北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

『龍慶峡氷祭り』・・・の中の不思議空間へようこそ!

2012-01-31 16:35:37 | 北京暮らし おでかけ編

今日は朝から出入境管理なんちゃらかんちゃらという所へ行ってきた。 というか、連れて行ってもらいました。

これから中国に住んでもよかですばいという『居留許可』の申請が目的なんだけど、前回はわざわざ自分で出向く必要がなかったのになあ。いつの間にか制度が変わったんやな・・・。

 

さて、前回の続きです。

会場を後にして、再び外に出た頃には。

 

日も落ちて月が出てた。

あのダムの上へ行くぞと言ったものの、はてさて、どうやって行くんでしょ? 

 

答えは。

 

この龍のお腹の中を上がっていくのだった。

口から入って尻尾まで・・・。

長っ!!!と思ったら、なんと、この龍のお腹の中は。

 

 

エスカレーターになっていた。 

こりゃ、楽ちん!

これが途中で故障したらどうするんやろうとは、この際考えないことにした。

 

 

長~い龍のお腹の中で何度かエスカレーターを乗り継ぎ、ようやくダムの上に到着。

 

 

上から見たら、こんな感じ。

向こうの山肌には万里の長城っぽい電飾が。

いいのか? 世界遺産にそんなことしていいのかっ!?

 

 

と思ったけど、冷静に考えてみればあんな所に長城はないはずなので、恐らく単なる飾りなんでしょう。
(それもどうなん?)

 

 

ここからの景色は綺麗だけど、如何せん寒い! 鼻がもげるっ!
マイナス10度は絶対超えてるな・・・。

 

というわけで、写真を撮ったらさっさと下ります。

残念ながら下りる時にはエスカレーターはありません。 そのかわり。

 

 

こういう寂しい洞窟をひたすら下るか、あるいは。

 

『百花洞』へ行くか選ぶことができます。

 

・・・って、百花洞ってなに?

中国人の動きを見ると、洞窟下り派と謎の『百花洞』派が半々か。

ならばここは百花洞にスーパーひとし君を賭けてみることにしよう。

 

 

・・・が、一歩入って私、のけぞる。

なぜ、ここに。

 

 

パンダが!?

 

 

パンダに続き、トラやらクジャクやらなんだか野生の王国なんだけど、そのどれもがぬいぐるみというのには腰が抜ける。

更に歩みを進め、『北国の暮らし』と題されたエリアに入ると、そこには。

 

 

北国の暮らしがあった。

庭ににわとり、そして番犬・・・の模型。 

どこやねん、ここっ!

 

 

冬が過ぎたら当然春が来るようで。

 

 

春の小川を楽しむ人々・・・の模型。

 

どうやら私たちは不思議空間に足を踏み入れてしまったようです。

ひたすら続く道の両脇には、四季折々の自然、そこで暮らす動物、そして人々・・・の模型、模型、時々ぬいぐるみ。 

 

 

驚くべきことに、南国風の植物も。

 

色とりどりの花々も、ひとつ残らず。

 

 

作りもんやった。

 

 

わざわざ洞窟ほってこれかい!と突っ込まざるを得ないこの不思議空間に入るのに、通常は10元もの入場料を取るらしい。(今回は氷祭りのチケット代100元に含まれていた)
どんだけ強気や。

 

造花、模型のオンパレードにこちらもいい加減飽きてきたころ、どうやら作り手も飽きてしまったらしく、ついには。 

 

 

絵がかかっていた。

なんのこっちゃ。

 

まあでも、この空間だけは暖かかったのでそれだけでも良しとするが、私の中の残念スポットランキングにぐいぐい食い込んできた『百花洞』。恐るべし。

 

 

外はすっかり暗くなり、ライトアップが引き立って綺麗なんだけど。

・・・ん? あの文字は?

 

 

木の伐採なんて気にしないぞ!の精神で、山の斜面にど~んと文字があるのでした。

そしてそれが夜になるど、ど~んとライトアップするのでした。

 

 

色々あったけど、いやぁ、なかなか楽しかったぞ、氷祭り。

 

 

会場を後にすると。

 

 

眉毛がキュートな羊が手を振ってくれて、よく見るとその辺、羊だらけやった。

 

駐車場までは少し距離があるので、有料でシャトルバスのようなものが走ってるけど、道沿いには。

 

 

もはや何物かもわからないイキモノとか。

 

 

イキナリの星座オブジェとか。 

 

 

これはすごいぞ!の京劇とかが現れるので、寒いのを我慢してでも歩くのをおすすめします。

 

で、前の日記からひっぱってた、あのライトアップはどうなったかと言いますと。

なんだか寂しげだった象さんも、夜になるとほら!

 

 

素敵にライトアップだ!

 

 

トラさんも、本来の活力を取り戻した模様。

 

岩に張り付いていた虫たちはと言いますと。

 

 

ほらね。 息を吹き返しましたね。 

 

 

吹き返したものの、枝に絡まって身動き取れません状態のトンボとか。

 

 

親鳥に見捨てられたような鳥もいるにはいますが。

 

 

森の音楽隊もこの通り! 活き活きと太鼓たたいてます。

 

 

・・・ん? 昼間とたいして変わらないって? 

 

いやいや、実際に見ると。

 

 

目が片方ずつ交互にチカチカ光って、怖いのなんのって。

 

以上、『龍慶峡氷祭り』のレポでした。

 

2月末まで開催しているそうなので、興味がある方はどうぞ。

もちろん、ダムからの下りは『百花洞』方面でよろしくお願いします。


寒い北京からもっと寒い『龍慶峡氷祭り』へ!

2012-01-30 15:42:14 | 北京暮らし おでかけ編

「万里の長城近くで氷祭りがあるらしい」

と、なんとも素敵な情報をゲットしてきたやっちゃん。

何の予備知識もないまま、1月27日に行ってきました。

 

北京市内から車で走ること約1時間。

 

そろそろ万里の長城が見えてきました。

 

長城の中でも観光客が最も多い『八達嶺』を超えてさらに車を走らせると。

 

 

着きました~! 夏は避暑地としてその美しさで有名らしい『龍慶峡』です。

 

駐車場からすぐに会場かと思いきや、結構な距離を歩かなければならないようで、広い敷地に吹く風がまた冷たく、寒いっちゅ~ねん。 北京市内より格段に寒いっ!

ぐんぐん進むと、何やらでっかい物が見えてきましたよ。

 

 

森の仲間の愉快な楽団・・・なんだけど、なんだろう。

この見れば見るほど物悲しくなる感は。

 

 

が、しか~し。 物悲しさを感じさせるのは今だけだった!

夜になり、ライトアップすると。

 

 

中途半端に中腰のトラも。

 

 

やる気まんまんの象も、一斉にライトアップ。

愉快でごきげんな光景に大変身するのであります! 

 

・・・本当か?

 

 

本当に、岩にはりついて必死のパッチの虫達も、ごきげんな光景に変わるのか?

と疑問を持たれる方もいるかもしれないが、ここは私を信じてついてきてほしい。

  

 

駐車場からてくてく歩いていくと、これは・・・ダムなのか?

 

水はもちろん凍っているけど、これまでのパターン通り。

 

凍ったところに中国人あり。 

 

会場内に入っても。 

 

池が凍れば、そこに中国人あり。 しかもファミリー。 割れてもしらんぞ。

 

広い会場には雪や氷の彫刻が並び。

 

 

おおっ! 氷の滑り台!

こんな楽しい氷の滑り台なんてあったら、もう中国人は黙っちゃいないよね~、と微笑ましく眺めていたのだが。

 

 

気づいたらご機嫌な自分がいた。 まいったね、こりゃ。

 

 

それではいよいよ、氷祭りのメイン会場へ!

ひろ~い屋内施設、一歩中に入るとそこは・・・。

 

 

なんじゃこりゃ~!? 

 

 

広い屋内にずらりと並んだ氷の建築と彫刻。

どこもかしこもレインボー!

 

 

これはっ! 韓国の光化門だ!

 

 

あちこちに韓国の建築や像を模した氷の彫刻があったので、もしかしたら日本の物も何かあるかなと探してみたら。

 

 

・・・坂本龍馬? 

丸顔が可愛い上に、左手の動きがなんだかオトメだが、やっぱり龍馬なんだろうか?

 

そして。

 

一瞬ディズニーランドに来たかと思った。

相変わらず何でもありだ。

 

 

会場には所狭しと氷の彫刻が並び。

 

 

『龍宮』では。

 

 

カメと・・・バナナ?が戦っていた。
(そんな話やったか?) 

 

 

せっかくの氷祭り、ライトアップがこれでもかと美しいので。

 

 

キラキラモードで撮ってみた。

 

 

わけわからん。

 

さて、この広い屋内会場をさらに奥へ進むと。

 

 

いきなり屋外、突然のダム。

 

 

ダムの下のこの場所は絶好の写真スポットなので中国人がごった返し、恐らく一生待っても自分の番は回ってきそうにないので。

 

 

これから、あのダムの上に行ってみようと思います。

続きはまた今度。

ライトアップした動物たちも、また今度。

 

 

そうそう。

氷祭りを紹介する中国サイトを見てみたら、こんな注意事項が書かれていました。

 

『氷祭りの氷は無害ですが、少量の塩分が含まれています。 なので。

 

 

 

 食べない方が良いでしょう

 

 

はい。食べないようにします。


空気が綺麗なうちに市場へ行こう

2012-01-29 17:07:01 | 北京暮らし いろいろ

春節休暇も終わり、日曜だけど今日からやっちゃんは出勤。

さて、私は1日どうしよう。
そろそろ休みモードから生活モードに切り替えないといけないので、今日は周辺の買い物事情でもチェックしに出かけようかな。

 

・・・と思ったけど。

 

マイナス6度、寒いがな。 

 

でもでも、出かけるなら早いに越したことがないのです。

なぜか? それは今の北京は、時間が経つほど空気がばっちくなるからです。

 

出かける前にチェックするのがこちら。

 

北京の空気汚染度合いを教えてくれるスマホ向けのアプリ。

今日の10:00前はまだまだ良好、問題なしだけど、たとえば昨日の午後3時台では。

 

えらいこっちゃ。

『不健康』『屋外の活動はやめときなはれ』『マスクは忘れずにね』と警告してくれてました。

ちなみにその時の光景は。

 

なんとなく白い・・・。

 

でもこんなのまだまだ甘っちょろいらしく、ここ30日のグラフを見てみると。

 

『有毒害』って、あんた・・・。

 

 

・・・と、前置きが長くなりましたが、そんなわけでとっとと出かけました。

まず向かったのがこちら。

 

『雅秀服飾市場』。

帽子が欲しかったんだけど、なぜか品ぞろえが少なく、値切り交渉も面倒くさかったのでそそくさと退散。
中の様子はまた別の機会に紹介します。

 

次に向かったのが、この近くに最近オープンしたイトーヨーカドー。

そこで、ハッと気づいたら。 

 

ワインの試飲してた。

そして。

 

 

気づいたらワイン買ってた。 おまけにエノテカの会員にもなってた。

 

このエノテカショップには日本人のソムリエさんがいらっしゃるので、通ってしまいそうな自分が怖い。

 

さて、ヨーカドーを出て三里屯路をずんずん北へ。

ワインが重い。 歩くたびにぴっちゃんぴっちゃん音がして、保存状態もくそもない状態になってしまった。 

 

途中の川はやっぱりガチガチに凍っていて、遠くに見えるあの赤いのはなんじゃ?

氷の下からでっかい赤いほうきが突出してるようにも見えるが、真相は不明。 

これは次回の宿題にしよう。

 

 

スケート禁止はともかく、このきっちゃない川で泳ごうと思う感覚がようわからん。

 

さて、てくてく歩くこと約30分。 目的地に着きました。

 

 

看板には『三源里』とあるけど、通称は『新源里市場』。

前回の北京滞在時もお世話になった市場です。

 

 

中は小さなお店がずらり。 以前よりずっと小綺麗になってるじゃないかっ!

 

ここに来ると食材は何でも手に入るのだけど。 

 

たぶんお肉は買わないと思う。

 

ちなみに、これだけでろ~んとお肉が垂れ下がっていても、何の臭さもないんですね~。
聞くところによると、かなり新鮮だとか。
(だからと言って買う勇気があるかと言われれば、それはまた別の問題)

 

 

こちらは冷凍されたお魚。 綺麗にずらりと整列していて実にお行儀がいい。 

ここでお魚をゲットしている日本人もいるそうなので、胃腸が北京モードに慣れたら買ってみよう。

 

 

お野菜も新鮮そのもの。 

もちろん農薬の問題はあるから、下ごしらえはちゃ~んとね!

 

 

今日の目的は果物です。 

どこのお店のものも美味しそうだけど、今日は。

 

こちらのおばちゃんと猛烈に目が合ってしまったので、このお店に決定。

味見させてもらった果物はどれも甘くてもりもり食べたくなるものばかりだけど、とりあえず。

 

 

ビギナーなのでバナナとミカン。

このミカンがまた甘い! 小さいくせに甘い!! 

 

さて、この日のもう一つの目的は。

 

煎餅だ!

 

真剣と書いてマジ、煎餅と書いて“ジェンビン”と読み、北京の甘くないクレープのようなもの。

どこかで「新源里市場の向かいにあるスーパー“京客隆”の中の煎餅はうまい!」と読んだので、ちょうどお昼時だったから行ってきました。

  

 

いかんせん初めてなので、注文の仕方、お金の払い方など、な~んにもわからん。

前に並んでた人の動きをガン見、ふむふむ、生地は5種類から選べるんやな、トッピングは・・・と、緊張しながら待つこと数分。

店のおばちゃんが私に向かってあごをしゃくったのが合図だ。
さあ、大きな声で!

 

「純緑豆!」

 

緊張した割にはひとことで無事、注文終了。(緑豆の生地で!という意味)

 

焼きあがったらパリッパリの春巻きの皮みたいなんをまず乗せて、それから更にネギやら味噌やらつけたりのせたり、ああ、忙しい。

・・・って見てるだけだけど。

これで1個5元。(60円くらい)

 

中身は何層にもなっていて、ぱりっぱり、アツアツ、めっちゃ美味しいっ!!!

 

・・・と感動したその時、すぐ傍をすれ違った兄ちゃん。
えらい強烈なニオイ発してる人やなぁと思ったら。

 

 

臭かったのは、私が食べてた煎餅の中の香菜(シャンツァイ)やった。

 

 

トッピングの際に「シャンツァイのけて」とか「辛い味噌はいらんわ」と言えば外してくれるので、苦手なあなたも大丈夫。

 

ボリュームたっぷりの煎餅をもぐもぐ食べ歩きしながら、トータル約3時間の北京散歩は無事終了~。
空気が汚くなる前に帰りましょ。

 

<今日の素朴な疑問>

 

この広告は、ウケ狙いか、それとも真剣か?

牛乳のひげの彼女。それでいいんか?


教訓 男子トイレには男子がいる

2012-01-28 18:13:12 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

昨日は初一(旧暦1月1日)から数えて5日目の初五。

この日は初一に次ぐうるささにぎやかさでした。

なんでやろ?と調べてみたら諸説あるようで、この日が福の神の誕生日だとか、1年に一回しか来ない怠慢な福の神が唯一やって来る日だとかで、いずれにせよ花火や爆竹を鳴らし福の神を招くという風習があるそうな。

初一ほどではないにせよ、家の前でもガンガン花火が上がってました。

 

 

さて、こんなタイトルつけといてなんですが、今日は北京で食べたご飯の記録を少々。

 

なかなか美味しいお蕎麦が食べられるお店があるというので、早速行ってきました。

二十一世紀飯店の中にある、その名も『蕎麦人』。
店名からしててっきり日本風の店づくりかと思いきや。

 

 

意外にも間接照明バリバリのゴージャス系。

 

注文すると程なくして。

 

やっちゃん注文のマグロ中落ち丼&蕎麦セット。

 

やっちゃん、先に食べ始めたのでお味を聞くと、お蕎麦の味はなかなかいけるらしい。
私の頼んだ“卵とじ蕎麦”も期待できそうだ。 まだかな? まだかな?

 

 

・・・・・

 

 

やっちゃん、半分食べ終える。
卵とじ蕎麦、まだ来ず。

 

 

・・・・・

 

 

やっちゃん、完食。
卵とじ蕎麦、来る気配なし。

 

ようやくここで忘れられていると気づき(遅いって!)、すぐに持ってきてとお願いしたら。

 

 

すぐに来た。

 

その時やっちゃんはすでに。

 

 

サービスの食後のコーヒー満喫中。

 

肝心の卵とじそばのお味ですが、お蕎麦は美味しいものの、お出汁は普通。
このお店は、せいろそばとかそのままのお蕎麦の味を楽しむ方がいいかも。

 

さて、私にもどうやらサービスのコーヒーがつくようなので、「同じくホットコーヒーを」とお願いすると。

 

 

店員「アイスコーヒーはいかがですか?」

 

 

・・・は?

いや、私はホットコーヒーをお願いします。 このくそ寒い時にはやっぱりホットをいただきたいと思います。

 

すると。

 

 

店員「ホットコーヒーのカップの在庫がなくなりまして・・・」

 

 

ここまでくると、誰かの陰謀かと疑ってしまうぞ。

というわけで。

 

アイスコーヒーをすすりました。(味は美味しかった)

 

 

お蕎麦はこんな風にちゃんとお店で作っているので、今度はお蕎麦本来の味を楽しみたいと思います。

 

 

 さて、気を取り直してもう一軒。

1月21日、北京に到着したその夜に、やっちゃんの友人2人が歓迎会を開いてくれました。

場所は『1949 THE HIDDEN CITY』。

その名の通り1949年にできた工場の跡地を改装してできた場所で、いくつかのレストランやバーが集まり、中庭にはアーティストの作品が展示され、その雰囲気が外国人や芸術肌の人々に人気!とあるけど。

 

 

 

芸術的センス皆無の私にとって、暗闇に突如現れるオブジェはむしろ恐怖でしかない。

 

この日は北京ダックのお店へGO。

黒服のお姉さんに案内された先は。

 

 

おおっ! これぞ素敵チャイナ!

 

 

お食事はどれも美味しく、ワインの品ぞろえも豊富、そしてスタッフのサービスもgood(←これ、とっても大事ネ)。 ま、サービス料は取られるけど。

 

さて、お食事を楽しんでいたら、突然真後ろで。

 

ごぉぉぉぉぉ~ん!

 

いきなりの銅鑼の音に何事かと思ったら、スタッフが「北京ダック様のご到着ですよ」と知らせてくれたのでした。

 

 

目の前でカットされる北京ダック。

 

 

皮も程よくパリパリで、ジューシー、うまうま。

 

 

このうずまきは何かといいますと、北京ダックにつけるタレ。

目の前で3種類のソース・トッピングをうまく混ぜ合わせてきれいな渦巻きにしてくれるのも、見ていてなかなか楽しいものでした。

 

 

素敵な雰囲気に、美味しい食事とお酒。

そう。 ここまでは完ぺきでした。

 

・・・が。 私がトイレへ向かった時のこと。

女性用トイレが2つとも使用中だったので待っていたら、男性スタッフが

 

「男性用を使ってもいいですよ。同じつくりだから」

 

と案内してくれました。

 

私 「いいんですか? ほんとに大丈夫ですか?」

 

スタッフ「大丈夫。 さ、どうぞ」

 

 

というわけで、男性トイレの扉を開けたら。

 

 

 

おっさんが使用中だった。

 

 

(写真はイメージです。本文とは関係ありません。 : ロケ地 『1949』)

 

慌ててドアを閉め、「人がいるっ!」とスタッフに訴えると、スタッフもビックリ仰天、おろおろして

 

「なんで、鍵が開いてるのに人が・・・?」

 

こっちが聞きたいわ。

 

(写真はイメージです。本文とは関係ありません。 : ロケ地 『1949』)

 

そのトイレは個室がとても広く中に大きな仕切りがあったので、恐ろしい光景を目の当たりにせずに済んだのは、不幸中の幸いと言っても過言ではないでしょう。

 

で、そのスタッフが次にとった行動はと言うと。

 

 

「じゃ、こちらの男子トイレをお使いください」

 

 

・・・あんた、まだ男子トイレを案内するか? 

というわけで、この日私が学んだことは。

 

 

『男子トイレには男子がいる』

 

至極当然だが、実に深い教訓である。


北海公園の縁日は訳わからんもんだらけ 

2012-01-27 15:45:25 | 北京暮らし おでかけ編

前回の続きです。

 

北海公園では湖を囲んでぐるりとお店が並ぶので、ぶらりお散歩しながら楽しめるのがgood。

 

 

ちゃんと春節イベント用の案内図があるので、迷子になっても大丈夫。

 

 

先日の地壇公園より人が少なく、ずっと歩きやすいし店もチェックしやすいので、
においに誘われては一つ一つ覗いてみました。

羊肉串など伝統的な北京の小吃はもちろん、台湾コーナーには小籠包とか。

 

 

サンマもあったり。(ん? 台湾料理か?)

 

新疆地区のブースでは。

 

 

おっちゃんが真顔で踊ってた。

ダンスはいいから、肉焼いてくれ。

 

で、私たちが何を買ったかというと。

 

とうもろこし。 別にここで食べんでも・・・って感じだけど。

こちらのとうもろこしは甘みも少なく、おやつというより主食って感じです。 

 

それにしても、このデカい綿菓子。
一番下、ぺっちゃんこやん。 もはや“綿”ちゃうやん。

 

デカいといえば・・・。

 

このゲームコーナーの景品。

ボールが全て入ったら、もれなく後ろのクマさんがもらえます。
さあ、どのクマさんにする?

 

・・・って、そのクマ、もらってどうすんのん?

 

そんなこんなで屋台はどんどん訳がわからないものだらけになっていき。

 

いきなりのイギリス用品が出てきたかと思えば。

 

・・・・・。 何も言うまい。

 

その台に並んでいるのは、うん〇か? そうなのか?

 

 

そうそう、湖の周りは屋台だけじゃなく。

 

 

突然、青空ブックストアーが現れたり。

 

 

京劇が上演されてたり。

 

 

オークションまで開催されていた。

オークションのルールを知らない人もいるらしく、「35元!」「50元!」・・・と値が上がる中、

 

「25元!」

 

と堂々と手を上げる人もいて微笑ましい。

値段、下がっとるがな。

 

 

こんなネタばかりで、北海公園の良さが伝わらないといけないので、素敵写真も載せておきましょう。

 

・・・え~っと、なんだっけ、これ?

 

あ、そうだ、思い出した。 

 

 

ここは素敵猫スポットだったんだ! 

尻尾ふっさふさの猫が2匹、黄色いのと白いのがのっそり登っていったけど、あの尻尾のふさふさ度合いからするともしかしたらタヌキとキツネだったかもしれない。

 

一応補足しておきますと、ここは北海公園でも最高傑作とされる園中庭園で、乾隆帝の読書のために作られたんだそうです。(by地球の歩き方)

 

もいっちょ素敵写真を。

 

『九龍壁』

その名の通り9匹の龍がど~ん! 裏面も合わせたら18匹ど~ん!といるんだけど、ミニ龍、ミニミニ龍などもよくみたらうにゃうにゃ飛んでいて、トータルで635匹もいるらしい。

 

せっかくなので。 

 

ちびワルねこ(名前はまだない)とツーショット。

 

 

かつて火災に見舞われたけど、奇跡的にこれだけ残ったとか。

 

そんなこんなで北海公園散策は無事終了~!

公園を出てすぐ隣にある『前海』へ向かうと、そこは。

 

 

北海公園以上に激混みの、氷上スポーツパラダイスだった。

 

この辺は胡同という昔ながらの細い路地に近いので、

 

公園の中でバトミントンを楽しむおじさん達や

 

これぞ春節という感じの家の門とか

 

タンフールーを売るお店とか、なんだかほっこりする風景。

ノスタルジックな北京の風景が、先ほどの訳わからん屋台の記憶など吹っ飛ばしてくれました。

 

・・・ってことはないけど、とりあえず今回はこれでおしまい。


春節の北海公園は氷上のスポーツで大盛り上がり!

2012-01-26 18:27:21 | 北京暮らし おでかけ編

この時期、北京のあちこちで春節のイベントが開催されています。

昨日向かった所は。

 

北海公園。

公園+北海に浮かぶ島への入場料で15元なり(約180円)。 

入り口を抜けると。

 

 

金色の・・・「福」?

どこぞのビール会社本社オブジェに見えなくもない。

 

さて公園に入ってまず目に飛び込んできたのは。

 

 

北京のウィンタースポーツ! 天然のスケート場だ!

 

この時期、北海公園の湖は凍るので、中国のみなさんはこぞって氷上の遊びを楽しむわけです。

中でも。

 

こういう椅子型のそりに乗ってる人が多いですね~。

スキーのストックみたいなのをザクザクさして方向転換したりストップしたりするから、氷は穴だらけ。
普通はこんな風に1人か2人で動くんだけど、中には。

 

 

 

連なって喜んでるうちに、スピードが出て止まらない団体さんもいた。

壁に激突しとるがな。
めっちゃ盛り上がっとるがな。

 

そんな手荒い扱いを受けたそりは当然ぶっ壊れるわけで、使用不能となったものは。

 

寂しく放置されていた。

 

 

プーさん(?)まで・・・。 ごくろうさんです。

 

1時間30元で遊べるそりだけど。

 

 

すぐそばでは氷が溶け始めているので、遊びたい人は自己責任でお願いします。
 

 

まだまだ凍死したくない私たちは、そのまま橋を渡り北海に浮かぶ島へ。

目指すはあの白い塔だ!

 

 

結構急な坂を上ると。

 

 

 

お寺があり、見渡す限りなんかがぶら下がって真っ赤っ赤。

 

 

これ、日本の絵馬みたいなもので、お願い事を書いてつるしてるんですね。

 

どれどれ・・・?
「いつまでも彼と幸せに~」みたいなラブラブ系もありますが、両親の健康を願う内容も多く、
こういう時に中国人の家族愛を感じるわけです。

その中でふと目に留まった絵馬には、一言。

 

「RICH!」

 

 

家族愛あふれる絵馬の中で、とある欧米人のものと思われる絵馬はひときわ異彩を放っていたのでした。

 

この絵馬エリアでもう一つ気になったのがこれ。

 

「樹に登らないでください」

 

・・・誰が登るねん。

 

とつっこんだものの。

 

 

あんな高い枝に絵馬がかかっているのを見ると、登った奴がいたのかもしれない。

 

 

さて、白塔へはさらに急な階段を上がるので、年配の方は結構大変そう。

 

 

しかも階段は、あちこち傷んだ年季の入った板なので、踏みしめる度にみっしみっし音がして、
もれなくスリリングな気分が味わえます。

 

 

ようやく上まで登ると、すぐお隣、景山公園のてっぺんが見えますが。

 

 

さらに3元払ってもう一段上ると、そこからは。

 

 

故宮が一望!

故宮を見渡すスポットとしては景山公園が有名だけど、ここから斜めの風景もまたよろしですね。

 

 

さて、それでは反対側に回り、今度は北海を見下ろしながら降りますか・・・

 

と、階段を下りて行ったら。 

 

まさかの行き止まりやった・・・。(ナンデ?)

 

仕方がないので左の柵をまたいで。

 

これまた急な石段を下りて行ったのでした。

 

さて、この北海公園にも色々な縁日が出ているのですが、これがまた中国ならではの雰囲気をぷんぷん醸し出してまして・・・。

続きはまた今度。


地壇公園の廟会 参拝はカラオケを聞きながら?

2012-01-25 17:47:02 | 北京暮らし おでかけ編

前回の続きです。

人混みにもまれたどり着いたのは、『方澤壇』と呼ばれる祭壇。
ここでお参りするんだけど、祭壇に登れるのはお線香を買った人だけ。

というわけで。

 

まずはここで、お線香をゲット。 3本セットで50元。
こちらの物価を考えると、結構いいお値段。

 

それにしても、デカいな・・・。

 

祭壇に登れる人数は制限されているらしく、並ぶこと約30分。

普段はガンガン割り込んでくる中国人も、神様の前だとまるで別人のように
各々お線香を手にひたすら順番待ち。 

中には。

 

色々担ぎすぎてもはやどこにお線香があるのかわからない人もいた。

 

快晴とは言え氷点下。 じわじわと体が冷えてくる上に、
祭壇に近くなるにつれ徐々に後ろのガキんちょが私に密着し、
背丈の関係か彼が動くたびに私はひざカックン状態。 やめてくれ。

 

そんなこんなで、ようやく祭壇に上がることができ、まずは。

 

お線香に火をつけよう。 (これがなかなか点かないんですわ)

 

そしてまた順番待ち。 

 

ひとつひとつ神様が違うようで、みなさんそれぞれの神様の前で、
三度おじぎしては拝み、次に進んでまた三度おじぎ・・・と続くので、
そりゃ行列ができて当たり前。

さすがに係の人も見かねたのか、

「離れたところからでもOKの人は、一つ上の石段から拝んでもいいよ!」

と案内してくれた。

なので、ガイコクジンである私たちは、当然さくっとお手軽コースをセレクトし。

 

ちょっと離れた段の上から拝んでおしまい。

 

そのままお線香を持って。

 

祭壇中央にあるお線香立てにしっかり立てたら、無事参拝終了。

ちなみにこのお線香立ての前には。

 

 

見るからに安っぽいけど肌色でどこか生々しい動物の置物3体が、静かに目を閉じていた。

 

さて、本来おごそかであるべき祭壇なんだけど、すぐ傍ではあろうことか。

 

青空漫才、絶賛上演中。

 

そして。

 

まさかの素人カラオケ大会、大音量で開催中だった。

 

なんでもありやな・・・。

 

さて、地壇公園を離れて地下鉄の駅に向かう途中の川はもちろん凍っていて、そしてもちろん。

 

中国人が遊んでいた。

以上、日本の寺社の新年とはおよそ180度違う雰囲気の廟会レポでした。

 

<おまけ>

なんか靴の中に入ってんなあ・・・と思い、家に帰って見てみると、なんと中から。

 

ひまわりの種が。

誰やっ! こんなん入れたんっ!?


地壇公園の縁日『廟会』で見たものは!

2012-01-24 17:59:56 | 北京暮らし おでかけ編

旧正月の元旦にあたる昨日、出かけた先は。

 

これでもか!というくらいのめでたさ200%、真っ赤っ赤な装飾がまぶしい『地壇公園』の“廟会”であります。

“廟会(ミャオフイ)”というのは日本の縁日のようなもので、春節の時期は北京のあちこちで開かれるんだけど、ここ、地壇公園が最も有名。
普段は入場料2元のところ。

 

春節の時期は10元なり。

 

安定門外大街に面した門は、観光客、家族連れ、ついでに犬連れの中国人でごった返してました。

やっちゃんが入場券を買いに行ってくれてる10分少々で、「写真撮ってくれへん?」と何度頼まれる私。
善良なカメラ女子に見えたらしい。

 

この大混雑の門をぬけると、そこには・・・。 

 

更なる大混雑が待っていた。 

 

 

そのままてくてく歩くとようやく本当のの入口があるんだけど、そこだけ急に狭くなっているので一気に山手線ラッシュ並みの押し合いへし合い状態に。

そんな状況にも関わらず、空港のようにボディチェックをするおばちゃんが強引に探知機を体に押し付けてくる。
しかも周りを見ると、ボディチェックされたのは私たち2人だけ。

 

なんでや? 他にもっと怪しい奴いるやろ?

 

で、ようやく入り口を突破した私の目に飛び込んできたのは。

 

・・・あんた、誰?

 

辰年にちなんだ龍のゆるキャラか? 
せんとくんっぽい中途半端なキモかわいさ(?)に、中国人も「なんか変・・・」と漏らしていた。
そりゃそうや。

 

さて、ここからはずらりとお店が並び。

 

買い物するのも大変そう。

 

ふと音楽が聞こえてきたので何じゃいなと見てみたら。

 

こんな籠に子供が乗って喜んでた。

 

と、その時、見覚えのある顔が。

あなたは・・・。 

 

まりおさん?

 

  

この一角はゲームコーナーで、バスケのフリースローとか、輪投げとかで何本入ったら商品がもらえる!というお店がずら~り。

その商品、ほとんどがぬいぐるみなんだけど、また一個一個がでかいねんっ。
それがぎっちり並べてあり、時には。

 

見ただけでなんだか悲しくなってしまう犬とかもいた。

 

そして。

 

残念なドラえもん(と思われるもの)もいた。

 

ところで、日本の縁日と言えば食べ物屋さんがずらりと並んでいる印象が強いのだけど、ここはおもちゃや伝統品、そしてわけわからんもんが大半を占め、食べ物屋さんはある一画に集まっていただけでした。

北京の食べ物と言えば。

 

糖葫芦(タンフールー)!

サンザシの実を串にさして飴で固めたもので、日本のリンゴ飴みたいな感じかな?

 

でもこんな束にして持ってたら、ベッタベッタにひっついてるんちゃうん?

と思ったら。

 

 

どうやら木かプラスチックでできたおもちゃというか飾りもんらしい。

 

買ってる人多かったけど、家に飾るんやろか??

 

それでは最後に、今回の地壇公園廟会でゲットした、ホットな情報をお届けします。 

 

ディズニーショップ。

 

『ディズニーが初めて地壇公園の廟会に参加したよ!』と堂々と書いてるけど。

 

 

多分、ウォルトディズニーの誰一人、この事実を知らんと思う。

 

 

 次回は廟会散策の後半をお届けします。


新年好! 360度ぐるり花火に囲まれた夜

2012-01-23 16:22:48 | 北京暮らし いろいろ

新年好!

旧暦元旦の朝です。

昨夜からの花火・爆竹の興奮冷めやらず、今朝もまたあちこちで響く爆竹の音。
マンションのベランダで花火を打ち上げる中国人もいて、歩いてたら火の粉が落ちてきて危ないっちゅ~ねん。

 

中国の年越しはほんと、想像以上にパワフルでした。

昨日の日記にも書いたけど。

 

窓の外にいきなり現れたドでかい花火!

目の高さで花火を見ると、花火に丸ごと包まれたような不思議な感覚になるんですね~。

 

急いで外に出てみたら、そこらじゅう火薬臭くて、花火はガンガン上がるわ、爆竹はバッチバッチ鳴ってるわで、もうわけわかりません状態。

火の粉が降ってきそうな花火の動画をどうぞ。

 

 

 

さて、いよいよ年越しカウントダウンも近づくと、街中はますます手がつけられない状態になり。

 

この際、花火どんどん上げちゃえ! 爆竹バンバン鳴らしちゃえ!

 

音と光でこちらもすっかりテンションが上がり、再びマンションの外へGO!
ぐるりと360度、どこを見ても誰かが花火を上げていて、
これは何デスカ? 不思議の世界デスカ?

 

 

 

気温マイナス11度。 
いかにも寒そうに白くかすんでいるのは霧・・・じゃなくて、上がりまくった花火と爆竹の火薬。

 

なので当然その辺の道路には。 

 

花火の残骸・・・。

 

日付が変わっても終わるどころか花火はますますエスカレート!

 

 

 

その場にいると体の中からぶわわわぁ~っとパワーがみなぎって、よくわからんけどとにかく楽しい!嬉しい! そんな年越しでした。
北京で春節を過ごせたことに感謝です。

 

さて、そんな大盛り上がりの大みそかだけど、その日一日どう過ごしたかといいますと、食べて飲んでただけでした。

 

ランチは日本でもおなじみディンタイフォンで小籠包。 

 

こってり、まったり、濃厚~な蟹粉豆腐。

 

 

チャーハンに蟹粉豆腐をかけて食べると、これがまた絶品なのですよ。

 

ちなみにどうでもいいけどいつも気になることがあり、それは、この店のお皿やレンゲはシンプルで素敵なのに。

 

調味料の入れ物だけは、昭和のご家庭にあるようなレトロ感爆発なのはなんでや?

 

で、晩御飯は。

 

いかにも中国って感じの大きなジョッキでかんぱ~い!
(大きさ比較のために七味を並べてみました)

 

春節期間はお休みする飲食店が多いので、この日行ったのは近場で唯一開いていた『鳥亭』。 

 

他のお店よりお値段も安く。

  

メニューも結構色々あるので。

  

ぽちぽちつまんで、ぐびぐび飲んで、大みそかの夜を過ごしました。

 

<おまけ情報>

友人からの情報によると、昨日の花火は例年に比べて非常に少なかったらしい

 

・・・って、あれで!?

(普通はあの3倍は上がるそうな。 想像できんわ!)


大晦日の北京 目の前で爆竹・花火がど~ん!

2012-01-22 23:17:06 | 北京暮らし いろいろ

今日は旧暦の大みそか。中国のお正月と言えば、爆竹! そして花火!

前回の滞在時にも春節を過ごしたことはあるんだけど、その時は爆竹禁止令が出ていた時なので、郊外で鳴り響く爆竹を楽しんだ程度でした。

 

しか~し、今回は違うぞ~。

 

 

まず、晩御飯をどこかで食べようとふらふら歩いていたら、前方からバッチバッチ爆竹の音が鳴りはじめ。

 

ふつ~に、一般市民が盛り上がってた。

 

夜になると、もうあちこちで花火が上がりまくり。

 

どの窓から覗いても花火! 花火!

 

とその時、なんかものすごい音とともに窓全体が光ったので、駆け寄って見てみたら。

 

花火、近っ!!!

 

なんと、マンションの目の前で花火が上がってました。

 

 

外に出て写真を撮ってみたけど、近すぎてこんな感じ。

動画も撮ったので、それはまた後日アップする予定。

 

お腹に響くほどの音もすごいけど、頭の真上でどかどか上がる花火は、あまりの迫力に怖いくらい。

一体どんな人たちが上げてるんかいな?と覗いてみたら。

 

 

ふつ~の兄ちゃん!?

さんざん花火をぶっ放したあと、最後はシンプルに爆竹で締め、「いや~。お疲れ、お疲れ!」みたいな感じで去っていくのでした。

 

ひとしきり花火が打ちあがった後、マンションの周りは。

 

火薬の匂いと煙が充満・・・。

 

光と音で悪いものは全部吹っ飛んでしまいそうな、強烈な、そして素晴らしく楽しい時間を過ごすことができました!

ありがとう、兄ちゃん達!

 

 

さて、今の時刻は夜の10:00すぎ。

花火はますます過熱していき、あっちゃこっちゃで打ち上げまくってます。

新年を迎えるときには、わちゃわちゃ度合いがマックスに達し、どえらい音と光に包まれそうです。

これぞ、北京で迎える春節。

 

春節快楽!


北京暮らし はじまりはじまり!

2012-01-22 17:02:02 | 北京暮らし いろいろ

1月21日、無事北京に到着しました。

 23日が春節なので、さぞかし賑やかな雰囲気と思っていたんだけど、みなさん故郷へ帰ってしまったのか北京市内は人も少なめ。 意外と落ち着いてます。 でもマンションには。

 

いかにも春節!といった雰囲気の飾り付けがど~んとあって。

 

 

おぉ~!新年か~! と、おめでたい雰囲気満載。

 

 ・・・とはいえ、ここは北京。寒さはやっぱり本物で、今日はまた特に寒いらしく、マイナス10度を下回ってるかも。

 

 

マンションから見える川がキラキラで綺麗~!

 

と思ったら、凍って反射してるだけやった。

でもまあ、短時間ならまだ普通に歩ける程度かな?

 

そんなわけで。

朝、関空発の飛行機で北京に向かい、無事北京暮らしを始めることができました。

と言っても、すべて順調に事が運んだわけではなく、機内で隣に座ったのは挙動不審の中国青年だったり、携帯ひとつ契約するにもあっちゃこっちゃ走り回ったり、さらには歓迎会のお店でトイレアクシデントに出くわしたり(ニーハオトイレではないんですけどね)・・・と、しょっぱなから話題満載の中国! 北京!

これからゆっくり、お届けしたいと思います。

 

で、かっちゃんがまず最初に何をやったかというと、明日から春節休みに入るマンション内のコンビニに走り。

 

 

 

各国ビール、そろえてみました。

 

北京に来てもやってることは同じですが、これからどうぞ、よろしくお願いします!