北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

トイレはトイレで! よろしくお願いします!

2012-08-30 22:13:28 | 北京暮らし 中国のひとびと

今朝起きて窓の外を見たら、一瞬雲の中にいるのかと思ってしまいました。

 

 

空気真っ白。

雲の上~とかメルヘンなこと言ってる場合ではなく、絶賛大気汚染中の北京の朝です。

 

ちなみにこんな光景にもかかわらず天気予報は『晴れ』。

太陽はどこやねん! 太陽を出せ! 太陽を!(残念ながら汚染に埋もれてます・・・)

 

 

 

・・・とまあ、しょっぱなから残念ネタだったので今日はこの路線で。

 

 

 

北京の歩道はたいてい、

 

 

 

こんな風に木が植えられているスペースがあるのだけど、私、絶対この写真の人達みたいに腰かけたりしません。

 

だって・・・。

 

 

 

ここは、お子ちゃまたちのトイレスポットなんやもんっ!!!

 

 

 

以前もご紹介しましたある地下鉄駅の銅像でわかるように、

 

 

今でも小っちゃい子のパンツはぱかっと割れていて、どこでもトイレOK状態になってます。

ちなみに、ぱかっと割れてないぱんちゅでも、さくっと下ろしていつでもどこでもトイレタ~イム!

いやぁ、便利便利。

 

 

・・・なのは、その親子だけ。それを目にするこちらの身にもなってほしい。

(とは言え北京の人々は、その光景を当たり前のものと受け止めています。その平常心、私にもわけてくれ)

 

 

こういう残念トイレシーンはたいてい、こういう土のある所とか、マンホールの上とか、排水溝とかで目撃されます。 なので。

 

 

地面に不自然な液体の跡があれば、絶対に近寄らない。

 

これ、私の中の鉄則です。

 

 

 

まあ、6年前に滞在していた時は、建物、たとえば空港などでも平気でトイレタイムが始まり、当たり前のようにそれをモップで拭く清掃員がいたし(もちろんそのモップで掃除は続けられるのだった)、さらに驚愕だったのは、日本→北京のJAL機内でなぜか、

 

 

子供が赤い洗面器に用を足していた。

 

 

すぐそこにあるやろ、トイレ!

そもそもなんで赤い洗面器を持ち歩いているのかが疑問。

それを手渡されたJAL添乗員さんの表情、忘れられません・・・。

 

 

 

 

こういう思い出(?)に比べたら今の北京はずっとマシと考えるべきか???

 

  

 

 

ところで昨年秋。

 

 

北京では『北京精神』というのが制定されました。

街中のあっちこっちで目にするこのスローガンなのだけど、この4項目うんぬんよりも「トイレはトイレで!」っていうのを是非とも入れてほしい。

 

 

 

ちなみに、天安門広場の大きな掲示板にも北京精神がど~ん!

 

 

なかでも。

 

 

『愛国』は北京精神の中核をなすようです。

 

 

そんな『北京精神』ですが市民の間からは、「北京精神といえば、“渋滞”“多すぎる役人”“砂埃”“だらだらおしゃべり”やろ」みたいな冷めた意見が出てるとか。 

誰でもいいから、「どこでもトイレは絶対ダメ!」という熱い意見を出してください。 いやいやほんま、よろしくお願いします。

 

 

 

にゃおはんは、ちゃ~んとトイレを使える良い子。