いよいよ

なんだかんだしているうちに
零時が近づいてきました
あと何回新年を迎えられるのかは
全くわかりませんが
この区切りを大切にし
また一歩一歩歩んでいきたいものです

丁寧に
穏やかに
和やかに

良いお年を

卵

普段からだし巻きをよく作るのだが
大晦日の本日は

ネギと縮緬雑魚いり
のり入り
明太入り

の三種類を作ってみた

その勢いをかって
伊達巻を作ってみた
はんぺんを使うということを初めて知り
スーパーで購入
紀文のホームページのレシピを睨みながら作った
焼け具合はまあ合格だが
好みからするともう少し甘くしたほうがよさそうかな

ではもう少し片付けにもどります

腕の位置

飼い猫のタマは
私がPCの前に座ると
スーっと寄ってきて
ヒョイっと膝の上に

そこで丸くなってしばし休息を取るのだが
左腕を回して
丸く安定した寝位置に保ってあげないと
機嫌が悪い

キーボードは片手打ちになるし
左腕はしびれてくるけど
そんなことお構いなし

急に腕をのけようとすると起こるので
腕がしびれてくると
微妙によせていた腕を緩めていく
徐々にね

どこかでどうも寝心地が悪い
と感じるところがあるみたいで
そうなるとゆるりと立ち上がり
次の休息場を求め膝を降りていく

暮れ

正月はゆっくりしたいと思うもので
家で過ごす人
　旅行に出る人
　実家に帰る人
　友達や恋人のところで過ごす人
などなど様々でしょうが
仕事という方もおられるでしょう

病院はというと
年末はやはり入院患者数が減ることが多い

でも入院が必要な方だって少なくない
年末に向け我慢を重ねた上に病院に駆け込む人
急な体調の変化で救急搬送される人などもおられる

この年末年始には
緊急手術が必要となる方が
でないと良いのですが
病気に
盆や正月は関係ないですからね

いよいよ

いよいよ
今年も
残り三日ですね
久しぶりに病棟に顔を出しませんでした
休みの日でも一度は顔を出すのを常としているので
なんとなく居心地が悪い
それを紛らすように
夕方の5時まえから
すこしアルコールを入れています
明日は顔を出します
ゴメンネ

自分の宇宙

小学校高学年のころだったか
先生が落花生の絵を黒板に描いた

殻の中には二つの実が描かれた

なんだろうと思っていると
当時とても仲の良い女子二人組がいて
いつも二人で
他とあまり交わらないことを危惧して
その殻を破ろうということを伝えようとされていたのだった

そうだなぁ
まあそのほうがいいかもね
となんとなく思っていた

でもねぇ
みんなひとりひとり
自分の殻を持っているんだよね
朝目が覚めて　自分がイメージできる広がり
その自分の宇宙の中に囚われているんだよね

そこから本当に自由になり
永遠の流れ思われる何かにつながれば
もう何も怖くないのかもしれないね

でも
死ぬまで自分の宇宙というのは背負ったままで
そこから自由になれる自信はないなぁ

腸閉塞の一歩手前

なんとなく調子が悪いと
クリニックを受診したUさん
超音波検査で肝臓に影があるといわれ紹介となった

検査をすると
大腸癌からの肝転移であった

大腸癌の部分では
内腔が狭くなり
内視鏡がそこを通過しないほどとなっている
いつ腸閉塞になるかわからないので
入院となった

癌になれば何らかの症状がある
とおもっている人が多いが
早期のうちは症状は出ないことがほとんど

症状が出る頃には
ある程度進行してしまっていることが多いもの

検診が勧められる所以である

瞬く間

今年最期の当直
明日は御用納め
まだずっと先と思っていたものが
瞬く間に眼前に

最期を自覚するとき
やはり
過ぎ去った時を振り返り
一時の夢の如き思いとなるのだろうか

自宅での時間

手術が選択肢とはならない進行癌

身近に抗癌剤治療の辛さを見た経験のあるTさんは
抗癌剤治療は受けず
在宅医療を受ける道を選んだ

必要な処置を2回ほどさせていただいたが
あとは自宅で緩和医療を受けておられた

私たちの前では
いつも微笑みを見せてくださったが
心の状態というのは常にうつろう

泣き崩れるようなこともあったとお聞きする
当然ですよね

いよいよ状態が悪くなってからは
ホスピスに移られ
先日永眠された

まだ十代のお子さんを残されての旅立ち
心残りが多かったでしょうが
自宅で過ごされた時間は
とても貴重なものだったでしょう

私たちにとっての今という時間も
実はとても貴重なのですね

囚われ

囚われの身なんて言うと
自由もなく大変だなぁ
などと思うのだが

我が心は
様々なものに囚われて
生きているように思う

そんな囚われを
一つずつ手放して
穏やかに
やわらかく
生きていたいものだ

野良猫

寒風が吹き抜けるような夜
野良猫たちはどこに身を寄せているのか
時折顔を見せていたものが
数ヶ月も顔を見せなければ
行き倒れになったか　カラスに襲われたか
と考えてしまう

なかには半年以上経って
ひょっこり顔を見せる猫もいる
いったいどこでどう生き抜いてきたのやら
不思議な気持ちがする

号外？？？

スマホでYahooヘッドラインを見ることができるようにしている

今日の昼スマホのバイブレーション
何かと思えばYahooヘッドラインの号外が着信している

これまで号外なんてなかったので
かなり深刻な出来事が起こったのかと
慌てて開いてみた

海江田氏が民主党の代表・・・

そんなことわざわざ号外で流さないでほしいね
この程度で号外を出されたのでは
狼少年の例を出すまでもなく
号外の着信を受けても見なくなりますよね

のんびり

休みの日
まず問題はないとおもいつつ
あさ病棟を覗く

休日はあまり検査などもできず
患者さんも予定がない

なんとなくのんびり雰囲気で
ベッドサイドの椅子に腰掛け
少し話す

こんな時間が好きである

胡蝶の夢

何十年ぶりだろうか
司馬遼太郎の作品を読み始めた

恐らく完全に自分の中に調査内容を収め
発酵させ
熟したところで文章にしているのだろう
不思議と引き込まれなかなか休憩ができない

胡蝶の夢

夢か現か幻か

人の人生
現と思いつつも
夢であり幻なのだろうね

荘子もそのあたりを言いたかったのかね

寝ていた？

先日の忘年会からの帰り
バスの中で本を読んでいた
確かに覚醒していた
読みつつも周りを認識していた

でも　乗り過ごした

気がつくと降りるべきバス停の次の停留所を
出発したところ
二つ目で降りて歩いて帰った
大した距離ではないが
ちょっとショック

寝てた？
起きていたと思うけどなぁ
そのへんがはっきりしないのが　　　ショック…