北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

蓮を見に紫竹院公園へ!

2014-07-30 20:40:34 | 北京暮らし おでかけ編

今年も蓮の季節がやってきました!

 

というわけで向かった先は。

 

 

 

紫竹院公園。

2年半前の今ごろもここで蓮を楽しみました。

 

 

 

この公園は入場無料。 一般に開放しまくり。

というわけで。

 

 

 

 

 

おばちゃん めっちゃ踊ってます。

 

 

 

 

おじちゃん、おばちゃん、チーム社交ダンスも、赤パンツの先生指導の下、めっちゃ踊ってます。

 

 

 

 

 

こっちは二胡に合わせて大いに歌う人々。

 

 

 

 

そして、そんな自由な皆さんを見守る・・・。

 

 

 

 

ダックたち。

 

今、中国で、ダックが熱い。

 

 

 

 

さて。

中国で蓮を愛でるならやっぱり。

 

 

 

 

 

舟に揺られながら・・・でしょ!

 

 

 

 

 

10元(165円くらい)を払って、いざ! 舟に乗るのだ!

 

 

 

 

ゆ~っくり出発。

 

 

 

 

間近で見る蓮。

 

 

 

 

種類も色々。 背の高さもいろいろ。

 

 

 

 

蓮、でかいな・・・。

 

 

 

 

 

蓮を楽しむのはニンゲンだけではなく。

 

 

 

 

 

カモの親子も。

ふわっふわのコガモもいて、思わず蓮そっちのけでくいついてしまいました。

 

 

 

 

20分くらい(?)の舟の旅は、そろそろおしまい。

 

 

 

 

最近蒸し暑い北京で、私たちの船を漕いでくれたおじさん。

 

 

“謝謝~!”

 

 

 

とお礼を言ったら。

 

 

 

 

にっこり笑って手を振ってくれました。

 

 

 

 

 

咲き具合を見ると、ピークは先週だったかな・・・とも思うけど、今年も蓮を楽しむことができて大満足!

 

この公園の蓮祭りは8月22日まで開催中。

数種類の蓮が時期をずらして咲くと聞いたこともあるし、これからもまだまだ蓮を楽しめそう。

 

 

 

 

・・・だけど、空気がイマイチ、更に午前中とはいえ暑くって、1時間ほどで退散しました。


敦煌の旅その7 鳴沙山でラクダ!ラクダ!!ラクダ~!!!

2014-07-27 23:07:40 | 中国国内旅行 2014.7 敦煌

敦煌への旅。


莫高窟、郊外の遺跡など見どころいっぱいなのですが、私の中ではここ。

 

 

 

鳴沙山でラクダに乗る!というのは大きな目的のひとつ。

というわけで、写真が少々多くなりましたがお付き合いを・・・。

 

 

 

ラクダが売り!というわけで、エリア内にはラクダの形をした案内板や。

 

 

 

 

ゴミ箱も、ラクダ型。

めっちゃツボ。

 

 

 

目の前に広がる砂漠。 

地上にはラクダ、空には上空から砂漠を楽しめるというグライダー。

 

気持ちが高ぶってきたぞ~!

 

 

 

 

で、さっそくラクダのチケットを購入。

すると。

 

 

 

 

番号が記載された紙をくれました。


どうやらこれが、私たちが乗るラクダさんの番号らしい。


それでは、ラクダ乗り場へいきましょか!

 

 

 

 

 

・・・って、ラクダ、多っ!!!!!


このラクダごった返しの中から私たちのラクダさん2頭を探すわけですが、係員が探せど探せど。






566番、567番 不在。 どこ行ってん・・・。





というわけで、全然違う番号のラクダをあてがわれ、いよいよ出発。

 




そんなんでいいんか?

 

 

 

 

それではこれから、暑い日差しが照りつける砂漠を行くぞ~!

 

 

 

 

私のラクダ!


用意はいいか!?

 

 

 

 

 

「暑そぉ~・・・   しんど~・・・」 byラクダ

(ラクダ目線で画像処理してみた)

 

 

 

 

まぁまぁ、そう言わないで。

 




がっつり曲がったコブはこれでいいのかと気になりつつも、出発です。

 

 

 

 

遠くに見えるラクダの列。

戻ってくるラクダ隊ですね。

 

 

 

 

 

だいたい5頭一組になって、係員の誘導のもとゆっくり進みます。


が、当初先頭を歩いていたラクダは先頭の器ではなかったのか係員にダメ出しされ、最後尾に格下げ。 

哀れ、元先頭ラクダ。

 

 

 

 

さえぎる物が何もない砂漠。 とにかく日差しが強い!

特に坂道はラクダもかなり辛そう。

 

 

 

坂を上りきると、おや? ラクダの群れが・・・。



あそこで一旦休憩するようです。

あと少しで一休みだ! 



・・・というのがわかるのか、私のラクダの足取りがやたら軽快になり、上下に揺れて私、かなりびびる。

 

 

 

 

というわけで、ラクダさん、お疲れ様。


ここで30分、休憩です。

 

 

 

 

で、その間ニンゲン達は何をするかと言うと、こんな坂をえっほらえっほら登って行きます。

そして上からスライダーで一気に滑り降りようぜ!という楽しい企画。



 

 

 

 

階段があるとはいえ結構砂が入ってきて、上まで登ると息が切れた。ぜいぜい。

 

 

 

 

それでは一気にスライダーでGO~!!!!!

 

 

 

 

 

・・・・・滑りが悪いんやな、これが。




しゅわ~っと滑ったのは前半のみ。
後半は手と足でこいで降りたという感じ。

残念スライダー。

 

 

 

さて。

 

30分でラクダが待つ場所まで戻るように!


と係員から言われていたのに案の定。 同じラクダグループの中国人。 時間通りに戻ってきません。

 

 

 

ま、こんなのは日常茶飯事。


気にせずラクダ観察にいそしもう。

 

 

 

暑さで疲れた私たちを優しく迎える、ラクダのほほえみ。

 

 

 

 

こちらのラクダの微笑みなんて、もはや神の域。

 

 

 

 

一方こちらは、ひたすら睡魔と闘っている模様。

 

 

 

 

ま、あっさり睡魔にひれ伏してるやつもいますが。

 

 

 

 

おやすみなさい。




・・・って、いやいや。
私たち、ラクダに乗って戻らなあかんねん。


約束の30分過ぎとるやろ!
はよ戻ってこい! 中国人親子!

 

 

 

 

ほらほら、ラクダさんも待ちくたびれてるぞ。

もう、我慢の限界らしいぞ。

 

 

 

 

・・・で、ようやく中国人親子が戻ってきました。



親子はしれっと何事もなかったようにラクダに乗り、ふたたび出発。

 

 

 

 

 

 

帰り道。


少々混雑しているせいか、あるいは私のラクダが早く戻りたくて気持ち前のめりになっているのか、やたら前のラクダに近い。

おいおい、落ち着け、私のラクダ。




と、ふと振り向くと。

 

 

 

 

夫やっちゃんのラクダが私に急接近しているのだった。



ラクダ、帰り道はそろって気持ち、前のめり。

 

 

 

 

というわけで、トータル1時間半ほどのラクダ旅。


ラクダと触れ合えて大満足でした!

 

 

 

≪チケット購入など詳しい情報は4トラベルで書いています≫

敦煌の旅その8 鳴沙山でラクダとたわむれる!の巻


敦煌の旅その6 沙州市場そして夜市・・・のビールジョッキに固まるの巻

2014-07-24 22:49:27 | 中国国内旅行 2014.7 敦煌

敦煌の旅2日目。

 

郊外をぐる~っと周ったその日の最後は、敦煌市内の市場へGO!

 

 

 

沙州市場。

 

 

 

・・・は、観光客向けというより、見たところ。

 

 

 

 

敦煌市民のお買いものスポット。

 

 

 

 

 

やたら靴やらスリッパを目にしたけど、そんなに靴を頻繁に買い替えるのだろうか?

 

 

 

 

 

こちらは生活用品店。

夏だから扇風機もね!

 

 

 

 

ここに来たらなんでも買える!

・・・そんな気分になるような沙州市場だけど、なんと言っても一番インパクトがあったのは。

 

 

 

 

素敵なルームウェア。

 

 

 

・・・いやいや、お出かけ用のワンピかもしれない。

 

 

 

 

市場と言うからには当然、日々の食材も豊富に並んでいまして。

 

 

 

 

 

どれもこれも美味しそう!

 

 

 

 

そんな何でもありの沙州市場のすぐ脇には。

 

 

 

 

なが~い1本の道。

ここに所狭しと露店がずら~っと並んでいます。

 

 

 

 

 

お土産屋さんも、ずらっとね。

 

 

 

 

 

敦煌特産、“夜光杯”。

月明かりの中うっすら光り輝くことからこの名がついたとか。

 

 

 

 

 

いっぽうこちらは、干しぶどうやナツメなどのドライフルーツやさん。

敦煌には葡萄畑もあり、このエリアで購入した干しぶどうは濃厚な甘みでとってもうまうまでした!

 

 

 

さらに、露店以外には。

 

 

 

 

テーブル!?

 

 

 

そうです。

屋台も並んでお食事タイム!

 

 

 

 

・・・なんだけど、やたらうるさい。

 

 

 

というのも、ここでは食べながら歌も歌っちゃおうぜ!というコンセプトなのか、テーブルの客がマイクを片手に大音量で熱唱中。

 

もう少し静かに夕食を楽しみたい私たちは・・・。

 

 

 

 

 

 

敦煌夜市へ。

 

 

 

 

真ん中のお食事エリアに座ると、各テーブルの担当がやってきて注文をとってくれます。

 

 

 

 

 

た~くさん並ぶ屋台&店舗のどのメニューも運んでくれるとのことで、メニューを見ながら数点注文。

 

 

 

 

でもでも、まずはビールだよね。

 

 

 

 

 

はい! ビール!

 

 

 

 

・・・・・と、テーブル担当のお姉さんがジョッキを取り出した瞬間、固まる私たち。

 

 

 

 

 

このジョッキが、どこから出てきたかと言うと。

 

 

 

 

 

まさかの、この、赤いバケツから。

 

 

 

 

・・・・・うそやろ? 

(ショックを画像で表してみました)

 

 

 

 

バケツの中の水がしたたるジョッキに平然とビールをそそぐおね~さん。

 

幸い、夫のビールは注がれる前だったので、

「こっちは缶から直接飲むからジョッキはいらん!」

と激しく拒否し、この時点で犠牲は私一名となりました。

 

 

 

めでたし、めでたし。

 

 

 

 

 

・・・ってめでたくないか。

 

 

 

 

帰宅後もお腹を壊していないことを考えると、毎日の北京暮らしの中で(つかなくてもいい)免疫がついてしまったのかもしれません。

 

 

 

 

さて、肝心のごはんです。

 

 

 

 

敦煌の名物とかいう麺。

 

なんというか、ミートソースを初めて見た人が見よう見まねで作ったらこんなのになりました・・・・風の一品でした。 これはこれでまあまあ美味。

 

 

 

 

 

あとは、北京でも食べられるような中華。

 

 

 

 

そしてこちらは、敦煌の野草なんだとか。

白い部分は、調理前は綿花のようにふわふわしていたらしい。

(食べてみると、おからのような食感でした)

 

 

 

そんなこんなで、敦煌夜市での晩御飯はおしまい。

郊外をぐる~っと周って自然の素晴らしさ、雄大さに驚愕した一日だったけど、その日の最後に。

 

 

 

 

別の意味でびびらせてくれた夜市ジョッキ事件でした。


敦煌の旅その5 漢の長城などなど敦煌郊外の名所をめぐるよの巻

2014-07-22 21:03:21 | 中国国内旅行 2014.7 敦煌

敦煌の旅2日目。

朝、敦煌市内を出て“陽関” → “雅丹”と観光し、次に向かうは。

 

 

“漢の長城”

 

 

 

長城と言えば。

 

 

 

北京の万里の長城。

 

 

 

 

管理の行き届かない横道に逸れた部分ですらこれだけ残っているのだから、秦より後の漢の時代なら保存状態はさぞかし・・・。

 

 

 

 

さぞかし・・・・・?

 

 

 

って、これ?

子供でも乗り越えられそうな、これ?

 

 

 

 

などと侮ってはいけない! 

 

 

 

漢の時代と言えば、日本では卑弥呼とか弥生時代とか卑弥呼とか(あ、卑弥呼かぶった)、とにかくそんな時代の遺跡が。

 

 

 

 

しかも、北京の長城と異なり砂とか植物っぽいので作られてる遺跡が、砂漠のど真ん中にまだ存在していることそれだけに驚愕なのであります。

 

 

 

 

もはや所々にしか残っていない漢の長城に沿って、てくてく、てくてく・・・。

 

 

 

 

見たところ一番大きいのが、烽火台。

 

雨は少ないとは言え、砂嵐も吹き荒れるこのエリア。

あとどのくらい、この姿が残ってるんやろ・・・。

 

 

 

 

次に向かったのは。

 

 

 

 

砂漠の中にぽつ~んと四角いの。

 

 

 

 

“玉門関”

 

 

 

 

関所としての役割であるこの場所。

三蔵法師も通った・・・ということだけど、国禁を犯す越境だけに本当にここを通過したかどうかは???

 

 

 

 

 

 

・・・にしても、見渡す限り砂漠のこの地域において。

 

 

 

 

なんと、緑!!!

しかも、河まで流れておるっ!

 

 

 

 

ちょっと視線を外しただけですぐまた砂漠・・・という具合なのに。

 

 

 

 

 

自然って不思議やな~としみじみ。

そして、そのエリアにちゃ~んと関所を作っちゃう昔の人もすごいな~と、またまたしみじみ。

 

 

 

 

さて。

朝から動いた敦煌郊外遺跡めぐり。 最後に向かった先は。

 

 

 

 

“西千仏洞”。

こちらも石窟。 莫高窟の西側にあるからこう呼ばれるのだとか。

 

 

 

チケットくださいな~と売り場へ向かうと。

 

 

「人数が10人集まったら案内を始めるから、それまで待て」

 

 

 

 

・・・って、このパターン、多いな。

その時点で私たち以外には、中国人2人のみ。

こんなんで10人集まるんか?

 

 

 

と思っていたら。

 

 

 

「15分後、10人集まらなくても案内するから」

 

 

 

・・・って、じゃあ、今すぐ始めてくれ!

 

 

 

 

そんなこんなで15分後。

中国人ファミリーがやってきたおかげで、びみょ~に10人に満たない9人で参観開始。

 

 

 

ちなみに、ここの入場料も外国人価格があるのだけど、中国語のガイドしかいないからということで若干お安く買えました(*^_^*)

 

 

 

 

さて、こちらも莫高窟と同様、ガイドがひとつひとつ鍵を開けて中を見せてくれるスタイル。

とは言え、保存状態は圧倒的に莫高窟が素晴らしいので、あれを見た後では少々盛り上がりに欠けるかも。

 

 

 

途中、壁画の説明にはちょっぴり怖い内容もあり、中国人ファミリーのちびっこたちは。

 

 

 

 

びびってた。

 

 

 

以上、敦煌郊外をめぐった一日でした。

 


敦煌の旅その4 自然が生んだ砂漠の彫刻 “雅丹”に驚愕!の巻

2014-07-19 22:55:34 | 中国国内旅行 2014.7 敦煌

敦煌旅2日目。 

陽関を参観した後はひたすら。

 

 

 

砂漠をまっしぐら!

普通のタクシーで大丈夫か? パンクし~ひんか?

 

 

と心配しましたが。

 

 

 

 

 

約1時間後、とあるゲートに到着。

 

ここでは、漢の長城・玉門関・雅丹の3カ所共通入場券(40元)を購入。

 

 

 

 

 

陽関から道なき砂漠を走ってきた私たち、ここからさらに“雅丹”に向かって走ります。

 

ま、ここからは道が整備されているので安心。

1時間ほど走ってようやく。

 

 

 

 

“雅丹”だ~!!!!!

 

 

 

 

周辺には“雅丹とはなんぞや?”みたいな説明書きがいくつか並んでいるんだけど、その中のひとつ。

 

 

 

 

世界各地のこういうスポットを紹介しているこの地図の。

 

 

 

 

日本地図が、超絶あほっぽい。

 

 

 

 

・・・気を取り直して。

 

 

 

 

ここからは大型バスに乗り換えて、エリア内を観光します。

 

 

 

おびただしい数の岩が並ぶ“雅丹”。

岩の中には名前がつけられているものもあり、有名な場所では写真撮影もかねて下車できました。

 

 

 

 

まずは。

 

 

 

 

『金獅迎賓』 

 

 

金の獅子が迎えてくれているらしい。 

がお~!

 

 

 

 

『獅子人面』

 

ま、スフィンクスってこと・・・なんだけど、どっちが頭だ? 

ヤドカリ風のコブみたいな方が体か?

 

 

 

 

こちらは孔雀。

うん。確かに!

 

 

 

 

 

『西海船隊』

確かに船がずら~っと並んでいるよう。

 

 

 

 

大体1か所10分程度なんだけど、あるエリアでは30分の自由行動が許されたので、バスを離れ岩に向かって進むと。

 

 

 

 

 

わぁ・・・・・。

 

 

 

なんじゃ、こりゃ・・・?

 

 

 

 

と言うのがまず浮かんだ感想。

 

ひとつひとつを見ると。

 

 

 

 

こんなゴツゴツとした形状。

 

 

 

 

 

 

見渡す限り周りは奇怪な岩ばかり。

 

 

 

 

 

サンダルに入ってくる足元の砂は熱っついし、確かに目の前の光景は現実なのだけど、ほんまに?  

私が見てるこの光景はほんとに自然が造り出したもの?

 

 

 

にわかに信じがたいほどの光景・・・。 

いつまでもこの空間で、不思議な余韻に浸っていたい。

 

 

 

・・・と感動に震えている私たち。

 

 

 

 

だったのですが、そのすぐそばでは。

 

 

 

 

 

 

“石”探しに夢中の中国人。

 

 

 

 

・・・・・なんでやねん。

 

確かにここを含む広~い一帯は石も有名な場所なんだけど、ここにきて石、探すか?

雅丹を全力で味わおうよ。

 

 

 

 

 

約2時間弱の参観はあっという間に過ぎました。

 

 

 

 

 

自然の造りだした素晴らしい彫刻を、全力で堪能した私たち。

 

 

 

・・・・・だけに、やっぱり解せんのです。

 

 

 

 

 

そやから、何でここで、石さがしやねん!

 

 

~チケット代、その他情報・写真は4トラベル↓で記録しています~

 

『敦煌の旅その5 自然が生んだ砂漠の彫刻“雅丹”に驚愕!の巻』


敦煌の旅その3 漢の時代の『陽関』 2200年前の遺跡にしびれるの巻 

2014-07-17 22:51:26 | 中国国内旅行 2014.7 敦煌

敦煌の旅 2日目は郊外へGO!

昨日乗ったタクシーをこの日も1日チャーターして、ホテルを出発。  

 

 

 

 

走り出すと、あっという間に周りは砂漠ばかり。

 

 

 

1時間ほど走って。

 

 

 

 

到着しました!

 

 

 

 

『陽関』であります。

 

 

 

 

・・・って、誰もいねぇ。

まだ9時前だからこんなもんなのか?

 

 

 

 

博物館も、貸切状態。(嬉しくないけど)

 

 

 

 

さて、ここからメインの『陽関』を見るにはエリア内のカートで移動しなければならないのですが、人数が集まったら走らせるからあと10分ほど待て・・・と、暇そうなスタッフが暇そうに言うので。

 

 

 

 

仕方なく館内をぶらぶら。

 

 

 

 

 

恐らく立派な方々とお見受けするが、誰か、周りの雑草くらい引っこ抜いてやれ。

 

 

 

 

で、10分どころか20分くらい経ったのでそろそろカートに乗れるか聞いてみると、暇そうなスタッフはこれまた暇そうに言いおった。

 

 

 

 

「まだ人が集まらないから、あと20分くらい待て」

 

 

 

 

 

時間、増えとるやんけっ!!!

 

 

 

 

だいたい、私たち以外にここを参観しているのは、見たところ3人の中国人しかいない。

そのたった3人をいつまでも待ってられるかいっ! 

私たちだけでもちゃっちゃとカート動かさんかいっ!!!!!

 

 

 

 

あっさりカート、動きました。

(最初からそうしてくれよ)

 

 

 

ちなみに。

 

 

 

 

ロバ馬車、乗ってく?

って誘われたけど、別料金のようだったので丁重にお断り。

 

 

 

 

さて、私たち2人を乗せたカートは砂漠の中を進み。

 

 

 

 

あっ!!!!!

あの、ちょこんと見えてるの。 あれが陽関の遺跡か!?

 

 

 

 

カートから降りて、てくてく歩いて向かいます。

 

 

 

 

 

漢の時代、つまり何と2200年前に作られたものが今、目の前に。

 

貴重な遺跡なので当然。

 

 

 

 

柵を越えたら罰金200元。

 

 

 

 

・・・と、そのすぐそばでは。

 

 

 

 

罰金が200~500元に値上がりしてた。

 

 

・・・って、200元と500元の違いは何や? 

 

 

 

 

 

とまあ、それくらい貴重な『陽関』をぐるりと一周すべく、坂を上っていきますと。

 

 

 

 

うわぁ・・・・・。

 

目の前に広がるのは、ただただ、砂漠。

 

 

 

 

ここ『陽関』については有名な話がありまして。

唐の時代の詩人・王維が、使者として旅立つ友人送っていき、いよいよ西域への関所となる陽関へ向かう際に詠んだ歌。

「君に勧む 更に尽くせ 一杯の酒 西のかたの陽関を出ずれば故人なからん」

 

 

“陽関を出たらもう酒を酌み交わす友もいないのだから、さあ、もう一杯”

 

 

 

・・・という別れの気持ちにじ~んとくる詩なのですが。

 

 

 

 

その詩を記念してか、このエリアにど~んと建てられたドデカ王維の像ときたら。

 

 

 

 

 

「おらおら、わしの酒が飲めんのかい」

 

 

 

残念ながら、酔っ払いの絡みにしか見えない。

 

 

 

 

 

確かにここから先、何もない場所へ行かんとする友には、まあ飲めやと言いたくなるでしょう。

学生の頃にこの漢文を習った時は全然ぴんとこなかったけれど、この地に来て初めてその孤独、別れの寂しさに共感できた気がします。

 

 

 

 

 

ところで。

ここに着いたときから気になっていたのですが、一人のおじさんがぽつんと陽関の守り神のようにこのくそ暑い砂漠にたたずんでいるのです。

 

 

私たち観光客が来ない限り、おじさん、ひとりぼっち・・・。

いったい何故?

 

 

 

と、不思議に思いながらカートに乗って帰ろうとしたその時。

 

 

 

 

土産物売りやったんかいっ!!!!!

 

 

 

 

ぶどう売りのおっちゃんを除けば、この長いなが~い歴史を持つ陽関を2人占め!

漢の時代の遺跡に、今こうして現代の自分が対面していること自体にしびれました。

 

 

~チケット代など記録用の細かい内容の旅行記は4トラベルで書いています~

 

敦煌の旅その4 漢の時代の『陽関』 2200年前の遺跡にしびれるの巻


敦煌の旅その2 遺跡への愛に溢れたガイドさんとめぐるよ、莫高窟!

2014-07-15 21:59:35 | 中国国内旅行 2014.7 敦煌

敦煌の旅1日目。

この日のメインは莫高窟。 ちょっと長いレポになりますが、お付き合いを・・・。

 

 

早朝北京発の飛行機に乗り。

 

 

 

3時間強のフライト。 いざ、敦煌へ!

 

 

 

 

敦煌空港! 到着だ~!!!

 

 

 

・・・って。

 

 

 

風、強っ!!!!!

手前の女の子の髪の毛が、どえらい砂漠の風を物語っております。

 

吹き飛ばされそうな風、そして顔に当たる砂。

そそくさと建物内に入りましょう。

 

 

 

 

敦煌空港は小さな空港。

まずはここからホテルへ向かい、荷物を置いたら早速。

 

 

 

 

莫高窟~!!!!!

 

 

 

 

まずはチケットを購入。

オンシーズン、オフシーズン、更に外国人か中国人かで値段が細かく分類されています。

 

 

 

 

私たちはガイコクジンなので、180元。

中国人価格より20元高いのは、外国語のガイド代。

なので、チケットの裏にはちゃ~んと“日語”と書かれています。

 

 

 

実は、空港で偶然知り合ったイギリス人夫婦と一緒に行動することになったのだけど、彼らのチケットには“英語”と書かれていたのかな。

 

 

 

 

それでは、いよいよ莫高窟へGO!

 

 

 

 

こっ、ここが憧れの莫高窟・・・。

 

 

 

と、写真撮ってますが、莫高窟では撮影禁止。

カメラを預ける場所もあります。

 

 

 

が、バッグに入れていたら預けなくても良いらしく、更にガイドさんから「この場所ならいいですよ」と許可を得たところだけ撮影しました。

基本的には、柵の外からしか撮っちゃだめ。 窟の中の撮影なんてもってのほか!

 

何と言ってもその管理は厳しく。

 

 

 

 

このように一つ一つの窟は厳重に施錠され、ガイドさん同伴のもと、これらの数カ所のみ鍵を開けて中を見せてくれるのです。

 

 

 

 

ちなみに、窟の中だけでなく、このように外壁にも壁画が残っていますが。

 

 

 

 

長い長い年月で、保存状態はよくありません。

とは言え、何百年も前の壁画が残っているという、それだけですごいのだけど。

 

 

 

ひとつひとつの窟はもちろん、井上靖『敦煌』の舞台となった17窟を実際に目にした時は小説のシーンが一気によみがえり、この小さなスペースにあれだけの古文書が・・・とぞくぞくしました。

 

敦煌の旅1日目にしてすっかり莫高窟に魅了された私たちは、3日目に再度訪れることに。

 

 

 

 

この莫高窟。

入場料180元で、有名な16、17窟と大仏を含めて8窟くらい見学できるのですが、それ以外に別料金の“特別窟”というものがあります。

せっかくなので特別窟も参観しようと最初のチケット売り場でその旨伝えると、

 

「中のインフォメーションで申し込め」

 

という。

 

 

ここで、莫高窟がどんな配置になっているかざっと説明いたしますと。

 

 

 

 

こんな感じ。

一部が工事中だったのでその影響かもしれないけど、チケット売り場からぐる~っと橋を渡ってさらにてくてく、てくてく歩き、ようやくたどり着くインフォメーション。(1km近くあるんとちゃうか?)

 

 

 

たどり着いたインフォメーションで日本語ガイドをお願いしたところ、年配男性と若い女性の2人が登場。

で、彼らに「特別窟のチケットも買いたいんですけど」とお願いしたら。

 

 

 

 

「最初のチケット売り場に戻って買ってこい」

 

 

 

 

・・・って、中のインフォメーションで買えっていうから来たのに、また戻らなあかんのかい~!!!!! 

 

 

 

 

その場しのぎや適当さに振り回されるのは中国では日常茶飯事とは言え、なんでやねん。

勘弁してくれ・・・。

 

 

 

と、私たちの脱力っぷりを見かねたのか、年配の男性日本語ガイドさんがエリア内専用の車を用意し、それに乗って夫やっちゃんがチケットを買いに戻ることに。

私と若い女性ガイドさんは、しばしお留守番。

 

 

 

話していると、日本語ガイドとは言えまだまだ日本語はつたない彼女。

なんの脈絡もなくイキナリ。

 

 

 

「感謝しなければ・・・・・え~っと、あなたは・・・ 感謝を・・・  って、日本語でどう言いマスカ?」

 

 

 

 

・・・・・は?

 

 

 

 

何が言いたいのかさっぱりわからん。

 

 

 

で、中国語で言ってもらってようやく彼女の言わんとすることがわかりました。

 

 

 

「あの年配の男性ガイドさんはかなり偉いお立場にあるらしく、彼だからこそあなた達は車に乗って楽にチケットを買いに行けたのですヨ。

あなた達は、あのお偉い年配男性に感謝しないといけませんネ。」

 

 

 

 

・・・・・どうやら私が感謝しないといけないらしい。

 

 

いやいやいやいや、そりゃ車は有難いけど、そもそもここの担当者がてきと~やからこんなことになったんでしょ。

 

 

 

と言いたかったけど、かの年配ガイドさんを心から崇拝している様子の女性ガイドさんを前に、ここはにっこり「そうですね」と大人の対応をした私だったのでした。

で、ようやく。

 

 

 

 

 

特別窟のチケット・・・というか、領収書だ~!

1か所200元。 約3300円。 2カ所見て、それが2人分で・・・。   高っ!!!!! 

 

 

 

 

でも、ここでしか見られないと思い切って結果良かったと思います。

写真はNGなので、絵葉書で一部をご紹介。

 

 

 

 

45窟。

 

 

 

 

57窟。

 

 

千数百年も前のものとは思えない美しさ。 穏やかな表情に心が静まり、しばしひざまずいて像や壁画を見上げながら、この空間にいられる幸せをかみしめたのでした。

 

 

ところで、この女性ガイドさん。

普通の会話では日本語がまだ頼りないな・・・という感じだったのに、いざ説明を始めた途端にがらりと豹変。

莫高窟への溢れる愛が抑えきれないかのように、情熱的に私たちを案内してくれました。こちらも知りたいことはどんどん質問したし、メモをせっせと取っていたためか、とりわけ特別窟の解説には力がこもっていて、彼女のおかげで私たちは存分に莫高窟の素晴らしさを味わうことができたのでした。

 

 

 

それにしても。

これだけ素晴らしい遺跡ににも関わらず、撮影禁止の場所で平気にシャッターを押すわ、更に更にあろうことか敷地内でタンを吐く中国人ツアー客!!!

 

 

 

 

それを見た瞬間、われらが女性ガイドさん。

発狂せんばかりに。

 

 

 

「タン!吐かないで!!! 写真! 禁止です!!!!!」

 

 

 

そして、ぼそっと。

 

 

 

「気死我了!!!! (むかつく~っ!!!!!の意)」

 

 

 

 

遺跡への愛に溢れるこのガイドさんと参観したからこそ、私たちの莫高窟への理解は深まり、その素晴らしさを存分に堪能することができたのでした。

ガイドさん、ありがとう~!


敦煌の旅その1 ホテル『敦煌山荘』は素敵ホテル! ただしカクテルは例外・・・の巻

2014-07-13 22:30:02 | 中国国内旅行 2014.7 敦煌

7月5日から8日まで、憧れの敦煌へ行ってきました!

敦煌行きにあたって、旅行プランよりもチケットよりもまず押さえたのがこちらのホテル。

 

 

 

敦煌山荘

 

 

砂漠のすぐそばにあるホテル。

中国のホテルって、ハード面が良くてもソフト面がダメダメ、全然あかんやんけっ!ってところが多いのでホテル選びは苦労するのですが、口コミによるとこちらはスタッフの対応も良いのだとか。

 

 

 

 

 

というわけで、さっそくチェックイン。

確かに中国語はもちろん、英語もOK。 笑顔はなくてもさくさくっとスマートな対応は、この国なら十分合格点!

 

 

 

広いロビーの壁面には敦煌がらみの画が描かれているのだけど、その中の。

 

 

 

 

右端。

遠慮気味に佇むめっちゃ現代風のおっちゃん。 めっちゃ違和感。(まさか、オーナーか?)

 

 

 

 

で、こちらが客室。

民族調で整えられたお部屋は居心地がよく。

 

 

 

 

らくだのマークのタオルは可愛いし、プレゼントのらくだも愛嬌があってよろし。

 

ん??? 

黄色いたすきをよ~く見ると、一頭はちゃんとこのホテル名が書いてあるのに、もう一頭のたすきには『敦煌太陽大酒店』の文字。

 


どこやねん? そこ?

別のホテルからの出張らくだか?

 

 

 

 

このホテルは結構敷地も広く、砂漠に向かって一直線に伸びる道。
その先ではバーベキューを楽しめるのだとか。

ジンギスカンバーベキューのようで、羊の丸焼きの様子がHPなどにも載っていましたが、羊肉はそれほど好きではないので私たちは却下。

滞在中、バーベキューが開催されている様子がなかったけれど、団体のお客さんなどが利用するのかな?

 

 

 

 

夜10時前でようやく暗くなる敦煌。

まだ昼間の熱がのこっていますが、それでも散歩するには心地よい気温です。

 

 

 

 

こちら『静心堂』。

奥へ入っていくと、日本のお寺 枯山水のような静かな空間が広がり、そして一番奥にはマッサージエリア。

ちゃっかり足マッサージを堪能しました。

 

 

 

 

 

 

こちらは『シルクロード酒坊』。
ビアガーデン(?)のようですが、宿泊客というより外からのお客さんでにぎわっていた雰囲気だったので、静かに退散。

 

 

 

肝心のもぐもぐタイム。

ホテルには広いレストランもありまして、初日の晩御飯はそこでいただきました。

 

 

 

 

 

敦煌のうまうまをぎゅぎゅっとコンパクトにしたセットもあり、私たちのような“ちょっとずつ敦煌のうまうまを食べたいのぉ”というせこい旅人にはもってこい。

 

 

 

 

さて。

このホテルの一番素晴らしい所はやはり屋上のカフェ『摘星閣』でしょう。

 

 

 

 

 

ホテルの屋上からは、有名な観光地“鳴沙山”が目の前に!

 

 

 

 

朝食もこちらで。

コーヒー片手に、日が昇ったばかりの砂漠を眺めてまったり・・・。

 

 

 

 

と、そこへ!

 

 

 

 

 

敦煌すずめっ!!!

 

ちょっと目を離したすきに、麺を食らっておるではないか!

 

 

 

そして。

 

 

 

 

食い逃げかいっ!!!

 

 

 

そんな、大自然アニマルとの触れ合いも楽しめる敦煌山荘。

やはりおススメは夜でしょう。

 

 

 

 

・・・夜です。

これでも夜9時近く。

 

 

日の入りが遅いので。

 

 

 

 

明るい日差しのもとで晩御飯。

お味はまあ、普通・・・ですね。

(敦煌まで来てなんでこのメニューやねん・・・というツッコミの受付は締め切りました)

 

 

 

9時頃、ようやく日の入りが近づいてきた、その時。

 

 

 

 

ん???

スーツケース下げてご出勤?

 

 

 

 

そうです。

ここでは毎晩、敦煌舞踊のショーが行われるのであります。

 

 

 

 

砂漠に浮かぶ月をバックに最高の舞台。

 

 

 

 

音楽に合わせて照明も変わり、贅沢な時間が流れます。

 

舞台はここだけではなく。

 

 

 

 

 

 

同じフロアでは、音楽と書の融合・・・というテーマのデモンストレーションも。

 

 

 

 

・・・と、そんな素敵っぷりをぶいぶい発揮している敦煌山荘なのですが、一点だけ解せないことがありました。

それは、このカフェでオーダーした・・・。

 

 

 

 

カクテル。

 

 

 

 

初日、私がオーダーしたのは“ウォッカマティーニ”。

 

で、運ばれてきたのが、こちら。

 

 

 

 

 

 

 

?????

液体と、氷・・・?

 

 

 

それほどカクテルを飲まないのでよくわからないのですが、てっきり逆三角形のカクテルグラスで来るものと思っていたので、まずこの形状にびっくり。


さらに氷が添えられていたのでオンザロックスタイルなんかな?とも思ったけど、氷が如何せん小さいので入れたらすぐにじわじわと溶けやがって、なんとも薄めたような微妙な味になってしまったのでした。


 

で、翌日。

懲りない私は改めてチャレンジ。

超メジャーなカクテル“ジントニック”ならばハズレはないだろうとオーダーしたところ。

 

 

 

 

 

これ。

 

 

 

・・・デジャヴ???


前夜のウォッカマティーニと同じ、ぼってりごっついタンブラー。
それに、常温(と思われる)トニックウォーターとジン。 添えられた(小さい)氷。

 



・・・って、昨日と一緒やん!!!

 

 

 

 

2日連続、撃沈。

 

 

 

 

 

で、3日目。

ようやく学習した私は。

 

 

 

 

ビールをオーダー。

 

 

 

敦煌山荘で学んだ教訓。

 

 

 

ビールは美味い。

(ま、中国ビールに関してはそうとも言えませんが・・・)

 

 

 

以上、カクテル以外は素敵満載の敦煌山荘ホテルレポでした。

 

 

詳しい旅日記は“4トラベル”で書いています。

 

 

“敦煌の旅その1 ホテル『敦煌山荘』  屋上カフェで砂漠を堪能の巻”

“敦煌の旅その2 『敦煌山荘』もぐもぐタイム 屋上カフェのカクテルは???の巻”


五道営胡同 猫パラダイス化絶賛進行中!

2014-07-10 22:15:47 | 北京暮らし ねこカフェ(ねこカフェ部)

興奮冷めやらぬうちに敦煌旅行レポを書きたいのですが、同じく興奮しまくりだった出来事をお先にひとつ。

 

先日、猫好きお友達と“五道営胡同”へ行ってきました。

前からお気に入りのスポットではありますが。

 

 

 

上海ビールフェスティバルで賞をとったらしいビールがずらり。

 

 

 

 

自家製ビールもいただけるソーセージ屋さんも登場・・・と、ますます目が離せないエリアなのです。

 

 

 

さて。

何やら見慣れない建物が。

 

 

 

 

数人の若者がカギを開けて入って行ったので、私たちもそ~っとのぞいてみると、若者が私たちに向かって一言。

 

 

 

“猫不在。”

 

 

まお ぶぅざい。 

つまり読んで字のごとく、“猫 いないよ”ってこと。

 

 

 

 

・・・わけわからん。

 

 

更に、若者が続けて言うには、

 

“猫は2時以降”

 

とのこと。

 

 

 

・・・・・ますますわけわからん。

 

 

 

でも、でもっ!!!

“猫 不在” とは、なんちゅ~可愛い響き・・・。 

 

 

 

 

で、ほどなくしてその意味がわかりました。

この建物の隣りは。

 

 

 

 

以前から気になっていた、“包子”と“餅餅”という2匹の猫の名がそのまま店名になっているお店。

 

これまでその2にゃんには一度も会えなかったのだけど、店内に入るなりお店番と思われるおばあちゃんがとんとんと私の肩をたたき、そっと指差したその先には。

 

 

 

 

うぉぉぉぉぉ!

 

 

 

猫 在!

 

餅餅ちゃんに会えました~!

 

 

 

で、先ほどの話に戻ります。

猫、いないよ~と言われたその場所には。

 

 

 

 

包子と餅餅の・・・家系図???

 

 

 

 

そうなんです。

ここには・・・。

 

 

 

 

ちびちゃん達!

 

 

 

 

毛の色はそれぞれ違うけど、み~んな揃って不満顔。

 

 

 

 

まだ生後2か月という5匹のちび~ず。 

包子と餅餅の子供たちなのでした。

 

 

 

 

そっか~。

決まった時間になると、子猫たちがやってきて癒しの空間になるのね。 だから、さっきはまだ“猫 不在”だったんだね~。

 

 

 

 

・・・っと、子猫のあまりの可愛さに興奮してしまいましたが、私たちのお目当ては別のお店。

 

 

 

 

こちらであります。

 

 

 

 

いいね、いいね~。

 

 

 

そっと店内に入ると。

 

 

 

 

わかりますか?

手前のテーブルにそれぞれにゃんこが。

 

 

 

そして、私たちがテーブルにつくや否や。

 

 

 

 

 

茶トラさん、登場!

メニュー踏んでも気にしない、おおらかな性格らしい。

 

 

 

 

 

コーヒーが運ばれてきてもお構いなし。

 

 

 

 

 

ってその顔。 リラックスしすぎやろ。

 

 

 

 

 

 

時々のそのそと窓辺でアンニュイ感を漂わせてみたり。

 

 

 

 

 

 

 

なんでそこで寝る、お前はっ!?と突っ込まずにはいられない場所で爆睡。

 

 

 

なでなでしても一向に気にしない、なんとも人懐っこい接客上手なマイケル。(←勝手に命名した)

・・・なんだけど。 

 

 

 

 

 

「誰がおれのケツさわってんねん」

 

 

 

しっぽの辺りだけは許せないらしく、眉間にしわが・・・。

 

 

 

そんなマイケルと私たちとの甘いあま~いラブラブタイムが永遠に続くかと思われたその時でした。

2人の男の子がご来店。

 

 

 

 

・・・・・その途端。 

 

 

 

 

あんなにも甘い表情で私たちに身をあずけていたマイケルは。

 

 

 

 

いとも簡単に私たちを見切り。

 

 

 

 

新たにやってきた男子2名のテーブルにどんっ!!!と横たわり。

 

 

 

 

気付けば隣のテーブルに新たなラブラブ空間が。

 

 

 

 

 

安いっ! 安すぎるぞ! マイケル!!!

 

 

 

 

 

世渡り上手な(単に新しもん好き?)なマイケルに、私たち、あっさり振られてしまいました。

 

 

 

 

いいねん、いいねん!

 

 

 

 

 

 

五道営にはあっちこっちで。

 

 

 

 

 

 

色んな猫さんに出会えるねん!

 

 

 

というわけで、いかに猫パラダイスっぷりが進化していくのか要チェックな五道営胡同です!


敦煌への旅 すっかり魅了されました!

2014-07-08 21:11:54 | 中国国内旅行 2014.7 敦煌

3泊4日の敦煌旅行から帰ってきました。

 

行く前から憧れの地であった敦煌。

実際に行ってみて、ますますその地の奥深さに魅了された私たちなのでした。

 

 

 

朝は。

 

 

 

砂漠を眺めながら、まったり。

 

 

 

世界遺産 『莫高窟』 は本当に素晴らしく、滞在中2度も参観したほど。

 

 

 

 

そして、砂漠と言えば。

 

 

 

 

らくださん! うっひょ~!!!!!

 

 

 

 

らくだに揺られて、砂漠を、行くよ。

 

 

 

 

一方、敦煌の郊外には。

 

 

 

 

漢の時代の遺跡や。

 

 

 

 

 

北京のものとは全く異なる、漢の長城。

 

 

 

そして。

 

 

 

 

自然が作り出すこの光景!  

映画『英雄 HERO』など数々の映画のロケ地にもなった、雅丹国家地質公園。

 

 

 

 

まる一日敦煌を味わい尽くした後は。

 

 

 

 

ホテルのカフェで、砂漠に乾杯!

 

 

 

 

 

夜10時ころになってようやくこの暗さ。

 

 

 

 

歴史と文化、そして自然。

あらゆる面で私たちを魅了した敦煌なのでした。


明日から旅へ 向かうは憧れの“敦煌”!!!

2014-07-04 21:10:46 | 中国国内旅行 2014.7 敦煌

明日からちょこっと旅へ。

向かうは、ずっと行きたかった場所・・・。

 

 

敦煌!!!

 

 

 

東洋と西洋の文化が交錯し、悠久の歴史をはぐくんできた敦煌。

私の中ではまるで空想上の場所のような、そんな存在の敦煌へ行けるというだけで興奮を抑えられないのであります。

 

 

 

 

とはいえ、イメージばかりが先行しがちな私。

知識が乏しかったので。

 

 

 

 

気になるところはちょこちょこ調べて。

 

 

 

 

 

いつかの一時帰国の際に購入した本を再度じっくり、ふむふむと読み・・・。

 

 

 

 

敦煌から180キロ離れた場所にある“雅丹”がロケ地となった映画 ≪英雄 HERO≫を再度鑑賞。

(美しい映画という印象だったけど改めて見ると、ツッコみどころ満載の娯楽映画だったことが判明)

 

 

 

そして。

 

 

 

 

 

 

井上靖の『敦煌』をキンドルで完読した時にはもう、盛り上がる気持ちは最高潮!

 

 

 

 

例によってフライトとホテルしか決めていないゆる~い旅ですが、行きたい場所は盛りだくさん。

既に敦煌旅行経験者である両親からもおすすめスポットを教えてもらい、中国の友人からもアドバイスをもらい、準備万端!(・・・かな?)

 

 

 

 

 

・・・と、敦煌への情熱はもちろんですが、アニマルLOVE!の私としては。

 

 

 

 

 

らくだに乗る

 

 

 

というのも大事な目的のひとつなのです。


北京お気に入りもぐもぐ 2店

2014-07-03 17:36:13 | 北京暮らし もぐもぐ編 日本料理

 時々でかけるお気に入りのお店が2軒あります。

 

一軒目は・・・。

 

 

『Cook Boo』

北京市朝陽区新源里甲1号

 

 

 

スモークサーモンと野菜のテリーヌ

 

 

 

 

 

燻製たまごが入ったポテトサラダ

 

 

 

 

海老のアヒージョ

 

 

 

 

香草が効いてる豚肉ロースト

 

 

 

 

 

お魚も皮がパリッとオシャレ!

 

 

 

ビールはもちろん、ワインにもと~っても良く合うお料理の数々。

新メニューも時々登場するので、定期的に通ってしまいます。

 

 

 

2軒目は、以前もこのブログでご紹介しましたこちら。

 

海老寿

朝陽区三源里街5号楼

 

 

 

 

 

文句なしに美味しいお刺身。

海老の頭、前回はお味噌汁にしていただきましたが、先日は。

 

 

 

 

殻までカリッと!

 

 

 

 

夏といえば、はも!

白みそも梅肉もどちらもすご~く好みの味です。

 

 

 

ちなみに中国の人は“はも”のことをよく知らないのでほとんど注文する人がいないのだとか。

たしかに、日本でも関東の方だったらあまり馴染みがないお魚やし・・・。

  

 

 

 

 

天ぷらも。

 

 

 

 

焼きものも。

 

 

とにかく、何をいただいても美味しいのです。

 

最後はお寿司。

その時によって少しずつネタが違い、先日は。

 

 

 

 

見た目も夏らしいお寿司。

 

 

 

 

 

こちらの巻物は貝。

歯ごたえがよくって、大好きな一品です。

 

 

 

前回の滞在から10年程度しか経っていないのに、北京の食の充実っぷりはとどまる所を知らず。

(ま、上海とかに比べたらまだまだ・・・なんだけど)

 

 

 

そういう意味ではずいぶん暮らしやすくなったなぁ・・・。