにグラスへ2、3個。

氷のように融けて飲み物の味が薄まることなく、最後まで美味しく味わえる・・・というわけ。

 

 

 

・・・なのですが、2、3個ではそこまで冷えないぞ。

5~6個ぶちこんでちょうど良いくらいでは?

 

 

 

 

ちなみに、こちらのケースには注意書きが書かれてありまして。

 

 

 

『過度のアルコールで 判断力がにぶる恐れがあります。  石を飲み込まないよう、ご注意を!』

 

 

 

というわけで、アルコールに使用するときはほどほどに。

 

 

 

色々あったけど、また行きたいアイスランド。

まだまだ見ていないアイスランドの自然を体感したい~!

 

 

・・・のですが、寒いところへの旅が続いたので、そろそろ暑い国へ!?


ふしぎな路上 なんでもアリのフリマ(?)登場!

2015-04-24 21:31:22 | 北京暮らし いろいろ

なんだかんだと、ぐだぐだといつも工事をしているマンション周辺ですが。

 

 

現段階ではこんな感じで川が流れています。

その川沿いに、ある日突然。

 

 

 

 

 

人だかりが。

休日ともなると、川沿いをぐる~っと取り囲むようにぎっしり密集状態。

 

 

 

これ。 何かといいますと。

 

 

 

 

路上販売? フリーマーケット???

 

よくわからないのですが、1か月ほど前から突如として現れた人々。

何を売ってるのかな~?と見てみると。

 

 

 

 

 

古本。

 

 

 

 

 

骨董・・・風に見えるモノ。

 

 

 

 

仏像っぽいものまで並んで、これは、あれかな?

日本のお寺でも開かれるような骨董祭り的なものかしら?

 

 

 

 

・・・と思ったら、そういうモノの横に、なぜか黒いヒール。

 

 

 

 

Tシャツも。

 

 

いやいや、これらはまだマシな方。

ちゃ~んと陳列して、売る気を感じますもん。

 

 

 

方や・・・。

 

 

 

 

ぐっちゃぐちゃ。

売る気あるんかい?

 

 

 

 

ま、きちんと陳列されていたら良いというものでもなく。

 

 

 

 

使い古しの時計。

 

 

 

 

 

履き古した靴。

 

古着はまだしも、人が履きつぶした靴って・・・。

 

 

 

 

 ま、大半がこんな感じ。

家にあるいらんもんを、とりあえず持ってきて並べてみました・・・という状態。

 

 

 

 

使いかけのペン、ペン、ペン・・・。

 

どうすんねん、これ。

 

 

 

 あ、もちろん。

 

 

 

 

中国らしい茶器とか。

 

 

 

 

 

国民的スポーツ 卓球~!

 

 

 

 

 

おぉっ!

価値のほどはわからんが、書の数々。

 

 

 

 

・・・の横に、やっぱり、靴。

しかも、ぼろぼろ。

 

 

 

 

 

そして。

 

 

 

 

そ、それは!!!

 

 

 

 

 

猫のおトイレ~!?

 

 

・・・これも使い古しか?

 

 

 

 

 

それでは最後に、トイレつながりでもう一枚。

 

 

 

 

・・・・・おっさん、マジか?

 

 

 

 

・・・その便器、家から持ってきたんか。

 

 

 

まさかの。

 

 

 

満を持しての目玉商品、おすすめのイッピンやったりして。

 

 

 

・・・と、もしかしてもしかしたら掘り出し物が見つかるかもしれないフシギな一画。

便器がほしい人もそうでない人も、興味があれば一度どうぞ。


うまうま中華! 北京! 四川! トルファン!

2015-04-22 22:35:55 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

中国にいる楽しみ。

それは。

 

 

本場の中華を堪能できること!

 

中国は広い! なので、地方によってその特徴は全然違う!

北京にいながらにして、それらを色々味わえるのはやっぱり幸せです(#^.^#)

 

 

 

というわけで、まずは北京!

 

 

 

一碗居 老北京炸醤麺』 農展館店

北京市朝陽区農展館北路甲8号

 

 

 

 

お店の前は時々通っていたのだけど、入ったのは初めて。

 

 

 

 

思いがけず広くてきれいな店内。

 

 

 

注文したのは。

 

 

 

 

なんだっけ?

 

 

 

 

・・・なんだっけ? 名前忘れた。

 

でも、この野菜はお気に入り。(のくせに、名前忘れた)

噛むとじゅわっと瑞々しさを感じる不思議な食感。

一緒に青いままのニンニクが入っていたけど、これは初めて見ました。

 

 

 

ま、なんといってもこの日の目的はこの炸醤麺だしね。

北京というか、北方の麺。

 

 

オーソドックスな肉味噌をからめるタイプを注文しましたが、お友達はお肉入りのバージョンを。(写真奥に写っているのがそれです)

 

 

 

 

これを、ぐわぐわぐわしゃ~!とかき混ぜて、男前にいただきます。

夏になると食べたくなる麺なのですが、春でも美味しかったです。(当たり前か)

 

 

 

 

この写真の真ん中。 ま~るい可愛いもの。

 

 

 

ローボー酥餅。

さっくさくの生地の中に、お野菜。 美味しかった~!

 

 

 

続いて。 今度は痺れる辛さが刺激的な四川料理を。

 

 

 

ど~んと、ね~さん達の視線を感じながらのお食事。

ここは、

四川会館

北京市朝陽区三元橋曙西里甲1号

 

 

 

 

 

なんだか素敵な雰囲気ですが、お手頃価格のお料理もいろいろ。

 

四川料理ということで、やっぱり。

 

 

 

辣子鶏(ら~ずじ~)。

た~くさんの唐辛子の中から鶏のから揚げをつまんで食べるのですが、この鶏肉がやわらかく美味しかった!

 

 

 

いつも辣子鶏を注文するので後回しになりがちな。

 

 

 

宮保鶏丁。

 

 

 

 

箸休めの一品。

 

 

 

 

こちらも。

から~いお料理には、こういうあっさり系が欠かせません。

 

 

 

 

 

そして、四川料理なのでもちろん。

 

 

 

 

 

麻婆豆腐!

当然辛いんだけど、お豆腐の味もちゃんと味わえるのがgood!

 

 

 

 

担担麺も。 

 

四川料理。たま~にガッツリ食べたくなります。

 

 

 

 

そして最後は。

 

 

 

 

 

“牛街”。 北京のイスラム街へ行った時に訪れたお店。

 

 

 

 

清真トルファン

北京市西城区牛街北口6号楼

 

 

 

 

 

新疆ウイグル地区の麺。

ナポリタンのような味でした。

 

 

 

 

お店の人気メニュー。 レンコンの揚げ物。

 

 

 

 

中にはニラがた~っぷり!

 

 

 

 

そして・・・。

 

 

 

 

羊肉串!

 

実はワタシ。 羊肉が苦手・・・。 

あのクセのある香りがなんとも・・・。

 

 

 

なのですが、その羊肉串。

2本も食べちゃいました。

 

 

最初こそ少し香りが気になるなと思ったのですが、食べてみるとじわっと広がる旨み!

たくさんは無理ですが、羊肉串の美味しさを知った私。

 

 

 

また一歩、(味覚の)オトナの階段を登ってしまいました。

 

 

羊さんにとっては、いい迷惑かもしれないけど・・・。

 

 

 

中国各地のうまうま。 

奥が深いです。


猫好きに贈る 猫とたわむれる法源寺

2015-04-20 20:16:05 | 北京暮らし おでかけ編

前回の続きです。

 

 

ライラック咲く法源寺~。

 

 

 

にカメラを向けていたその時。

 

 

 

 

 

・・・なんか、視線を感じる。

 

 

 

目線を移すと。

 

 

 

 

白サバさんが私を見てたっ!!!!!

 

 

 

 

お寺の撮影、一時中断!

一目散に、かつ驚かせないよう慎重に、白サバさんの元に駆け寄ると。

 

 

 

 

 

なんか、落ち着きないな。

 

 

 

・・・おトイレタイムでした。

 

それはそれは、すがすがしいおトイレタイムでした。

 

 

 

 

「砂、かけんとっ! 砂っ!」

 

 

 

一生懸命隠しておられますが、その一部始終を私はカメラに収めてしまいました。 ごめんにゃ。

 

 

 

 

 

「はぁ~、すっきり」

 

 

 

 

とのことなので、良かったです。

 

で、その、すっきりした白サバさんは。

 

 

 

 

「見回り、見回りっと・・・」

 

 

 

え・・・?

お寺の中も、フリーパス状態?

 

 

 

 

「・・・・・」

 

 

 

しばし中を見つめてから、白サバさんは静かに立ち去ったのでした。

 

 

 

 

 

わきまえていらっしゃる!!!!! えらいっ!

 

 

 

その後、しばらくして。

奥の方へと移動したところ。

 

 

 

 

 

さきほどの白サバさんと、そして、左の方にもう一にゃん!

 

 

 

カメラを構えたところ、なんと。

ずんずんずんっ!と近づいてきて。

 

 

 

 

 

「やっほ~! なにしてんの~?」

 

 

 

 

「儲かりまっか~?」

 

 

 

 

 

「ぼちぼちでん・・・」

 

 

 

 

 

ごつんっ!!!!!

 

 

 

この瞬間を、お友達が激写してくれていました。

 

 

 

 

とび三毛ちゃん。 カメラにど~ん!!!

 

  

 

 

 

まだまだ子猫ちゃんなのか。

 

 

 

 

葉っぱを揺らすと、すぐ猫パンチ!

 

 

 

 

すかっ・・・。

 

 

 

ま、思いっきり外してるんですけど。

 

 

 

 

もういっちょ!

 

 

 

 

 

すっかすか。

 

パンチのセンスはなさそうです。

 

 

 

 

「やれやれ・・・」

 

 

 

 

「まだまだ、お子ちゃまやな」

 

 

 

達観してる白サバさん。

 

 

 

 

 

お子ちゃまなとび三毛ちゃんは、その後もふわふわ舞う毛毛(まおまお 柳の綿毛)を夢中で追いかけていたのでした。

 

 

 

ライラックが見たくて訪れた法源寺ですが。

 

 

 

 

私の中では 法源寺=にゃんこ。

 

 

来年も、にゃんこ&ライラックを楽しみに・・・。


悠久の歴史、そしてライラックの香り漂う法源寺へ

2015-04-18 21:46:32 | 北京暮らし おでかけ編

先日。

 

 

“牛街(にうじえ)” 北京のイスラム街へ行ってきました。

 

 

 

目指すは。

 

 

 

 

 

法源寺。

イスラム街にありながら、仏教のお寺です。(入場料5元 8:30-16:00)

こちらのライラックが素晴らしいと、お友達に連れて行ってもらいました。

 

 

 

 

 

緑豊かな静かな空間。

聞くところによると、北京でいちばん歴史が長い仏教寺院なのだとか。

 

そして、日本史の教科書にも出てくる鑑真和尚もここで仏法を学んだのだとか。

 

 

 

・・・と、そんな歴史に浸る間もなく私たちを襲ったのは。

 

 

 

 

季節外れの雪!

 

 

 

・・・ではありません。

北京の春の風物詩。 柳絮(通称:毛毛“まおまお” 綿毛のついた柳の種子)であります。

 

 

 

 

 

もう、あっちこっち、“まおまお”の嵐!

 

 

 

 

 

奥まったところには、積雪のように白い“まおまお”。

 

 

 

 

 

緑の間にも、白い“まおまお”が・・・。

 

 

 

 

“まおまお”はひとまず置いといて。

この法源寺の見どころを。

 

 

 

 

 

ライラック。

 

 

 

 

 

 

白いのとか、薄い紫のとか・・・。

 

 

 

 

この日はあいにくの曇り空でした。

そして、ライラックのピークは、この日(4/15)はもうすでに過ぎていた感じですが。

 

 

 

 

 

ライラックに囲まれた空間。

あわ~く甘い香りに包まれて、なんとも心穏やかに。

 

 

 

 

 

満開のころなら、もっと素晴らしい、さらに強い香りに包まれたのかもしれません。

(来年にかけよう!)

 

 

 

ライラックのステキ法源寺はもちろんのこと。

 

 

 

 

狛犬ラバーとしては。

 

 

 

 

こんなワイルドな狛犬と同居しているのが、この・・・。

 

 

 

 

アホヅラ。

 

たまらん。

 

 

 

他にも。

 

 

 

 

 

魚としてはなかなかワイルドな風貌な方とか。

 

 

 

 

“コレは仏教ノ大事なモノだから、勝手に触っちゃダメ!”

・・・な、魚。

 

 

 

この、もろもろとしたウロコ!!!

触れたい気持ちをぐっと抑えて、お寺の奥へと進むと。

 

 

 

 

またまた、私好みのヒトなのか何なにかわからん輩が彫ってあって、実にあなどれないお寺なのでした。

 

 

 

 

そんな法源寺。

平日ということもあるのか、人もまばら。 静かな空間。

 

 

 

 

一番奥の空間には・・・。

 

 

 

読書中の男性?

 

 

 

 

しかも、絶妙に左右対称!

 

・・・読書環境としては最高やろな~。

(空気さえよければの話)

 

 

 

 

・・・と、ここまででもかなり良い感じのお寺なのですが、もっと素敵ポイントをこのお寺で見つけてしまいました。

 

 

 

 

ライラックもよし。

静かな仏教空間もよし。

 

 

そして・・・。

 

 

 

 

 

 

おや???

 

 

 

 

お寺ねこ  発見~!!!!!

 

 

 

 

そんな法源寺ねこについては、また今度。

 

 

“まおまお”の季節。

油断すると目や鼻や口に綿が飛んでくるので、お友達はスカーフで“まちこまき”状態でした。

 

 

 


最近のおうちモノづくり

2015-04-16 22:11:01 | 北京暮らし いろいろ

たとえば週末。

朝起きて窓の外を見たら、黄砂でまっきっき。

とか、

空気汚染でまっしろしろ。

 

 

・・・おでかけもできずガッカリなのですが、そういう時は、おうちでモノづくりのいい機会!

というわけで、最近作ったのはこちら。

 

 

 

 

生地そのものにインパクトがあるので、あえてシンプルなワンピースに。

普通に縫ったところ、なんだか田舎のおばちゃんの部屋着・・・みたいな、もっさり感が否めなかったので、

前後で若干長さに違いつけてアクセントを。

 

 

 

 

もともとストライプの生地だけで何か作ろうと思っていたのですが、どうもパジャマか囚人っぽくなりそう。

というわけで、切り替えタイプに。

 

ウエストの部分に長さ調節の紐があるのですが、紐でしぼらないとバルーンのようなふんわりスタイルなので、

 

いくよくるよ 

 

状態に。

 

もう少しスカートが短い方が使い勝手がいいかな~?

 

 

 

さて、お次は。

 

 

 

傘!!!

 

 

 

・・・いやいや、傘は作れません。

話は2週間ほど前にさかのぼりまして。

 

 

 

滅多に雨が降らない北京で珍しく雨が降ったその日、日本で新しく買った折り畳みの傘を持ってでかけたのでした。

が、新品にもかかわらず、なんと。

 

 

 

 

おっ、折れてるっ!!!!!

 

 

 

 

一度開閉しただけで、折れてるっ!!!!!

 

 

 

 

ショック・・・。

 

さて、どうしたものかとネットで検索してみると。

 

 

 

 

こんなものが。

どうやら自分で傘の骨を修理できるキットがあるそうな。

 

 

要修理の部位によって色々あるそうなんだけど。

 

 

 

 

・・・北京にいる私。

日本にいる時のように気軽に取り寄せるわけにもいかず。

 

 

 

そこで、考えました。

つまり、人間の骨折みたいに、ギブス的なものをはめ込めばよいのでは???

 

 

 

取り出しましたるは。

 

 

 

「ワタクシ、“ペン”と申しマス」

 

 

 

このペンを・・・。

 

 

 

 

いつぞやの、スーツケースのタイヤを修理したときに購入したのこぎりで

 

 

 

 

 

この状態に。

使うのはペンのほうではなく、筒の方。

 

 

 

 

 

 

折れた骨どうしをサポートするような感じで。

 

 

 

 

ちゃ~んと傘、させました~!!!

わ~いわ~い!

 

 

・・・と言いたいところですが、傘を閉じるとこのプラスチック筒から短い方の骨がでてしまうので、あくまで応急処置デス。

 

 

 

 

 

ところで。

ダメもとで購入したお店に連絡したところ、速攻で“返金します!”とのお返事が。

 

本来ならすぐに交換させていただきたい!

が、この傘はイギリスの会社のものなのですが、そこにも在庫がないので交換ができない。

申し訳ないけれど返金ということで・・・とのお返事でした。

 

 

・・・中国ではありえない対応や。


ぽっちゃりさんも、スリムさんも・・・の猫カフェ『猫屋珈琲』

2015-04-14 21:35:47 | 北京暮らし ねこカフェ(ねこカフェ部)

猫カフェ部の活動、相変わらず続いております。

先日向かったのは、古い街並み“胡同(ふ~とん)”にある猫カフェ 『猫屋珈琲』。

 

 

オーダーした黒糖生姜ティー。

 

メニューには、“オーナーの初恋”などという口に出すのも赤面のドリンクも。 確か日本の抹茶を使ったものだったような・・・。

 

 

 

オーナーの初恋は、ほろ苦い抹茶の味・・・。ナノカ?

 

 

 

 

さて。

私たちがソファーに座ると、すぐそばの窓辺にはブリティッシュショートヘアのにゃんこが。

 

 

 

そして、そのすぐ下では。

 

 

 

 

「いいな~・・・」

 

 

 

と、うらやましげに見つめるシャム猫さん。

ブリティッシュの兄貴。 どうするかな~と見守っていたのですが。

 

 

 

 

 

「おのれには10年早いんじゃっ、ぼけぇっ!!!」

 

 

・・・と言ったかどうかはわかりませんが、素敵ポジションを譲るつもりはさらさらない様子。

 

 

 

 

にしても、この猫カフェ。

・・・の、猫。

 

 

 

 

でかいな。

 

 

 

いや、でかいというか。

 

 

 

 

ボリューミーやな。

 

 

 

 

 

「うるさいわね。 ギロッ! 」

 

 

 

・・・・・大御所に怒られた。

 

 

 

 

ぽっちゃり好みの私としては、ぼりゅ~み~な猫さんが多いカフェは嬉しいのですが。

 

 

 

 

ちゃ~んとスリム猫さんもいらっしゃいます。

 

 

 

 

 

「あのデブ達と一緒にしないでくださる?」

 

 

 

 

 

 

「ぐっ・・・・・」

 

 

 

いやいや、あなたはあなたの可愛さがありますよ。

 

 

 

 

 

「そ、そう?」

 

 

 

うんうん。

 

 

 

 

「ふっ・・・」

 

 

 

ドヤ顔しても、隠せないデブ ぼりゅ~み~ なのでした。

 

 

 

 

「悔しい~!!!!! バリバリバリバリ!!!!!」

 

 

 

 

・・・と、ぽっちゃりさんもスリムさんもいらっしゃる猫カフェですが、そんな皆さんがボリュームの垣根を越えて仲良くなる瞬間が、こちら。

 

 

 

 

お客さんが購入した猫缶が、パカッ!と開いた瞬間。

 

 

 

 

お顔にアレルギーがあるとのことでカラーを付けた猫ちゃんも、この時は猫缶にまっしぐら!でした。

 

 

 

 

さて。

 

 

 

 

数日後。

 

今度は夫と行ってきました。

 

 

 

 

私たちの周りには集まらないのに、なぜ、この中国眼鏡男子はこんなにウハウハ状態なのだ!?

 

 

 

 

 

店では確か猫缶しか扱っていないのに、その手にあるのはもしや、“カリカリ”か?

 

・・・まっ、まさかの、マイカリカリ持参ってことか?

この店、カリカリ持ち込みOKなんかっ!? 

 

 

 

 

・・・とまあ、問いただしたいことは色々ありますが、ここはいい年こいた大人として猫と戯れる男子たちを微笑ましく見ていたのでした。

そして、私たちは私たちの目的を果たすことに。

 

 

 

猫カフェで果たす目的。 

その野望とは。

 

 

 

 

猫カフェで“ねこあつめ”

 

 

 

ご存知の方、あるいは、ドハマりの方もいらっしゃるかと存じますが、スマホのゲーム“ねこあつめ”。

単に、ねこを愛でるだけの、それだけのゲーム。

 

 

なのですが、我が家は夫婦そろってはまっておりまして・・・。

 

 

 

 

 

「リアル猫がいるのに、スマホの猫・・・」

 

 

 

・・・とまあ、リアル“ねこあつめ”状態の猫カフェ『猫屋珈琲』。

概ね好印象だったのですが、ただ1点残念ポイントを挙げるとすれば。

 

 

 

 

 

こんな可愛い“禁煙マーク”があるにもかかわらず、オーナー(と思われる)の若い女性がたばこをプッカプッカ吸ってたこと。

そして、客にも喫煙を許していたこと。

 

 

 

 

 

とはいえ、また訪れたいカフェです。

おなかが大きく、もうすぐママになるんだろうな~という猫さんもいたので、その子供がそろそろ生まれている頃じゃないかな?

 

猫屋珈琲

北京市東城区交道口北三条34号 

 

 

 

ちなみに、店先にはカメもいました。

 

 

 

ぽっちゃりさんも、スリムさんも、カメさんも。


アイスランド旅その10 アイスランドから北京へ・・・って、バスは来ないし、フライトは遅れるしの巻

2015-04-12 21:22:10 | 海外旅行 アイスランド 2015.2

静かな空間で温泉を楽しめたブルーラグーン クリニック。

 

12:00のチェックアウト後、12:15分頃に来るという空港行きのバスに乗って空港に向かう予定でした。

行きのチケットのように売り切れだったら困るのでフロントに確認したところ、ここからのバスは常に席に余裕があるので予約は不要とのこと。


ならば安心。


・・・と、サービスのコーヒーを飲みながら待つ私たち。

 

 

 

 

 

ホテル前の駐車場。 ここにバスが到着することになっていますが。

 




・・・15分過ぎても来ませんね。



フロントスタッフに確認すると

「多少の遅れはよくあることだから、そのうち来るわ」

とのこと。

 

 


へぇ~。そうなんや~。



 




30分過ぎました。


バス。来ませんね。(ナンデ?)



さすがにフロントのスタッフもおかしいと思ったのか、バス会社に電話してくれました。

果たして。

 

 




バスの運転手、うっかりクリニックに立ち寄るのを忘れて空港へ行っちゃった

 



とのこと。


 



・・・って、なんでやねんっ!!! (忘れんなよ!)

 

 

 

 

 

次のバスは2時間後。   どうすんねん?




ここで問題になるのは、フライト時刻。

クリニックからはバスで20~30分程度のところに空港はあるのだけど、私たちのフライトは14:15。  2時間後のバスではとても間に合わない!!!!!




・・・と、本来なら焦りまくるところですが、私たちには余裕すら漂っていました。 ふふふっ。

なぜなら。

 




昨夜、飛行機会社から

「アイスランド発のフライト、2時間遅れます。 ごめんにゃ」

というメールが届いていたから。

 





というわけで、幸か不幸か結果的に次のバスでも間に合うことは間に合うのですが、いやいや、ここで2時間も待ってられませんって。

できるだけ早く空港には到着しておきたいとフロントスタッフに訴えたところ、彼女は

 

「まかせといて!」

 

とばかりバス会社に電話し、今回は運転手及びバス会社のミスだから、私達のためにタクシーを1台用意し、さらにその費用はバス会社持ちにすること!と話をつけてくれたのでした。



フロントスタッフのおばさま! ありがと~!!!!!

逞しい背中がますます頼もしく見えたのでした。

 

 

 

 

 

ま、そんなわけで結果的に快適なタクシーに揺られて、空港に向かう私達。

ドライバーはいかついおっちゃんですが、ミラー横にぶらさがっているワンコのぬいぐるみは妙に愛嬌があるぞ。

 

 

 

 

タクシーの窓から見たアイスランド。


この、世界の果てのような、地球から離れて別の星に来たかのような風景ともお別れ。

 

 

 

 

 

ほどなくして空港が見えてきました。

無事、空港に到着した私たちであります。

 

 

 

 

 

アイスランドエアーのチェックインもさくっと終了。

ようやく一安心。

 

 

 

 

 

それほど広くない空港ですが、日の光が差し込む空港は美しい。

 

 

 

 

免税店には、おっと・・・。

キティちゃん、ここでもブイブイ言わしてました。

 

 

 

 

そして、あなたは・・・。



モンチッチ!?


北京でもよく目にするけど、モンチッチもキティちゃんに続け!という感じですか。

 

 

 

そうそう、アイスランド空港内ではwifiが使用でき、日本語での案内もあるのですが、その日本語。

 

 

 

・・・・・なんか、変。




「だから、私たちはあなたを何と呼ぶか・・・」

「だから我々はあなたが誰であるか知っ・・・」



ため口はまあ良いとして、繰り返される“だから”は、だからなんやねん?

 

 

 

 

 

そんなこんなで、アイスランド発 コペンハーゲン行きフライトは2時間遅れで離陸したのでした。




さて。 まだまだ油断できない私たちであります。

2時間遅れたことで、コペンハーゲン空港での乗り継ぎ時間は50分程度。

行きで利用したとはいえ、構造をほとんど理解していない空港で、50分の乗り継ぎとは・・・。




もしかしたら、到着した時点で私たちの名前を書いたボードをかかげたスタッフが待っていて誘導してくれるとか・・・。

なんて淡い期待を抱きつつ、3時間のフライトは無事終了。


 




・・・誰も待っていてくれませんでした。 ヤッパリネ





実際コペンハーゲン空港に降り立った時点で、乗り継ぎ時間はあと30分程度。




そこからはもう『乗り継ぎ』の表示を目指して、体力の許す限りダッシュ! ダッシュ!!!

 



出国手続きは人も少なくスムーズに通過。 その後のチェックインカウンターでも

 

「あなたたち! 時間がないから急いで!」

 

と背中を押されて、走る! 走る!!!




そして。

 

 

 

 

無事、北京行きフライトに間に合いました。


機内食は行きの北京発と異なり、うまうまです!

 

 

 

いやぁ、最初から最後まで、何かと交通機関がらみでハプニングが多かったアイスランド旅。

それに加えて吹雪に翻弄されたり、足元びちょびちょになったり・・・と、ドキドキハラハラもありました。

 

 

 

 

 

・・・それでも思い出すのはアイスランドの素晴らしい自然の数々。

まだまだ見たい光景がたくさんあります。

 



こんどは季節を変えてまた訪れたい、そう強く思いました。

 

果てしない魅力にあふれるアイスランド。 

地球って生きてるんだ・・・と当たり前のことを再確認できたアイスランド旅。

 

無事、終了です!


アイスランド旅その9 吹雪の中、いざ、ブルーラグーンへ!

2015-04-10 21:48:11 | 海外旅行 アイスランド 2015.2

アイスランド旅、最後は世界最大級の温泉『ブルーラグーン』へ移動しました。

ブルーラグーン行きのバスチケットが売り切れという情けない状況に陥った私たちです(詳しくは前回のブログを)、ホテルスタッフの尽力で無事チケットゲット。

今回は、そのブルーラグーンでの1日をお送りします。(かなり長文ですが、お付き合いを・・・)

 

 

で、出発の朝。

 

 

 

 

雪、積もっとるやんけ。

 

 

 

 

でもまあ、ブルーラグーンに着いたら天候回復してるかもしらんし。

 

で、1時間後。 ブルーラグーン到着。

 

 

 

 

 

全然回復してへんし。

 

 

 

大半がこの写真の皆さんのように日帰りでブルーラグーンを楽しむ観光客なんですが、私たちは敢えて隣接するクリニックで宿泊することに。

 

 

 

 

クリニック。 到着です。

 

詳細は省きますが、本来ならバスでここまで連れてきてもらえるのですが、なぜか先ほどのターミナルで放り出されてしまった残念な私たちであります。

 

 

 

 

ま、若干わちゃわちゃしましたが無事に着いたので良しとしましょう。

クリニックには専用のラグーンが併設されていますが、その名の通りここは療養に訪れるための患者さんのための施設。

毎日15組程度の観光客のみが宿泊を許されているという、こじんまりした宿泊施設であります。

 

 

 

 

なので、お部屋もシンプル。

 

ここに宿泊を決めた理由はただひとつ。

 

 

 

オーロラ!!!であります。

 

 

 

各部屋に大きな窓がついているので部屋からのオーロラ観賞も可能。

さらにオーロラが出現したら、これまた各部屋に備え付けられているテラスから存分に観測することができるという。

 

 

 

 

すごいやんっ!!!!!

 

 

 

 

・・・って、そのデカい窓。

 

 

 

 

雪、びっしり・・・なんですけど。

なんも見えませんがな・・・。

おまけにがっつり雪が積もって、テラスに出るどころか、テラスにつながる扉は雪にはばまれびくともしない。






・・・というわけで、さっくりとオーロラは諦めました。

ま、気を取り直して、温泉にでもつかりますか。

 

 

 

 

 

日帰り観光客が利用するラグーンはこの図の通り、宿泊するクリニックから少し離れたところにあります。

フロントで聞くと、ここから歩いて5~6分の距離。 道もシンプル。

ちょうど同じタイミングで香港からの観光客4人がラグーンへ向かうというので、一緒に外へ出たのですが・・・。

 

 

 

 

ひょえぇぇぇぇぇっ!!!!!


吹雪で前が見えないっ!

というか、立っているのもやっと!

 

 

 

 

吹雪のすきまから見える景色。

周りはごつごつとした真っ黒な岩、そして小さなブルーの温泉。

そのすべてにこんもりとかぶる白い雪。



・・・なんて悠長に景色を堪能できる状況ではないっ!!!

 

 

 

 

吹雪で方向が全くわからない。

いったいどこに向かって歩けばいいのか?

 

思わずへたり込んでしまいたい程の吹雪。 遭難ってこんな風になるのかもしれな・・・ぼんやり思う私。

夫はここで、身の危険すら感じたと言います。

 

 



とりあえず、ここはあれでしょ。


 



勇気ある撤退~!!!!!




道を間違えても大変なので、とりあえずクリニックに戻り改めてラグーンへの道を確認。
そして。

 

 

 

 

勇気ある前進~!



吹雪にさらされながらよろよろと進むと、見えてきました! 何やら建物が。

おそらくここがラグーンの施設なのでしょう。

 

 

 

 

・・・が、試練はまだ続く。

クリニックのフロントスタッフによると、



「正面玄関ではなく裏の出入り口に辿り着く。

ワタシはそこのスタッフに、宿泊客が到着する旨電話で伝えておく。

ドアをノックせよ。 さすれば彼らがドアを開けてくれるであろう」


 

 

・・・なんの冒険物語やねん。

 

 

言われた通り、ドアをノックしました。

が、ドア。開かへんぞ。

ガンガンドアをノックするも、誰も開けてくれへんぞ。



私たち+香港人4人。

ほんまにここで合ってるんか?と不安に思いながらも、猛烈な吹雪の中、もはや身の危険も感じつつ目についたドアというドアをガンガン叩きまくる。




 

 



やっとスタッフがやってきて、ドアが開きました~。

突風のため、大の男が全力で支えていないと風の勢いでしまってしまいそうなドア。 一瞬のタイミングを見逃さず、滑りこんだのでした。

 

 



そこは大型のランドリーがガンガンまわり、大量のタオルやら衣類が山のように積み上げられた、完全にスタッフオンリーのエリア。

そこをスタッフに連れられ、全身雪まみれで歩く私たち+香港人4人。

細い通路を抜け、ようやく観光客が利用する正規のスペースまでたどり着きました。

 

 

 

ここに来た限りは温泉でしょ・・・といきたいところですが、外は猛吹雪。温泉どころではない。

(が、香港人4人は温泉へ向かって行った。 すごいな)


まだまだ時間があるので、まずは何か食べるもんを買ってクリニックに戻って食べよう。

 

 

 

 

お疲れさ~ん!


あったかいシャワーで冷えた体も復活。ビールでエナジー満タン!


それでは、仕切り直し。再び、共用のラグーンへ行きましょうか!

 

 

 

 

 

吹雪もやんで、先ほどとはうって変わって道もはっきり見えました。

 

 

 

 

へぇ~。

道の脇にもラグーンがあったんや~。

 

 

 

 

・・・って、おいおい。

さっき吹雪に思いっきりあおられて、右に左によろよろしまくってたぞ、私たち。

このラグーンにどぼん!の可能性もあったってことか???

 

 

 

 

さて。 この裏口も2度目なので、慣れたもの。

ホテルのフロントスタッフに再度確認し連絡を入れるようお願いしたので、こちらのスタッフがスムーズに扉をあけてくれる。




はずでした。





誰もいませんがな。

ドアをガンガン叩くも、頭上に設置された防犯カメラに思いっきりアピールしてみるも、ドアを開けてくれる人は来ず。ナンデ?




がしかし、ここであきらめるわけにはいかないんです。

何度も何度もガンガンドアを叩いてアピールした結果、ようやくスタッフの一人がドアを開けてくれました。

 




・・・にしても、なんで癒しのラグーンに行くのにこんな試練が!?


しかも、裏口、スタッフエリアから抜けてやってきた私たちを見てラグーンのスタッフがひとこと。




「あなたたち、どこから入り込んできたの!?」




え???  クリニックの人がこのルートで行けと言ったんですけど・・・。



と伝えたら。



「ノーマルなルートではないわね」



と笑われてしまった。 なんでや。

 

 

 

 

数々の試練(?)を乗り越え、ようやくラグーンです!

 

広い広いラグーン。美しいブルー。

足元の白い泥はミネラル分たっぷりとのことで、顔にべったり塗りたくる人もあり。

軽いドリンクも提供しているので、ワインやビールを楽しむ人々もあり。




・・・なんですが。




寒いっ! 寒すぎるっ!!!!!

 

 

 

 

気温は0度。 

しかも、吹雪はやんだとはいえ時折吹く風のせいで、温泉につかっている体はともかく、水面から出ている顔や頭はもう、かち割れそう。




ところどころ熱めのお湯が出ている部分があるのですが、そこにはもれなく温泉につかるお猿さんのように観光客が団子状態。

 




でも、ま、そんな寒さにもなんとか慣れるもので、私たちも温かいエリアをさまよいながら、1時間半ほどまったりと温泉で過ごしたのでした。

 

 

 

 

夜。

もちろんオーロラどころか、窓にはりついた雪すら落ちてくれない。

 

準備万端の三脚が実に寂しそうだ。

 

 

 

・・・と、これではまるで残念ブルーラグーン旅のようですが、いやいや。

やっぱり行って良かったんですよ、奥さん。

 

 

 

 

ブルーラグーンのレストラン。

なぜ照明がピンクなのか問い詰めたいところだが、それは置いといて。

 

 

 

 

シェフがなんかの賞をとったらしく、そのメニューを再現したコースはうまうまだったし。

 

 

 

 

クリニックに戻り、夜の温泉へ。

 

クリニック併設だけあって、非常にきれいなラグーン。

メインのラグーンは足元に溶岩がゴロゴロしていて痛かったり、とにかく大勢の日帰り客が利用するので汚れが気になるところもあったのだけど、こちらは美しい。

白い泥もきめ細かく、これなら大丈夫・・・と顔にべったり塗っちゃいました。



大きな浮き輪につかまって、ぷかぷか、ぷかぷか・・・。

2時間くらいあっという間にたっちゃいました。

 

 

 

 

翌朝もクリニック併設ラグーンへ。

 

浮き輪にゆられてぷかぷか、ぷかぷか。

次第に明るくなっていく空。 遠くに見える飛行機雲。

落ち着いた時間が流れて行きます。

 

 

 

 

12:00にチェックアウト。

サービスのコーヒーを飲みながら、12:00過ぎにくるバスを待ちます。

 

吹雪で大変だったけど、やっぱり来てよかったな~。

 

 

 

 

などと、しみじみこの静かな空間にひたる私たち。

 

 

 

・・・いや、ちょっと待て。

浸ってる場合ではなかったのでした。

 

 

 

バス、来ないんですけど・・・ ナンデ?

 

 

それに乗って空港に向かう予定だったのですが、なぜかそのバスが来ない。

次のバスは2時間後。

 

 

・・・どうすんねん? わたしたち。

続きはまたこんど。

 

 

詳しい旅行記は4トラベルで書いてます。

詳しい試練に次ぐ試練(?)については、↓こちらで。

アイスランド旅その12 ブルーラグーン滞在記

アイスランド旅その13 ブルーラグーンクリニック


てくてく北京さんぽ ・・・はやっぱりネタの宝庫!?

2015-04-08 20:57:28 | 北京暮らし 街歩き

先週末。 中国は“清明節”という3連休でした。

風が吹いて肌寒かったものの、お天気(&素敵な空気)に恵まれたので、夫やっちゃんとてくてく北京さんぽ。

 

 

 

その車にどうやって入ってたんだ?という数の植木鉢がずらり。

その向こうでは若者たちが、なぜか電線を引っ張っていた。

 

 

感電しても知らんぞ。

 

 

 

 

いったい誰がここで服を買うんやろ・・・。

(しかもマネキンがもれなく不気味)

 

 

 

 

ん・・・?

どぶ川の脇にテーブルが???

 

なに? 

まさかこの環境でオープンカフェ?

 

 

と思ったけど、肝心のカフェ本体が見当たらない。

 

 

 

さらに歩いてようやくわかりました。

 

 

 

 

こういうことですね。

 

 

 

 

青空マージャン。

お金を取って場所を貸し出してるというわけ。

 

 

 

老若男女、卓を囲んでにぎやかなことで・・・。

 

 

 

 

私たちはもう少し静かなエリアに向かいましょう。

川沿いの舗装されている道。

 

 

 

 

 

 

お花が美しいさんぽコースがこんな所にあったとは。

 

 

 

左手にはチベット仏教寺『雍和宮』。

今日の目的地はその近くにある地壇公園なのですが、それはまた別途書くとして。

 

 

 

地壇公園の次に向かったのが、古い街並みにこじゃれたカフェとか雑貨屋さんとかが並ぶお気に入りエリア『五道営』。

そうです。

 

 

 

いつぞやの猫カフェがある五道営であります。

マイケル(仮名)も元気そうでなにより。

(どうでもいいけど、鈴、でかすぎひんか?)

 

 

 

その付近には。

 

 

 

 

“地獄猫飯” などと物騒なメニューが書かれたお店もあるけど、

 

 

 

 

 

お花を売る人もちょこちょこ現れて、やっぱりなかなかいい雰囲気の路地なのです。

 

 

 

 

その後、さらにその周辺を散策し、

 

 

 

 

胡同らしさを味わいながら、

 

 

 

 

今後、この電線がどうなるんやろ・・・と若干気をもみつつも、楽しく北京さんぽを終えたのでした。

 

 

 

そんな一日。

目にした中で一番ツボだったのが、こちら。

 

 

 

 

 

?????

 

 

 

この少女マンガ度200%のおっちゃん2人。

まさか・・・。

 

 

まさか・・・!?

 

 

 

 

通りすがりの中国人男の子が

「あ・・・。 あんべい(首相の名の中国読み)」

と言っていたので、やっぱり日中の偉い人たちなのでしょう。

 

 

 

 

・・・めっちゃメルヘンなお二人の画。

何もないがら~んとした真っ白なスペースに1枚だけ飾ってありました。


アイスランド旅その8 ブラックサンドビーチに圧倒され、バスチケットを求めてわちゃわちゃの巻

2015-04-06 19:05:06 | 海外旅行 アイスランド 2015.2

すっかり風化した感のある『アイスランド旅行記』ですが、自分の覚え書き用にちゃちゃっとあと数回、書いていこうと思います。

 

 

南海岸ツアーの続きです。

氷河をあとにし、バスは走る!

 

 

 

向かうはヴィーク村。

 

 

 

 

『ブラックサンドビーチ』に到着です。

 

 

 

 

奇妙な石柱、そして真っ黒な砂。

 

 

 

 

まさにその名の通り『ブラックサンドビーチ』!!!

 

 

 

そびえる断崖には素晴らしい柱状節理と洞窟。

火山が造った自然の芸術!

 

 

 

 

六角形の不思議な石柱。

これらが自然に造られたということに驚愕。 

 

 

自然・・・。

あんた、どんだけすごいねん。

 

 

 

 

現地ではよく見なかったけど、こうして写真を見るとなかなか刺々しい洞窟。

ポキンっと折れてえらいことになったりしないんやろ~か?

 

 

 

 

この日は朝からず~っとお天気に恵まれ、美しい風景はいつまで見ていても飽きない。

 

・・けど、やっぱり風が強いんですわ、アイスランド。

 

 

 

 

なので、時には「ここまでくるんかい!?」と慌てて逃げ出さないといけないような波も。

 

 

 

そんなブラックサンドビーチから次に向かったのは、民俗博物館のようなところ。

特に興味をそそられなかったので適当にふらふらしていた私の目をくぎ付けにしたのがこちら。

 

 

 

 

パフィンのたまご。 

ほほぉ。 他の鳥と比べてパフィンのたまごはこんなんなのですね。ふむふむ。

 

 

 

 

・・・どんな味がするんやろ?

 

 

 

 

その博物館からすぐのところに、最後の観光スポットが。

 

 

 

 

 

『スコーガフォスの滝』。

 

 

 

 

 

滝に向かって近づくと、しぶきがすごいっ!

これまで見てきた風景同様、その場にいるだけで心が澄んでいくような感覚。

 

 

 

ただ残念なのは、夕方になり日が陰り、虹がかかっていなかったこと。
昼間この近くをバスで通った時は遠目にも虹が見えていたのに~。


あ~~、残念っ!!!

 

 

 

見どころ満載だった南海岸ツアーはここで終了。

 

 

 

 

帰りのバスの窓から見えた三日月。 

 

 

 

2時間後。

あ~。楽しいツアーだった!と、無事レイキャビクに到着した私たち。

 

・・・を待っていたのは。

 

 

 

『明日乗らなければならないバスのチケットが売り切れ』

 

 

という事実。 ウソデショ?

 

 

 

翌日はレイキャビクを離れ、世界最大級の温泉『ブルーラグーン』へバスで移動する予定だったのですが、日に何本もバスが出ていることもあり簡単にチケット買えるやろ・・・と油断していた私たちがあほでした。

 

 

バスで移動できなかったら、翌日の宿泊ホテルにたどり着けない!

でもチケット会社は「ざんねん、売り切れちゃった」とそっけない。(そりゃそうだ)

 

 

 

ここはもう・・・。

 

 

 

ホテルのスタッフにお願いするしかないでしょう。

 

 

 

 

勤務時間を終えまさに車にのって帰らんとす・・・のスタッフをつかまえ、とにかく必死で訴える!

一度は「売り切れだったら仕方ないね」との反応だったスタッフも、私たちが日帰りではなくブルーラグーンに宿泊すると知ると(ほとんどの観光客は日帰りなのです)、再びホテルに引き返しチケット会社に電話で交渉開始。

 

 

 

・・・あっさりチケット取れました。(感涙)

 

 

 

 

って、売り切れやったんちゃうん?

 

 

 

こういう時のために予備のチケットがあるんやろか?

 

 

いずれにしても、半泣きの私たちを助けてくれたスタッフが。

 

 

天使に見えました。

ありがと~。

 

 

 

いやぁ、毎日毎日、なにかしら小さなハプニングやドキドキがある旅行ですわ、アイスランド旅。

 

 

詳しくは4トラベルで書いてます。

 

アイスランド旅その11 南海岸ツアー ブラックサンドビーチとスコゥガフォスの滝


北京で桜を 玉淵潭をぶらぶらさんぽ

2015-04-04 22:52:33 | 北京暮らし おでかけ編

3日、金曜日。

 

 

北京の桜の名所 玉淵潭公園へ行ってきました。

その前日、友人から「ピークは過ぎたけど綺麗だったよ~」と送ってもらった玉淵潭公園の写真を見たら、無性に桜が見たくなってしまい・・・。

 

 

朝、窓の外を見たらなかなかいい空気具合(?)だったので、これはもう行くしかない!とカメラ片手にGO!

バスに揺られること45分。

 

 

 

 

こんな感じの公園です。

 

 

 

今年私たちは北京の公園をいろいろ見て回ろう!と、『公園年間パスポート』なるものを購入したのですが。

 

 

 

 

玉淵潭公園もこのカードで入場できる公園だったので、入場券を買うことなく入れました! 

 

 

 

 

で、その公園内はといいますと。

 

 

 

 

おぉ~!

 

 

 

 

 

桜、咲いてますね~!!!

 

 

 

 

確かにピークは過ぎているけど、日本人としてはやはり春には桜が見たい!

 

平日だからか思ったほどの混雑でもなく、

 

 

 

 

みなさん、思い思いにポーズをとって、桜と私・・・的な写真をパシャパシャ。

 

 

 

 

 

こちらは・・・?

 

行きかう人の中に、花冠(?)を乗っけた子供(とかいい年こいたね~さん、おばちゃん)がいたので何やろ?と思っていたのですが、

これをくるりと輪にして頭にのっけてくれるんですね~。 10元(190円くらい)で。

 

 

 

 

ま、作りもんの花冠など全然興味はないけど、私はむしろ。

 

 

 

 

自分の頭にも花冠を乗っけながら、一生懸命に作ってるおっちゃんの姿がかわいくて微笑ましく思ってしまったのでした。

 

 

 

 

貴重な青空の下。

公園内のおさんぽは続きます。

 

 

 

 

 

 

向こうに見えるは、テレビ塔。

 

 

 

 

花壇の向こうに見えるのは、池???

 

 

 

 

そうです。

ボートに乗って気持ちよさそう~。

 

 

 

 

一方こちらは、写真を撮ってくださいと言わんばかりの小さな池。

 

 

 

 

今回は北側のエリアを散策しただけでしたが、桜をはじめ至る所で花が咲き乱れ。

 

 

 

 

仲良さそうな老夫婦。

 

 

 

 

そして。

 

 

 

 

レンズを向けた美しい花・・・の先で。

 

 

 

おっちゃん、何ポーズとってんねん?

 

 

 

 

 

誰に向けてのアピールなのかは不明だけど、このおっちゃん。

ず~~~~~っとこの裕次郎ポーズのままでした。

 

 

 

 

道沿いにはこってり仮装したおっちゃんが待つ飲食店があったり。

 

 

 

 

いわゆる『自撮り棒』やさんが一生懸命説明してたりと、なかなか面白い。

 

 

 

 

そんな中、私の心をわしづかみにしたのがこちら!

 

 

 

 

にっ、にくきゅ~!!!!!

 

 

 

もう、恥とか照れとか全部かなぐり捨てて、現地の人みたいに聞きたかった。

「それ、どこで買うたん?」

 

 

 

 

・・・・・ま、シャイなんで聞けませんでしたけど。

 

 

 

 

 

にくきゅ~姉妹。

羨ましすぎる。

 

 

 

 

日本に帰らずとも、桜を愛で、それ以外でもなかなか楽しめた玉淵潭公園。

 

ただ、日本のように桜の下で宴会!なんて光景はなかったので。

 

 

 

 

 

ビール片手に桜・・・はおあずけ。


つつむ幸せ 『春餅家常菜』でもぐもぐタイム

2015-04-02 21:50:31 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

中国には『春餅(ちゅんびん)』という食べ物があります。

もともとは立春のお祝いに食べられていたものだそうですが、今では普段でも食べちゃいます。

 

 

先日向かった先は。

 

 

 

『春餅家常菜』

北京市東城区東四南大街礼士胡同159号

 

ローカルの口コミでもかなり高評価のこのお店。

 

 

 

 

胡同(ふーとん)という昔ながらの路地にあります。

 

 

 

ネットでは営業時間はかかれていませんでしたが、お店には11:00~23:00の表記が。

11:30過ぎにお店に到着したときはまだ人もまばらだったのですが、それからあれよあれよと混雑し行列状態に。

 

 

 

店内はこんな感じ。

 

 

 

ではでは、さっそく!

メニューには写真もあるので注文も簡単。

 

 

え~っと、まずは・・・。

 

 

 

“具”を包む餅(びん)。

 

 

 

・・・の傍らには。

 

 

 

あんた、何日前のネギや?

・・・と突っ込みたくなる干からびた葱。

 

 

大丈夫か? この店?

 

 

 

な~んて不安は無用でした。

 

 

 

 

このお店の人気メニュー(らしい)インゲン豆の炒め物。

 

 

 

 

春雨はこの後、うまうまスープをた~っぷり吸って、ボリューミー重量系に変身されるのであります。

(で、食べきれなかったのであります)

 

 

 

 

ん?

この、たまごをかぶった恥ずかしがり屋さんは?

 

 

 

 

中からモヤシやニラやらが、こんにちは。

 

 

 

 

そして、じゃがいもの炒め物!

私の中でド定番の中華なのですが、これまで食べた中でも1、2を争う好みの味!

 

 

 

 

これらを・・・。

 

 

 

 

包んでぱくっと、いただきま~す!

 

 

 

 

どのお料理も、ちょうど良い味つけ。

こちらでは濃すぎたり油っこかったり・・・ということもあるのだけど、なんというか、“日本人好み”の味付けだったのが嬉しい驚きでした。

 

 

 

他のお客さん。

大半は春餅ではなく普通におかずを頼んで食べてたけど、私はやっぱり。

 

 

 

巻いて食べるしあわせ、もぐもぐ、もぐもぐ・・・。