北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

前門 胡同にひっそり こだわりのカフェ

2016-03-29 21:00:10 | 北京暮らし もぐもぐ編 カフェ(カフェ部)

先日の『鈴木食堂』レポの続きです。

 

 

 

ほんの1~2年ほど前は、どこにでもあるごくごく普通の胡同(古い街並み)だったですが。

 

 

 

 

前門界隈の胡同は、すっかりこじゃれてしまいました。

 

 

 

 

ちょっとした地面のタイルも可愛いし、壁には象形文字らしきものも。

 

 

 

 

こちらは雑貨やさんっぽいお店だったのですが、中にはなかなかのお値段のものも並べてあって、いったいこの胡同はこれからどんな風に変化していくんやろ??

 

 

 

 

ま、相変わらず“うさぎ”率は高かったですけど。

 

 

 

 

さて、この日向かった先は。

 

 

 

 

四合院(北京の昔ながらの建築)を改装したカフェ。

 

 

 

 

 

どうやら二階にもスペースがあるようなので、許可を得て上がってみました。

 

 

 

 

低い建物が並ぶ前門界隈。

瓦屋根やレンガ造りの建物。

 

 

 

 

さて。

肝心のカフェですが。

 

 

 

 

 

 

シンプル、すっきりとした店内。

オーナーの男性がコーヒーを煎れるところを見せてくれるというので、いそいそとカウンターへ。

 

 

 

 

 

カウンターのテーブルには、世界地図にぎっしり詰まったコーヒー豆。

オーナーのコーヒー愛の表れか!?

 

 

 

 

きちんと計量。

なかなか几帳面。

聞くと、コーヒーのことはぜ~んぶ独学らしい。

 

 

 

 

 

じっくり、じっくり。

 

 

 

 

・・・待ってるうちにコーヒー冷めるんとちゃいまっか?

 

 

 

 

などと情緒もくそもない私の懸念など意に介さず。

 

 

 

 

 

本日の3種のコーヒー、それぞれの説明をしてくださったのでした。

 

 

 

そして。

 

 

 

 

 

3種のみ比べ。

日本酒で言えば利き酒か?

 

 

いやはや、豆によって本当に味が違う!

しかも、ドリップする前の挽きたての香りもそれぞれ嗅ぎ比べ(?)させてもらったのですが、豆の状態とドリップした後とはまた味わいが違ってそれが楽しい!

 

 

 

コーヒーと一緒にオーダーしたのが、こちら。

 

 

 

 

おっ!? シュークリーム!? ホイップふわふわのシュークリーム!?

 

 

 

・・・と思ったら。

 

 

 

どっしりこってり、クリームチーズぎっしりやった。

 

 

 

確かにメニューには“チーズ”の文字があったけど、もう少しささやかなチーズ風味かと思っていたら、直球ど真ん中、チーズで勝負のデザート(なのか?)でした。

 

 

 

なかなかこだわりのあるカフェ。

 

 

 

 

 

ほんまにここ、お店!?というドアを勇気を出してそっと押してみよう。

コーヒーへの愛にあふれたカフェが、あなたを待っています。

(ちなみに店内にお手洗いはありまへん)

 

 

Berrybeans

北京市西城区朱家胡同7号


“ヨウム”のパロちゃんが我が家にやってきた!≪後編≫

2016-03-27 21:21:16 | 北京暮らし いろいろ

前回の続きです。

リビングが主な生活の場となったパロちゃん。

 

 

ということは。

 

 

 

ヒトとの触れ合いも増えるわけです!

 

 

特に午前中は結構みなぎってるパロちゃん。

リビングの色んなものが気になるようで、ばさばさ~っと羽ばたいて最寄りの椅子に着地!

 

 

 

 

・・・って、まるでバーのマスター!?

(すんません、お酒ゴロゴロ転がってる家で・・・)

 

 

 

パロちゃんの滞在は2週間だったのですが、後半になるとかなり慣れてきて、私の頭にオン、そこから肩→腕→・・・。

 

 

 

 

 

膝の上・・・と来て。

 

 

 

テーブルの上のものに興味津々!!!

私の趣味の悪いマウスパッドには目もくれず、二胡の調音器やPCをめがけてがぶっ!!!

 

 

 

 

 

ついでに、お茶が入ったピッチャーにも果敢に攻撃!

くちばしとガラスが生み出す音色は、なかなか耳心地が良いのでありました(#^.^#)

 

 

 

音色と言えば・・・。

二胡を習っている私。 毎日暇さえあれば弾いているのですが、はたしてパロちゃんは二胡の音色を受け入れてくれるのでしょうか!?

 

 

 

 

・・・受け入れてくれませんでした(>_<)

 

 

 

 

パロちゃんの目の前で弾き始めた瞬間、バサバサバサ~!と羽ばたいてびっくり状態!

うぅぅ・・・ごめんね、パロちゃん。 びっくりしたね。

もう、パロちゃんの前では二胡、弾かないね。

 

 

 

 

 

・・いやいや。

そういうわけにもいかず、おそるおそる遠くでそ~っと弾いてみると。

 

 

 

 

 

 

ろろろ~♪ た~ら~ら~ららら~♪♪♪

 

 

 

 

二胡に合わせて、パロちゃん、歌ってる~!!!!!

 

 

 

どうやら、二胡の長い竿の部分が怖かったようで、離れたところで弾く分には全く問題なし。

というかむしろ、二胡を弾き始めるとおしゃべりになったり、何やらご機嫌でお歌をうたったり・・・。

(動画をアップしたいくらい!!! 本当にお歌を歌う、可愛いパロちゃん!!!)

 

 

 

 

さてさて。

我が家にずいぶん慣れてきたパロちゃん。

普段はゲージの上が定位置なのですが、徐々に活動範囲を広げてきて・・・。

 

 

 

 

 

私の足元にやってきて、PCコード(についてるタグ)に興味を持ったかと思うと、私のスリッパをガブリ!!!

 

 

 

 

いっぽう、夫のスリッパに対しては、実にジェントルマンというか、好意的というか・・・。

 

 

 

 

そうなんです。

パロちゃんの夫への愛、というか、中年男性に対する愛はとどまるところを知らず。

 

 

 

 

常に、べったり。

頭の上で、「きゅっ、きゅっ、きゅっ!」とせつない声を発してくるくる回るパロちゃん。

夫は嬉しいものの、その愛の重さ(というか、爪の鋭さ)に耐え切れず、帽子をかぶって愛を受け止めてる状態。

 

 

 

ある週末は・・・。

 

 

 

 

いつものように、リビングをてけてけてけ・・・と歩いていたパロちゃん。

 

 

ふと、ソファーに夫がいることに気づいて、一目散に夫のもとへ!!!

 

 

 

 

が、パロちゃんと夫の間には、私がべろ~んと横たわっていたため、なんと。

 

 

 

 

 

私の足をひと噛みしたうえで、更に私を乗り越えて。

 

 

 

 

 

 

「やっちゃぁぁぁぁぁん!!!」 (勝手なアテレコbyかっちゃん)

 

 

 

 

 

 

夫の元へと、パロちゃん。 ソファーをガシガシ登っていきます!

愛の力、恐るべしっ!!!

 

 

 

そして。

 

 

 

 

 

まったりと大相撲中継を見るふたり。

 

 

 

 

なんなんや。 このラブラブはっ!?

 

 

 

 

 

出勤前の夫の元に羽ばたいては、「行かないで」状態のパロちゃん。

 

 

 

 

いやはや、ほんとにパロちゃん、友人からの情報通り好みがはっきりしておられました。

 

 

 

 

とにかくおしゃべりもお歌も上手なパロちゃんなので、ご帰宅されてからはなんだか我が家が静かな感じ・・・。

 

 

 

 

 

かわいいかわいいパロちゃん。

またいつでも遊びに来てね~!


“ヨウム”のパロちゃんが我が家にやってきた!≪前編≫

2016-03-25 22:26:29 | 北京暮らし いろいろ

昨日のブログでちらっとお伝えしましたが。

 

 

こんなに可愛い“ヨウム”ちゃんが我が家にやってきました!

 

 

そうです。

“オウム”ではなく“ヨウム”。 African Grey Parrot! インコ科の鳥さんです。

 

 

友人宅のヨウム“パロちゃん”を、我が家で2週間預かることになりました。

 

 

 

我が家にパロちゃんがやって来たその日。

緊張されていたのか、突如バタバタ~っと羽ばたいて。

 

 

 

 

キッチンにon!

 

 

 

そして。

 

 

 

 

私の頭にon!

 

 

・・・うれしい。

 

 

でも、爪、痛い・・・。

 

 

でもでも、肩に乗ってくれたら頬からパロちゃんの体温が伝わって、やっぱり嬉しい・・・。(←安定の動物変態)

 

 

 

 

さて、パロちゃん。

びっくりするほどおしゃべりが上手!!!

到着初日はしきりと。

 

 

 

「パロちゃん、おりこ~さん!」

と連呼されていました。

 

 

 

うん。 ほんまにおりこ~さんや。

 

 

 

 

無事初日が過ぎ、翌日朝。

 

 

 

 

朝日を浴びながら毛づくろい。

 

 

 

・・・と、その時。

パロちゃんが目を付けたのがこちら。

 

 

 

 

壁に取り付けられた、エアコンのコントローラー!

 

 

 

友人がこれを見た瞬間、「これはちょっと危ないかも~」との警告があったのですが、果たしてその通り。

 

 

 

 

目隠しにそっとかぶせた布巾など何の役にも立たない!

 

 

 

・・・で。

 

 

 

 

プチプチでカバーした上に、べったべたにシールを貼ったのですが。

 

 

 

 

パロちゃん、怒涛の攻撃~!!!

 

 

 

 

あっという間に穴が・・・。

 

 

 

そんなパロちゃん。

どんなごはんを食べるのかな?と思っていたのですが。

 

 

 

 

え~っと、いかにも鳥さんが食べるようなものから、ヒマワリの種、そして・・・。

 

 

 

唐辛子!?

 

 

あのから~い唐辛子を、ぼりぼり、しかも中の種を美味しそうに器用に食べるパロちゃん。

(どんだけ強靭な舌やねん)

 

 

 

 

それ以外に果物や野菜を器用に食べるのですが、その食べ方が。

 

 

 

超散らかし系。

 

ぺっ! ぺっ!!! と、周りに巻き散らかすのがヨウム流(!?)

なので、イチゴを食べたあと、現場は。

 

 

 

 

・・・血痕デスカ?

 

 

 

そこに更にブロッコリーを加えると。

 

 

 

 

床が、赤と緑の素敵なクリスマスカラーとなりました!

 

 

 

 

さて、パロちゃん。

最初は・・・。

 

 

 

 

普段使用していない部屋をパロちゃん部屋に・・・と、こんな感じにしていたのですが想像していた以上にパロちゃんてば。

 

 

 

寂しん坊さん。

お部屋にひとりぼっちになると、途端に寂しくなって鳴いちゃうパロちゃんなのです。

 

 

 

 

しかも、我が家に来て2日目は休日だったので、夫やっちゃんが在宅だったのですが。

 

 

 

なんだ? この仲良しっぷりは・・・。

(友人注: パロちゃん(男子)は、それなりに背丈のある中年男性がお好みらしい)

 

 

 

 

めっちゃ見つめてるし・・・。

 

 

 

「ひとりぼっちはいやや~! 人間(というか、やっちゃん)がいるリビングにぼくも、ぼくも~!」(byパロちゃん アテレコbyかっちゃん)

 

というわけで。

 

 

 

 

ゲージごとリビングへ。

2週間。 パロちゃんと同じ空間で過ごす日々。

 

 

 

 

 

「てっぺん、とったで~!」

 

 

 

 

とにかくすぐに人間の言葉を覚えちゃう、スペシャルヨウム、パロちゃんなので、だんだん京都弁が混じってくるように・・・。

 

 

 

 

パロちゃんとの楽しかった日々。 後半へ続きます。


相変わらずの大人気店『鈴木食堂 前門店』へ!

2016-03-21 21:58:58 | 北京暮らし もぐもぐ編 日本料理

先月。

 

前門近くの胡同(古い街並み)へ。

 

目指すは・・・。

 

 

 

 

 

 

鈴木食堂

北京市西城区楊梅竹斜街11-14

 

 

 

 

壁にそっとかけられた案内板。 なんという可愛さ・・・。

 

 

 

 

古い家を改装したような雰囲気。

敷地内には、これまた趣味の良い雑貨を集めたお店も。

 

 

 

 

こちらがメニュー。

店先の案内板と言い、こういう日本人好みのデザインって中国ローカルの店ではほとんど目にしません。

根本的に美的感覚が違うんかな~。

 

 

 

 

お料理はごくごく普通の定食やお丼、カレー、それから一人用のお鍋もあったかな?

 

 

 

 

お料理が運ばれてきたとき、私たちの横にいた北京っ子たちが。

 

 

 

ガン見!!!

彼らはカレーとかサラダとかを頼んでいたのだけど、いったい日本人はどういうものを食べるのか・・・というのがめっちゃ気になってたみたい。

(私たちが注文するときから、めっちゃ聞き耳立ててたし・・・(#^.^#))

 

 

 

 

さて、鈴木食堂。オープンと同時にあれよあれよと店は満席に。

ざっと見たところ、私たち以外全員中国人でした。(しかも、大学生くらいの人が多かった)

 

 

 

肝心のお味ですが、正しい日本の定食屋さんの味、という感じ。

ほっとする美味しい味、というのかな?

日本ならこういうお店があちこちにあるのでそれほど目立たないかもしれないけど、ここ北京では中国人の心をぎゅっとつかんだようです!

 

 

 

ちなみに私の心を鷲掴みしたのは。

 

 

 

 

 

こちら。

 

お手洗い内の注意書きは実に私好みだったのでした。


インド旅番外編 おみやげ いろいろ

2016-03-19 20:05:53 | 一時帰国・インド2016.2

インド旅、番外編。

インドにはいろいろ可愛いものがありました。

雑貨好きとしてはもっといっぱいショッピングしたかった~!と思うのですが、それはまた次回(あるのか?)の宿題ということで。

 

 

 

 

 

まずはスパイス。

他にもい~っぱいスパイスは売られていたのですが、使いこなせる自信がなかったので、この2種類のみ。

 (早くも、もっと買ってきたらよかったと後悔・・・)

 

 

 

 

 

インドと言えば紅茶!

インド滞在中、何杯飲んだことか・・・。 

 

 

家でもチャイを作ってみよう!!!

 

 

 

 

 

こちら、封筒。

インドって意外にも(?)可愛い文房具の宝庫で、文房具好きにはたまらないっ!!!

 

 

 

 

 

幾何学的な模様の封筒、プチ封筒がいろいろ。

 

なぜか便箋やメモがなかったのが不思議。 ノートはあったんだけど・・・。

 

 

 

 

 

こちらは、大理石のコースター。

それぞれ宝石や貝が埋め込まれています。

 

 

 

 

 

インドなのでゾウさんモチーフなどもあったのですが、なぜかペンギン。

 

 

 

 

 

タージマハルと同じ技法で今も作られているとのこと。 

 

 

 

 

 

さて。

インドへ行く前から買うぞ~!と決めていたのが、インドのファブリック。

 ブロックプリントと呼ばれる技法で造られた手作りの布。

 

 

 

 

夏用のワンピースでも作ろうかな?

(一つ間違ったら、パジャマ、もしくは南フランスの豊満なおばちゃんが着てそうなゆるゆるドレスになりそうなので、慎重に作らねば!)

 

 

 

 

 

いっぽうこちらは、ソファーカバーに。 (クッションカバーはラオスのもの)

 

ほんとはこの生地でバッグでも作ろうかと考えていたけど、ちょうどマンションのソファーサイズにぴったりだったので、しばらくはこんな感じで)

 

 

 

 

 

こちらがそのブロックプリントのグッズ。

木片をこのように彫刻し、それをぺったんぺったんと布地に押していきます。

 

これらは街の雑貨屋さんで買ったチープなものなので、デザインもシンプルですが、もっともっと素晴らしく精巧なものがた~くさんあり、それらが美しいファブリックに変身するわけです。

 

 

 

 

今のわたしの野望は・・・。

 

 

 

 

無地の生地にこのスタンプをぺったんぺったんしてオリジナルの布にして、それでワンピースを作っちゃおう!

 

 

 

・・・というわけで、布用のインクを物色中です(#^.^#)


インド旅その9 タージマハルが今、目の前に!!!

2016-03-16 21:22:41 | 一時帰国・インド2016.2

いよいよ、いよいよです!!!

タージマハルを間近で見る瞬間がやってきました。

 

 

こちらがメインゲート。

 

 

 

 

この門の奥に・・・。

 

 

 

 

あっ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ため息しか出ません。

 

 

あまりにも美しくて。

 

 

 

 

 

 

 

先ほどの門からはこの距離。

 

 

 

 

なんというか・・・。

なんやろ、この現実感のなさ。 

夢のような不思議な気持ち。

 

 

 

 

ふわふわとした気持ちで、一歩一歩タージマハルに近づきます。

 

 

 

と、途中で知らないインド人のおじちゃんが声をかけてきて、あれやこれやと撮影アドバイスをくださるではないですか。

 

 

 

 

 

はい。

案の定チップを要求する現地のおじちゃんだったのですが、いやいや、ほんの気持ち程度のチップにもかかわらず、構図バッチリの写真を撮ってくれたり絶好の撮影ポイントを教えてくれたりと、おじちゃん、めっちゃいい仕事っぷりでした。

 

 

 

 

タージマハルの真正面からパチリ。

 

 

 

 

さて。

 

 

 

 

 

タージマハルは土足禁止。

なので。

 

 

 

 

 

靴にはカバーをね!

 

 

 

 

 

こちらが正面の入り口。

中は撮影禁止です。

 

 

 

 

それにしても、この美しさよ・・・。

 

 

 

 

きめ細かい彫刻。

 

 

 

 

あちこちに刻まれた幾何学模様。

 

 

 

 

 

 

大理石と宝石で造られたタージマハルは、まぶしいほど美しい。

 

 

 

・・・と、これまでの写真でお気づきかもしれませんが。

 

 

 

 

現在タージマハルの塔は修復工事中であります。

 

 

 

 

 

修復が終了した暁には、今以上に美しく白く輝くタージマハルを目にすることができるのでしょう。

 

 

 

 

 

タージマハルの両脇にはモスクや迎賓館があり、真っ白なタージマハルとのコントラストがまた素晴らしい。

 

 

 

 

いやはや、もう・・・。

これでもか、これでもか~!!!と美しい建築のオンパレード。

 

 

と、その時。

 

うっとりする私たちの目の前に現れたのは。

 

 

 

 

 

ゆるすぎる、猿。

 

 

 

 

 

おいこら。 やさぐれすぎやっ!!!

 

 

 

と、おっさん的なサル連発だったので。

 

 

 

 

モデル立ちの子ザルでお口直しを。

 

 

 

お猿さんも見られたことだし、そろそろ帰りましょうか。

今日はインド旅最終日。 空港に向かいます。

 

 

 

 

 

川の中では牛さんが水浴び、川辺では豚さんがお昼寝。

いやぁ。 アニマル天国、ばんざい!!!

 

 

 

 

空港までの道は相変わらずごっちゃごちゃ。 そして大渋滞。

 

 

 

車で走ること約5時間。

 

 

空港に着きました。

 

 

 

 

空港です。

 

 

 

あ、正確には『空港のトイレ』です。

これなら間違って入る心配もありません。

 

 

 

というわけで、トイレネタが締めっていうのもなんですが、インド旅レポこれにて終了。

 

 

 

 

やはりタージマハル。 この目で見ることができて本当に幸せでした。

 

 

インドに来るまで何度も写真や映像で見たことあったのですが、「なんでそんなに絶賛されるんやろ?」というのが正直な気持ちでした。

・・・が。

 

 

 

 

門をくぐり、自分の目の前にタージマハルが現れたあの瞬間。 たぶんずっと忘れられないと思います。

 

今、自分は現実にタージマハルの前に立っている。

にもかかわらず、まるで童話の中に入り込んだような、夢の世界のような、現実感のないふわふわとしたあの不思議な気持ち。

 

 

 

 

 

子供のころに読んだ絵本の世界に入り込んだような、そんな感覚。

 

 

これまで見たどの遺跡とも異なる、真っ白な、贅の限りを尽くしたタージマハルの前で、まるで魔法にかけられたようなそんな幸せな瞬間だったのでした。

 

 

おしまい。


インド旅その8 タージマハル、まずは遠くから愛でるの巻

2016-03-14 22:20:14 | 一時帰国・インド2016.2

インド旅日記。 いよいよタージマハルにぐぐっと接近!

 

 

・・・の前に、遠くから愛でる編をお届けします。

 

 

 

まだ暗いうちから出かけた先は。

 

 

 

 

川向うにタージマハルが見えるスポット。

 

 

じっくり夜明けを待ちます。

 

 

 

 

 

しらじらと夜が明けていきます。

インドの夜明けです。

 

 

 

 

暗闇の中から浮かび上がるように現れたタージマハル。

 

目の前の光景は、夢かうつつか・・・? 

そんな不思議な感覚に陥り、ただただ対岸を見つめるばかり。

 

 

 

 

ふわふわとした夢の中のような世界は去り難く、とはいえ次の予定が迫っているので、名残惜しいけどひとまずこの場から去りましょう。

 

 

 

 

さて、実は前日の夕方、すでにタージマハルとは対面していました。

 

 

 

 

 

遠くにタージマハルを堪能できるカフェ。

この場所から眺めるとこんなに緑に囲まれていることにびっくり。

あぁ~、早く近くでじっくり眺めたい~~~!!!

 

 

 

・・・のですが、その前に。

 

 

 

 

 

世界遺産 アーグラー城へ。

 

 

 

 

 

ぐるりと城壁に囲まれたアーグラー城。

 

 

 

 

 

・・・に、インコさんっ!!!

世界遺産がお住まいとは、なんともぜいたく。

 

 

 

 

 

この城の中には、ムガル帝国の代々の王が建てた建築物が並びます。

 

 

 

 

 

赤砂岩の美しさ。

 

 

 

 

皇帝が変わる度に増改築や補強が重ねられたのだとか。

 

 

 

 

どれひとつとっても、美しいデザイン。

 

 

 

 

広いひろ~い城内。

 

 

 

 

 

 

そして、この城からヤムナー河ごしに見えるのは。

 

 

 

 

 

 

タージマハル。

 

 

・・・って、うすぼんやりしてますが。

 

 

 

 

 

空気が若干汚染されているとはいえ、遠くに見えるタージマハルは、やはり現実から離れた別世界のよう。

 

 

 

 

このアーグラー城。

建築を手がけた皇帝によって、建物ごとに様々な特徴があります。

 

 

 

 

 

大理石を多用した建築物。

 

 

 

 

宝石を使った装飾だけど、原石に近い色合いなのか、派手すぎずむしろ落ち着いたかわいらしさ。

 

 

 

 

この城からかつての皇帝もタージマハルを眺めてたんやろか・・・?

 

 

 

 

 

雲間からの光に包まれるタージマハル。

 

さぁ! いよいよそのお姿を間近で!!!

 

 

 

つづきはまた今度。

 

 


春節中の奈良観光!後編

2016-03-10 18:41:55 | 一時帰国・インド2016.2

奈良観光レポ、後編です。

 

 

 

おぉ~! 鹿や! 鹿やシカやしかや~!!!

 

 

と盛り上がる私。

京都出身なので、学校の遠足などで奈良には何回も来ているのですが、こんなに鹿いたっけ!?というのが率直な印象。

まあ、本当に長い間奈良に来ていなかったので、記憶もあいまいなわけで・・・(^_^;)

 

 

 

とにかく、鹿いっぱい! そこらじゅうで鹿の集会、犬も歩けば鹿にあたりまっせ状態。

さらに。

 

 

 

 

 

えぇ!?

奈良は買いもん客も鹿なんかいっ!!!

 

 

って、いやいや、店に入り込みすぎやろ、鹿。

 

 

 

そんな鹿をかき分けかき分け(←ちょっとおおげさ)。

 

 

 

 

いよいよ東大寺へGO!

 

 

 

 

大仏さ~ん!!!

何年ぶり? いや、何十年ぶり!?

 

 

 

相変わらず一寸のくるいもなく並ぶパンチパーマ。

ありがたや~。

 

 

 

 

 

大仏さんはもちろんですが、この木造建築の素晴らしさにも目を奪われました。

 

最近東南アジアやインドなどへの旅行が多かったのですが、そこで目にするお寺とか宮殿はガッツリ大理石でできてたり、金色ぴかぴかの装飾がなされていたりというのが大半。

一方、この木造建築のシンプルさ、美しさと言ったら!!!

 

 

 

 

こちら、大仏殿から更に奥へ。  二月堂であります。

これまでは東大寺に来ても大仏さんどまり、そのまま帰るか別の所へ行くかだったので、訪れたのは初めてかも。

 

 

 

 

 

こちらも素晴らしい木造建築。

並ぶ装飾が美しい。

 

 

 

 

小耳にはさんだのですが、なんとここ二月堂。

 

 

『奈良のスカイツリー』

 

 

 

との異名を持つとか持たないとか!!!

 

・・・確かに。

 

 

 

 

 

奈良盆地、いちぼ~!!!

ぶらぼ~!!!

 

 

 

と、それだけではなく、ここで使われている『懸造』という技術は、当時としてはそれこそスカイツリーを造るような高度なものだとか!

 

いやぁ、ほんま奈良。奥深いわ~。

 

 

 

途中で目にした塀ひとつとってもおもしろい。

 

 

 

 

東大寺からの帰り道。

友人が教えてくれた可愛い雑貨屋さんへ、ふらり・・・。

 

 

 

 

こじんまりとした店内には所狭しと鹿雑貨が!!!

私は一目ぼれした“鹿リング”を購入。

 

 

 

・・・の帰り道でも、また。

 

 

 

鹿か~いっ!!!

お寺の暖簾の模様まで、鹿っ!

 

 

 

 

 

こっちの鹿に至っては、それは眉毛か? そうなんか?

 

 

 

 

 

いやはや、そりゃぁ・・・。

 

 

 

 

こんな注意書きも書かんとあかんわな。

奈良、鹿が過ぎるで。

 

 

 

 

そんな鹿たちをかき分けかき分け(←またしてもおおげさ)

 

 

 

 

ほっと一息 @ 幡・INOUE

 

 

 

 

 

 

晴天にも恵まれ、奈良の魅力を存分に満喫できたならさんぽ。

 

 

 

 

ほんまに、しつこいくらい「空きれ~い! めっちゃきれ~い!」と連呼。

 

 

 

 

まだまだ奥深い奈良を探しに、またいつか友人とならさんぽ第2弾!を決行したいと思います。

 

 

 

≪ならさんぽのまとめ≫

 

 

 

 

『奈良は鹿が過ぎる』


春節中の奈良観光!前編 赤白丸~いかわいいおまもり

2016-03-08 21:38:36 | 一時帰国・インド2016.2

インド旅行、いよいよクライマックス!

 

 

・・・の前に、ちょこっと奈良のおはなしなど。

 

 

インド旅行前に一時帰国していたのですがその時、北京から半年前に帰国して今は奈良在住の友人と久しぶりの再会!

楽しかった一日のおはなしです。

 

 

 

 

 

奈良駅で待ち合わせ。

「一緒に写真撮ろうや!」とせんとくんに誘われましたが、丁重にお断りして、奈良観光へ!

 

 

まずは・・・。

 

 

 

“ならまち”をぶらぶら。

古い街並み、いいなぁ。

 

 

 

こんな感じで古い家を開放してくださっているところもあり、いやぁさすが長い歴史を有する奈良!

 

 

 

・・・とそこで、不思議なものが目の前に。

 

 

 

 

ん??? 何? この赤と白のまるっこいの。

しかも大小いろいろ、ずら~っと連なる丸いもの・・・。

 

 

その名も“庚申(こうしん)さん”。

災いを代わりに受けてくれるというお守りなんだけど、そのポーズ。

 

 

 

 

めっちゃ、体、そってるやんっ!!!

背筋、悲鳴上げてるやんっ!!!

 

 

 

・・・と思ったらその逆で、背中を丸めた可愛いお姿だったのでした。

あぁ~、びっくりした。

 

 

 

 

ご近所さんには、風雨から守るためのカバーをつけているところも。 大事にしてもらっているんですね~。庚申さん。

 

 

 

 

 

奈良はマンホールもかわいい・・・。

 

 

 

さて、お昼どき。

ランチは“カナカナ”という古民家を利用したお店で。 丸いストーブも可愛くて、ほっこりした雰囲気もすっごく好み。

カニクリームコロッケにあんかけ、初めての取り合わせでしたが、これがうまうま!

 

 

 

 

 

食後はご近所のお店番わんちゃんにごあいさつして。

(っちゅ~か、あんたがそこにいたら、お客さん入れへんで)

 

 

 

 

 

奈良といえば!の東大寺へ!!!

 

 

 

 

 

おぉぉ~~~!!!

 

鹿や! 鹿や~!!!

 

 

 

・・・と盛り上がったところで、続きはまたこんど。


インド旅その7 憧れの階段井戸が目の前に!!!

2016-03-05 21:09:20 | 一時帰国・インド2016.2

インド旅4日目。

今日は私の中でのクライマックスを迎える日でもあります。

 

 

朝、ジャイプールを後にし、次なる目的地へと高速道路を走る車。

 

 

 

 

・・・って、道路わきに普通の売店なんですけど。

 

 

 

 

高速道路4と言えど、普通に民家や店が並ぶインド。 ゆるいです。

 

そして普通の道路には相変わらず。

 

 

 

 

ゴミが散乱、そしてそれを食べに集まる牛。

 

 

 

 

いっぽう、目的地への途中で。

 

 

 

 

楽しそうな子供たち!

小学校のグラウンド。 男の子も女の子も元気いっぱい!!!

 

 

 

 

さて。

この日訪れた世界遺産は、ファテープル・シークリー。

 

 

 

勝利の都、シープリーという名の世界遺産。

 

 

 

 

赤砂岩の建築物、広大な敷地に広がる優雅な風景。

複数の宗教を組み合わせたきめ細かさに圧倒される内装。

 

 

 

と、素晴らしい遺産を眺めながら思うのは。

 

 

 

 

・・・暑い。

 

 

暑いで、ここ。

 

 

 

 

2月なので気温はまだ25度前後。

ですが、日差しが強い!

 

春から夏、秋にかけてのインド、どんだけ暑くなるんやろ???

 

 

 

などと、暑さにぼやいてなどいられません。

今日は私の今回の旅最大の目的地へと向かうのであります。

 

 

それは・・・。

 

 

 

 

 

まだあまり知られていないためか、片田舎にぽつんと存在するスポット。

 

 

 

 

 

入口を抜けたその先に、それはありました。

 

 

 

 

 

おぉぉぉぉ!!!

 

 

 

 

 

摩訶不思議な無数の階段。

 

 

その名も。

 

 

 

 

チャンド バオリ。 

階段井戸であります。

 

 

 

 

 

 

これを見るためだけにインドに来たと言っても過言ではないほど。

 

 

 

 

 

ある本でこの遺跡を目にした日から、いつか自分の目で見たいとず~~~~っと思っていました。

一瞬で私を魅了した、整然とした幾何学模様の美しい井戸が今、目の前に!

 

 

 

目の前に!!!!!

 

 

 

 

・・・いたのは。

 

 

 

 

 

またしても、猿、やった。

 

階段の片隅で解放感たっぷり・・・。 羨ましすぎるで、猿。

 

 

 

 

 

まだ知名度がそれほど高くないのか、人はほとんどいません。

じっくり、ゆっくり、この空間を堪能できるぜいたく・・・。

 

 

 

 

この井戸、どれくらいの大きさかといいますと。

 

 

 

 

人と比べるとこんな感じ。

(左の女性が私です。 右のインド人は私ではありません)

 

 

 

はぁぁぁぁぁ・・・。

 

 

 

 

 

溜息しか出ない・・・。

 

 

 

 

 

 

深~い井戸から、9世紀ころの女性は水を汲んで上まで持って上がっていたとか。

 

遺跡を眺めながら、はるか昔に思いをはせる。

 

 

 

・・・そんな私の目の前に。

 

 

 

 

またしても、鳥。

 

ほんま、インドって鳥が多いな~。

 

 

 

 

・・・・・って。

 

 

 

 

多すぎるっちゅ~ねん!!!

 

 

 

 

 

というわけで、アニマルも含めてチャンドバオリを堪能しました。

 

次はいよいよ、タージマハルです!!!

つづきはまた、今度。


インド旅その6 かわいい、そしてごちゃごちゃした街 ジャイプール観光

2016-03-02 20:44:49 | 一時帰国・インド2016.2

前回の続きです。

アンベール城から再びジャイプール市内へ。

 

 

移動の途中、目にしたのは。

 

 

湖の上に浮かぶ建物・・・。

 

 

湖の上のインドのホテルと言えばタージレイクホテルが有名ですが、こちらもそんな感じ。

 

 

 

 

・・・な、ゴージャスホテルを前にして私の目をくぎ付けにしたのは。

 

 

 

 

ぶたの親子~!!!!!

 

 

湖のほとりでなにやらもぐもぐタイムではありませんかっ!!!!!

 

 

 

・・・かわいい。

 

 

 

 

さて、再びジャイプール市内を車で走ります。

ピンクシティ ジャイプール。

可愛くペイントされた建物の前を車やオートリキシャがぐいぐい進む!

 

 

 

そして、その車に負けじと進むのが。

 

 

 

自由な牛だ!

 

インドの街中、どこを見ても牛がいるぞ! 牛好きさんにはたまらないパラダイス。

 

 

 

 

さて、次に向かったのはこちら。

 

 

 

 

ジャンタルマンタル。

 

 

 

・・・って、何!?

 

 

 

 

天文台、であります。

 

 

280年以上たった今でも使われているというのも納得。 ちゃ~んと正確な時間を刻んでいるんですよ、奥さんっ!!!

 

 

 

 

中には2秒単位で時間を計測できるものも!!!

 

ジャンタルマンタルにはサンスクリットで“魔法のしかけ”という意味があるのだとか。

それも納得の、ものすごい知恵の結集を目の当たりにしました。

 

 

 

 

つづいてこちらは、シティパレス。

 

 

 

 

今も敷地内には、マハラジャの子孫が暮らすという・・・。

 

 

 

 

インドにいると、時々現実なのかお話の世界に入り込んだのかわからなくなるような、不思議な錯覚におちいりました。

 

 

 

 

大理石にびっしり、細かい細工!

 

 

・・・のそばで、

「一緒に写真撮らへ~ん?」

と馴れ馴れしく声をかけてくる施設の関係者。

 

 

 

・・・一緒に写真撮った瞬間に、撮影料とか言って“おきもち”を要求されるようです。

中国でもよくあるパターン。

 

 

 

それでは、そろそろホテルに戻りましょう。

 

 

 

 

・・・と、ここでも、牛。

 

 

 

 

インドのあちこちで、地下鉄をはじめとした交通機関の工事をよく目にしました。

 

 

 

 

 

道端にずら~っと露店が並ぶごちゃごちゃした街並み。

その一方で、ガンガン建築中の交通機関。

 

 

 

 

 

わたし個人的にはこういうごっちゃごちゃを見ると、わわわぁ~と体内の血が湧きあがるというか、

来た来た、アジアに来た~!!!という実感がわいてくるので、ジャイプールは今回訪れた中で一番お気に入りの街となりました。

 

 

 

 

ホテルに帰って、かんぱ~い!

インドにかんぱ~い!

 

 

 

 

ジャイプールの街に沈む夕日。

 

すこ~し空気がよどんでる気がしないでもないけど・・・。

 

 

 

続きはまた今度。