突然ですが、私の二胡には。
“宋飛”ってお名前が彫ってあり、更にこの二胡を手にする女性の写真がもれなくついていて、誰やこれ、勝手に私の二胡にさわるな・・・と思っていたらあらびっくり。 めちゃめちゃ有名な二胡奏者でした。
土曜日に行ってきた二胡コンサートはその宋飛さんとお弟子さんの演奏会。
立派なホール。
演奏する手の動きがよく見える最前列で60元(750円程度)。 いいんですか? ほんとに。
更にさらに、チケットを見せたら。
アイスまでくれた。(正直ちょっと、もさもさしたアイスだったけど)
二胡のコンサートは初めて、そして私が習っている先生以外の演奏を間近で見るのも初めてだったんだけど、奏者によって演奏の仕方も音色も全然違うのだな~と実感しました。
勉強になります!
・・・・が。
隣に座ったおっちゃんおばちゃん4人組!
あんたら・・・。
うるさいねんっ!!!!!
ホールの入り口ではスタッフが持ち物をチェックして、ペットボトルなどは一切持ち込み禁止。
なのに、隣のおばちゃんはどんな技を使ってすりぬけたのか、悠々とお茶を飲む始末。
(もちろんスタッフに怒られてたけど、おばちゃん、ぜ~んぜん平気。 怒られてもがぶがぶ飲んじゃうぞ!)
そしてあろうことか演奏中。 ぼそぼそ、ぼそぼそ・・・としゃべるしゃべる。
ちょっと静かになったかと思ったらこんどは。
バッタン! バッタン!
何っ!? なんの音っ?
と思ったら。
演奏で興奮したのか、はたまた膝が痛くなってきたのか、おばちゃん足踏み。
聴く気あんのか?
大半の人々がマナーを守ってしずか~に聴き入っているというのに、なぜ私の隣の4人組に限ってこれ?
(座席運、なさすぎ??)
ま、とにかくいろんなことがありすぎた二胡コンサート。忘れられない1日となりました。
会場をあとにして歩いていたら。
ライトアップした天安門。
夜にこのあたりに来ることなんてほとんどないから、ものすごく新鮮。
それにしても天安門広場。
明るすぎるで。
節電の夏とは程遠い北京の夜なのでした。
次回のコンサートでは座席運が良いことを祈ります。