Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

STAP

2014-01-31 | 想い・雑感
非常識が常識になるというのは
わくわくします

遺伝子はアミノ酸配列の情報を伝える
というセントラルドグマ

その流れが
DNA⇒RNA⇒タンパク
という順番でなく
逆にもすすむ状況がある
という発見はあまりびっくりしないが
DNAがアミノ酸配列以外の情報
つまり遺伝子発現の調節に関わる情報も持っている
という報告を最近知って
ほーーーーっと驚いたところだったのだが

なんとSTAPですか
驚いて
かなり感激しています

医療の常識も
これからどんどん塗り替えられていくのですね
こんなわくわく感を経験できるなら
長生きしたいものです

ちょっと話を聞いただけで
私なんぞがわくわくするのですから
当事者は本当に興奮でしょうね
さらに多くの知見を積み重ねていただきたい
と心から思います

すごい!!

HOP STAP JUMP

現実

2014-01-30 | 想い・雑感
家に帰ってお炊事がしたいですねぇ
とナーシングホーム入所中の
70台後半の女性

家を引き払ってから
現在の施設へ入ったことを
忘れてしまっているらしい

あと2年したら
娘が帰って来て一緒に住むつもり
とおっしゃるが
本当にそうなのか
そう思っているだけなのか
わからない

ただご本人にとっては
思っていることが
現実であることに
間違いない

認知症で無い(と思っている)
私たちの認識している現実だって
ひょっとしたら思い込みに過ぎない
なんてことありそうだなぁ

2014-01-29 | 漢字と医
「ナ」と「又」の二つを組み合わせて
友という字になるそうです
この二つはいずれも手を表しており
友というのは手と手を合わせているのですね

医療分野では
チーム医療がキーワードの一つ
患者さんを中心に
関係者がチームを組んでいこう
ということです

ひとりで分かること できること
には限界があります
皆が手と手を取り合って進もう
という考えですね

ただ
手をつなぐ相手を選ぶ必要がある
というのは
日常と同じかもしれません

投影

2014-01-29 | 想い・雑感
太陽がお月様にもうすぐ追いつく
日の出直前には
東の空に細身になった月がでる
今朝はそのすぐ傍に明星も従えている

少ししてもう一度見上げると
空が明るすぎて
月も金星も見えなくなっていた

太陽 月 金星
私からの距離はいずれも違う
ということを頭では理解しているが
天球上を移動して行くように見える
天球という仮想スクリーンに投影されているわけだ

シルエットダンスというのだろうか
ダンスチームが
その姿をベール上に投影し
その影で様々な造形を行なうパフォーマンスが
テレビで放映されていた

これなども
スクリーンの向こうで人が動いていることを知っていても
形作られる影が
私たちにとっての真実となる

人は見たように理解するが
その見方は人により違うし
見る方向によっても異なる
しかし自分にとっては
見えた様子が
実感できる真実

己の真実と
他者の真実は異なる
という真実
ここを納得できると
不要な摩擦が減るような気がする
とくに正義などという
偏った真実を振りかざすときは
よほど気をつけないといけない

鎖骨上窩リンパ節転移

2014-01-28 | 医療・病気・いのち
消化器癌で
左鎖骨の上の窪み奥に
リンパ節転移を起こすことがある

食道癌で紹介となったHさん
その場所に硬く転移を触れ
さらに首の方にも幾つか触れる

ここに転移が見つかると
かなりの進行状態
手術適応とはならない

検査を進めながら
その辺りのことを
ボチボチ説明していくことになる

病状説明をあまり受けずに
紹介されて来られたので
ボチボチと
でもなるべく速やかに

快晴

2014-01-27 | 想い・雑感
窓の外を見ると
雲ひとつない青空
建物を出て空を見上げたが
一片の雲も見当たらない

この青空のような心持ちで
生きていけたら
本当に爽やかでしょうね

ただ
水の惑星だからこそ
雲が空に浮かぶように
生きているからこそ
悩みや不安が心に広がる

心が雲に
覆い尽くされてはいけないが
様々な心の雲は
人生の一風景と言えるでしょう

実際にそんな風に
達観できれば
悟ったことになるのでしょう

なかなかそうはできないけれど
そんな心とうまく付き合いたいね

旅路

2014-01-27 | 想い・雑感
ずっと若い頃
幼少期の自分と
感覚的に繋がっている
今の自分

古い写真が出てきて
随分歩いてきたものだ
と改めて想う

少し悲しい感じ

多くの出会い
そして別れ

もう二度と会えない別れ
やはり辛く悲しいね

旅立つ時
出会いと別れの数が
等しくなるんだね

まあ
そんなもんか

あと
どれくらいかなぁ

2014-01-25 | 漢字と医
衛という字の左右に分かれた「行」
これは十字路を現わしているとのこと

真ん中にある「韋」
その真ん中にある口は
壁に囲まれた都市を現わし
口の上下にあるのは
向きの違う足を現わしており
「韋」で都市を巡回する
というような意味になるそうです

行と韋を合わせて
都市を巡回し守ることを現わすようになり
守ること全般を現わすようになったとのこと

「衛生」という熟語は
生を守り 健康を増進する
ということになるわけなんですね
以前は感染症で亡くなる人が
とても多かったから
清潔という意味合いを含んでいるのでしょうね

足がつく

2014-01-24 | 想い・雑感
冷え込んだ朝に
信号待ちでバイクを止める時
足をつくと
ずるっ滑ることがある

見ただけではわからないが
アスファルトの僅かな窪みに
溜まった水が凍っているのだ

十分に両足が着く状態でも
少々慌てる

つま先立ちのような状態で
止まっているライダーを見ると
危なっかしくてしょうがない

ギリギリ足が届くような状態で
止まろうとした時
ツルッといけば
間違いなく立ちゴケ

傍にいる人や車にぶつかってしまう

やはり自分の体にあったバイクに
乗って欲しいものである

胸水

2014-01-24 | 想い・雑感
これで死ぬのかなぁ
と思いました

胸水が溜まりはじめていたYさん
息苦しさが急に強くなり
救急外来を受診された
そのまま入院となり
3日に分けて胸水を抜いた

呼吸が楽になってきたところで
上記発言が出た

自分の死を
現実にやってくる事実として
はっきりイメージ出来る
という時の心のあり様は
まだ私にはわからないが

本人の希望をお聴きしながら
今できることを
積み重ねて参りましょう

XP

2014-01-22 | 想い・雑感
現在の職場のPCは
WindowsがOSなので
もともとMacは 派だった私も
10年前にWindows搭載PCに
乗り換えた

ところが春でXPのサポートが終了
セキュリティを考えたら
買い替えが必要になりそう

Macに戻るか
WindowsPC継続か
悩ましいところだが
悩んだところで仕方が無い
すぐに新しくなって行く

もう家には置かない
というのも
一つの選択肢かな

2014-01-22 | 漢字と医
 「骨」は、上半身の骨の形状を表した(冎)上半分に、体を現すにく月がついたもの。上半身の骨と限定せずに、骨全体を現しているそうです。にく月があるからと言って、骨に肉が残っているような状態をイメージする必要はないでしょうね。それだとスペアリブのイメージになってしまいますから。

 ただ、骨混じりの肉を表す、との解釈もあるようですから、よくはわかりません。

 いずれにしろ、私たち皆、人生をコツコツと生きて、最期は骨になるわけですね。

2014-01-21 | 漢字と医
 胃という漢字は、「田」と「月」を合わせた形になっていますが、たんぼやおつきさまとは関係ないようです。

 たんぼの田は、区画に区切られたたんぼのかたちからできてきたようですが、胃のほうは袋の中にものが入っているような形から変化したものだそうです。

 お月さんのほうは、三日月の形からできたものですが、胃の下にあるのはにくづきでお肉の形から変化してできたもののようです。

 食べ物が詰まった袋に肉(体、五臓)を示す月がついて、胃を表している訳ですね。

 胃という字にもともと袋を表す部分があるのなら、胃袋というのは表現が重なってしまっているのかもしれません。それよりも、袋の中にいっぱい物が詰まっている状態になるほど食べるのは、体の調子を壊すもと。くれぐれも、食べすぎには注意してください。

2014-01-21 | 想い・雑感
乗馬が趣味のKさん
昨年消化器の癌と同時に泌尿器科系の癌も見つかり
その療法の手術を受けた

術後の回復は早く
すぐに馬に乗り始めた

70代後半にさしかかるとは
とても見えないほど生き生きとされている

ただ
19年間世話をしてきたJRAの馬が
セラピー馬として遠くへ行ってしまうのが
寂しいとのこと

自分の人生(馬の一生)の多くの時間を
Kさんと共有したわけだから
その馬にとっても
きっと寂しいだろうな