Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

息を引き取る

2011-09-28 | 想い・雑感
日本語は主語がはっきり書かれないことがほとんどなので
いったい誰が・・・?
と疑問に感ずることがよくある

人が亡くなったときに使われる
息を引き取るという表現も
主語がはっきりしない

私は
残されたものが
去り行く人の息を引き取る
と理解していたのだが

死に行く人自身が主語と考える人もいるようだ

逝く人の様々な想いや願いを
引き継いでいきますよ
との思いを表現したものと考えたほうが私にはしっくりくる

まあいずれにしても
この表現は
呼吸が止まった状況で死と考えるものであろうから
脳死を死とした場合は
どうも息を引き取れないような気がする

進化

2011-09-27 | 想い・雑感
裸一貫で
衣類も
道具も持たぬ人間が
動物として生きていける場所は
地球上のかなり限られた地域と思われる

極寒の地などは
高度な防寒用具がなければ生きていけないし
いわんや宇宙空間など
生身の人間がそのままいけるわけがない

人は
種としての進化の代わりに
道具を進化させることにより
多くの環境に適応してきた

それもある意味
人間という種の進化と言えるのかもしれないが
その進化がかえって
ヒトという種を滅亡に追い立てるものになるのかもしれない

無限の時の流れ?

2011-09-27 | 想い・雑感
自分の命が
どこかで永遠の時とつながっている
という実感を持つことができれば
死への恐怖がなくなるかもしれぬと思っていたが

宇宙生成の過程で作り出されてきた原子もいずれ消滅し
僅かな素粒子が行きかうだけとなり
宇宙が消滅するなんてことを聞くと

永遠の時
などという概念も
人の脳が作り出した
バーチャルなものなのかもしれず
そこにすがって死への不安を拭い去ることなどできそうにないと思いわれる

一神教の世界観 宗教観を持たず
死後の良き世界などを信じることのできない日本人にとっては
死が必然ということを
諦めるという困難な道しか
恐れを拭い去るすべはないのだろうか

絡まり

2011-09-26 | 想い・雑感
船釣りで
他の釣り人の釣り糸と自分の糸とが絡まることがある
これを オマツリ と呼ぶようだが
一旦糸が絡まると
それを解くには随分と根気が要る

場合によっては絡まった部分を切ってしまうしかなくなる
これが絡まりを解消するには手早いのだが
それぞれがまた仕掛けの準備をすることになる

また切り取った絡まりをそのまま置いておくと
何かの拍子にその絡まりに糸が絡まるなどということになるから
切り落した絡まりも処分しておく必要がある


人生の中でも
さまざまな絡まりができる
絡まる前に用心すればよいのかもしれないが
なかなかそううまくもいかない
その絡まりを何とか解いたとしても
わだかまりがきれいさっぱりとは消えない

こだわりを捨て去れば
絡まりなんて捨て去れるのかもしれないが
捨て去ったものがほかの人に影響することもある

難しいものだ

飛行機

2011-09-25 | 想い・雑感
飛行機に乗ることは嫌いではない
でもなるべく乗らない
学会で遠方に行くときも
なるべく新幹線などを利用する
この15年間くらいで
飛行機に乗ったのは確か3回

みな墜落しないことにして搭乗するが
心のどこかで
少しは気にしている

泳ぎ続けなければ死んでしまうマグロのように
推進力が途切れれば
墜落するのがものの道理

坂本九さんや向田邦子さんの事故を思い出すだけで
起こりうることと確信できる

子供たちが独立するまでは
もうしばらく
あまり飛行機には近づかない つもり

2011-09-25 | 想い・雑感
我が家のデッキに
葡萄のつたが絡まる
今年もぶどうジュースを作ったが
全ての房を収穫したわけではない
収穫のタイミングを失した

その葡萄に誘われて
蜂がやってくる
こうなってしまうと
長い柄のはさみで切り取るのだが
近づくのがちょいと怖い

ホースで水をかけ
追い払った隙に
近づくのだが
蜂さんだって生き抜き子孫を残すのに一生懸命

まあいいか

有難味が…

2011-09-24 | 想い・雑感
通夜に参列した

浄土真宗ということで
白骨の御文も読誦された

こういう場でこの文章が読まれると
心に染み入り
いずれ自分も行く道だと考えさせられるものだが
お坊さんのビブラートが強すぎてどうも入ってこない

節回しって
大切だなぁ

2011-09-24 | 想い・雑感
一人でバイクを走らせるとき
あまりはっきりした目的地は決めないことが多い
目的地を強く意識すると
その地へ至ることがまさに目的となり
途中の行程を味わってないような感じがするから

目的地にならないような場所での
ふとした風景の中に
こころ和ませるものがよくあるのだが
頭の中が目的地に向いていると
全く気付くことなく通り過ぎてしまう

気持ちが急ぐと
心に余裕がなくなり
バイクを走らせているまさにその瞬間の 今 を
味わいきっていないような気がする

日常生活の中で
明日のこと
来週のこと
もっと先のこと
に心を奪われて
人生の 今 を味わっていないのと同じ

今を生きる
今を味わう

難しいね

先のことを考えずに生きるわけにもいかないしね

判断

2011-09-22 | 医療・病気・いのち
胃癌の見つかったNさん

抗がん剤治療も効き目がなく
余命1年は難しいという肺がんがあるというので
胃癌に対する治療を行わなかったという

通常肺がんに比し胃癌の方が進行が緩やかだから
間違った判断ではなかったと思われるが
予想に反し
胃癌の方がかなり急速に増大し
胃の出口を塞いでしまった

周囲へも広がっており
切除できる状態ではなく
バイパス手術が行われた
肺がんの進行を待たず
胃癌が予後を左右する状態だ

癌に対する治療方針を決めるときは
患者さんの状況を総合的に判断することになるが
いくら他に不利な状況があったとしても
見つかった癌に対する治療が可能ならば
やっておかなければ後悔することもある
と考えさせられた

まあ
進む方向を決めて
しばらくたった後にしかできないのが
後悔ではありますから
別の選択をしたから後悔しなかったかどうかは
わかりませんが

収穫

2011-09-18 | 想い・雑感
放置しているにもかかわらず
居間の外で毎年ブドウが実をつける

強い日差しを遮ってくれていた葉は
もうじき散り始めるだろう

季節の移ろいに無頓着な私に
その実とともに
秋がやって来たことを教えてくれる

ありがたく十房ほど収穫し
今年も果汁百パーセントの
ブドウジュースとして
頂いた

軌跡

2011-09-17 | 想い・雑感
一筋の飛行機雲
その雲を目で追っても
すでに機体は見えない

確かにそこにいたという証拠を残すだけで
残した本人はもういない

飛行機が後に残した雲を気にしていては
先へ進むことはできず
落ちてしまうだろう

進んだ後に軌跡を変えようと思っても
変えることはできないだろう

過去に拘泥していても
始まらないし
先には進めない

香辛料3種

2011-09-16 | 想い・雑感
先日NHKの料理番組で紹介されていたカレーを作ってみた

見ただけなのでおそらく細かいところは違っているだろうが

使用する香辛料は
ターメリック
カイエンヌペッパー
それにコリアンダーの3種

味付けは塩

というシンプルさ

玉ねぎ
人参
トマト
鶏肉
最後にピーマンを入れていたような気がするのだが
無いのでパス

出来上がりは
スープ状で
トマトの酸味がグッド

汗が噴き出ました

カレールーや
カレー粉
カレーの元
の類を使わぬカレーを初めて作ったが
ちょっとはまりそう