北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

日本一時帰国 トマムへGO!

2015-08-31 16:20:59 | 2015.8-9一時帰国

昨日。

 

 

可愛い飛行機に乗って向かった先は北海道!

 

 

電車の時間まで2時間以上あったのですが、千歳空港は本当に楽しい空港で。

 

 

 

ぶらぶらするだけでも楽しめます。

 

 

 

あっ! ドラえもん!!!

 

 

 

なんちゅ~かわいさ・・・。

 

 

 

 

こちら、フードコートで食べたたこ焼き。

 

 

 

・・・これが実に残念なたこ焼きだった。

 

 

 

 

というかなんで私、北海道まで来て美味しくないたこ焼き食べてねん。

(こんなことならドラちゃんどら焼き食べとけば良かった・・・)

 

 

 

 

 

そんな千歳空港を後にし。

 

 

 

 

ちょっとレトロな駅で乗り換え。

 

 

 

 

ポストに書いてあるのは・・・  “のりほ”?

 

 

 

 

電車、来ました。

 

 

 

 

特急に乗って1時間。

 

 

 

 

トマムに到着です。

 

 

 

 

6泊7日滞在予定。 少し遅めの夏休み。

 

 

 

 

 

かんぱ~い!

ってこれ、実はまだ一人飲み。

 

 

 

夜、北京から直接やってきた夫やっちゃんと合流したのでした。

 

 

 

 

そうそう。

昼間見たドラえもんを思い出しながら、ちょうどテレビで放送していた。

 

 

 

 

映画『STAND BY ME ドラえもん 』。

大山のぶ代さんで育った私には今のドラえもんの声は抵抗があるかも・・・と思っていましたが、意外にもすっと入りこんで、“ドラ泣き”してしまったのでした。


日本一時帰国中 目的は!?

2015-08-28 23:38:07 | 2015.8-9一時帰国

昨日の北京空港。

 

 

 

 

本当に美しい空気の北京空港を出発し、一時帰国です。

 

 

 

 

 

なんと、ラッキーなことにビジネスクラスにアップグレード。

遠慮なくぐびぐび、ぐびぐび。

 

 

 

 

ぐびぐび、もぐもぐ。

 

 

 

さて、今回の一時帰国。 その目的は・・・。

 

 

 

 

天一 こってり~!

 

 

 

・・・もあるけど。

 

 

 

 

大好きなにゃおに会いに~!!!

 

 

 

も当然ありますが。

 

 

 

 

 

「これは・・・?」

 

 

 

 

「なに?」

 

 

 

補聴器、です。

 

 

 

 

実は私、20代のころから高温の聴力が悪くなり、今ではこんな感じ。

静かな場所での会話には問題ないのですが、ちょっと騒音があると人の話が聞きづらく、コミュニケーションに不安を感じることもしばしばでした。

 

しかも、朝から晩まで高温の耳鳴りに悩まされる状況が10年以上。

 

 

 

 

そこでついに、思い切って補聴器を購入することにしたわけです。

 

 

 

今日病院で第一回目の診察があり、まずはレンタルという形で補聴器デビュー。

いきなり聴力のレベルを上げると耳に負担があるとのことで控えめなレベルからスタート。

 

 

自分の声は少しエコーがかかったように聞こえ若干の不自然さは感じるものの、耳に入ってくる音は雑音などあまり感じずかなりクリアー。

気になるのは、自分の髪の毛が補聴器にすれる音くらい。

 

 

 

 

補聴器をつけることで、今まで聞こえなかった・・・というか、その存在すら知らなかった二胡の高音域の音の区別ができるようになったり。

 

 

 

冷蔵庫開けっ放しの警告電子音が聞こえたり。

 

 

 

そして。

 

 

 

 

 

にゃおの首輪の鈴の音が聞こえるようになったり。

 

 

 

 

世界にはこんなにいろんな音があるんだ・・・と、じわじわ、じわじわ、感動しています。


世界陸上・北京! ボルトが目の前を駆け抜けた!

2015-08-26 20:19:24 | 北京暮らし おでかけ編

8月23日。

 

 

いざ、鳥の巣へ!!!

 

そうです。

北京で開催中の世界陸上を見に行ってきました。

 

 

 

 

会場内は各国の選手を応援する人々の熱気が溢れ。

 

 

 

 

こんなに近くでトップアスリートの競技を見られることに、私も興奮を抑えられません!!!

 

 

 

 

あらゆる手を尽くした結果の青空。 

ほんまにここ、北京?

 

 

 

さて、私の席からは。

 

 

 

 

選手の緊張感が伝わってきて、こちらもドキドキ。

 

 

 

 

いっぽう、すぐ右手では砲丸投げの競技が行われていたので、競技を終えた選手がにこやかに手を振ってくれたり。

 

 

 

 

7種競技の選手たち。

 

 

 

仲いいな~。

出場選手全員でトラックをぐるり。 見ていて嬉しくなるような光景でした。

 

 

 

刻々と時は過ぎ、そして・・・。

 

 

 

 

 

いよいよその時がやってきました。

 

 

 

 

 

男子100メートル 決勝。

 

 

 

 

選手一人一人が画面に映し出されます。

 

 

 

 

 

ボルト。

 

 

 

 

めっちゃ おちゃめ。

 

 

 

 

中国の選手が決勝に残ったこともあり、会場はもう大興奮。

「加油! 加油!(がんばれの意)」の大喝采。

いや、これはほんまものすごい事なんですけどね。 でもね。

 

 

 

 

スタート前やのに あんたらうるさい。

 

 

 

 

と思っていたら注意を促すアナウンスが。

「スタート前はお静かに~」

 

もちろんアナウンスは中国語のみ。 一瞬でし~んと静まり返りました。

 

 

 

 

観客、総立ち。

私もカメラを構えつつ、目はボルトに釘づけ。

 

スタートまでのあの時間のドキドキと言ったら・・・。

 

 

 

 

そして。

 

 

 

 

 

 

ボルト、金メダル~!!!!!

 

 

 

 

 

もぅ、ほんま、鳥肌たちました。

 

 

フィニッシュの勢いそのままに私たちの前を駆け抜けたボルト。

その後トラックをゆっくりと周りはじめたのですが、再度近くまでやって来たときには。

 

 

 

 

お仲間とハグ!

 

 

 

で、そのままくるりと背を向けて。

 

 

 

 

 

えぇ~!!!!!

帰っちゃうの? もうちょっと近くまで来てほしかった~。

 

 

 

と思っていたら。

 

 

 

 

 

このポーズ!!!

 

サービス精神旺盛なボルト選手に感謝です。

 

 

 

 

 

陸上競技を会場で見るのは初めてだったのですが、いやぁ、実に楽しかった!!!

 

もともと野球などスポーツ観戦は大好きなのですが、改めてスポーツって楽しいな~と実感しました。

 

 

 

・・・にしてもどうしても気になるのは、この国の人々のマナー。

 

私の前のガキンチョは椅子の上に土足で立って跳ねまくり、めっちゃ迷惑。 

そしてこれまた中国あるある。 

 

 

なんでチケット通りの席に座らへんねん、あんたら!!!!!

 

 

一応チケットのチェックがあるのですが、そのエリアに入ってしまえばどこに座ってもええやろ?みたいな感覚。

現に私たちの座席にもすでに先客がいまして、その席私たちの場所なんやけどと伝えたところ。

 

 

・・・なんでやねん。

 

 

冬季オリンピック開催も決まったことだし観戦マナーはもちろんのこと、全体のマナーの向上をほんま、よろしく頼んます。


北京の晴天、そして世界陸上

2015-08-23 17:23:10 | 北京暮らし いろいろ

ここ数日の北京。

 

目の覚めるような青空!

 

 

世界陸上開催中の北京、そして9月にはお国の活動があるため、車はナンバープレート末尾の偶数奇数で走行を半分に制限し、工場も稼働停止などなど、青空ゲットのためにあらゆる手をつくした結果がこの青空であります。

 

 

 

そんな晴天を無駄にはできない!と、近所のカフェへGO。

Vineyard Cafe

北京市朝陽区新東路1号

 

 

 

 

青空に、かんぱ~い!

 

 

 

ハンバーガーLサイズ。

気のせいが若干羊肉のような香りが??? 香辛料とかの影響?

 

 

 

 

野菜たっぷりのピザ。

 

 

 

 

あ~~~~~。 まったり・・・。

 

 

 

その後、この店からほど近いカフェへ向かい。

 

 

 

ヨーグルトスムージー。イチゴなどもりだくさんのベリーベリー。

こんな晴天の下、昼間っからビール飲んでまったりしてると、まるで。

 

 

 

 

どっかのリゾートでバカンス中かと錯覚してしまいそう・・・。

ほんまにここ、“あの”北京???

 

 

 

 

夕方になってもすっきり。

 

 

 

そして今日も晴天の下。

 

 

 

 

世界陸上。

女子100m。 福島千里選手。

 

 

 

 

予選通過を決めた走り。

 

 

 

 

素晴らしい~!

 

 

今夜はいよいよ男子100m決勝!

 

 

選手のみなさんが持ってる力を出し切れるよう、どうかどうか大会期間中、この青空が維持されますように。

(あ、もちろん大会後も・・・と期待したいところですが、どうせ無理なのであきらめます)


ベジタリアン料理と、猫カフェと

2015-08-21 22:00:39 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

久しぶりにベジタリアンフードのお店に行ってきました。

 

百合素食

北京市東城区東直門北小街草園胡同甲23号

 

 

 

 

門をくぐると。

 

 

 

 

四合院造りのこじんまりとしたお店。

 

 

 

 

 

お昼なのでまったりお茶をいただきましたが、ワインなども並んでます。

 

 

 

 

カリカリきのこの炒め物。

思ったよりも唐辛子ど~ん!だったので身構えたのですが、思いのほか辛さは抑え目。

 

 

 

 

 

 

ここに来たら必ず注文するソーセージ(もどき)。

 

味はまさにソーセージ。 すごいな~。

 

 

 

 

水餃子。 中身はお肉のように感じたけど、おそらくきのこで作られてるだろうな。

 

 

 

 

こちらの太めの麺。 スープも濃すぎず優しいお味でした。

 

 

 

 

 

若干外の騒音が聞こえてきたり、完全に下界と離れた静かな世界・・・とはいきませんが。

 

 

 

 

天井から光射し込む四合院でベジタリアンランチというのは北京ならでは・・・かも。

 

 

 

 

その後向かったのがこちら。

以前もブログで紹介しましいたが(詳しくは→こちら)、これまで何度か足を運んだ五道営の猫カフェです。

 

 

沐茗珈琲

猫は少ない(1匹のみの時も)ですが、店内で自由にうろうろ(というか、ほとんど寝てる?)。

ちなみに、カウンターで先に注文し支払いを済ませるというスタイルに変わっていました。

 

 

 

 

 

新しもん好きのマイケル。

新しいお客さんがいたらそそくさとそちらに移動する、なんとも気が多い猫、マイケル(仮名です。私たちが勝手に命名しました)。

 

 

 

 

この日はお客さんも少なかったからか、私たちのそばでず~っと惰眠をむさぼり。

 

 

 

 

 

ぐ~すか・・・。

 

 

 

ここの猫はお外も歩くのでしょうか? それとも店内が汚れてるんか?

にくきゅ~、汚れてるぞ~、マイケル!


『川底下村』 中国にいるんだな~と実感した村さんぽ

2015-08-18 21:49:08 | 北京暮らし おでかけ編

『川底下村』おでかけレポ。後編です。

明・清時代の建築の散策、少々長いですがお付き合いくださいませ。

 

 

 

 

わずか70数軒の建物は、上の村と下の村に分かれています。

階段をてくてく、てくてく。

 

 

 

 

村の建築は昔のまま保存されていますが、多くがレストランなど観光客向けに開放されています。

 

 

 

さて。

500年以上の歴史をもつこの村なので、その時代時代の面影が今も残っておりまして。

 

 

 

 

 

ほぼ消えかけてるけど、何かのスローガン。

 

 

 

 

文革時代のスローガン。

 

 

 

 

こっ、これはっ!!!!!

 

 

 

 

・・・って、いやいや、スローガンなんてどうでもいいねん。 

私たちが気になったのは。

 

 

 

 

スローガンが書かれた壁にうっすらと残る壁画のようなもの。

昔はここに、色鮮やかな画が描かれていたのかも・・・。

 

 

 

 

昔この村は貧しく、蜂蜜の生産が主な産業だったとか。

今は観光が主な収入源。 この写真のように『客棧』、つまりお宿もけっこうありまして。

 

 

 

 

 

とあるお宿の案内。

こんなに色んな種類のお部屋があるんや・・・。

 

 

 

 

ところで。

この文字、『ご飯を炊く、かまど』などの意味がある漢字なのですが、もともとはこの文字が村の名前に使われていました。

 

 

 

 

とあるおうちの壁に描かれたイラスト。

文字の成り立ちがよくわかる~!

 

 

聞いた話によると、この村はもともと火、焼、熱、旺と関わりがあったらしく、中国古代の考え方である陰陽五行との釣り合いをとるために『寒』が必要だ・・・とのことから、この村人は『寒』と中国語読みが同じである『韓』と名乗るようになったのだとか。

 

 

 

 

なので。

 

 

 

 

 

村人の名字はみ~んな『韓』さんになった・・・らしい。

(歴史の流れで一部は韓さん以外の姓も出てきたようですが)

 

 

 

 

ちなみに先ほどの壁のイラストを描いたと思われるお宅では。

 

 

 

 

ちびっこがおやすみ中らしいので、お静かに~。

 

 

 

 

では、村をもう少し散策しましょう。

どの建物も長い歴史を感じさせる雰囲気。

 

 

 

 

入って大丈夫かな・・・?

 

 

 

 

と、、ドキドキ足を踏み入れると。

 

 

 

 

 

これまた、時間が止まったような空間が。

 

 

 

 

 

私たちが静かに参観していると、この家の住人と思われるおばあちゃんが。

「裏にも見どころあるから見て行き~」

と教えてくれました。

 

 

 

細い階段を登ったそこに・・・。

 

 

 

 

 

これまた古い建築物。

そしてここに、例の猫洞があったのでした~! (詳しくは → この日のブログを)

 

 

 

 

こんな感じで、ひとつひとつお宅訪問しては、歴史ある雰囲気を堪能。

 

 

 

 

こちらは食堂。

メニューはあるけど、値段がないな・・・。

 

 

 

 

一方こちらはお宿。

 

 

 

 

二段ベッドだ。

(・・・っていうか、ベッドしかないな)

 

 

 

 

こちらに至っては、ピンクのしましまシーツと言い、壁のイラストと言い、ラブラブな2人だけが宿泊を許されそうな雰囲気。

 

 

 

 

細い道を更に進みますと。

 

 

 

 

関公廟。

ここからも村全体が見下ろせますし、メインの道路を挟んで向かい側を登った先からも。

 

 

 

 

村全体を見ることができました。

 

 

 

 

 

山に囲まれたほんとにほんとに小さな村。

 

観光化されているとは言え、細い路地を歩き古い建築物の前に立つとじわじわと不思議な気配に包まれ、あぁ~、今私は長い歴史を有する国にいるんだな~と感じたのでした。


『川底下村』 おそろいTシャツと、迫力の一線天と。

2015-08-16 21:40:11 | 北京暮らし おでかけ編

金曜日。

北京から車で2時間半ほどの所にある『川底下村』へ行ってきました。

 

市内から車で1時間もすると。

 

 

 

周囲は山。

鉄道が走ってる・・・。

 

 

 

もちろん、ここにも人々の営みがあるわけで。

 

 

 

小さな市場が。

 

それはいいとして、右端のおばちゃんのTシャツに目が釘付け。

美女の写真がど~んとプリントされているそのTシャツを、おばちゃん、どこでゲットした?

 

 

 

どうやらこの近辺には自動車教習所があるようですが、こんなド田舎で教習を受けたところで大丈夫か?

北京市内の交通は無法地帯だぞ!

 

 

 

 

とまあ、そんな車窓からの眺めを楽しみながら2時間半。

 

 

 

 

『川底下村』のチケット売り場に到着。 35元(680円程度)なり~。

 

 

 

 

そこから更に車で進むと、ようやく到着しました。

 

 

 

 

500年の歴史を有する川底下村。

ここからはてくてく、歩いて散策です。

 

 

 

 

正直言いますと、メインの道はすっかり観光地化されていて人気歌手の音楽が大音量で流れていたりしますが、建物自体は昔のまま。

70戸ほどの建物が並ぶ小さな村。

 

 

・・・を闊歩するのは。

 

 

 

 

おそろTシャツの不気味な集団!

 

 

 

 

なっ、何!?

この、おそろTシャツを着たみなさんはっ!!!!!

 

 

 

 

・・・って、観光客ですよね、もちろん。

 

 

 

途中のお土産屋さんとおぼしき店で売ってたTシャツ。

これをおそろで着用した団体さんでした。

 

 

 

・・・にしても中国の団体旅行者はおそろの帽子やらTシャツやらがお好きやな。

(団結感が生まれるやん!と友人は語っていたけど、団体ツアーにそこまで団結力を求めるか?)

 

 

 

 

 

そんな団結力あふれる皆さんを横目に、私たちはひたすら山の方へてくてく、てくてく。

 

 

 

 

小さい村なので、あっという間に村はずれへ。

ここまでは、少しでこぼこした道が続いたというのに、はずれに来た途端。

 

 

 

 

舗装されてますがな。

 

現代の文明に感謝しながら舗装道路を歩く私たちが向かう場所とは。

 

 

 

 

 

自然のままに生い茂る植物で、うっかり見落としそうになった案内板にある『一線天』というところ。

 

 

 

“落石注意”の案内も当然かと思われるごつごつした壁面を眺めつつ、てくてく約1km少々。

 

 

 

 

 

そのカーブを曲がった先にあるもの、それこそが・・・。

 

 

 

 

『一線天』

 

 

 

 

 

岩と岩の間から見える空が、まるで線のように見える。

・・・とのことから、誰が名付けた『一線天』。

 

このエリアに足を踏み入れた瞬間、ひやりとした空気を感じました。

気温、数度は一気に下がった感じ。

 

 

 

 

・・・と、この一線天の出口にはっ!!!

 

 

 

 

 

なっ、何、これ!?

 

 

 

 

 

聞いてないぞ! こんな、おどろおどろしいもんがあるって、聞いてへんぞ!!!!!

 

中をそっと覗くと中途半端に茂った雑草。 そしてどんより流れる空気・・・。

 

 

 

 

 

体感温度がさらに下がったことは否めない。

 

 

 

 

 

 

下がった体温を上げるべく。

 

 

 

 

 

もぐもぐタ~イム!!!

 

 

 

 

そして再び。

 

 

 

 

一線天を通り抜け、元来た道を戻ります。

 

 

 

 

 

なかなか迫力のあるスポット。

 

 

 

・・・なのですが。

 

 

 

 

・・・落書き?

 

としか思えない『一線天』の文字。

 

 

すごいのかそうでないのか、よくわからない郊外のスポットめぐりでありました。

次回は『川底下村』の詳細をお届けします。


明・清時代の建物が残る『川底下村』に住む人々は猫好きだったの巻

2015-08-14 20:36:19 | 北京暮らし おでかけ編

 

山に囲まれた小さな集落。

 

 

ここは・・・

 

 

ドコ?

 

 

 

 

ここは、『川底下村』。

500年以上の歴史がある、明・清の時代の建物がそのままの形で保存されているという村であります。

北京市内から90km、車で約2時間半。

 

 

 

ほんとに小さな村ですが、実に興味深いスポットでした。

 

 

 

 

このややこしい文字は?

この村と深いかかわりがある文字。 詳しくはまた後日。

 

 

 

 

この古い建物が並ぶエリアでひときわ私のハートをワシヅカミにしたのが、こちら。

 

 

 

 

 

その名も、『猫洞』。

猫が自由に行き来できるようにと、今で言うキャットドアのような可愛い入口が!

 

 

 

夫やっちゃん曰く

「昔の猫は小さかったんやな・・・。 にゃお(日本でお留守番中の猫)やったら無理なサイズや」

 

 

 

・・・確かに。

 

 

 

そんな、猫好きさんが暮らしていた川底下村で。

 

 

 

 

あっ!!!!!

 

猫さん、発見!!!

 

 

 

 

まったりとお座りされたので、少し近づいて写真を撮ろうとしたら。

 

 

 

 

すっくと立ち去ってしまいました。泣ける・・。

 

 

 

 

 

 

が、またすぐそばで。

 

 

 

 

座り直し。

 

どうやら、近づきすぎはあかんかったらしい。

 

 

 

 

というわけで、次回はもう少し詳しい『川底下村』レポをお届けします。


やっぱり楽しい! 布市場!!!

2015-08-11 21:53:37 | 北京暮らし おでかけ編

お世話になっているハンコの先生のお宅でふと目にした布地があまりに可愛くて、一気に布市場熱が高まった今日この頃。

というわけで、先生が教えてくださったお店に行ってきました!

 

場所は地下鉄10号線 石榴庄駅と大紅門の間くらい。

 

 

正天興綿布市場

 

 

 

 

先生曰く

 

「まずは人体模型の店を目指せよ、さすればお目当ての店にたどり着けるであろう~」

 

とのことだったので、人体模型、ジンタイモケイ、じんたいもけい・・・と歩いていたら。

 

 

 

人体模型???

この店のことか?

 

 

後で聞くと、もう一軒わたしたちの目的地に近いところに人体模型屋があったそうなので、ここは違うジンタイモケイだったらしい。

 

 

 

 

 

さて。先生から「以前よりも広くなりました~」とお聞きしていた通り。

 

 

 

広いわ~。

通路を、車もバイクもすっ飛ばしおるわ~。

 

 

 

・・・って、ブッ飛ばすな。 危ないっちゅ~ねん。

 

 

 

先生にお店の場所を教えていただけたからよかったものの、私一人でかる~い気持ちでふらりと立ち寄っていたら、ほんと、見て回るだけで疲れそうな広さ。

 

 

 

 

それにしても、北京の布屋もすこ~しずつこじゃれて来てるなぁというのがこの日の感想。

 

 

 

 

あ、いや、この怪しいミッキー柄のことを言っているのではないのですが。

 

 

 

以前は「う~ん、残念!あとちょい!」という柄から、「誰が使うねん、これ」というものまで、残念柄に関しては選り取り見取りだったものです。

 

 

 

 

ま、相変わらず自分の普段の生活では使わないような布も並んでますし、

やる気あんのかないのかわからん店もちょこちょこ。

 

 

 

 

 

この蒸し暑いのに、もふもふ系を売る店も。

 

 

 

 

姐さん、怖いって・・・。

 

マネキンさん着用のものか不明だけど、20元(約400円)らしい。

 

 

 

 

・・・で、今回の収穫。

 

 

 

 

3種類の布を購入しました。

 

 

 

 

トリさん柄。 厚手の生地でバッグなどにも良さそう。

 

 

 

 

ハンコのようなこの感じが気に入ってイキオイで買ったけど、これも結構厚手の生地。

何に使おう???

 

 

 

 

で、このストライプは麻。

 

 

 

 

ワンピースを作りました。

ウエスト部分が紐で調節できるので。

 

 

 

 

ゆるゆる~に着てもOK。

 

 

 

購入後、家に帰って落ち着いて生地を見た時は。

 

なんか、甚平っぽい生地やな、お父さんのパジャマ的な仕上がりになったらどうしよう・・・と不安だったけど、なんとか普通の服に仕上がりました。

今回周れなかったお店もあるし、そろそろ秋冬用の布地も気になるので、まだまだ布市場熱は続きそうです。


地ビールと特大ピザ! 『Great Leap Brewing』

2015-08-09 21:01:27 | 北京暮らし もぐもぐ編 各国料理

以前、ひとりでふらりと立ち寄った胡同にある地ビールの店。(詳しくは→ この日のブログを)

 

その分店があると聞き、行ってきました。

 

 

GREAT LEAP BREWING

北京市朝陽区新源里45楼

 

 

一瞬ここが入口かと思ってしまいますが、「ここは入口ではありません」との注意書き。

ぐるっと回って。

 

 

 

 

こちらから入ります。

 

 

 

 

店内はこんな感じ。

 

 

 

 

奥には『発酵中』の文字が!

(いやが上にも期待は高まるのであります)

 

 

 

 

TVではCCTV5(スポーツチャンネル)が流れ、壁の画もなんだか躍動感あふれ、まさに大躍(Great Leap)という感じ。

 

 

 

 

地ビールの種類も結構あるのですが、今回は飲み比べにしてみました。

メニューの中から好きな種類を選んで50元。

 

 

 

今回はこんな感じ。

 

 

 

 

一番右のは、“鉄観音”の文字が! 

ウーロン茶とのブレンド? 結構飲みやすかったです。

 

 

 

 

 

サラダはビネガーがさっぱりした味でうまうま。

 

 

 

ポテト。

こちらは意外と普通のポテトが出てきて拍子抜け。

 

 

 

 

 

・・・にしても、テーブルにあるこれ。何やろ?

 

 

 

 

しばらくすると、その正体がわかりました。

ピザを注文したのですが、店員さんはおもむろに。

 

 

 

 

さきほどの缶にピザをど~ん!

 

 

 

・・・って、ピザ、デカいな!!!!!

 

 

 

 

大きさ比較にコースターを並べてみましたが、イマイチわかりにくいかな?

とにかく、めっちゃ大きいピザでした。

 

 

熱々のピザは当然うまうま! そして、この生地。甘味があって美味しい!!!

食べきれないので打包(だーぱお=テイクアウトの意)しましたが、家で温めなおして翌日も美味しくいただきました。

 

 

 

 

・・・にしても、ピザ。 大きかったな~。

よく「顔くらいある大きさの」という表現があったけど、このピザは

 

「顔2個分くらいの大きさの」

 

ピザ、でした。

 

 

 

3店舗あるようです。


天壇ガール、天壇公園で大いに歌う!?

2015-08-06 22:38:40 | 北京暮らし おでかけ編

先日の青空は、残念ながら一日だけでさくっと終了。

その後はまた、どんより、小汚い空気の日に逆戻り。 (どんだけ持久力ないねん)

 

 

ま、しゃ~ない。

気を取り直して、天壇公園へ行ったときのおはなしを。

 

 

 

いつもは南門から入るのですが、今日は西門からこんなルートで。

 

 

 

西門近くは初めて。

こんなバラ園があるんや・・・。

ほわんと香るバラのかほり。

 

 

 

 

ま、暑さでぐったりですが。

 

 

 

 

バラの色は既にくすんでしまっていたけど。

 

 

 

 

天壇公園を散歩するおばちゃん達のワンピースは実にビビッドだ。

 

 

 

 

遠くに見えるは天壇。

改めて、つかの間の素晴らしい晴天だったな~。(トオイメ)

 

 

 

 

公園内の“天壇”などいくつかの場所は別途入場料を払わないといけないけど、こういうスペースは私のように公園カードを持っていたらいつでも入場OK!

暑いからみなさん、日陰に集合。

 

 

 

 

手前のおばちゃんの態度のデカさと言ったら・・・。

そして中央のおじちゃん。 中途半端にシャツをまくり上げる“腹出しスタイル”は北京の夏の風物詩。

 

 

 

 

そして、あちこちで見かけるトランプグループ。

こっちの人、ほんまにトランプ好きやなぁ・・・。

 

 

 

と、その時! 

目の前を横切ったのは。

 

 

 

 

おっ、おじいちゃん!?

 

足にはローラースケート、手にはゴルフクラブのような形状の長い棒。

それで器用にボールを転がし、すいすいすい~っと去って行ったのでした。

 

 

 

 

すごいな。 じいちゃん。

 

 

 

 

皆さんが思い思いに過ごす楽しい天壇公園。

・・・のとある場所に。

 

 

 

 

人だかり。

そして、スピーカーから響く大音量の歌声。

 

 

 

その正体は。

 

 

 

 

彼女。

 

 

 

 

天壇【女尼】子

 

 

 

 

・・・って、誰?

 

 

 

世界遺産“天壇”の名を姓に持つ、その名も“天壇ガール”。

プロフィールを見ると、芸術系の学校で学び卒業後は声楽の先生となるも音楽ヘの思いが捨てきれず、故郷から北京へやって来た・・・らしい。

 

 

 

 

 

いやぁ、来るたび新しい発見がある天壇公園。

やっぱりパワースポットです。

 

 

 

 

北京には、天壇・地壇・月壇・日壇が南・北・西・東にあるのだけど、まさか・・・。

 

 

 

 

各公園にその名を姓に持つガールが存在するんとちゃうやろな?


大好きな天壇公園で二胡を!

2015-08-04 22:08:55 | 北京暮らし おでかけ編

ここ最近ず~~~~~っと、北京らしくないぐずぐずしたお天気、そしてイマイチな空気だったのですが、昨日。

さっと雨が降り強めの風も吹いたので。

 

 

 

久々の美しい夕暮れ。

そして。

 

 

 

 

虹!

 

 

 

 

これは、翌日の天気が期待できそうだ~!!!!!

 

 

 

で、今日。 すかっと美しい青空。

 

こんな貴重な青空の日。 じっとしてられまへんっ!!!

 

 

 

というわけで。

 

 

 

 

天壇公園にやってきました。

 

 

 

 

気温はそこそこ高いのですが、緑あふれる天壇公園内の心地よいこと。

 

 

 

 

 

意味なく通りたくなる、緑のアーチ。

 

 

 

 

この丸いフォルムが大好き。

天壇公園は、私の中で北京で一番のパワースポット。 

 

 

さて、公園内では。

 

 

 

 

 

ぴ~ひょろろ~。

笛を吹くおじちゃん。

 

隣りでゴミを片手に気持ちよさそうに熱唱しているおばちゃんは、どうやら全くの他人らしい。

イキナリ歌で参加!というのもアリなんか・・・。

 

 

 

 

こちらは、大音量で歌うノリノリの男性に合わせて踊るマダムたち。

 

 

 

 

こっちも、踊るマダム。

 

 

 

 

おっ!?

オリオンビールTシャツ着用のマダム、ノリノリです。

 

 

 

 

そんなにぎやかな天壇公園で、いよいよ私の野望を果たす時がやってきました。

大好きな天壇公園で二胡を練習したい!とず~っと思っていたのですが、遂に今日。 二胡片手にやって来ました。

 

 

 

・・・で、どこで弾こう?

 

 

 

 

こちらのスペースには二胡愛好者の皆さんが思い思いに演奏されていますが、この中に飛び込んで弾く勇気は・・・ 

 

 

 

ない。(チキンですから)

 

 

 

もしかしたら縄張りとかあって、

 

「おいおい、そこ、わしの場所や」

 

とかスゴまれても怖いし・・・。

(チキンですから)

 

 

 

 

というわけで、ハートがチキンな私は。

 

 

 

 

人の少ないところを見つけて、控えめな天壇二胡デビュー!

 

 

 

 

大好きな天壇公園で、大好きな二胡!

 

 

 

 

弾きながらじわじわと喜びが湧いてきて、にやにや、にやにや。 

世界遺産で二胡、楽しいなぁ。


北京冬季オリンピック決定!・・・はてさて。

2015-08-02 19:45:50 | 北京暮らし いろいろ

2022年。

冬季オリンピック 北京開催が決定しましたね。

 

 

この日。中国の国営テレビCCTVでは特番を組んでその瞬間を待ちわびておりました。

 

 

 

 

 

こちら、招致用のPRフィルム。

故宮はいいとして、その背景の青空は合成か?

 

 

 

 

招致用エンブレム。

“冬”の文字を組み込んだこのデザイン、私個人はわりと気に入っています。

 

 

 

で、発表の瞬間。

BEIJING!と発表されると。

 

 

 

みなさん、大喜び。

親善大使の一人であるバスケットボール選手の姚明、身長2m29cmとあって、めっちゃ目立ってんな!!!

 

 

 

にしても、北京で冬季オリンピックが開催されるとは・・・。

 

 

思い起こせば前回の北京滞在時、かれこれ10数年ほど前のこと。

北京郊外のスキー場へ行ったのですが、まだまだ一般の北京の人々にはスキー自体が珍しかったのか。

 

 

 

 

なんと、スーツ姿で滑る男性が。

レンタルのスキー板は日本から流れてきたのか、岐阜県の“めいほうスキー場”の文字が。

 

気持ちの盛り上がりを抑えられないのか、その男性は。

 

 

「滑雪~!!!!!(滑雪=スキーの意)」

 

 

 

と雄叫びをあげながら滑っていた姿が今でも忘れられない。

 

 

その雪上競技は北京から200kmほど離れた張家口という場所で開催されるらしいのですが、その張家口。

私は行ったことがないのですが、夫が出張でその“張家口”にほど近い町のホテルに宿泊したことがありました。

 

 

ど~んと見た目はたいそう立派なホテル。

中国ではチェックイン時に身分証明書を提示しなくてはならないので、いつも通りパスポートを出した夫。

すると、ホテルスタッフがしれっと一言。

 

 

「身分証を出せ」

 

 

 

 

いやいや、私たちガイコクジンにとって、パスポートこそが身分証明ですから。

 

 

 

どうやらこのスタッフ。 パスポートを初めて見たらしい。

 

 

 

で、その見た目立派なホテル。

夫がシャワーを浴びようとするも、お湯が出ない。

 

う~む・・・。 都会のホテルではないから仕方ないのか。

 

 

 

もしやと思い、シャワーのハンドルを H(熱い)からC(冷たい)に回したところ。

 

 

 

 

お湯が出た。

 

 

 

 

なんで逆やねん・・・。

 

 

 

 

とまあ、いろいろある中国なので、北京冬季オリンピックの開催が決定した瞬間、まず思ったことは。

 

 

 

・・・大丈夫なんか? ほんまに。

 

 

 

 

 

 

招致PRフィルムに映る、2008年北京オリンピック時の会場 『鳥の巣』。

開催発表の瞬間、ここでイベントが行われていたそうだけど。

 

 

 

 

・・・背景、白いな。

招致PRフィルムの青空はどこ行った?

 

 

 

 

冬季オリンピック開催が決まったからには、私が個人的に望むのは2つだけ。

 

 

 

 

PRフィルムのような青空を取り戻すべく、とにかく空気汚染対策を!

そして・・・。

 

 

 

やっぱ、マナーの向上かな。

 

2008年北京オリンピックの前後ではかなり変わった・・・と感じるので、この点でも大いに期待しております。