Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

ロールキャベツ

2011-10-31 | 想い・雑感
久しぶりにロールキャベツを作った

以前はガラス製のボールにキャベツを入れ 
ラップをかけてチンすることで
キャベツの葉を取っていたが
2回ほど前から
お湯で茹でるというオーソドックスな方法に戻った

自然とはがれてくる葉を
一枚ずつ水に取る
という時間のかかりそうな方法だけど
葉がきれいな形で回収できるし
無駄がほとんど出ない
それに結局早い


犬が侵入

2011-10-29 | 想い・雑感
インドでF1が開催されるのは初めてのこと
準備が遅れていると聞いていたが
どうやら開幕されたらしい

ところが犬がコースに侵入し
大会スタッフが犬を追い掛け
コースから追い出すという一幕もあったとのこと

インドのイメージを損なう多くの問題の一つとして報じられていたが
不殺生を大切にするであろうインドらしい一幕と
僕はにんまりしてしまう

合理性の徹底的追及の場であるF1が
インドと出会えば起こりうる必然のような気もするしね

大学目薬

2011-10-28 | 想い・雑感
入院中の70代男性が
「目薬が売っていない」とおっしゃる
「売店にないなら処方しましょうか」
「いやいや、僕はずっと大学目薬しか使わない」

大学目薬
なんと久しぶりに聞いたことだろう
今や様々な商品がありすっかり忘れていたが
昔はよく見かけた
今でも販売中とはちっとも知らなかった

今度買ってきてあげようと思っていたのだが
翌日にはベッドサイドにすでに大学目薬が置いてあった
見つけてきたんですね

あらためてネットで見てみると
なかなか歴史のある目薬のようです
知りませんでした

北杜夫

2011-10-25 | 想い・雑感
「どくとるマンボウ」を冠した小説を何冊か読んだのは
小学校高学年から中学のころだった
楽しく読んだ記憶があるが
特にわくわくしたのは航海記

その時抱いた船医へのあこがれは
長いこと心に残った
恐らく10年以上

しかし
波が少しある日のスキューバダイビングで
すっかり酔ってひどい目に遭ったとき
俺には無理と悟った

まんぼうさんの訃報を聞き
そんなことをふと思い出した

合掌

優先順位

2011-10-25 | 想い・雑感
食道がんに対する放射線化学療法後
化学療法を継続していたKさんが
予約日を延長し
その延長した予約日にも
顔を出さなくなって半年以上

久しぶりに予約の電話が入った
当日現れたKさん
全体的に生気が感じられず痩せていた
食べられなくなったことと腹痛で
ようやく受診するつもりになったらしい

来なくなったのは治療する気が無くなったのかとお聞きすると
入院治療しているころから
会社の調子まで悪くなり
その立て直しで治療どころではなくなっていたとのこと
そういえば一緒にやってくる親しい人も一気に老け込んでいた
よほど大変な時期を送っていたのだろう

医者は患者さんを
どうしても病気と結びついた人として見てしまうのだが
どの患者さんも本来は社会の中で生きている人
そちらが優先されてしまう事態も仕方がない

「勝手に来なくなって、今さら来ても怒られると思ったけど…。」

怒るわけないでしょう
でも怒る医者もいるのでしょうね

できる積極的治療はあまり残されていないけど
なるべく日常を送っていただきながら
できることをやっていきましょう
調子の良い一日を少しでも多くしましょう
ね Kさん

相棒ten

2011-10-21 | 想い・雑感
相棒tenが始まりました

このテレビシリーズ
ほとんどすべて見ていますので
今シリーズも楽しみ

ところで主演の水谷豊さん

私は彼を見るたびに
「傷だらけの天使」
というテレビ番組を思い出します

ショーケン(萩原健一)を兄貴と慕う
チンピラ役で出ていたころの
水谷豊がどうしても浮き出てくるのです

その番組の筋はすっかり忘れてしまいましたが
オープニングテーマ曲で使われた
都会的でかつ退廃的な響きのサックスによる主旋律も
しっかり記憶に残っています

得心

2011-10-21 | 想い・雑感
水を撒く

場所によって
地面の質によって
沁みこみ方 
沁みこむ速度が違う

何かの話を聞く
聞き手によって
理解の仕方とその速度
がちがう
心の底にすとんと届くか否かも違う

「手術の説明を聞いていて
本当に私は癌なんだなぁと
改めて思いました。」

食道がんのSさんは
ため息をつくように言った


諫早の堤防道路

2011-10-19 | 想い・雑感


諫早湾の一部を遮断する堤防
その堤防上に道路がある
地図をみて
その直線道路を走ってみようと思った
もやがかかり見えないが
対岸は雲仙

確かにまっすぐな道路でした



バイクで走るには
あまりにもまっすぐで
面白みのない道でした

それにしても
なぜ遮る必要があったのか
よくわからない堤防です


美男美女?

2011-10-18 | 想い・雑感


びわの葉をどう使ったのか知らないが
びわの葉焼酎
枇男枇女

その言葉遊びに気持ちが動き購入
もともと枇杷の葉がどんな香りなのか知らないこともあり
どこがどう枇杷なのか飲んでもよくわからない

飲みやすい焼酎ではありますけどね

まあ文字通りの美男美女は我が家とは縁がないので
これでも飲んで溜飲を下げますかね

炊飯器

2011-10-18 | 想い・雑感
先週 我が家の炊飯器が壊れた
ふたについている圧力調整部分から
蒸気が漏れすぎる状態になりうまく炊けない
当然買い替えを考えたが
まずは自分で炊いてみようと思った

フライパンで試した
ためしてガッテンを参考にしたが
家にあるフライパンのふたでは蒸気の漏れが多いようで
水分が足りなくなり硬ーいご飯に

次はちょっと重めのステンレス鍋に変更
数回やってみるうちに
ふっくらご飯
なかなかうまい

炊飯器が進歩しても保温しているうちにまずくなる
保温を当てにせず炊き立てを食べるのが結局うまい
というあまりにも当たり前な結論に達し
しばらくは電気炊飯器なしでやってみることになった

さていつまで続けることができますか

時計の文字盤

2011-10-15 | 想い・雑感
子供のころ
真っ暗な中から
かすかなうす緑の光とともに浮き上がる
時計の文字盤をみて
不思議だなあと思ったのを思い出した

あれは
夜光塗料だったのか蛍光塗料だったのか
光にしばらく当ててから電気を消してみても
発光の強さが変わらなかったから
きっと夜光塗料だったのでしょうね

その発光にラジウムが使われていたとは知りませんでした

身の回りには
人が作り出したものがあふれていますが
その一つ一つに様々な知恵が蓄積されているのでしょうね
知る というのは楽しいことです

目の前にある
何? なぜ?
を深めていくと
知識や理解がぐっと広がっていくのでしょうね

ブレーキパッド

2011-10-14 | 想い・雑感
バイクを走らせていると
後輪のブレーキをかける際に
なんとなく金属同士が擦れ合っている感触がある

エンジンブレーキと前輪のブレーキのみを使うようにし
バイク屋さんへ直行

後輪ブレーキパッドの一方が擦り減ってしまっていた

パッドが届くまで数日かかるとのこと

少しの間
バイクはお休みです

一度きり

2011-10-14 | 想い・雑感
大腸癌があり
肝臓に大きな転移があり
肺にも多くの転移がある
他院で抗がん剤治療を行われてきたが
腫瘍は日に日に大きくなる

当然根治は望めず
癌に対する治療は控える時期と考えるのがふつう

そんな現実は受け入れたうえで
できる治療を行い
少しでも長く生を保ってほしいと懸命な息子
それに応えようと手術も受けたいという母親

第三者として
そのありようを執着だと切って捨てることは簡単だが
それが二人称 一人称の出来事だと考えたとき
そんなに簡単に割り切ることができないひとがほとんどだろう

煩悩を滅することが悟りだとしても
とてもそんな高みに到達できず
煩悩を抱え込んだまま生きていくしかない私たち

なかなか実行は難しいけれど
医療もそんな人間をまるごとそんなものと受け入れて
患者さんや家族に向き合う必要があるのだと思う

その母子にとって
治療に向かうことが
大切な時間であり
納得するために必要な事ならば
できる医療は提供させてもらいたいと思う
状況が厳しいという事実を共有したうえで

雲仙普賢岳

2011-10-13 | 想い・雑感


雲仙で大火砕流が起きて20年が経つ
流れ出た溶岩は今もその爪痕をはっきりと残しているが
すでに草木がすこし伸びてきている

島原から熊本へ渡るフェリーから写真をとった
下の衛星写真の右側から見た状況である

もやがかかりかすんでいるが
そこだけがまだ茶色っぽい肌を見せている

ここが緑豊かな山に
姿を変えるには
どれほどの月日が必要なのだろうか


選ぶ

2011-10-13 | 想い・雑感
正誤問題解くように
〇×はっきりするなら良いけれど
人生にそういう問いは
多くはない

病と如何に向き合うか(向き合わないか)
それはその人の生き方で
すべての人が正しいと考えるような選択があるわけではない

どこまでも積極的治療を望む人もいれば
いずれは終わる命とあまり治療を望まぬ人もいる
さらに望む人の中でも 望まぬ人の中でも
それぞれの選択肢は多様に広がる
生き方が多様なのだから当然ともいえる

医師は医師なりに
個々の患者さんに取ってより良いと考える治療方法を勧めるわけだが
患者さんが
自分の 人生観 哲学 思想
をもとに行った選択を
可能な限り支えることも大切となる

ただし倫理的に受け入れられないものは当然拒絶
受け入れてくれる人を探してもらうしかない