大滝詠一

大滝詠一が亡くなられた

彼の歌声はまさに青春の1ページ
まだカセットテープの時代
彼の曲を録音してもらい
何度も聞いたものだ

死因は解離性大動脈瘤という話しだ
家族の前で椅子から崩れ落ちた
ということだから
大滝詠一ご自身もなすすべもなく
何が起こったのかも
分からなかっただろう

心からご冥福を
お祈りいたします

動画

ネット上に流れている
多くの画像の中には
昔懐かしい動画も多数ある

少年のころのアニメ
青年の頃の歌
懐かしさとともに
否応なく流れ去った
時の重みを強く感じる

いよいよ大晦日
今後何回12月31日を
迎えられるかわからないが
これからの人生の中で
最も若い今を大切に
生きて行くのみ

抵抗力

人は多くの細菌に囲まれて
生活をしている

通常そのような細菌は
人間にとって何の害も及ぼさない

しかし高齢となり
抵抗力が低下してくると
当たり前に存在する細菌に
対抗することができなくなる

頻回に感染症で入院するようになれば
ぼちぼち現生とはお別れ

仕方のないことです

年末年始

年末年始の病院は
空床が目立つ
特に今年は休日が長いので
治療中の方もいったん退院し
帰宅すると言う場合が多い

結果的に入院している方たちは
状態が不安定なかた
重症の方
急患入院の方
ということになる

付き添うご家族も大変である
正月だから状態が悪くならない
などという保証は
どこにもないのだから

遺伝子診断

未来の事を多少は推測できたとしても
何が起こるか分からない
というのが現実

でも未来を見通したくて
占いなんかが幅を利かすことになる

出生前診断を含めた
遺伝子診断なども
未来予測の手段となってきている

でも遺伝子の全てが
解明されたわけでは無い

遺伝子は
タンパク質のアミノ酸配列を
決定するものと理解されてきた

しかしアミノ酸配列以外の情報も
内在しているということが
最近わかってきたらしい

遺伝子診断を
完全に受け入れ
それに未来を託すのは
あまりに危険な行為かもしれない

2014年は
遺伝子検査がますます盛んになる
と言われている
検査結果の意味を
よくよく考えて利用する賢さを
持つ必要がありそうだ

推測

なんとなく
不機嫌になっていることがある
ハッキリした原因は
思い当たらない
ということはありませんか

自分の感情すら
よくわからないのだから
人の気持ちがわかるなんてこと
無理ですよね

でも無理を承知で
少しでも推し量ろうとする気持ちは
持っていたいね

象を飲み込んだウワバミの絵
なんてものまでは
推測できないかもしれないけどね

えん

日々起こる出来事に
どのような意味があるか
その時にはわからないことが多い

そんな事象が
ふとした時に結びつき
人生において大きな意味を持つ
なんてこともあるでしょう

そんな時
人生に意味の無いことなんて
ないのだ
ということを
実感できるのでしょうね

縁の不可思議さもね

住所録

年末が近づき
住所録の整理
今年の正月には
年賀状のやりとりをした方の中にも
鬼籍に入られた方がおられる

自分の順番は
いつ どこでやって来るか
わからない

考えてもわからないことは
横に置いて
さあ 今することを考え
実行しましょうかね

何が起こるかわからない

胃癌の手術をして10年以上が経過し
便秘症の訴えで
年に2回ほど外来に来られていたUさん

救急病院からの電話で
交通事故のため
救急搬送されたとの連絡

連携室経由で聞いたので
詳細はわからないが
重症でないことを祈ります

80代半ばにもかかわらず
街中をを自転車で移動している
と聞いていたので
状況が心配です

いつ何が起こるかわかりません

睡眠導入剤

年末恒例の
胃内視鏡検査を受けた
例によって睡眠導入剤の
注射を受け
うつらうつら

検査後自室に戻ろうとするが
一人では到達できそうもなく
看護師さんの手を煩わせることに

それにしても
薬の力というのは
凄いものです

大きなシコリ

本人には
ほとんど自覚症状のないまま
腫瘍が育ってしまうことがある

少しお腹が張るような感じに
一週間ほど前に気がついたという
ご高齢のYさん
見ただけでお腹の右側が
盛り上がっているのがわかる

20cm近くある
大きな腫瘍を認める
検査をすると
とても手術適応とはなりそうにない
抗腫瘍薬が効くタイプでなければ
打つ手なし

その辺のところを
徐々に説明しながら
検査を進めることになる
薬が効くタイプだといいが

ぶり

ぶりの照り焼きは好きな料理の一つ
正月だけに食べるわけではないが
やはりおせちの季節が近づくと食べたくなる

出世魚
ということで
お正月のめでたい料理のひとつ
になっていますね

でも
人間の都合で年齢や大きさで
名前という名札を付け替えているだけで
ぶりにしてみれば
生まれて死ぬまでべつに変わったつもりはいでしょうし
別に出世しているわけでもない

まあ人の場合は
名札が変われば
周りも　自分自身も
変わってしまうこともありますけどね

流れるはやさ

「一人でぼーっとしていたら
時間がなかなか経たなくて
一日が長いよ」

と施設に入っている
高齢のお年寄り

年を取ると
時間の過ぎるのが早い
とよく言われるが
そうばかりとは言えないようだ

いくつになっても
置かれている状況
行動可能範囲
自立度などで大きく変わるのに
違いない

葛根湯

私は家にも職場にも
葛根湯を常備している

かぜに葛根湯と言われるが
予防薬としての使い方もあるようだ

私の場合は
おっ　のどの調子が・・・
あれ　少し寒気が・・・

という風に風邪をひくかな？
と思えばとりあえず葛根湯を一服
という具合に利用している

そこで体調がもどることも少なくない

これってある意味　葛根湯医者？

辞任

長く生きるほどに
自己の不完全さを嫌というほど
思い知らされる

わたしは若い頃だと
人の不始末
特に仕事上の不始末などがあれば
きちっと伝えるのが正しいと思い
時には厳しく話したりもした
今から思えば　自分のことは棚に上げてね

地方に住む人間にとって
東京都知事のことなど
地方の話なのであまり興味はないし
どういう経緯なのかもよく知らないが
どうもお金の授受が問題らしい

お金の問題で
他人を糾弾できる政治家がどれほどいるのか
甚だ疑問ではあるが
これまで逆に他人を糾弾しつくしてきたがゆえに
大きな逆襲を受けた形なのだろうか
辞任に追い込まれたようですね
相手を追い込もうとするときは
お互い自分のことは棚に上げていたのでしょね

まあ
こんな茶番劇を報道するより
国政について
全国メディアは
広く投げかけて（Broadcast)して欲しいですね