北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

魯迅も通った「来今雨軒」@中山公園

2021-10-31 22:37:13 | 北京暮らし おでかけ編

北京の中山公園内に。

 

 

来今雨軒という100年以上の歴史があるお店があります。

 

9月末と10月末の2回、訪れました。

 

 

 

4月に試営業が開始してからあっという間に人気店に。

9月の平日だと10時ころに行ったら前に5組並んでいました。

 

 

 

 

10月の日曜日は、オープンの9:00前に到着。

その時間でも私たち含め5組くらいが開店を待っています。

 

「ご利用は2時間以内でお願いします」と言われるのだけど厳格にチェックしているわけではないし、みなさんまったりお茶を飲みつつおしゃべり・・・という方が多いので、空席待ちは長くなりそうです。

 

 

 

それでは店内へ!

 

 

 

 

朝9時なのでまだお客さんもまばら。

 

 

 

 

こちらは9月の写真。

天井が高くなんとも雰囲気のある建物。

2階部分には当時の資料が展示されていたり、壁にはぎっしり本がならんでいたり。

 

 

 

 

カウンターの端の方。

よ~く見ると。

 

 

 

 

誰かいるっ!!!

 

 

 

 

作家 魯迅です。

 

多くの文化人がここに集まっていたそうですが、魯迅に至っては何十回も通いここで小説を書いていたとか。

 

 

 

 

さて、この日はジャスミン茶を注文。

 

 

 

 

豌豆黄(エンドウ豆の羊羹のようなお菓子だけど、甘みはかなり控えめ)

 

 

 

 

お漬物4種。どれも好きな味!

 

 

 

 

このずんぐり大きいのは、冬菜(からし菜)肉まん。

手に取るとずっしり重い。

それもそのはず。

 

 

 

 

こんなに中身がぎっしり!

 

一口目を食べた時、「ん? なんか不思議な味。 ほのかに甘いしちょっとくせがあるかな?」と思ったのですが、食べれば食べるほどその不思議な味わいにはまってしまう何とも言えない味。

9月に訪れた時は思わずおかわりしてしまいました。

 

 

メニューは少なく、これにあとクッキーがあったくらいかな?

 

 

 

 

こちらは9月に訪れた時の写真。

床のタイルの模様がかわいい。

 

 

 

 

朝は結構冷え込む北京。

朝から熱々の肉まんをほおばり、まったりとした時間を過ごしていると、改めて「あぁ。北京にいるんだなぁ」と実感したのでした。

 

 

 

 


トランプと地図持参で故宮へ!?

2021-10-29 17:33:28 | 北京暮らし おでかけ編(故宮)

先日の故宮。

 

午門の向こうにお月さま。

 

 

 

 

 

東華門へ向かうおふたり。 ご出勤感ばりばり!

 

こんな風にお衣装を着て写真を撮ったり参観する人の多いこと!

(日本でいえば、京都でお着物を着て観光する感じかな?)

 

 

 

この日も午門の上に上がりました。

午門で開催中の敦煌展は11月半ばまでです。

 

 

 

 

北西の方向に北海公園の白塔も。

 

 

この敦煌展で見つけたのがこちら。

 

 

 

きっ、きせのんっ!!!!

稀勢の里関(荒磯親方)かと思った・・・。

 

 

 

 

 

さて。

今回ご一緒した友人が楽しい提案をしてくれました。

名付けて

「故宮でスタンプラリー(風)」。

 

 

 

 

用意しますは、地図と(友人がプレゼントしてくれた)トランプ。

 

 

 

このキンキラキン、ギットギトのトランプ。

 

 

 

 

 

 

一個一個、故宮のいろんなスポットの説明が書いてあるんです。

それを手に、いざ!

 

 

 

 

各スポットでトランプを手にパシャリ。

 

 

 

 

未開放あるいはコロナの影響で封鎖されている場所でも、その説明込みでパシャリ。

 

 

 

 

このように建築物そのものの説明が書かれたトランプもあれば。

 

 

 

 

中の様子の説明のものもあり。

 

 

 

トランプ全部コンプリートするには、あと2~3回は通わないとだめかな?

 

 

 

秋の美しい故宮観光がますます楽しくなりそう!

 

 


黒にんにくを求めて「六必居」へ

2021-10-26 18:43:09 | 北京暮らし いろいろ

北京の観光地のひとつである“前門”エリア。

 

 

“六必居”

1530年創業の老舗店。お漬物やテンメンジャンなどの“醤(ジャン)”で有名なお店です。

 

 

このお店の由来には諸説ありまして、たとえば。

 

「開門七件事」という言葉があり、暮らしを立てるには柴、米、油、塩、醤、酢、茶の七つが必要だということですが、このお店を開いた山西省の趙兄弟はこの中で「茶」を除く6つを扱っていたからこの名がついた

 

とか

 

最初は6人でお店を始めたので「六心居」と名前を付けたのだけど「六心」ってちょっとどうよ?みたいな感じになり「心」に線を一つ足して「必」にして「六必居」になった

 

とか、いろいろ。

 

 

 

 

店内はこんな感じ。

お醤油や調味料がずらり。 反対側ではなぜかタバコも売ってます。

 

 

 

 

おっ!?

カウンターで何か買ってるぞ!?

 

 

 

 

 

そう、このお店では量り売りもしてくれるので、好きなものを好きなだけ購入することができるんです。

 

 

 

 

 

地元の人たちや観光客が次から次へとやってきては、こんな感じであれやこれや買っていきます。

 

 

私たちの目的はこちら。

 

 

 

 

黒にんにく。

日本のものは食べたことがあったけど、中国では初めて。

お味はどちらもプルーンみたいなドライフルーツのような美味しさで、にんにく臭はほとんどありません。

 

 

 

だからなのか。

 

 

 

 

 

黒にんにくアイス!!!!!

 

一度は食べてみなければ!

 

 

 


北京植物園 菊まつり開催中!

2021-10-23 18:11:36 | 北京暮らし おでかけ編

 

パノラマで撮ってみた風景。

 

 

 

 

 

北京植物園 菊まつり開催中です!

 

 

 

 

 

よ~くみると、「福」の文字。

 

 

 

 

 

ほのかに菊の香りが漂っています。

 

 

 

 

雲一つない青空。

最近こういうお天気が多い北京です。

左に見えるのは温室。

 

 

 

 

入場するのは初めて。

 

 

 

 

 

正直言いますと、ちょっと期待外れだったかな。

 

右のほうに不思議なキリンのオブジェがあれば。

 

 

 

 

 

その奥にはこんなものも。

 

 

そして。

 

 

 

 

 

 

やたら充実してたサボテンエリア。

 

 

 

 

 

 

めちゃくちゃ広くて素晴らしい植物園の入場料が10元(約170円)、一方、温室は50元(約850円)。

・・・植物園入場料が安すぎるのかな???

 

 

 

 

味わい深いパンダたち。

菊に囲まれてますが、ここの菊はもう見ごろを過ぎていました。

 

 

 

 

 

さて、植物園の北にはお寺があります。

山の上の方にも建物が見えるのですが、そこへは立ち入ることができません。

 

 

 

 

ごみ箱がかわいい。

 

 

 

 

紅葉もはじまり、日差しをあびた銀杏がきらきら。

 

 

 

 

 

日本の絵馬みたいなもの。

まっかっかです。

 

 

 

植物園は北京の西の方に位置するので、紅葉も若干早め。

もう少ししたら市内全域が美しい黄色に染まります。

 

 

 

そうそう、ここ植物園でも。

 

 

 

 

ご当地アイス。

ハミ瓜味。 初めて食べる味ですが、まぁ、メロン味ですね。

 

 

 

 

これだけ広い植物園なので。

 

 

 

 

猫たちもきっと居心地いいんやろなぁ。

 

 

 

 

兄弟かな?

 

 

 

 

リスも!!!

 

 

 

 

植物園の菊まつりは10月末までです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


中国民族楽団の音楽会へ!

2021-10-20 19:08:05 | 北京暮らし おでかけ編

先日訪れた先はこちら。

 

 

国家大劇院。

卵のようなまる~い建物。

 

 

 

 

天安門広場のすぐ近くです。

 

 

 

 

この日行われた、民族楽団のコンサートを聴きにきました。

 

中国歌劇舞劇院という、私の二胡の先生が所属されている楽団のコンサート。

 

 

 

 

実は国家大劇院に入るのは初めて。

 

荷物検査はとても厳しく、水もカメラも持ち込み禁止。(スマホはOK)

チケットは実名登録制。

 

 

 

 

外から見えていたガラス部分はこんな風になっていたのですね。

 

 

 

 

青や赤など色が変わるので、外から見ても変化が楽しめそう。

 

 

 

 

会場にはいろんなオブジェも。

 

 

 

 

私には意味がよくわからないけど・・・。

 

 

 

 

大きな椅子もあれば。

 

 

 

 

798芸術区などでよく目にするような方々も。

 

 

 

 

こちらは???

 

レストランです。

コンサート前にここでもぐもぐタイムとか、なんか贅沢な時間やなぁ。

 

 

 

 

おっ!?

なんだか舞台のようなものが?

 

 

コンサート会場への入場までの間。

 

 

 

30分ほどここで演奏会がありました。

中国楽器が会場内に響き渡ります。

 

 

 

 

 

それではいよいよ入場!

 

 

 

 

おぉ~! 久しぶりのコンサート!

わくわくします!

 

 

 

 

今回私は舞台のすぐ横の席を購入しました。

180元(約3000円)。

 

 

 

 

これは別のコンサート時の写真を、楽団のサイトからお借りしました。

二胡や琴、笛や中国打楽器など中国独自の楽器と、バイオリン、チェロ、打楽器などの西洋音楽の楽器の融合。

 

 

 

 

実は初めて民族楽団のコンサートへ行ったのですが、一瞬で魅了されてしまいました!

 

西洋音楽のオーケストラとは全く異なる音色、内から湧き上がるような生命力あふれる音楽、どれもこれも初めて聴き、目にするものでした。

約2時間半のコンサートの間、ずっと身動きできないほど引きこまれて、素晴らしい時間はびっくりするほどあっという間に過ぎたのでした。

 

二胡の先生は、オーケストラにおけるコンサートマスターのポジション。

素敵だったなぁ・・・。

 

 

 

 

民族楽団の魅力にはまった私。

さっそく来月以降のコンサートもチェックしまくりです。

 

 

 

 


故宮をモチーフにしたアイス・・・のお味は?

2021-10-18 20:01:02 | 北京暮らし もぐもぐ編 カフェ(カフェ部)

先日故宮へ行ったときのこと。

 

 

故宮の北側に位置する「神武門」を出てすぐに左折すると。

 

 

 

故宮角楼コーヒーというカフェがあります。

 

 

 

 

店内は天井をはじめ、

 

 

 

壁の模様も、故宮博物院に保管されている画をイメージした装飾。

 

 

 

 

 

ドリンクやスイーツ以外に、故宮グッズも販売しています。

 

 

 

ドリンクのカップは季節ごとに変わり、先日は。

 

 

 

 

秋バージョン。

奥のカップは大和殿かな?

 

 

 

この日友人とそれぞれ注文したのがこちら。

 

 

 

むむむ???

一体なんなのかよくわかりませんな。

 

 

 

お店の写真では。

 

 

 

 

 

 

 

こんな風に何層にもわかれているらしいし。

 

 

 

 

私のに至っては、可愛いお花柄のはずだけど。

 

 

 

もう一度見てみましょう。

 

 

 

 

う~む。

ガラスのコップじゃないから余計にわからない。

 

 

 

まあ、いいわ!

それよりも今日のメインは!!!

 

 

 

 

故宮アイス~!!!

 

実はこれ、9月の中秋節 月餅の時期にセットで売り出されていたのですが、お値段もそこそこするし・・・と買うのをためらっていました。

が、なんとそれがここでは1個単位で買うことができるらしい!!!

 

 

 

嬉々として購入。

さっそくいただきま~す!!!

 

 

 

・・・・・。

 

 

 

 

むむむむむ。

 

 

 

味はまぁまぁ。 

なんですが、とにかく。

 

 

 

食べにくい!!!!!

 

 

かったいチョコ。溶けやすいアイス。

そして意外とボリューミー。

 

 

 

毎回このお店で新作を見つけるたびその見た目に惹かれてつい買って食べちゃうんですが、正直お味はまあ普通なんですね~。

今回もそんな感じだったのですが、学習しない私はきっと新作が出たらまた喜んで買っちゃうんやろなぁ。

 

 


秦皇島への旅その3 秦皇島のもぐもぐなど

2021-10-16 15:32:56 | 中国国内旅行 2021.10 秦皇島

秦皇島の旅 最終回。

 

海にドボンの万里の長城東端エリアには。

 

 

なんじゃ? これは???

 

 

実はこれ。

 

 

 

 

大きな迷路だ~!!!

 

「八卦陣」だそうです。

 

これが結構難しい!

円明園にある迷路もなかなか手ごわかったのですが、こちらもそう。

 

なんとか真ん中のゴールに到着することができました。

 

 

 

 

このエリアでは歴史的遺産のほかに嬉しい出会いがありまして、それは・・・。

 

 

 

 

なんだ、この丸いやつは!

 

 

 

 

 

 

子猫の兄弟に遭遇!

 

 

 

 

いやぁ、もう。

歴史的遺産そっちのけでず~っとここで猫を見ていてもいいくらい!

 

 

 

まあ、そんなわけにもいかないので。

 

 

 

 

ホテルがある山海関に戻ってきました。

良いお天気ということもあり、雨降りの昨日とはうって変わって賑やかに!

 

 

 

 

なんだかとってもお金持ちな王さんのお宅も参観した後、北京に戻るべく駅に向かいました。

 

 

さて、ここからはもぐもぐ紹介を。

まずはこちら!

 

 

 

見たことないくらいぶさいくなソフトクリーム。

 

なんかずっと動かしてなかったような機械にまずはソフトクリームの原料を放り込むところから始まるという、不安しかないソフトクリーム。

準備に時間かかるからその辺観光しながら待っててと言われ、挙句このやる気のないフォルムのソフトクリーム。

 

 

おなか壊さなかったので良しとします。

 

 

 

 

こちらは、現地のB級グルメみたいなものかな?

日本では柏餅に使う葉っぱに巻かれているのは、もちもちとした皮に包まれた餃子のようなもの。

 

 

 

そして。

現地のもぐもぐと言えばこれを外すわけにはいきません。

 

 

 

 

火鍋。 

海鮮とかお肉とか具がぎ~っしり。

 

 

実はこのお鍋料理のポイントは見えないところにありまして。

この具の下にぎっしり敷き詰められているのは、「酸菜」。発酵して酸味のある白菜です。

 

最初は酸味の強いスープなのですが煮込むにつれて味わいがどんどんまろやかになり、お腹いっぱいにも関わらずスープを飲む手が止まらない!

 

 

 

 

このようにタレもいろいろ。

 

 

 

 

真ん中の部分には石炭。

お食事が終了すると。

 

 

 

 

ぽこっとお皿を置いて火を消します。

 

いやぁ、初めて食べたお鍋料理。

あの酸味のある白菜が味を決めるポイントなのかな。

 

 

 

 

 

というわけで、1泊2日近場への旅行は無事終了。

北京に戻ってきた安ど感もまた久しぶりなのでした。

 

 

 


秦皇島への旅その3 海にドボン!万里の長城 東の端へ

2021-10-13 13:21:18 | 中国国内旅行 2021.10 秦皇島

 

秦皇島への旅 2日目に向かったのはこちら!

 

 

 

海に沈む万里の長城の東端。

 

 

 

 

老龍頭というスポットです。

 

 

 

この長城の上を歩けるので、さっそく行ってみましょう。

 

 

 

 

前日の雨から打って変わって、素晴らしい青空!

朝の海がきらっきらしています。

 

 

 

 

遠くの海までくっきり。

夏はビーチでのんびり楽しめるみたいです。

 

 

 

 

いよいよ、万里の長城 東の端へ。

 

 

 

 

国慶節連休中なので、国旗がなびく、なびく!

 

 

 

 

 

修繕されているので結構きれい。

 

 

 

 

海をのぞいたら、また国旗がぱたぱた。

 

 

 

 

 

 

ここが東の端であります。

 

 

 

 

 

ここでみんな写真撮りまくり。

 

 

 

 

この先は海。

まさに東の端です。

 

 

 

 

それでは、もと来た道を戻りましょう。

 

 

 

 

途中で目にしたこちら。

ガラスで保護されている壁、これがもともとの様子だったのかも。

 

 

 

 

お天気も良いのでもう少しお散歩してから戻ることにします。

 

 

続きはまたこんど。

 

 

 


秦皇島への旅その2 雨の中城壁をぐるっと一周

2021-10-10 17:43:53 | 中国国内旅行 2021.10 秦皇島

前回の続きです。

いよいよ観光スタート。向かった先は・・・。

 

天下第一関。

東から数えて最初の関所という意味だそうです。

 

さっそく登ってみると。

 

 

 

こっ!これはっ!!!

 

 

ご当地アイスやさんではないか!!!

 

 

 

この日の気温は11度。しかも雨。 結構冷えます。

が、ご当地アイスを見たら買わずにいられないパブロフの犬化した私は当然。

 

 

 

 

買っちゃった。

 

 

 

 

 

なかなか良くできたデザインです。味もそこそこいけます。

 

 

 

さて。

この周辺しか観光客は入れないのかなと思っていたのですが・・・。

 

 

 

もしかして、城壁一周できる???

 

 

実は私たち観光スポット数か所の共通券を購入していたのですが、それを持ってる人のみ城壁を一周できるようです。

 

 

 

というわけで、雨の中てくてく、てくてく。

 

 

 

 

ほとんど人、いません。

貸し切り状態!

 

城壁好きな夫は実に嬉しそう!

 

 

 

私たちが歩いているところは最近整備されたようですが、時々離れたところに。

 

 

 

 

 

昔の面影を残す城壁が。

 

 

 

 

そんな城壁の内側はと言いますと。

 

 

 

 

あらま。 なんとも風情が・・・。

 

 

でもこれ、観光用に建て替えられたもの。

テーマパーク的な感じ?

 

 

 

 

こんな風に瓦屋根が続いているのは城壁内の一部だけで。

 

 

 

大半はごく普通のおうちが並んでいます。

 

 

 

 

さて、一周して元の場所に戻ってきました。

そこから城壁の外を眺めてみると。

 

 

 

 

ん? なんか遠くの方に建築物と城壁がありません???

もしかしてあれが、本来の城壁なんかな!?

 

 

 

・・・とわくわくしたのもつかの間。

 

 

 

 

こっ!これはっ!!!

 

 

投石&やり投げで遊んでみませんか?のコーナー。

つまり先ほどの城壁はこのゲームの“的”だったのでした。 とほほ。

 

 

続きはまた今度。

 

 

 


秦皇島への旅その1 意外なシートの列車に乗って、書がテーマのホテルへ

2021-10-08 18:43:58 | 中国国内旅行 2021.10 秦皇島

10月1日から国慶節の7連休でした。

 

 

北京駅。

ここから近場へ1泊旅行へ。

 

 

北京にいくつかある駅の中でも北京駅は古いので。

 

 

 

 

駅構内の売店は全く魅力なし。

 

短い列車の旅なので、コーヒーを買ってホームへ。

 

 

 

 

 

 

ん?? なんか・・・古い列車やな?

 

 

 

いまや豪華な高速鉄道が国中を走っている中国なので、何も考えずいつも通りネットでチケットを購入したのですが。

 

 

 

 

?????

4人用の寝台に6人座ってるんですけど。

 

 

 

 

 

 

普通の一等席を予約したのだけど、寝台をシート代わりにした列車だったみたい。

 

ちなみに二等席だと普通のシート。 なんでや?

 

 

 

まあ2時間半くらいなのでこれでもいいか・・・。

 

 

 

それにしても驚いたのは、みなさん静か~に座ってらっしゃったこと。

中国の寝台とか列車といえば、お菓子とか飲み物片手にわいわい大騒ぎ!!!というイメージだったけど、みなさん実に静か。

時代は変わったなぁ・・・。

 

 

 

 

2時間半後。

 

 

 

秦皇島駅に到着しました。

天気予報通り雨であります。

 

 

 

 

 

ここからはタクシーでホテルまで移動。

25分くらいの道のり。

タクシー運ちゃんはず~っとスマホのチャットでお友達とおしゃべり中。 こちらではちょこちょこ目にする光景です。

 

 

 

さて、今回のホテルは山海関という街、その中の城壁の内側にあります。

さらに。

 

 

 

書をテーマにした教育研修施設でもあるようで、建物内に入ると。

 

 

 

 

 

どうぞご自由に書をたしなんでくださいませ・・・のコーナー。

 

 

 

 

フロントには書に関する本。

 

 

 

 

客室への廊下もこんな感じ。

 

 

 

そしてもちろんお部屋も。

 

 

 

 

書が飾られ、そして。

 

 

 

ここにもご自由にお書きくださいませのコーナー!

 

 

 

 

広い敷地内ではのんびり将棋を楽しむこともできるし、スタッフも物静か。

心が落ち着く空間です。

 

 

 

 

 

ホテル内。夜のお庭。

 

 

 

ホテル玄関からの景色。

奥に見える建物は・・・?

 

 

 

天下第一楼。

観光スポットです。

 

 

続きはまたこんど。

 

 

 


水浸しでがっかり!? 『八奇洞』

2021-10-04 16:26:50 | 北京暮らし おでかけ編

潭柘寺の参拝を終えて(詳しくは → 前回のブログ )向かった先は。

 

 

八奇洞。

鍾乳洞です。

 

 

口コミを見ると

地下に広がる“万里の長城”!

などと強気な内容もあったので、これはさぞかし面白いに違いない!とチケット売り場へ向かった私が目にしたものは。

 

 

 

 

一部修繕中。 全体の六割しか参観できまへん。

なのでおひとり35元の割引価格でございます。 ごめんにゃ。

 

 

 

今年の北京は本当に雨が多く、その影響を受けて内部に水がたまってしまったそうな。

 

ここまで来たからには引き返すわけにはいかないので、いざ、入場!

 

 

 

 

 

おぉぉ~!!!!!

 

これぞザ・中国の鍾乳洞。

ギットギト、ごってごてのライトアップだ~!

 

 

 

 

 

 

延々と下へ下へと伸びていく長城に見立てた通路。

 

 

…ですが、待てよ。

これはもしかして、降りた分だけ上ってこないとあかんのかな?

 

 

 

 

果たしてそうでした。

水浸しの影響で現在の出入り口は一か所だけ。

 

 

本来ならなんとこの地下に滑り台があって、びゅ~ん!と滑って移動できるはずだったのに・・・。

うぅ~! 残念!!!

 

 

 

しばらく黙々と階段を下りていきましたが、ある程度来たところで高らかに宣言しましょう。

 

「勇気ある撤退~!!!!!」

 

もと来た階段を戻ります。

 

 

 

 

最後の最後まで長い階段が続きます。

その先に・・・。

 

 

 

 

出口がまぶしい!!!

 

 

 

というわけで、鍾乳洞は期待外れでしたが、そこへ向かう途中で。

 

 

にゃんこ!!!

 

 

びびりなんだけど、こっちが気になるというタイプ。

遠くからちらちら見てます。

 

 

 

 

 

こちらは、かなり距離があるところで余裕の表情。

 

 

 

 

 

そしてこの猫さんは・・・。

 

目の前にいる夫に集中するあまり、背後に私がいることに全く気付く気配なし。

猫さんと呼びかけた瞬間、

 

「後ろにもいたんかいっ!!!」

 

とばかり飛び上がって逃げていきました。

 

 

 


国慶節7連休初日 北京で一番古いお寺「潭柘寺」へ

2021-10-02 16:58:48 | 北京暮らし おでかけ編

中国は10月1日から国慶節の7連休。

本当ならあちこち旅行したいのですが、コロナのことなど考えて今年は北京を中心に楽しむことにしました。

 

 

連休1日目はこちら。潭柘寺。

今年5月にも来たお寺です。(その日のブログは → こちら

 

 

 

 

「先に潭柘寺あり、のちに北京あり」

1700年の歴史をもつお寺です。

 

(以前も思ったけど、この萌え萌えの文字と1700年の歴史とのギャップが・・・)

 

 

 

そんなお寺の敷地に一歩足を踏み入れると。

 

 

 

 

完成度があまり高くないゆるキャラが。

やたら背が高いな。

 

 

なんかのイベントだったようです。

 

 

 

さて。

前回訪れた時よりも公開範囲が広がっていて、なかなか興味深いエリアがいくつかありました。

 

 

 

この大きな丸いもの。

一体なんでしょう???

 

 

 

 

答えは。

 

 

 

お鍋!

 

 

 

 

なんと、一度にお米5900キロ入れることができて、16時間かけてお粥を炊いたとか。

 

 

 

 

観光客はお米の袋を購入して、お鍋にぽいっ!

 

 

 

 

結構たまってますな。

お札まで入ってる・・・。

 

 

 

 

お鍋の下の火を焚いてた部分に投げてる人も。

(そもそも投げることでどういうご利益があるのかは???)

 

 

 

 

それにしてもこの日は本当に良いお天気!

 

 

 

 

見る方向によって「虎」に見えたり「龍」に見えたり。

ポイントは「角」があるかないか!?

 

 

 

 

このお寺のおすすめポイントの一つがこの両脇にある大きな銀杏の木。

 

 

 

 

 

最近朝晩涼しくなってきたので郊外に位置するこのお寺なら少しは紅葉してるかなと思ったのですが。

 

 

 

 

 

 

この通り。

まだまだがっつり緑色。

 

 

 

 

見ごろは10月後半かな?

 

 

 

 

 

いろんなお願い事が書かれた札。

これぞというお札をなでるのかな?

 

 

 

 

境内では観光客にお線香を無料で提供してくれるので、火をつけてしっかりお祈り。

 

 

 

 

見所の一つ、石魚。

落ちてきた隕石を加工したという説や、厄払いの効果があるとか興味深いお魚。

 

 

 

 

 

よくわからない虎。

撫でられてる虎の顔がかわいい。

 

 

 

 

それではそろそろ戻りましょう。

 

 

 

 

 

天壇公園に似た建築物。

火災後1971年に修復したらしく、意外と新しい。

 

 

 

 

 

 

良いお天気の下の潭柘寺散策。

 

 

 

紅葉はまだだけど、柿は実っていました。