北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

国子監の路地の奥でみつけた小さな図書館

2012-08-18 17:58:37 | 北京暮らし おでかけ編

今日、北京らしい下町の風景と、こじゃれたカフェなどが混在する『国子監』というエリアへ行ってきました。

 

 

国子監。

・・・についてはまたあとでサクッと語るとして、今すぐ知りたいという方はネットで検索してください。

 

 

最寄りの駅は地下鉄2号線or5号線の『雍和宮』。

以前ご紹介しましたチベット仏教寺院のすぐ近くです。(その日の日記は→ こちら

その時も思ったのだけど、この界隈は。

 

 

 

やたらと占いの店が多い。

 

 

 

細い通りにずらっとね。

いつかどこかでみてもらおうかな・・・と思うものの。

 

 

 

なんとな~くこの人はやめておこうかな。

 

 

 

この界隈はチベット寺院の近くとあって、お線香とかチベット仏教関連のものを売る店も多いのだけど。

 

 

 

この店、入り口にピーナッツがてんこ盛り。 なんかのまじないか?

 

 

 

それではこの角を曲がって、国子監街を歩いていきましょう。

 

 

 

牌楼をくぐるとそこは、国子監街です。

 

 

 

お天気が良ければ、もっと爽やかに見えるはず。

 

 

ちなみに今日も北京は。

 

 

 

空気まっしろ。 絶賛汚染中。

というわけで、マスクして国子監街を歩いてます。

 

 

 

・・・と、なにやら気になる案内を見つけました。

『民間流動図書館』???

 

 

 

 

車がとても通れなさそうなこの道の先にあるらしい。

 

 

 

てくてく、てくてく。

ほんまにあるの?と心配になったころ。

 

 

 

 

再び案内板。

 

 

 

もんのすご~くローカルな路地に入っていくらしい。

で、角を曲がると。

 

 

 

おぉ~!

サーカステントのような小屋が!

 

 

建物の前には“ご自由にお取りください”風に雑誌が置かれ、さらにその奥の入口から入ると。

 

 

 

ありました!

8畳くらいのスペースに本がぎっしり。 ここがどうやら図書館らしいです。

 

 

 

・・・って、『民間流動図書館』って何?

さっぱりわからないのでお店の青年に聞いてみると。

 

 

「好きな本があればここで読んでもいいし、月に2冊までなら持って帰ってもいいですよ。ほかに読みたい人がいたらその人にあげてもいいし。」

 

 

・・・って返さなくていいんですか??

 

 

 

「多くの人に本を読む機会を広げたくてやってるんです」

 

 

 

まぶしすぎるぜ、青年。

 

 

 

「お友達にも紹介してくださいね」とまぶしすぎる青年はパンフレットまでくれたので、家に帰って調べてみたら、この図書館を紹介したサイトがありました。

→ コチラ

2009年、徐さんという人が全ての資金を負担して立ち上げた図書館なのだとか。 

ちなみに、家にある不要な本を持ってきてもいいそうです。

 

 

 

 

広がる本の輪。 いいなあ・・・。