北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

『中国国家博物館』 解説を聞くと理解が深まるのだ~!

2012-08-28 23:12:27 | 北京暮らし おでかけ編

今日は朝から。

 

て~んあ~んも~ん!

 

 

じゃなくて、そのすぐ近くにある、

 

 

『中国国家博物館』へ行ってきました。(中国国家博物館 日本語サイト→ こちら

入場のチケットを手に入れるための長~い列ができているのだけど、今日の私はそこに並ぶことなくするっと中へ!

というのは。

 

 

 

チケットもらっちゃったからです。

 

前回の北京滞在時、ず~っと中国語を教えてくれていた老師はもともとは高校の歴史の先生だったこともあり、この博物館のガイド資格も持っておられます。

「先生の解説を聞きながら博物館をめぐりたい!」という私のリクエストに応えて、今日、国家博物館ツアーが実現しました。

先生にもらったチケットでするっと中へ。

 

 

 

それにしても。

 

 

 

でかい。

 

 

 

でかすぎる。

 

3年以上の月日をかけ、そして多額のお金を投じて改装した博物館。

世界最大級、アジア一の大きさを誇るとか。

 

 

さて、今日私たちがお勉強したのは。

 

 

 

中国の古代からのお金の歴史。

 

 

 

この博物館、フラッシュ・三脚を使わなければ写真はOK。

 

 

 

 

古代、それこそ何千年も前から近代までのお金がずらり。

 

 

続いて、玉(ぎょく)の歴史。

 

 

 

玉こそチャイナって感じがする・・・。

 

 

 

 

こちらは、磁器。

大英博物館に保管されている品も期間限定で展示されており、これは期間中に是非とも見ようと思っていただけに嬉しかった~!

 

 

 

今日見た展示物は博物館全体のほんの一部。

とにかく素晴らしい展示品の数々なんだけど、驚くべきことにこの博物館の入場料は。

 

 

 

無料! イインデスカ?ホントニ?

 

 

 

ここ以外の博物館でも無料化がすすめられているそうです。 

(ただし入館にはパスポートが必要)

 

 

 

ちなみに、ルネッサンス期の作品を集めたこの特別展示は。

 

 

 

 

10元(120円ちょっと)。 

みんな、博物館へ行こう! 

 

 

 

さて。

美術館や博物館というのは、説明を聞いて理解して初めて鑑賞できるものだと改めて実感しました。

これまでさほど興味がなかった分野のものも、説明を聞くともうほんとに面白くって、一気に興味がわきますね~。 

 

 

でもね・・・。

 

 

先生の説明を聞こうと、とにかく集まってくる中国人。(ま、先生も「みんな聞いていいよ~」って言ってたけど)

 

 

 

夏休み中なので、ちびっこも。

 

 

そして、最初からず~っと一緒に話を聞いていた青年。

彼は黒ぶちメガネをかけていたのだけど、なぜか。

 

 

 

 

レンズなし、縁だけのメガネだった。

レンズはどうした? レンズは??

 

 

 

そんなこんなで、多い時は20人くらい団子状態で移動してたんだけど、特に磁器の説明なんかだと日本の陶磁器の影響を受けた話も出てきて、『日本』という単語が出るたびにちょっぴり緊張。

周りの中国人の中には「あれ、この人日本人ちゃうん?」みたいな目で見た人もいたけど、何を言われるわけでもなく、みんなで一緒にお勉強という和やかな雰囲気でした。

あ~、よかった。 

 

 

知らないことを知るというのはほんとに楽しい!