北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

北京の蓮 桜だけじゃないよ!『玉渊潭公園』 

2017-07-30 19:43:56 | 北京暮らし おでかけ編

しつこいようですが、私は北京の蓮が好きです。

今年は一気に見たるで~!!!とあちこちでかけましたが、蓮レポもいよいよラスト。

 

 

玉渊潭公園です。

 

 

 

 

こんな広くて水がいっぱい。

 

 

 

 

この日の気温は37度。 暑い~! 水の上、気持ちよさそう~。

 

 

・・・ですが、水の上には。

 

 

 

 

へんなイキモノがいた。

 

 

 

 

 

変な顔がついたボートもずらり。

 

 

 

 

 

ガ~コもずらり。

 

 

 

 

変なイキモノは良いとして、蓮は? 蓮はどこ?????

 

 

 

 

 

 

・・・・・ココ?

 

 

池の端っこの方ですが、どうも勢いがないな・・・。

 

 

 

 

 

ひっそり咲いてる感じ。

ならば・・・。

 

 

 

 

気持ちの良い緑の道をてくてく歩いて、もう一か所、蓮スポットへ行きましょう。

 

 

 

 

 

おっ!?

 

 

 

 

 

こじんまりしていますが、可愛い蓮が咲いています。

 

 

 

 

 

 

遊歩道のすぐ近く。

高さのある蓮なので。

 

 

 

 

 

ちょうど目の高さに美しい蓮の花。

 

 

 

 

 

他の池には背の低い蓮やスイレン。

 

 

 

 

この玉渊潭公園。

桜で有名なので(→ 桜のころはこんな感じです)、公園内には。

 

 

 

 

“ソメイヨシノ”

 

そして、桜のほかにも。

 

 

 

この時期のお花がきれい。

 

 

 

そして、なんと言っても!!!

 

 

 

 

カササギさんっ!!!

「クケ~!!!!!」 

 

 

 

そして、北門の近くに。

 

 

 

 

ふわふわ猫さんっ!!!

 

 

 

猫さ~ん! 猫さ~~~ん! こんにちは~!!!

 

 

 

 

「おぅ・・・」

 

 

 

 

 

カカカカカッ!

 

 

 

 

 

「ほな、そろそろ行くわ」

 

 

 

 

後姿、かっこいいな・・・。

 

 

 

 

蓮もお花も鳥も猫も。

桜以外の季節も楽しめる玉渊潭公園でした。 

 


北京で美味しい日本料理を 『MIZUKI 水暉』

2017-07-27 19:23:29 | 北京暮らし もぐもぐ編 日本料理

先日訪れた日本料理屋さん。

 

『MIZUKI 水暉』

新東路首開鉑郡北区8号院5号楼底商

 

 

 

こんなキャンペーンを目にしたので、行ってみました。

 

平日の夜だったのですが、店内はお客さんでいっぱい。(ほとんど中国のみなさん)

個室もあるのですが人気店なので、予約した方がよさそうです。

 

 

 

 

では、かんぱ~い!

(少しすっぱかった・・・。 なんでかな?)

 

 

 

コースのお料理。

 

 

 

 

比較的ゆっくり出てきます。

 

 

 

 

なので、お刺身登場に合わせて。

 

 

 

 

焼酎、いらっしゃ~い!

 

 

 

 

どのお品も。

 

 

 

 

 

うまうまでした。

 

 

 

 

ただ、やっぱりちょっと出てくるペースがゆっくりなので、この後のおそば、そしてデザートの頃にはおなかぽんぽんっ!

 

 

 

 

エリアでいえば三里屯界隈。新東路の東側にこんなお店やエリアがあったなんで知らなかったなぁ~。

 

 

 

キャンペーンの一環で、ボトルのプレゼント。

さすがに二本一気に飲むのは気が引けるので、キープしてもらってます。 

 

また美味しいもぐもぐと一緒にいただこう!

 

 


美しい!故宮カレンダー

2017-07-25 20:28:06 | 北京暮らし いろいろ

突然ですが、『故宮日暦』を存知でしょうか?

 

 

こんなの。

1933年に生まれたこちら、今では85年の歴史をもつのだとか。

 

 

 

一見したところ普通の本に見えますが、実はこれ。

その名の通り。

 

 

 

 

カレンダーなんです!

 

 

 

 

 

見開きからして素敵。

 

 

 

お友達の家でこれを目にした時の感動たるやっ!!!

 

しかも、そのお友達。 わざわざ故宮北門にある本屋さんでこのカレンダーを買ってきてくださったのでした。

 

 

 

・・・かんどう(*´Д`)

 

 

 

 

カレンダーということで。

 

 

 

まずは、元旦。

 

左側に写真がありますね~。

すべて、故宮博物館所蔵のものばかり。

 

 

 

 

 

2017年は酉年なので、鳥に関するものがずらり。

先ほどは絵画、こちらは硯箱。

 

 

 

 

こちらは・・・家具!

 

 

 

今でもお休みなどは旧暦が基準となる中国。

なので、カレンダーも。

 

 

 

 

旧暦、新暦両方記載されています。

このページは春節。

 

 

 

 

一方で二十四節気も記載されていて、こちらは立春。

 

 

 

 

 

雨水。

鶏と牡丹の柄が美しいお皿。

 

 

 

 

おっ!?

こちらの写真。 下の説明には“日本明治”とあります。 日本で作られたものらしいとのこと。

 

 

 

 

 

鳥が装飾された皇后の冠。

 

 

 

 

 

あっ! お洋服。

 

 

 

 

清の時代 あったかくつした。

 

 

 

 

つま先が鳳凰!のくつ。

 

 

 

 

 

象牙の飾りつけという何ともゴージャスなランプ。

 

 

 

 

 

翡翠でできた花瓶。

よ~く見ると、鶴や鳳凰の彫刻が。

 

 

 

・・・と、毎日の新しいページにワクワクがいっぱい!の故宮カレンダーなのであります。

 

 

 

 

ちなみに今日のページは???

 

 

 

なんとも愛らしい、象牙の魚鷹。 かぎタバコ入れとあります。

 

 

 

 

この故宮カレンダーをはじめ、お料理好きに、動植物好きに・・・と様々なカレンダーが人気なのだとか。

来年のカレンダー。 迷いそう・・・。

(ちなみに故宮カレンダーは66元です)


噂のひとりカラオケBOXがマンションに登場!

2017-07-23 21:38:39 | 北京暮らし いろいろ

以前から、

 

「最近、中国では一人カラオケBOXが増えているらしい。 駅とかショッピングセンターにあるらしい」

 

 

という噂は耳にしていました。

 

一人カラオケBOXとはなんぞや?

 

 

 

 

こんなのです。

(写真はネットからお借りました)

 

 

 

 

一見、電話ボックスのよう。

(写真はネットからお借りました)

 

 

 

 

 

業者の説明によると、

 

どこでも置けるよ、このサイズ!

スペースは狭くても、その分音響効果抜群!

熱唱を録音して、SNSで共有しよう!

 

 

・・・などなど、やたら楽しそうなんだけど、そもそも。

 

 

 

 

歌いたいか?  ここで???

 

 

 

めっちゃ丸見えやん!

熱唱してる自分、めっちゃ恥ずかしいやんっ!!!!!

 

 

 

・・・と、日本人の私にはどうにも理解しがたい一人カラオケboxが、なんと。

 

 

 

 

なんと!!!

 

 

 

 

 

マンションのロビーに!!!!!

 

 

 

 

 

うそやろ? 

誰がここで歌うねん?

っていうか、誰のリクエストで設置してん?

 

 

私のマンションは欧米人居住者がメイン、また、ホテルとしての利用もOKなので外国人観光客も多いはず。

 

 

 

 

そのロビーに、一人カラオケBOXって・・・。

 

 

 

 

さて。

ロビーに設置されてから約1か月。

利用者はと言いますと・・・。

 

 

 

 

だ~れも歌ってません。 あらら・・・。

 

 

 

 

が、しかし。

一度だけ目撃したのです。 歌っている人たちを!

 

 

 

それは。

 

 

ちいさな女の子とおとうさんでした。

ほのぼの。

 

 

マンションロビーのひとりカラオケBOX。 この先どうなっていくのやら???


北京の空の便、どうなってんねん!?

2017-07-21 21:55:03 | 北京暮らし いろいろ

このブログで何度も書いていますが、北京の気候の変化には本当に驚くばかり。

15年前。 北京にいたころは、雨がほとんど降らず傘を持った記憶すらないくらい。

 

 

 

ところが。

 

 

 

なに? この雨続きの天気・・・。

(あ、ちなみに色分けは空気汚染予報。 うすいブルーはそこそこの空気、グレーは当然ざんねん空気予報)

 

 

 

食べ物が湿気たり、洗濯物が乾きにくかったり、まるで日本の梅雨時期みたい。

おまけに雷もやたら多い。

 

 

 

 

その影響もあってか、北京の空の便は最近ぐだぐだ。

実は来週、上海と・・・。

 

 

 

『烏鎮』という上海から近い街への旅行を企画し、チケットもホテルも手配済だったのですが。

 

 

 

キャンセルしました。

 

 

 

 

上海が気温40度近いとか、烏鎮は夏休みに入った中国人観光客でごった返してる・・・というのも理由の一つですが、なんと言っても。

 

 

 

 

北京発上海行きのフライトが読めない、というのがキャンセルの決め手でした。

 

 

 

 

ちなみに今日の北京-上海のフライトは。

 

 

 

キャンセル、キャンセル、キャンセル・・・。

 

 

 

遅延、遅延、遅延・・・。

 

 

 

 

キャンセル、キャンセル、キャンセル・・・。

 

 

私が予約していた便はと言いますと。

 

 

 

 

遅れている上に、何時に離陸するか全くわからない状態。

(だいたい、定時離発着率23%ってなんやねん・・・)

 

 

 

高速鉄道での移動も考えましたが、まぁ、もう少し気候の良い時に改めて旅行プランを立てた方がいいかなということで、今回の旅行は中止となりました。

 

 

 

ところで、北京-上海行のフライトチケットは夫が購入してくれたのですが、その際のチケット販売員の一言にびっくり。

 

 

 

「最近のフライト、天気のせいでキャンセルが多いし、飛ぶかどうかもわからへんから、支払いは実際に飛行機が飛んでからでいいよ」

 

 

 

・・・中国国内線を使っての旅行。 この時期要注意です。


北京の蓮 蓮花池公園編

2017-07-19 21:21:31 | 北京暮らし おでかけ編

最近の北京はしとしと雨が降ったり夜には雷が鳴ったりとイマイチな日々。

なので、晴天&空気の良い日は非常に貴重なのです。

 

 

というわけで、7月10日。

 

 

路線バスに乗ってでかけてきました。

二階建ての特2路でGO!

 

 

 

 

北京西駅が見えてきたら、目的地はもうすぐだい!

 

 

 

 

着きました。

びみょ~な看板。 夏休み前ということで若干閑散とした公園。

 

 

 

ううう・・・。もしやここ、ざんねん公園か???

 

 

 

いえいえ。 大丈夫!

この公園、その名も。

 

 

 

 

『蓮花池公園』

な、な、なんと、3000年の歴史ある公園なんだとか!

 

 

 

 

その名の通り、公園に一歩入るとそこには蓮がいっぱい。

 

 

・・・なんやけど、入り口にトイレがあるもんやから、目では蓮を楽しみ鼻はトイレ臭にやられるという残念構図に。

 

 

 

 

 

気にせず中へ進みましょう。

 

 

 

 

池の南側。

散歩道沿いに蓮がずらり。

 

 

 

 

淡い色の蓮。

 

 

 

この公園。

初めて来たのですが何が素敵って・・・。

 

 

 

 

蓮のバックに北京西駅。

 

 

 

 

えげつない数の人々が中国各地からやってくる大きな駅、そしてその周りのビル。

そのすぐそばに、こんな落ち着く公園があるとは・・・。

 

 

 

 

 

ちなみに、蓮自体はちょっと元気なかったかな?

 

 

 

 

 

それでは、北に向かって池沿いをてくてく。

 

 

 

 

おっ!?

テント持参でピクニック!

 

 

 

 

大丈夫か?

外は37度やで。

テント内はサウナ状態ちゃうか?

 

 

 

 

・・・とまあ、人の心配している場合ではありません。

 

多少風があるとはいえ、暑い!!!

 

 

 

 

1時間ほど蓮を堪能して、次の目的地に向かいましょう。

 

 

 

 

そうそう、池の中の蓮を愛でるほかの公園と違い、この公園では植木鉢の蓮も多く、間近で楽しむこともできました。

 

 

 

 

 

小ぶりだけど色が濃くて可愛い。

 

 

 

 

ふっくら、色白さんもかわいい。

 

 

というわけで、次の蓮を目指して移動します。

 

二階建てバス。

小旅行気分に浸れて楽しいのだけど、がっつり伸びてる枝とかにガンガン当たって、なかなかスリリング!


人気店だけどあれれ?な品も・・・『BOTTEGA』 『莆田』

2017-07-17 20:06:51 | 北京暮らし もぐもぐ編 各国料理

ここ最近もぐもぐで出かけたお店を2つ。

とっても人気店だったのですが、なぜか「おやおや?」な品もあり、微妙なレポになるかもしれませんが・・・。

 

 

 

まずはこちら。

 

 

 

BOTTEGA 金尚店

新源西里20号 金尚一階

 

 

大人気イタリアンの新店舗です。

 

 

 

休日の午後。 オープンと同時に入店。

 

 

 

 

店舗はかなり広いです。 

店舗奥 さらに左側にもテーブルが続いていました。

 

 

 

 

 

 

バーカウンターもキラッキラ!

 

 

 

 

反対側の壁に並んだ鏡に映るお酒いろいろ、グラスいろいろ。

 

 

 

というけで。

 

 

 

 

あっつ~い北京。 やっぱりビールでしょ!

 

 

そして。

 

 

 

 

ど~んとピザ写真入りのテーブルマットに影響された私たちは。

 

 

 

 

 

そのまんま、これを注文。

 

真ん中のチーズをくずしていただきます。

うまうま! 生地が特にお気に入り!

 

 

 

 

そして、チーズが好きな私たちは。

 

 

 

 

 

カルボナーラも!

 

 

 

 

あのピザのお味から引き続いてのカルボナーラ。 期待は高まる!!!

 

 

 

 

・・・・・。

 

 

 

・・・・・高まったのですが。

 

 

 

・・・・・まぁ。

まぁ、期待というのは時に思いっきり裏切られるもので。

 

 

 

 

 

麺、やわやわやんけっ!!!

 

 

 

 

正直味も微妙、麺はやわやわソースはぼそぼそ。 ピザの美味しさとの落差にちょっとびっくりなパスタだったのでした。

 

 

 

 

続いてこちら!

 

莆田 国貿商城店

建国門外大街1号 国貿三期商城北区5階NL5004

 

シンガポールミシュラン一つ星の福建料理店。

もうすぐ日本に帰国する友人。 せっかくなら最近話題のお店に行こう!とこちらにやって来ました。

 

 

 

 

まずは、お茶。

 

 

 

 

 

 

カップの上にちょこんとポットが乗ってやってきた。

 

 

 

 

 

蒸し鶏。 

やわらかく美味。 

よっしゃ。 いい感じや。

 

 

 

 

 

ワンタンが入ったスープ。

 

 

 

 

・・・なんですけど、これ。

なんというか美味しい美味しくない以前に、見た目と全然違う味でして・・・。

 

人間、何か食べる時ってある程度味を想像して食べる習慣があるんやな~と改めて実感。

 

 

 

・・・要するに、自分の想像する味と実際の味のギャップに、私の脳と舌は大いに混乱したのでした。

 

 

 

 

 

更に私たちを混乱させたのがこちら。

 

 

 

 

媽祖麺線

神様の名前がついた麺だしさぞかし美味でありましょう!!!

 

 

 

と期待したのですが。

 

 

 

・・・・・なんじゃ、こりゃ?

 

 

 

 

この味を一言で形容するなら。

 

 

“失敗したフレンチトースト”

 

 

 

 

麺、やわやわ。そしてなんか、液体を吸い込みすぎたパンみたいな味がする。

 

 

 

 

 

おいこら、神様に謝らんかい! レベルの味だったのでした。

 

 

 

 

・・・ほんまにミシュラン一つ星やろか? 私たち、お店間違って入ったんやろか?????

 

 

 

 

いやいや、別のタイミングで食事した友人数名によると美味しかったようなので、今回はたまたまかもしれません。

 

 

 

いずれのお店も、麺がう~~~んという内容だったのでした。 

私、麺運ないんやろか?? 


老舗包丁店『王麻子』で包丁を! 使いやすい・・・でも買うのは面倒くさい!?

2017-07-15 13:21:28 | 北京暮らし いろいろ

以前、中国料理の教室に行った時の事。

そこで使った中華包丁がとても使いやすく、ひとつ我が家に・・・と出かけたのがこちら。

 

 

 

『王麻子』

前門大柵欄

 

 

北京人の友人から「前門界隈は“老舗”と名の付く店のニセモンが多いから注意した方が良いよ~」と聞いていたので、ここほんまに大丈夫やろか??とドキドキ店内へ。

 

 

 

・・・・・いやいや、ほんまに、ここ。

 

 

 

 

大丈夫やろか・・・?

 

ボロボロやん。

 

 

 

 

そもそも店として成り立ってんのか? 

という次元の不安を抱きつつ、階段を下りると。

 

 

 

 

 

暗い階段の奥に、何やら刃物類が・・・。

 

 

 

うわぁぁぁ~・・・・。

 

 

 

 

 

 

・・・・・ココ、事務所デスカ?

 

 

 

お店というよりは事務所感が漂う空間。

ここは本当に老舗“王麻子”店舗なのか? あるいは、やはりバッタもん売りの店やったのか?

 

 

 

 

 

が、よく見ると店内には堂々と“王麻子”の看板。

 

 

 

その反対側の壁には。

 

 

 

 

“張小泉”の文字。

 

 

北の王麻子、南の張小泉。

中国を代表する刃物の老舗なのであります。

 

 

 

よし! 

ここはもう、この店舗が本当の老舗と信じてじっくりお品を拝見するとしよう!

 

 

 

・・・と店内を見て回るも。

 

 

 

 

・・・???

ナンデスカ? コレ?

 

 

 

 

 

何に使うん? いつ使うん? っていうか、そもそも何コレ、わけわからん。

 

 

ますますこの店がホンモノなのかバッタモンなのか・・・私の中で混乱が続く。

 

 

 

 

 

が、ここまで来たらもう、買いましょ! 包丁!

 

 

 

 

ま~~~~~ったく商売っけのないおばちゃん店員。

ですが、こちらからリクエストするとあれこれ色んな包丁を出してくれるので、手に取って感触を試すこともできました。

 

で、色々悩んだ結果購入したのが、こちら!

 

 

 

98元(1600円くらい)の包丁。

もっとお高いのもあったし、それは確かに持った感じも手になじむ良い感じだったのですが、やっぱり「ここ、ニセモンやったら・・・」という不安を払しょくできなかったので、この包丁に落ち着きました。

 

 

 

さて、ここからが大事なお話。

安全面からか購入した包丁をそのまま持ち帰ることはできません。

空港ばりのセキュリティチェックを行う北京の地下鉄では当然持ち帰りは無理だと思っていたのですが、車だろうが自転車だろうがどの交通機関で移動しようが、お店で購入した包丁はすべて。

 

 

“郵送”

 

 

 

だそうです。

(さらに、身分証明のためパスポートも必要)

 

 

というわけで、その場で郵送用の伝票に自宅の住所を書き込み(郵送料はお店負担)、あとは待つだけ!

 

 

翌日、無事に手元に届きました~!!!

 

 

 

さっそく取り出してスイカやらキュウリやら切ってみたのですが・・・。

 

 

その切れ味、めっちゃ感動!!!!!

包丁の重みですぱ~っと切れます。気持ち良いっ!!!

 

ただやっぱり重いので、張り切って使いすぎると腕がだるくなるのでした。  


いちばん元気!色鮮やか! 北京の蓮 at北海公園

2017-07-12 21:34:27 | 北京暮らし おでかけ編

蓮の話ばかり続きますが、シーズンということで・・・。

 

7月7日。たなばた。 (こちらでは夏のバレンタインデー的な感覚で、やたらお花の値段が上がります)

朝から晴天! もう居ても立っても居られない・・・というわけで向かった先は。

 

 

 

北海公園。

北海公園と言えばチベット様式の『白塔』。遠くに見えます。

 

 

 

 

その白塔をバックにがっつりストレッチのおばちゃん。

 

 

このポーズ、公園へ行けばもれなく目に入ってくるんだけど、それにしてもキレッキレやな、おばちゃん。 かっこいいな。

 

 

 

 

その白塔へは登りません。 暑いんで。 ヘタレなんで。

 

 

 

 

 

今日の目的はこちら!

 

 

 

 

蓮であります。

 

 

 

 

 

北海公園の蓮池は規模は小さいものの、蓮のすぐそばを船が通ってくれるので。

 

 

 

 

 

背の高い蓮のそばを通るときは、仰ぎ見る感じで蓮を楽しめるのです。

 

 

 

 

舟に乗る気まんまんでやって来たのですが・・・。

 

 

 

30分40元だと!?(約700円弱)

2年前は30元やったのに、ちゃっかり値上げかい!

 

 

この日は一人でふらりとやってきたので、おひとりさまの舟代としてはちょっとお高い。

紫竹院公園を見習え! 入場無料やぞ。 舟は10元やぞ。

 

 

 

 

 

ま、しゃ~ない。 池の周りから蓮を見るだけにしときましょ。

 

 

 

 

 

先ほど規模が小さいと書いた蓮池ですが、とは言えここは中国。  

あくまで他の公園との比較であって、やっぱり大きい公園です。

 

 

 

 

 

風流やなぁ。

 

 

 

 

今年見た中で、色が一番濃い!

 

 

 

 

南門前には正体不明のマスコット(?)がこれまたキレッキレ。

 

 

 

 

アクセスも良く訪問しやすい北海公園なので、もう一回くらい見に来られるかな。

 

 

 

 

 

 

そうそう。舟と言えば・・・。

ひとり散歩が多い私は必然的に舟もおひとりさまになるのですが。

 

 

 

もれなく現地のみなさんに挟まれて、おいこら、押すな押すな状態になるのでした。 

ま、それも楽し・・・?


どこまでも続く広大な蓮池 at頤和園

2017-07-10 21:32:06 | 北京暮らし おでかけ編

今年の蓮は開花が早い!というわけで、6月末から蓮活動を開始しております。

 

6月30日。

紫竹院から移動して、頤和園へ。 蓮のはしご!

 

この日は北門から入りました。

門をぬけると、そこは・・・。

 

 

 

蘇州街

頤和園を造った乾隆帝はそれはそれは蘇州LOVE!だったらしく、富と権力をぶいぶいいわして北京に蘇州を再現しちゃったのだとか。

 

 

ちなみにこのエリアに入るには入場料30元(500円程度)とは別料金が発生します。

なので。

 

 

 

 

するっと迂回。

見どころをすっ飛ばして、頤和園の南エリアへ。

 

 

 

そこでは・・・。

 

 

 

 

小さな木が大きな木を支えてた! どっちもがんばれ。

 

 

 

 

・・・それにしても。

 

 

 

 

 

暑いっ! 北京、蒸し暑いっ!!!

昔のカラっとした北京の夏はどこ行った!?

 

我慢できず普段は食べないアイスを購入。 中国ならではのサンザシ味。 甘すぎないところが良い!!!

 

 

 

アイスを食べつつ、てくてく、てくてく。

すると・・・。

 

 

 

 

 

広大な蓮池、登場~!!!

 

 

 

 

 

こんな広い蓮池を見たのは初めて。

5月に訪れた時にこの蓮池の存在を知り、蓮の見ごろに来たらさぞかし素晴らしいやろ~とワクワク待っていたわけです。

 

 

 

さすが頤和園! ワクワクを裏切らへんっ!!!

 

 

 

 

 

・・・ん? 

なんか蓮池の中に、舟、漂ってません???

 

 

 

うわ~、乗りたい!乗りたい!!!

でも、どっから乗ったらいいんやろ???

 

 

 

 

すると、同行した友人が売店のおっちゃんから船着き場情報をゲットしてきてくれました!

 

 

ついでに。

 

 

 

 

肉まんも。

5元という観光地価格のくせに、味はざんねん・・・。 

 

でもでも、蓮をバックに食べる肉まんは、なかなか良いものです。

 

 

 

・・・にしても蓮池が広いため、言われた方向に向かって歩くもなかなか船着き場がわかりません。

もともと半信半疑だった売店のおっちゃん情報でしたが(←信用しろ!)、おっちゃん、適当に言うたんちゃうん?ガセネタちゃうん?とますます疑いが深まる私たち。

 

 

 

 

おっちゃんへの疑惑が最高潮に高まった、その時。

 

 

 

 

 

あった~!!!!!

 

 

 

 

・・・おっちゃんは正しかった。 疑ってごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

1人30元。 

人が集まるまでしばらく待っていたけど乗る人がなさそうなので、私たち2人のみでしゅっぱ~つ!

 

 

うひょ~! 貸し切りっ! 

貸し切りやったら500元やったのに、30元で貸し切り!!!(←いちいち金額を出すところがセコい)

 

 

 

 

舟はゆっくり進みます。

 

 

遊歩道から見たときはかなり咲いているように見えたのですが。

 

 

 

 

エリアによってはつぼみが多く、まだこれからも楽しめそう。

 

 

 

 

そうそう。

遠くから見ると蓮に埋まっているかのように見えたのだけど、いざ乗ってみたら意外と目線より低い所で蓮は咲いていたのでした。

 

 

 

 

他にも舟に乗って蓮を楽しめる公園はいくつかありますが、これだけ広い蓮を楽しめるのは頤和園だけかも。

 

 

 

 

そうそう、肝心の船着き場。

赤いで囲んだエリアが蓮池。

その右下の星印が船着き場です。


四合院でアートに触れる 『北京造物節』

2017-07-08 11:30:24 | 北京暮らし おでかけ編

昨日。

 

こちらへ出かけてきました。

『二十七院』

東城区内務部街27号

 

 

扉はしまっていたけどドアベルを押したら、中から人が出てきてくれました。

もう一つのドアから出入りできるみたい。

 

 

 

中に入ると・・・。

 

 

 

 

大好きな四合院造り!

 

 

 

・・・ん??? なんかやたらハシゴが?

 

 

 

 

屋根、絶賛修理中。 

前日の雨が原因で雨漏りになったそう。 あらら・・・。

 

 

 

さてさて。

この二十七院で現在開催中なのがこちら。

 

 

 

 

『北京造物節』

2017.7.7-7.13

 

 

ハンコの先生、そしてかわいいヨウム”パロちゃん”のご主人である版画家 丁未堂さんの作品が展示されるとお聞きして、初日からいきなりGO!

 

 

 

 

北京の伝統的建築 四合院がアートスペースに。

 

 

 

 

一つ一つの建物に作品が展示してあり。

 

 

 

 

丁未堂さんの作品はこちらの建物に。

 

 

 

 

 

アーティストさん3名の作品がずらり。

 

 

 

 

丁未堂さんの版画。

 

消しゴムハンコを拝見する機会は多いのですが、こうしてじっくり版画板&作品を見せていただくのは貴重な機会!

丁未堂さんのセンスあふれるオモシロ&かわいい消しゴムハンコとはまた違った魅力が溢れています。

 

 

 

さてさて、他のアーティストさんの作品もちょこっとご紹介。

 

 

 

 

このPOPなラジオやスピーカーは、なんと紙で作られたもの。

色使いといい、めちゃめちゃ可愛い!!!

 

 

 

 

 

・・・ん? なになに?

後ろのおっちゃんおばちゃんの目線が気になるって?

 

 

 

うんうん。

私もめっちゃ気になりました。

 

 

 

 

 

こんな感じ。

前回の展示が残っているのだとか。

 

 

どこからカメラを構えても何故かおっちゃんおばちゃんと目が合うぞ。 

なんやねん、じろじろ見るなよ。

 

 

 

 

ちなみに私のお気に入りはこちらでした。

真ん中はぜ~んぶキラキラしたデコレーション。 

 

 

・・・美味しそう。 飴ちゃんみたい。

 

 

 

 

 

この四合院にはカフェもありまして。

 

 

 

 

店内奥にはまさかの畳(的なもの)。

暑い日が続く北京、素足で座る心地よさよ・・・。

 

 

 

 

 

コーヒーはもちろん、麦系のドリンクもあります。

 

 

 

 

植物もかわいいし。

 

 

 

 

 

まったりお魚もかわいい。

 

 

 

・・・が、やっぱり会いたかったのは、この四合院にお住いという猫さん。

昨日は不在。

 

 

暑い昼間はおひるね中だったのかな。

 

 

『北京造物節』

2017.7.7-7.13

だいたい朝8:00くらいから夜8:00くらいまで

(ただし、7/8と7/12の2日間 地元の方の集まりがあるため 14:00-16:00の間は入れないそうです)

丁未堂さんは週末は会場におられるそうです。 


北京 蓮の見ごろ始まってます! at紫竹院

2017-07-06 22:39:09 | 北京暮らし いろいろ

いつもは7月に入ってからが見頃・・・とぼやぼやしていたら、なんと6月下旬で既に蓮の見ごろが始まっていました!

というわけで、6月30日と7月5日、紫竹院へ蓮を見に行ってきました。

 

 

がーこボートがずらり。

大きな池もあるので、がーこに乗って遊ぶこともできるのですが、それはまた別の機会に(・・・って、あるんやろか、そんな機会)

 

 

 

この公園は無料なので、近所の人がまったり。

あるいは踊ったり歌ったり、立派な楽器を持ち込んで楽団らしきグループが演奏したり・・・。

 

あぁ~、ほんまこういう点は羨ましい!

 

 

 

さてさて。 肝心の蓮ですが、どうかな?

 

 

 

 

・・・おっ!

 

 

 

 

6月30日のようす。

朝、9:30くらいですが、結構元気に咲いてます。

 

 

 

 

 

去年は若干元気のない蓮でしたが、今年はいい感じ!

 

 

 

 

カモファミリーも元気だ。

 

 

 

 

 

唯一空気が残念だけど、ま、しゃ~ない。

 

 

 

 

それでは、舟に乗って蓮を愛でるとしましょう。

 

 

 

 

 

10元(160円くらい)で15分程度。

 

 

 

 

 

蓮の間を縫うように。

 

 

 

 

舟は進んでいきます。

 

 

 

 

 

舟の中はこんな感じ。

 

 

 

 

 

舟を漕いでくれるおじちゃん、有難う!!!

 

 

 

 

 

カモエリアを超えると、再び船着き場へ。

 

 

 

 

さて、こちらは7月5日の蓮。

 

 

 

 

蓮の向こうには、蓮をモチーフにしたかわいらしい遊歩道が。

 

 

 

 

 

蓮から生まれたエンジェル的なおじちゃん。

無心で蓮に向かっているお姿が素敵ですが、一方で。

 

 

 

 

 

舟を借り切って、『私と蓮』写真をバシャバシャ撮りまくる全身赤いおばちゃん。

 

やっぱりこちらの皆さん、写真にかける意気込みが違うわ・・・。

 

 

 

 

 

というわけで、例年よりも若干早い開花を迎えた北京の蓮。 

今年はやたら雨が多いけど、それもまた良し。 公園へGO!


意外とちゃんとしてた景徳鎮のお店

2017-07-04 19:22:42 | 北京暮らし いろいろ

『景徳鎮』という名前を聞いたことがある方は多いと思いますが、結構ニセモノも出回っているわけでして。

その名も「景徳鎮磁器店」というお店があると何かで目にした時も、ま~ったく期待していなかったのですが。

 

 

 

とりあえず行ってきました。

景徳鎮磁器店

 

 

 

一歩店内に入ると。

 

 

 

 

あらら、意外と広い。

 

 

 

写真ぼけぼけ。

入り口近くには中華の食器セット。

 

 

 

 

全体的にお値段高し。

 

 

 

 

お値段からして、ここはちゃんとした景徳鎮のお店なんやろか?

ちょろっと安いもんでも買うたろか・・・って感じの私なんぞお呼びでないんやろか?

 

 

 

いやいや、ご安心を!

 

 

 

 

若干しょぼいこのエリア!

 

 

 

 

1個10元(160円程度)から!

 

 

 

 

ちなみに2階もあるのですが、どのお品もとんでもないお値段がついてました。

店員さんが監視・・・ではなく、説明のために一緒について来てくださいます。

 

 

 

 

9:00~18:00までオープン。

 

 

 

 

この日は結局下見程度で帰ってきました。

この先帰国が決まったら、思い出づくり(?)に普段使いの食器を買いに行くかも。


北京で初めて目にした紫陽花 しかも、意外に近場で!

2017-07-02 20:42:04 | 北京暮らし おでかけ編

先月半ば、ふらりと自転車で向かった先はこちら。

 

 

 

『農業展覧館』

日本人が多いエリアからも近く、地下鉄の駅も目の前にある『農業展覧館』。

いつも何かしらイベントがあるのですが、てっきりイベントだけのスペースだと思っていました。

 

 

ところが。

 

 

 

友人から

「北京で紫陽花を見られる場所がある!」

という耳より情報をいただき、そこはどこかと尋ねたところ。

 

 

農業展覧館・・・だったというわけ。

 

 

 

いっつも微妙な展覧会ばっかりしてる農業展覧館ですが、一番大きな門からまっすぐ進むと。

 

 

 

 

あらま。

素敵エリア出現!

 

 

 

 

しかも、な、なんと!!!

 

 

 

 

なんか、いる~!!!!!

白いのんが、いる~~~~~!!!!!

 

 

 

一瞬、中国によくある模型かと思いきや。

 

 

 

 

めっちゃ泳いでるやんっ!!!

カモと一緒に泳いでるやんっ!!!!!

 

 

 

そしてそして。

 

 

 

 

カモ、めっちゃ多いやんっ!!!!!

 

 

 

 

 

うわ~。たまらん。

こんな近場にこんな天国があったなんて。

 

 

 

 

 

・・・っと、思わず興奮してしもた。

私は紫陽花を見に来たのでした。(というわけで、とりあえずお花の写真をはさんでみる)

 

 

ぐるりと池の周りを歩きながら、紫陽花エリアを探します。

 

 

 

 

 

 

が、どうしても気になるアヒルさん、そしてカモさん。

 

そして、それ以上に気になるのが、池にぽつんと浮かぶ小島。(写真中央)

 

 

 

しばし観察していると。

 

 

 

 

なんか・・・。 小島、右に右に、動いてへん?

 

左手の陸からじわじわっと離れて。

 

 

 

 

明らかに水面を漂って、陸から離れてますよね。

 

 

 

ま、いっか。

 

 

 

 

この小島より板でできたスペースが、鳥類のみなさまにとっては最高のスポットらしく、一瞬ハトが占領したと思ったら。

 

 

 

 

 

次の瞬間には、カモが領主に名乗りを上げていた。

なかなか見ごたえのある領地争いが繰り広げられています。

 

 

 

 

・・・っと、いかんいかん。

私は鳥類ではなく紫陽花を見に来たのだった。

 

 

 

 

 

じゃ~~~~~ん!

 

 

 

という程の量ではないのですが、ひとつの通り沿いにのみ何故かぎっしりと咲く紫陽花。

 

 

 

 

 

そもそも紫陽花の何がそんなに珍しいねん・・・と思われるかもしれませんが、実はこれまで北京で紫陽花を目にしたことがなかったのです。

 

 

 

 

季節ごとにあれほどが~~~~~っと色んな花が咲く北京ですが、こと紫陽花に関しては切り花くらいしか目にしたことがなく、その切り花も雲南の方から運ばれているとのこと。

 

 

 

そんな北京で紫陽花を見られる場所がある!と友人が教えてくれたので、ウキウキとやってきたというわけなのです。

 

 

 

 

日本のよりも小ぶりですが、かわいい。

 

 

 

 

 

貴重な北京の紫陽花、堪能しました!

 

 

 

 

 

農業展覧館の池の周りは、小さなスペースですが蓮のエリアもありました。

 

 

 

 

この日はまだほんの少ししか咲いていないけど、今はもう見頃じゃないかな~。

 

 

 

 

他の公園と比べて、公園の広さに対するカモの数はなかなかのもの!

 

 

 

カモ密度でいえば、NO.1か???

蓮好き、カモ好き、アヒル好きは農業展覧館へGO!