Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

キュウリの種

2018-06-30 | 想い・雑感
キュウリが1本だけぶらさがっていた

庭の隅に種をまいた後
忘れてしまっていたが
芽を出し育っていた

そっと触ると
ちくちくと痛い

キュウリを買うときには
とげがしっかりしているのが良い
と聞いたことがあるので実践していたが
なっているキュウリは
とげのレベルが異次元だった

小口切りにしていただいた

キュウリの種を実感したのは
久しぶりと感じた

そういえば種をつけない野菜や果物が
多く栽培されていると聞く

遺伝子技術が生み出した
一代限りの生命

実は付けるけれど
雄しべがないから
種を残すことが出来ない

野菜をみると
農業を思い浮かべ
第一次産業との言葉も連想するが

科学の最先端技術に
席巻され
本来存在しえない生命体が生み出されている

人間はこの生み出したものを
本当にコントロールし続けることが
できるのだろうか

キュウリの種は柔らかく
瑞々しかった


風圧

2018-06-26 | 想い・雑感
走る車の窓から
外に出した手は
ぐいっと押される

ぶつかる空気の力は
思いのほか強い

バイクで高速を走っているときの
体が受ける風圧もなかなかなもの

長距離を走れば
若くはない体に疲れがたまる

私のバイクには
そこそこ大きな風よけがついている
そのシールドは
多少上下に動かせるので
体を押しのけようとする風圧を
状況に合わせて加減できる

もし風よけがないバイクに乗るなら
スピードを控えればよい

何せ運動エネルギーは
速度の二乗に比例するというから
ゆっくりのんびりに徹すれば
体を押す力も
そよ吹く風となる

人生だって
力まずゆっくり進み
景色を楽しめば
疲れを軽減できるもの

力技で進む必要などない

どんどん加点

2018-06-15 | 想い・雑感
学校でのテストは
問題の全てに大正解だと
満点がもらえる

しかし人生では
何が満点なのか決まってない

もし決められるとすれば
自分自身

減点主義を脱して
どこまでも加点して行く

そう考え
実行できれば
愉快な生き方ができそう

人を批判することも少なくなるし
人の批判を冷静に聞くこともできる

冷静にとは
批判を聴いて
自分にとって聞くべきか
聞く必要もないかを
感情を乱されずに判断できる状態かな

なにせ加点主義なら
人生の得点が
上がり続けるのだから

アジサイ

2018-06-13 | 想い・雑感


土壌の性質により
つける花の色が変わる
と聞く紫陽花

庭には紫色のものや
桃色に近いものも咲いている

玄関先には白いアジサイ

どういう土だと白になるのだろうか

環境に応じて
まとう色を変える花

状況に応じた
柔らかな発想を持って
私も生きたい

最終日

2018-06-10 | 想い・雑感
いろいろなことを想像しながら
楽しみに待っていた修学旅行

気が付けばあっという間に
最終日

時の流れの迅速さ
終わりの時があるという現実

そんなことを感じながらも
終わりなんてないことにして
その後も時を過ごしてきた

飼っていた犬の死を帰省の際に知り
退屈だと思っていた授業に最終講義があり
いることが当たり前だった親が逝き
家にいるものと思っていた子供が巣立つ

何にでも最後の時はやってくる

なんとなく過ごしている
今日という1日にも終わりはある

最初で最後の今日という日に
あらためて感謝する

これまで起きた多くの出来事は
今日を迎えるために必要だったと
納得する

無駄と思った時間にも
きっと意味があったのだと

何もせずぼんやりしていた時間にも

血管網

2018-06-06 | 想い・雑感
土の凸凹道が減り
舗装道路がどんどん伸長していた時代

様々な物資を
大量に車で搬送できる
主要国道は
大動脈に例えられていた

大静脈と呼ばれるのを
聞いたことはない

運ぶ荷物を栄養と考えて
動脈と称するのがしっくり来るからだろう

でも血液を循環させ
老廃物を回収し
処理現場まで運ぶ静脈がどんどんなければ
物は回らない

道路は動脈であり
静脈であり 毛細血管だ

隅々まで繋がる
血管網だ

透明

2018-06-03 | 想い・雑感
小学生低学年のころの海水浴
沖の飛び込み台まで行くのは
一つの冒険であった

ある時足の届かないところにある台に
ようやくたどり着き
上に上った

水の濁りで海底は見えなかったが
エイッと飛び込んだ

ごつん

一瞬何が起こったのかわからなかったが
頭が海底の砂地にぶつかったのだった

自分の足の届かぬ深さなら大丈夫
と考えたのが浅はかだったのかもしれない
しかし透明であれば
海底の状況もわかり
飛び込むこともなかったと思う

透明性というのは
安全性に繋がるという教訓を
その時得たわけではないが
よく見えることは大切だ

情報だって透明性が担保されていなければ
安心できない
都合が悪い部分を開示されない
そんな情報は全く信用できない

だから現政権が何を言っても
不信のみが湧き上がる