北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

皇帝や西太后も食べた『厲家菜』をデリバリー!

2022-03-01 19:46:44 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

『厲家菜』という店名をご存じでしょうか? 

東京銀座にもあるそうで、そのお店はミシュラン一つ星。高級店!(詳しくは → お店の情報) 

 

 

 

一方北京はと言うと、せまいせま~い胡同(昔ながらの街並)にある本来のお店、そして中心部の新店舗の2店舗。

本来のお店へは2005年と2013年の2度訪れたことがあります。

その時から値段が上がったとはいえ、東京よりもお手頃に食べられるコースもあります。

 

 

 

さて、2013年ごろの様子は・・・。

 

 

 

 

胡同にあるお店。

 

 

 

このお店の創始者が清朝の皇帝や西太后の料理番で。

 

 

 

その頃から代々伝わるお料理(つまり宮廷料理)が今もこのお店で出されているのだとか。

 

 

 

 

 

メニュー。

コース料理のみ。

 

 

 

 

 

最初に前菜が運ばれてきて。

 

 

 

 

その後次々と。

 

 

 

 

宮廷料理が運ばれてきたのでした。

 

(以上、これらはすべて2013年時点の写真です)

 

 

 

 

そんな由緒正しき宮廷料理を。

 

 

 

デリバリーしてみました!

 

 

 

 

 

 

奥は宮廷ヨーグルト。

手前は厲家菜の代表作と言う翡翠豆腐。

 

 

 

 

翡翠豆腐と言う名の通り美しいグリーン。枝豆や海鮮、生姜やネギ、そして秘伝の出汁を使った一品。

(四代目が作り方を解説している動画はこちら(中国語)→ 動画解説

 

 

 

 

タケノコとピーマンの炒め物。

(毎度毎度、タケノコを注文せずにはいられない我が家・・・)

 

 

 

 

 

 

茄子、豚肉、枝豆、干しエビなどの炒め物。

 

 

 

 

実はこのお店に対しての評価はバラバラで、美味しいんだけどなんでここまで値段が高いのか!?と厳しいコメントもあります。

今の北京では美味しいお料理がもっとお手軽にいただけるので、確かにその意見にも納得せざるを得ません。

 

 

 

でもでも。

 

やっぱり美味しかった~!

特に最後の茄子料理。 

さすが!って感じでした。(←えらそう)

 

 

 

 

 

 

お料理の味はもちろんだけど、清の皇帝たちも楽しんだ味を守り続けている、それをいただけることに意味があるのかな。

 

 

デリバリーできるのはお店で出されるお料理の一部だけですが、おうちでのんびり厲家菜を味わえるとは。

贅沢だなぁ。

 

 


最近のもぐもぐ 北京料理と上海料理

2022-02-17 16:16:13 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

最近のもぐもぐを。

まずは北京料理。

 

 

 

北京ダック!

お気に入りのお店「四季民福」。

 

いつも大人気で1時間以上待つのは当たり前。

ですが、昼休みなしでの営業なので午後3時とか中途半端な時間に行くとわりとすんなり入れることが多いです。

 

 

 

 

肉団子揚げ

中に使うお肉にすごくこだわっているらしく、口に入れると周りはサクッ!中はトロッとした食感。

ビールにすっごく合う!!!

 

 

 

 

ジェンガか? 積み木ゲームか?的なこちらは、小さいナスの揚げ物。

こちらも中のナスがとろりでうまうま。

 

 

 

 

 

 

お前はパンダか・・・というくらい、私たちが毎回注文するタケノコ。

 

 

 

 

持参した激安紹興酒を温めてもらって、いやぁ、幸せ。

 

 

もちろんこんな揚げもんばっかり食べきれないので、一部は打包(だーぱお)、お持ち帰りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

続いてこちらは上海料理のお店。

 

 

 

 

ミシュラン一つ星を取った「老吉堂」。

 

予約ができなかったので、この日もすっごく中途半端な午後4時くらいに来たら、私たちだけでした。

 

 

 

 

 

蟹みそと蟹肉の中にぷりっぷりの半生感がある海老。

 

 

 

 

 

いやいや、お前ほんまはパンダやろ・・・というわけで、ここでもタケノコ。

上海料理なので甘めの味付け。

 

 

 

 

そしてそして!!!!!

 

 

このお店に来た目的は、ミシュランでもなんでもありません。

おめあては、こちら!

 

 

 

 

酔っ払い蟹~~~~~。

生の蟹に紹興酒がしみこみ、ねっとりとした味わい。

 

これまでは上海旅行へ行ったときに食べていたけど、北京でも食べられるなんて!!!

 

これまた持参した激安紹興酒にぴったりでございました。

 

 

 

 

 


故宮に博物館、そして三星堆! かわいい月餅いろいろ

2021-09-07 19:35:51 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

9月21日は中秋節。中国では3連休です。

中秋節には“月餅”を配る風習があり、それこそ20年近く前はどっしり重く味も濃くどちらかといえば苦手・・・という月餅だらけでした。

 

が、ここ数年はどんどんオシャレでおいしい月餅が登場しています。

今年の月餅も素敵なのがいろいろ。(写真はネットからお借りしました)

 

 

 

 

まずは、大好きな故宮の月餅。

 

 

 

 

スイーツの大会で受賞経験もあるシェフとのコラボだとか。

 

 

 

 

 

中身はもちろん、包装もきれい! お扇子の模様をイメージしています。

 

 

 

故宮のそばには「角楼カフェ」というカフェ&雑貨やさんがあるのですが、そのお店とアイスクリームメーカーのコラボがこちら!

 

 

 

 

アイスの上に故宮建築が乗ってる~!!!

 

 

アイス4つと、故宮建築のチョコレート1箱で368元(約6300円)なので買うのは躊躇してしまうけど。

 

 

 

 

かわいい! 実にかわいい!!!

 

 

 

 

続いては、国家博物館の月餅。

 

 

 

 

月餅というよりは、見た目は和菓子。

こちらも298元(約5000円)となかなかのお値段。

 

 

 

 

 

蘇州博物館の月餅。

包装もかわいい。

 

 

 

ここだけでなく、総じてどの月餅も包装がかなり凝っています。

(個人的には包装は凝らなくていいからもう少し値段を下げてほしい・・・)

 

 

 

 

これもまた魅力的。

首都博物館の月餅です。

 

何のデザインかといいますと、北京の中軸戦にある建物なんです。

 

 

 

天壇公園内の祈念殿、故宮内の太和殿、鼓楼、鳥の巣など8個、味も8種類。

288元(約4900円)。 

どうやらもう売り切れみたいです。

 

 

 

いろんな可愛い月餅の中でもやっぱり私が気になったのはこちら!

 

 

 

三星堆遺跡の月餅だ~!

 

 

 

 

食べるのがもったいないくらいの可愛いデザイン。

一番安いので128元(約2200円)なので買おうか迷い中。

 

 

 

マニア心をわしづかみする月餅いろいろ。

 

 

どうしても「あの、重た~い、あんまりおいしくない、どっしりしたお手頃価格のお菓子やろ?」という印象が私の中にこびりついているのでお値段を見るとびっくりしてしまうのだけど、今やもう贈り物にふさわしいオシャレスイーツなんですね~。

 

 


除夕(大晦日)はやっぱり餃子!

2021-02-11 19:52:40 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

今日から春節休暇が始まりました。

北京を含む北方で除夕、つまり大晦日の今日いただくものといえばやはり、餃子!

 

 

自分で包むというのもなかなか大変なので、買ってきました。

 

本来、水餃子用の冷凍なのですが、今回は。

 

 

 

せいろで蒸します。

 

 

 

 

パカっと開けた時の湯気がたまらない!

 

 

 

 

味は二種類。

海老&ニラと、豚肉&ニラ。

 

 

 

皮がもちもち、エビはぷりぷり。

豚肉の方はニラの味が結構強かったけど、美味!

 

 

 

おや? 餃子以外にも何かあるぞ。

 

 

 

ちまき(中国のちまきはもち米の中にお肉が入ってたり、甘いナツメが入ってたり色んな種類があります)も買ってきました。

味がしみしみ、食感もよし!

 

 

縁起が良いとされる大晦日の餃子。

新しい年も、健康で穏やかに北京生活を送ることができますように。

 

 

 

 

 

 


人気杭州料理店『外婆家』はファミレス感覚?

2021-01-17 21:33:52 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

いつも行列のできる大人気店。

 

 

『外婆家』

おばあちゃん家…みたいな感じでしょうか。

 

 

 

チェーン店なのですがいつもすごい人でにぎわっているので、試しに一回行こかと軽い気持ちで行ったら、週末の夕方早い時間にもかかわらずガッツリ待ちました。

 

 

 

まずはビール。

・・・なんだけど。

 

 

 

 

あったかいお茶でも出てきそうなプラスチックコップ。

冷えたのちょうだいねとお願いしたけど、中途半端な温度のビール。

 

 

 

 

むむむ・・・。

 

 

 

 

 

 

麻婆豆腐。

値段はなんとなんとなんと!

 

 

3元(約48円)!!!!!

安っ!!!!!

 

 

なんなんや、この値段は!? 

サイゼリヤもびっくりやな。

 

 

 

 

で、肝心のお味ですが、まぁまぁでした。

レトルト状態になったのを温めたのかな?という感じ。

 

 

 

 

龍井蝦仁

緑茶とエビを炒めた、杭州の名物料理。

 

お味はまぁ・・・普通かな。

 

 

 

 

杭州小籠包

残念ながら中のお肉の味がワイルドすぎるというかクセがありすぎて、一口も食べられませんでした・・・。

ううう。

 

 

 

 

 

四季豆の炒め物。

これは美味!

 

 

 

というわけで、正直なぜここまでの人気店なのか???という印象でした。

人気メニューの鶏肉とか紅焼肉とか注文していないので今回だけでは判断できませんが。

 

 

 

 

 

 

客層を見てみると家族連れも多く、日本でいうファミレスっぽい感じなのかも。

 

 

ちなみに同じ『外婆家』系列で価格帯やコンセプトの違うお店もあるみたいです。

 

 

 

 

 


北京はマイナス18度! 寒い日はあったかいお鍋を食べよう!

2021-01-08 19:18:33 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

ここ数日の北京はおっそろしく寒いです。

昨日の朝は。

 

 

 

マイナス18度! 風があるので体感温度に至ってはマイナス30度だとか。

 

 

 

 

夜明け前の空に月が出て美しかったのでベランダに出て撮ったのですが、ここまで寒いと呼吸するだけで肺まで凍りそうな感覚です。息をするのもしんどいという感じ。

というわけで、手ブレしまくりの写真ですが1枚撮ったら即刻部屋に戻りました。

 

 

 

 

さて。

先日雍和宮へ行った後、向かった先は。

 

 

 

 

四喜小胖

五道営胡同29号

 

 

 

コロナ対策のため、店内に入るにはもちろん体温測定、健康アプリの提示、そして消毒。

 

 

 

 

 

にくきゅ~花瓶がかわいい。

 

 

 

ここは以前も訪問したことのある火鍋やさん。

テーブルでスープの種類とお肉と飲み物を選んだら、敷地内にある別の建物内でお野菜などを選びます。

(詳しい内容は → 以前訪問した時のブログを)

 

 

 

 

今回選んだのは、カレーなべ。

 

 

 

 

 

なので、つけだれ(これはゴマだれにん、ネギ、香菜)は不要だったかな。

 

 

 

 

お肉は適当に。

 

 

 

 

豚肉はちょっと固かった・・・。

 

 

 

 

 

回転すしのように、お皿の色でお値段が決まります。

 

 

 

 

 

この春雨がからまって大変やった・・・。

 

 

 

 

 

飲み物は、中国のビールの中では好きなハルビンビール!

 

 

こちらのお店。

正直味がめちゃくちゃ美味しい!!!というわけではないのですが。

 

 

 

 

胡同のほっこりした雰囲気が良いところです。

 

 

 

 

ここ数日のびっくりするような寒さ。

ここまで寒いのは1966年以来だそうです。

 

 

 


お誕生日祝いは北京ダックで!

2020-12-14 18:37:25 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

先日、お誕生日を迎えました。

そこで。

 

 

背筋が伸びたやたら姿勢の良いあひるさんがいらっしゃる、こちら。

 

 

 

 

四季民福

北京市内にいくつもチェーン店があるダックはもちろん、ほかのお料理もおいしいお店。

 

 

 

 

人気店、しかも週末ということで。

 

 

 

 

めっちゃ並んでる・・・。

 

 

 

 

 

夕方早めの時間に来たのだけど、35テーブル待ち。

スマホで番号だけ取っておくこともできるので、今度からそうしよう。

 

 

結局、1時間以上待って。

 

 

 

ようやく私たちの番号が呼ばれました!

 

 

 

こちらのお店は飲み物の持ち込みもOKなので。

 

 

 

 

 

紹興酒。

温めてもらって、うまうま。

 

 

 

 

 

夫の大好物、タケノコの一品。

 

 

 

 

 

豆苗。

 

 

 

 

殻をしゃぶりつくしたい海老!

 

 

 

そして、いよいよ。

 

 

 

 

 

 

あの、炎の奥に見えるは。

 

 

 

 

 

ほっかほかのダックさん。

 

 

 

 

余分な脂をきれいにして、いよいよ。

 

 

 

 

 

いやほんま、めっちゃ久しぶりやな! 北京ダック~!!! 元気やったか~???

 

 

 

 

 

 

調味料は二人で1個をシェアでちょうどいいくらい。

 

 

あっつあつの皮はザラメをちょっとつけて直接もぐもぐ。

 

 

 

もちろん、餅(北京ダックを包む生地)にくるりと包んで、もぐもぐ。

 

 

約1年ぶりの北京ダックとの再会。

もぐもぐ、うまうま。

嬉しいお誕生日になりました!

 

 

 


大人気杭州料理「緑茶」 店内にお舟!?

2020-01-10 22:40:43 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華



北京に何店舗かある杭州料理のお店「緑茶」。





いつ行ってもどこの店舗も大人気!
常に大行列ができていてとても並ぶ気にならないほど。


そこで先日は夕方4時半くらいに行ってみたところ、並ばず座れました。(それでもすでに何組ものお客さんが店内に!


一歩入ってびっくり。





お舟!?





普通のテーブルが大半ですが、こういうお舟を模したスペースで食事もできるらしい。







隣りのテーブルはご家族連れ。


"舟の下は水なので、お気を付けを~"との注意書き。






ほんまや。
スモークもたかれて、めっちゃム~ディ~。


でも、ぷかぷか浮いたり動いたりするわけではないので、船酔いの心配は不要です。





店内は薄暗く。





何やら、心静かに神妙にお食事をいただきましょか…という気持ちになる




なんてことはなく。










煩悩に任せて、まずはビールを。






・・・って、紙コップ!?
これだけの店内設備で、なぜ、紙コップ!



気を取り直して食べ物を。






冬瓜。
しっかり目のお味。





豚肉の周りがカリッと香ばしい一品。


・・・のはずなんだけど、カリカリ感が若干物足りない。





優しいお味のお豆腐スープ。







茶葉と一緒に炒めた海老。ぷりっぷり!
(ちなみに、お急須は単に添えられただけ。なので思いっきりヒビ入ってるけど問題なし)



これまでほかのお店やデリバリーで食べたことがある「緑茶」のメニュー。
それに比べるとこの日のお味はちょっと期待外れだったか・・・。

とりあえずビールはグラスで飲みたい・・・と思ったのでした。


今年も上海蟹!

2019-11-10 20:51:13 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華
秋です。 中国の秋です。

ということは・・・。





「やっほ~!」



上海蟹の季節です。

前回の駐在時から、我が家では秋には必ず一度は上海蟹を食べて秋を堪能しよう!ということになり、日本にいる時もなんとか上海蟹を提供してくれるお店を見つけてこの習慣を続けてきました。



今年は。






蟹の引換券をもらった~!




で、2日間かけて北京にやってきたのは。





こちらの箱に入った、まだピッチピチお元気な蟹さん。
生ものだけあって、わざわざ業者から「届いた?」と電話で確認も。 

(なんというか、こういう確認作業までちゃんとするようになったんや・・・と、細かいところでも中国のサービスの進歩を実感して、感動する私)




一緒に送られて来たもの。
蟹酢と一緒に写っているのは、蒸す際に一緒に入れると蟹の臭みが抑えられるというものらしい。





では、さっそく蒸しましょう!!!






雄の蟹が思っていた以上に大きかったので、せいろは2段重ね。






雌の蟹さんはコンパクトにお行儀が良い。




上海蟹は生きているピッチピチさんをそのまま蒸します。

今回、雄の蟹さんのヒモがゆるかったのか、蒸してる途中で大暴れ。
ひえぇ~!とあたふたしながら何とか蒸篭の中に戻っていただきましたが、ほんと、命をいただいていることに感謝です。

有難う、蟹さん!





せっかくなので、近所の鼎泰豊でお野菜をお持ち帰り。




お酒はもちろん。






4月の杭州旅行で買ってきた20年物の紹興酒。





雄の蟹はねっとりとした白子がうまうま、雌の蟹はたっぷりの卵。

今年も中国の秋を味わうことができました。
ごちそうさまでした。





《囍鳳楼》で飲茶 そしてビールは・・・の巻

2019-09-05 18:00:41 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

先日。友人おススメの飲茶のお店へ行ってきました。

 

囍鳳楼

大望路温特莱中心A座底商1楼L101

 

 

 

広い店内。

(お店の写真を撮り忘れたので、ネットからお借りしました)

 

 

 

では、まずぐびぐびを・・・とビールを注文したところ、何やらひえっひえのお碗が出てきた。

はてな?

 

 

 

これまで数えきれないほどビールをあおってきた私ですが、この日初めて。

 

 

 

 

 

お椀で飲みました。

 

 

お碗は冷えているし、口をつけた時の感触も良いのですが、なんというか・・・。

 

 

 

 

三々九度みたい。

 

 

 

 

 

さてさて。

飲茶です。

 

 

 

 

 

どれもこれも。

 

 

 

 

 

外れがない!

 

 

 

 

 

飲茶は久しぶりだったけど、やっぱり美味しい・・・。

 

 

 

 

 

 

飲茶以外のメニューも美味。 これはモツとお大根の煮物。

 

 

 

 

 

これは・・・なんやったっけ?

韓国のトックみたいな食感でした。

 

 

 

 

 

マーラーガオも、ふわふわ。やさしい甘さで好きな味。

 

 

 

 

 

衝撃のお碗ビールを含め、大満足の飲茶ランチでした。

 

 


美味しいモツなら、ここ! 小腸陳

2019-07-29 22:39:56 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

みんな!!!

モツは好きか~!?

 

 

 

YES!と答えたそこのあなたは、今すぐ。

 

 

 

小腸陳へ!

南横東街194号

 

 

 

モツ、そして老北京菜、つまり古き良き北京のご飯が食べられるというお店。

なので、当然。

 

 

 

 

 

大繁盛!!!

少し時間をずらして13:00に来たのだけど、それでもこの状態。

 

 

 

私はこのお店初めてだったのだけど、一緒に来た友人は冬にも訪問したことがあり、その時はもっともっと人でごった返していたとか。

(寒~い北京。熱々のモツ火鍋を目当てにみんなやって来るのか)

 

 

 

 

 

さて。

お店に入って席を確保したら、メニューを見て食べたいものを決定!

 

 

 

それから。

 

 

 

 

 

並ぶ!

いかしたヘアスタイルのに~ちゃんも、ちゃんと並んでいます。

 

 

 

友人が注文してくれたので、このカウンターの奥を見ていなかったのですが、友人が撮ってくれた写真によると。

 

 

 

 

 

 

あらま。

 

 

 

 

 

 

美味しそうな北京ごはんがずらっとね!

 

 

 

 

そして。

 

 

 

 

 

 

ぐつぐつ煮えてるやん~!!!

 

 

 

 

 

注文して支払いを済ませたら、こんなレシートがもらえます。

 

 

 

 

 

 

店内の防犯カメラ映像でも見ながら出来上がりを待ちましょう。

 

 

 

 

で、できたものからマイクで呼び出しがあるので、自分で取りに行く・・・という仕組みらしい。

 

 

 

 

 

芹菜腐竹(セロリとゆばの炒め物)

 

 

 

 

 

麻豆腐(緑豆おからの羊油炒め)

これまで食べた中で一番好きな味だった!!!

 

 

 

 

 

炒疙瘩 (小麦粉もちもちの小さい麺の炒め物)

 

 

 

 

 

炸灌肠(でんぷんを揚げた感じ)

 

 

 

 

 

宫保鸡丁(鶏肉の炒め物)

 

 

 

そして、いよいよ・・・。

 

 

 

 

 

モツ!

 

 

ここまでモツだモツだと騒いでおいてなんですが、実は普段はあまりモツに接することがない私。

そんな、モツ素人の私でも「美味しい!」ともぐもぐ食感を楽しめるこの一品。

 

 

 

 

そしてそして。

 

 

 

脆皮肥肠(モツをカリッと揚げたもの)

 

これ!!!!! ほんまに美味しかった!!!

全く癖がなく食感を存分に楽しめる一品。

いやぁ、満足満足。

 

 

 

 

 

ほとんどのお客さんがモツを注文しているのですが(中にはモツonlyという人も)、よ~く見るとこれに合わせてる飲み物が。

 

 

 

 

 

北冰洋!

ファンタオレンジのような味。北京っ子が大好きなソフトドリンク。

(写真は以前別の店で撮ったものです)

 

 

 

どう考えてもここはビールでしょ!と思うモツなのに、なぜ敢えて甘いファンタオレンジ風を選ぶ?????

(もしや、幼き頃からモツ&北冰洋の組み合わせで育ってきて、これ以外の組み合わせは考えられないのか?)

 

 

 

 

さて。この日は仲良しのお友達との北京最後のランチでした。

寂しいな・・・。

 

でもでも、とっても国際的なお友達なので、次いつどこで会えるのか。その日を楽しみに!!!

 


春だ!市場だ!煎餅(じえんびん)を食べよう!

2019-03-08 20:44:51 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

すっかり春めいてきた北京。

気持ちの良い青空のある日。 市場へ行ってきました。

 

 

 

盛福小関市場

 

以前もブログでご紹介しています。詳しくは→ この日のブログ

 

 

 

 

公園のすぐ隣りにある市場。

合唱に興じる人々の声が響き渡って楽しそうやなぁ。

 

 

 

 

かなり広い市場。 

まだ春節飾りが残ってて、なんか華やかな感じ。

 

 

 

 

そして並ぶ果物も、南国フルーツが増えているような。

 

 

 

 

パイナップルは皮を剥いて売ってくれています。

 

 

 

 

新じゃが!

・・・ではなく、ミニマンゴー。

 

 

 

 

その臭さで卒倒した人は数知れず?かどうかはわからないけど、とにかくくっちゃ~いドリアン!

 

 

 

 

 

こちらは・・・漢方! こんなところで買えるんや!

 

 

 

お肉、お魚、野菜、果物・・・と食べ物が並ぶ中、突如として現れる、

 

 

 

 

日用品。

 

 

 

 

 

え? ここで買う?みたいな装飾品。

 

 

 

 

さてさて。

この日はとっても甘い有機いちごなども買ったのですが、一番の目的はこちら!

 

 

 

 

煎餅。

"じえんびん"と読みます。

 

 

私が大好きな中国のB級グルメ。

(この写真は以前撮ったので、店員さん半袖です)

 

 

 

 

ろくろのように回る鉄板の上に生地を流して。

 

 

 

 

 

均等にうす~く伸ばします。

 

 

 

 

生地の表面が乾いたら。

 

 

 

 

 

片手でパキョっと卵を割って。

 

 

 

 

 

絶妙な手つきでまずは白身部分だけを薄く火を通し、続いて黄身を広げていきます。

この技術!

すごいっ!!!

 

 

 

 

卵は2個。 すべてに火が通ったら。

 

 

 

 

それをパタッとたたんで、味噌だれ”醤(ジャン)”を塗り。

 

 

 

 

 

これら、お野菜などの中から好きなものを選んでトッピングしてもらいます。

葱、香菜(シャンツァイ)、辛みそなどが一般的。

このお店には生野菜もありました。

 

 

 

 

ちなみに私は今回、生野菜以外の全部のせでお願いしました。

(生野菜が入るとかなり分厚くなって食べにくそうだったので)

 

 

 

 

薄脆(薄く揚げたもの)を乗せて。

 

 

 

 

 

くるくるくるる~!

 

 

 

 

 

パリッパリ! サクッサク!!! うまうま~。

 

 

 

お店によって生地が少し厚めでクレープのような食感のものもありますが、このお店は全部パリッパリ!

美味しい~。

8元(130円くらい)で立派なランチ。

 

 

 

(・・・8元でも値上がりしたなぁ、物価上がったなぁと思ってしまいますが)

 

 

 

 

 

お行儀悪いけど、もぐもぐ食べ歩き。

公園の机でみんな楽しそう。 トランプかな? マージャンかな? 将棋かな?

 

 

 

 

 

こちらでは大音量でがっつり、だんしんぐ!

 

 

 

・・・の傍らで、一人キレッキレに踊るおばちゃんがいらっしゃったのですが、その観客は。

 

 

 

 

 

 

 

飼い犬、1頭。

黄色いおべべが可愛い。

 

 

 

 

 

今や、家から一歩も出ずにスマホで食品・日用品宅配からレストランデリバリーまでぜ~んぶ完結しちゃう便利な北京ですが、やっぱり市場は楽しい!

便利だから何もかも良いかというと、そうではないねんなぁ。

 

こういう風景は残ってほしいなぁと思うのでした。

 

 

 

楽しいランチ。

うまうま。

 

 

 

~おまけ~

 

 

帰り道ですれ違った男性が着用していたのは。

 

 

 

タンチョウヅル!?

しかも、刺繍!!!

どこで、買うたん!?


中国式アフタヌーンティで優雅な時間を

2018-11-12 20:07:09 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

先日、両親が北京に遊びに来た際にも行ったお店。

 

 

 

縁亭

将台路甲2号 諾金酒店1階

 

 

 

天井に青空の映像(?)らしきものが流れる諾金ホテル。

 

 

 

 

 

ここの中華や西洋式アフタヌーンティも美味とのことですが、この日は。

 

 

 

 

中国式へ。

 

 

 

 

 

なぜか鳥がお出迎え。

しかも、めっちゃ普通のセキセイインコ。

(最近、インコ園とか動物園とかで珍しい鳥ばかり見ているので、却って新鮮なセキセイさん)

 

 

 

 

 

落ち着いた店内。

 

 

 

 

 

平日と週末、両方訪れましたが、どちらもそれほど人は多くなく静か。

 

 

 

 

 

女性客は自撮り目当てっぽい人から、お茶に精通していそうな人、男性客はお茶を片手にじっくり語り合いたい感じの人などさまざま。

 

 

 

 

屋外にもテーブルがあるけれど、もうこの季節では無理。

 

 

 

さて。

アフタヌーンティは2人分が1セット。

お茶はそれぞれメニューから(と言っても3種類)好きなのを選べます。

 

 

 

 

中国のお菓子ってどっしり重いイメージでしたが。

 

 

 

 

 

甘いの、ちょっとしょっぱいの、どれもうまうま!!! 美味!!! 

特にエッグタルトはかなり好みの味でした!

 

 

 

2人用のテーブルではスペースがないので別の場所でお茶を煎れてきてくれますが。

 

 

 

 

 

広いテーブルでは、目の前でお茶を煎れてくださいます。

 

どちらもお代わり自由!

 

 

最近の北京ではあちこちで美味しいアフタヌーンティをいただけるようですが、中国式のアフタヌーンティはまた独特の味わい。

お琴や中国楽器の音楽が流れる空間で、なんとも優雅なひとときでした。

(アフタヌーンティは14:00~)


すっかり秋の北京! アワビ鍋でほかほか!! 中秋節快楽!!!

2018-09-24 20:52:28 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

朝晩すっかり涼しくなってきた北京。

温まるものを食べに行こう!と、先日。

 

 

なんだか近未来的なビルが並ぶ三里屯SOHOにあるお店へ。

 

 

 

 

 

銀灘金湯 三里屯SOHO店

工人体育館北路8号 三里屯SOHO二号楼三階311-312号

 

"四恵"という場所にもあるお店の別店。

 

 

 

アワビ粥とかお鍋が美味しいお店です。

 

 

 

 

最初に運ばれてくるのはタレとか薬味とか。

 

 

 

 

 

このタレ。 お醤油ベースに見えますが、色々おくぶか~い味です。海鮮ベース???

 

 

 

 

メニューはこんな感じ。

"鍋底"と書かれているところからベースとなるスープを選びます。(今回選んだのは、密制浓汤锅底 78元)

 

あとは好きな具を適当に選んだらOK。

 

 

 

 

注文が終わるとまず出てくるのはこちら。アワビのお出汁がたっぷり入ったお粥!

 

 

 

 

こちらは箸休めに注文した黒キクラゲ。

 

 

 

 

葱油餅。 もっと薄いのが来るかとおもったけど、ねじねじやった。

 

 

 

 

 

それではまず、スープそのものの味をいただきましょう。 

 

ずるずる。 うまうま。

 

 

 

 

 

 

あわび!

 

 

このお店では店員さんが全て作業を担当してくださるので、私たちはひたすらもぐもぐ、もぐもぐ。

絶妙の火の通り加減のアワビ。 やわらか~い!

 

 

 

 

こちらは海老のすり身。

私だったらついくるくる丸めてしまいそうですが、ここでは長方形。棒状にお鍋にin!

この方が簡単やし、これからは家でもこの方法で行こう!

 

 

 

 

プリップリ!

海老、うまうまでありがとう。

 

 

 

 

網状のきのこはスープをたっぷり吸ってうまうま。

味が淡白なので、たれはちょっとだけでいいよ!と店員さんからのアドバイス。

 

 

 

 

 

こちらはイカのつみれ。

 

 

 

・・・って、この日は白いものばかりが注文してしまいました。

 

 

 

 

〆は麺。

ほうれん草の麺です。

 

 

 

 

店員さんがぎゅい~んと伸ばしてからゆでてくれます。

 

 

 

 

 

ふふふ。 もっちもち!!!

 

 

 

 

最後はサービスのほのかに甘いスイーツ。 白キクラゲとクコの実が入っています。

 

 

風も強く気温が下がって来た北京。 

いよいよ秋の到来、そしてあっという間に冬が来ることでしょう。

 

 

 

さてさて。

 

 

 

 

今日は中秋節。

北京の空気も澄んでいて、綺麗な満月が夜空にぽっかり。

 

 

 

 

 

中国のみなさんにとって中秋節は家族が集まる大切な日。

 

 

 

 

みなさま。 楽しい中秋節を!


相変わらず美味しい『Lost Heaven』にはゆる~いスタッフがいた!

2018-09-18 20:21:13 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

とっても久しぶりに向かった先は。

 

Lost Heaven 花馬天堂

前門東大街23号G単元

(以前訪れたのはかなり前!→ この日のブログ

 

 

写真のいくつかは以前撮ったものですが。

 

 

 

落ち着いた店内。

 

 

 

 

 

素敵レストラン。

 

 

 

 

テーブルにはこんなのが用意されていて、注文を済ませるとサクッと持っていかれます。

 

 

さて、この日いただいたのは。

 

 

 

 

椒麻鶏。 美味しい~!

 

 

 

 

 

野菜たっぷり、うすい生地のチジミのような感じ。

 

 

 

 

こちらは、実に複雑な味の海老。 東南アジア料理のような感じ。

ソースも全部舐めたい。

 

 

 

 

豆のサラダ・・・らしい。

歯ごたえの良い豆&ナッツがすっごくいい仕事してまっせ。

 

 

 

さてさて、こんな素敵な雲南レストラン・・・にて私たちのテーブルのサービスをしてくれたのは、なんともゆる~い店員さん(若い男の子)。

 

 

今回私と友人はお白湯を、もうお一方はビールを注文されました。

お白湯がなくなったので継ぎ足してくださいなとお願いしたところ、彼はピッチャーを手にやってきて順調にコップにお白湯を・・・。

 

 

 

お白湯を・・・。

 

 

 

・・・・・おや?

 

 

 

ピッチャーのお白湯がなくなっちゃった???

 

 

 

 

すると彼、一言。

 

 

 

「水、なくなったわ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・見たらわかるわいっ!!!!!

(しかも、何でドヤ顔で言うねん!?)

 

 

 

その空っぽのピッチャーを手にぼ~っと立ち尽くす彼。

 

 

 

いやいや、お白湯の入った別のピッチャーを持ってきて~なぁ!

 

 

 

と言ったら、

「そうやね~」

みたいな感じでえへえへえへへ~と取りに行って、えへえへえへへ~とお白湯を継ぎ足してくれました。

 

 

 

 

食後。

再びその店員さんに、私と友人はコーヒーを注文。

もうお一方は。

 

「もう一本ビールいただこうかな?」

 

 

 

すると、彼・・・。

 

 

 

「えぇ~!? もう一本飲むんっ!?」

 

 

 

 

 

・・・吹き出してしもた。 

 

飲みたいもん、飲ましてくれ。

 

 

 

 

実に自由で、それがむしろ微笑ましい店員さん。

美味しいお料理とともに、楽しい時間でした。

 

 

 

 

 

お店からの帰り。 天安門広場。

これは・・・。

 

 

 

 

国慶節に向けてのデコレーション準備だ!

 

 

 

 

数年前に見たやつ。

めちゃめちゃ大きいこのデコレーションをどうやって飾り付けるんやろ?と思っていましたが、やはり重機を使っての作業だったのか~。