欠礼挨拶 2006-09-27 | 想い・雑感 久しぶりに、主なき実家の掃除に行った。 両親の名で出した、祖母の欠礼挨拶状が出てきた。 父の名で出した、母の欠礼挨拶状も。 家に帰れば、私の名で出した父の欠礼挨拶状がある。 私の分は、私自身が見ることはないのだろうが、いつか行く道。
筋弛緩薬 2006-09-27 | 医療・病気・いのち 手術をしているとき、特に繊細な操作をしているときに、突然患者の体が動いたら非常に危険。意識がなくても、手術操作の刺激などで反射的に筋肉が動いたりする危険性がある。手足を縛ったとしても、お腹の手術をしているときに、腹筋や背筋が収縮すれば体が動く。 そうならないようにするために、筋肉の収縮を押さえてしまう薬を使う。筋弛緩薬だ。 これを使用すると呼吸筋も収縮しなくなるので放っておけば死んでしまう。そこで人工呼吸をしておく必要がある。 ちなみに筋弛緩薬の一種であるツボクラリンは、毒矢に使用されたことで有名。また筋弛緩薬としては使用されないが、フグ毒であるテトロドトキシンや、食中毒の原因菌の一つであるボツリヌス菌の毒素ボツリヌストキシンなども筋弛緩作用があり、放置すると呼吸が止まって死に至ることがある。 ボツリヌス毒素は、局所注入することにより、しわ、裂肛(切れ痔)、多汗症の治療に用いることがあるが、私は経験がない。
サイクリング 2006-09-27 | 旅 自転車に荷物を積み旅に出る。そんなことを昔やっていた。 確かはじめていったのは能登半島。 羽咋駅に降り立ち、まだ慣れぬ手つきで自転車を組み立てた。快調なスタートだったが何と土砂降りの雨に見舞われた。いきなり旅の洗礼。その中を「俺、何してんだろう。」と若干の疑問を感じつつペダルを漕いだ。 全身ずぶぬれ。下着までびっしょりになりながら、坂道を漕ぎ上がる。そんな経験はその後何度となくすることになったが、その時は一瞬止めようかと思った記憶がある。 旅は何が起こるかわからんなあ。人生が旅に喩えられるはずや。 などとぶつぶつ言いながら漕いでいるうちに、雨は上がった。 輪島へ到着。泊まったのはユースホステルだったはず。いやー、記憶って本当にあやふやになりますね。翌日、朝市をのぞき、棚田と日本海を眺めつつ、半島の先っぽで見たのは軍艦島(正式名称?)。その後どこかに泊まったのか、どうやって帰ったのか、今思い出せない。