Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

タイヤ交換

2015-04-26 | 想い・雑感
私がバイクに乗るときは
カーブの多い道を通ることが多いので
タイヤは両サイドが削れて
次第に尖ったような感じになってくる

するとタイヤ断面の曲率の変化が
スムーズでなくなるので
カーブの際
曲率の変化が大きくなるところで
カクンと倒れこむような感じがする

もちろん同時に溝も浅くなってくるので
スリップもしやすくなる

この度
タイヤのスリップサインも出てきたので交換した
タイヤがなめらかになると
カーブするときの車体の倒し込みが実にスムーズとなった

タイヤがこれほど操作に影響していたとは驚きだ

改めてタイヤの大切さを実感した

萩原流行さん

2015-04-25 | 想い・雑感
バイク乗りとしましては
バイクにまつわる事故報道は
とても気になります

無茶な運転をしての事故もありますが
何かに巻き込まれてしまった事故もある
というのはバイク以外の交通事故と同様です

ただ
体に直接外力が加わる可能性の高い状況ですから
車よりも死につながりやすいかもしれません

萩原さんの事故報道には
心が痛みます
もう演ずるすがたを見ることができないという
寂しさもあります

一瞬の出来事で
不可避な状況だったのでしょうが
警察から出てくる情報が
あまりにも遅く あいまいであることに
疑問を感じます

事実関係をすべて公表していただきたいと思います

さくら

2015-04-22 | 想い・雑感
町内には何種類かの桜が植えられているので
時期を少しずつずらしながら開花していく

ソメイヨシノが葉桜となったのちも
しばらくの間
花を愛でることができる

最近お目見えした看板によると
12種類の樹が植えられているという

やさしい桜色が
醸し出す春の香りが
心地よい



腰掛けて

2015-04-16 | 想い・雑感
病床横のいすに腰掛けて
何か疑問はないか患者さんにたずねると

それまで何となく聞きそびれたことや
聞きにくかったことなどを
口にしてくれることがある

ついでに雑談などしたりもする

そんな中なら診療のヒントを見つけることもある

ゆっくり時間をとって向き合うことは
患者 医師 双方にとって有用で大切なことだ

風景

2015-04-16 | 想い・雑感
同じ風景を見て
皆が同じ感想をもつ
などということはなく
一人ひとりが異なる想いを持つ

経験してきたこと
そのときの気分
立場
年齢
環境
など多くの違うものを
それぞれが内にもっているわけだから
風景を見て想起するものはみな違う

自分が癌といわれた
という人生における風景も
人により想いは違う
その違いに気づく感性を
持ちたいものだと思う

金柑

2015-04-15 | 想い・雑感
金柑といえば甘露煮

しか食べたことがなかった

先日完熟きんかんをいただいた
そのまま食べるのだという

強い酸っぱさを想像しつつ
一口かじった

甘い
皮が柔らかい
おいしい

実に驚き
感激した

砂糖もなにもいらない
ただそれだけでうまい

揺れる

2015-04-15 | 想い・雑感
自分の心の動きを眺めていると
一時たりとも
同じ状態を保てていないように見える

外界の変化だけでなく
意識に上るさまざまな事項が
心をつぎつぎ揺り動かす

動かしているものの中には
意識し認識できるものもあるが
そんなものはごく一部

決して意識には上らない
奥底からの影響が
ほとんどだと感じる


寒暖

2015-04-15 | 想い・雑感
真冬に比べるとずっと暖かいのだが
温暖な日が続いた後に
急に気温が下がると
とても寒く感じる

体も素直に反応して
指先が冷たくなり
診察の前には手をすり合わせる

ほとんど暖房器具などなかった昔に比べ
環境が過保護となり
体も軟弱になってきているのだろう

小学校のころは
真冬の教室に着けば
火をおこしたばかりの
石炭ストーブ
雪で濡れた手袋を
ストーブの囲いに震えながら干す
というような状況

今にして思えば
そんな時をよく生き抜いたものだ
現在の私なら
忽ちのうちに
肺炎でも起こして寝込みそうだ

2015-04-12 | 想い・雑感
子供のころ住んでいたところには
しだれ柳が続く
並木道があった

授業か何かで
強い風も柔らかく受け流す
柳の強さを学んだとき
この並木道をイメージしていたように思う

やわらかなつよさ  包容力

以前に比べ
街路樹として柳が植えられていないように感じるが
気のせいだろうか
柔らかさを学ぶ機会も減っているのだろうか

******

  気に入らぬ
    風もあろうに
      柳哉      - 仙 -

2015-04-10 | 想い・雑感
ゆっくりと歩く若きお父さん
赤ちゃんを寝かせた籠を
手にしている

服や布に大切に包まれて
赤子は院内をいく

長女が生まれて数ヶ月
籠に乗せて
夫婦で自宅近くの寿司屋に行ったのを
思い出す

泣き出しはしないかと気にしながら
にぎり寿司をつまんだ

娘はスヤスヤ
まんまるな頬を赤くして
穏やかに眠っていた

慌ただしい初めての子育ての中
ゆっくりとできたひと時だった

2015-04-03 | 想い・雑感
葬儀に参列すると
最後のお別れと称して
棺の中にお花を手向ける
という儀式が行われることが多い

流れからして
参列者全員が花を手向けることとなる

そのときに
どうしても死顔を拝むことになる

どんなに綺麗に化粧を施されていても
生前の顔つきとはまったく異なっており
ああ 二度と言葉を発することはないのだ
と深く納得してしまう

死に顔を見て
もう一度話しかけてくれるのではないか
と感じたのは
そうなることを強く願った
ごく身近なものたちを送ったときだけだ

私が送られるなら
死顔を見られるのは
ごく限られた人のみにしてもらいたいと思う

適応力

2015-04-03 | 想い・雑感
大病 過労 加齢などにより
体の適応力が落ち
少しの環境変化にも適応できず
体調を崩しやすくなる

調子が落ちていると感じたら
無理をしないほうが良い
無理と思わないようなことでも
体に障ることも多いから
十分な用心が必要

「少し前まであんなに元気だったのに」
という言葉が
葬儀でかわされることが
とても多いと感じる

御用心


シニア世代の二人乗り

2015-04-01 | 想い・雑感
信号待ちをしていると
二人乗りの自転車がやってきた

見ると70代後半と思しき男性が
これまた70代と思える女性を
乗せている

それ程ふらふらすることもなく
スムースに進むところを見ると
いつも一緒に乗っているのだろう

女性はリラックスした顔付きで
足をぶらぶらさせながら
楽しんでいるように見える

無事横断歩道を渡って行ったが
見ると歩行者用信号は赤
認知機能が落ちているのか
安全を読み切って漕いでいるのか
そこがチョイと気になった