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ぽかぽか春庭「東京Citypop花火」

2024-07-07 00:00:01 | エッセイ、コラム

20240707
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2024二十四節季日記7月(4)東京Citypop花火

 毎年の花火見物。去年は荒川花火の打ちげ場所近くの席でした。ビール会社の懸賞に当選してのビール飲み放題の快適花火見物。
 年をとると、日が高いうちから場所取りをする体力がなくなる。今年は娘が「府中市制70周年記念CityPop花火大会」の有料席を奮発。
 府中の東京競馬場で開催された、音楽と花火のコラボ演出の進化系花火です。


 5時開場の府中競馬場。京王線で行くかJRで行くか迷ったけれど、JR府中本町に6時に到着。府中本町競馬場口から競馬場までは直結の歩道橋があるので、初めての競馬場へ迷うことなく到着。

 夜の大井競馬場でイルミネーション見物したことはありますが、明るいうちの競馬場を見るのは、娘は初めて。私は50年前に一度府中競馬場で競馬見物をしたことがあって、それ以来。「へぇ、競馬場ってこんなに広かったんだ」と、娘は競馬場の広さに改めて感心。

 私たちの席は、府中本町側の西口から一番近いGエリア。はじっこなので、曲名と歌手名の大型ボードはちょっと斜めになりましたが、打ちあがる花火はとてもよく見えました。屋根の下の席だと、空高く打ちあがった花火が屋根に遮られたところもあったということなので、Gエリアはよい席だったと思います。

 シティポップは、70年代後半から80年代に街に流れていた都会的で洗練された流行の歌。学園紛争当時の60年代後半70年代前半の暗めのフォーク調からうってかわった明るい曲調でした。私は子育てと2度目の大学の学生と夫の仕事の手伝いと日本語教師という4足の草鞋の真っ最中でしたから、音楽を楽しむ余裕も無い生活。この時代の曲は、ほとんど90年代以後にリバイバルやカバー曲で聞いたものばかり。最近は、昭和ポップスやシティポップスが若い人にも聞かれているらしく、テレビの音楽番組でときどき聞いています。

 出てきた楽曲は、大型パネルに曲名と歌手名が表示されましたが、はじめて聞く曲も多くて、あまり覚えていません。娘も生まれたころの歌ですから、カバー曲で聞いたほかは、知らない曲もあったそうです。ユーミンの中央フリーウエイは、府中の東京競馬場とビール工場が歌詞になっているのだからぜったいにかかると思っていたけれど、と。夏のイメージの曲が大音量で流れました。

 松任谷由実「中央フリーウェイ」大滝詠一「夢で逢えたら」EPO「うふふ」杏里「悲しみがとまらない」南佳孝「スローなブギにしてくれ」など、私でも知っている曲がありました。ほかに、山下達郎竹内まりや杉山清貴稲垣潤一吉田美奈子大貫妙子など。
 曲にぴったりと打ち上げのタイミングが合わせてあるし、寺尾聰 「ルビーの指輪」では、大きなルビーがついた指輪がそらいっぱいにいくつも出て見事でした。

 インターバルなしに、次から次に打ちあがる花火に見とれて、ビールを飲むあいまもありませんでした。 娘が言うには、ホームページには、持ち込み飲食はできない、との注意書きがあったとのことでしたが、花火開始の前の周囲のようすでは、みなおにぎりとかサンドイッチとか、持ち込み品を食べています。私も、ゆでてきたとうもろこしをたべました。持ち込みの缶ビールは、花火を見ながらと思っていたのですが、飲む時間がなかったので、終了してから規制退場の待ち時間に飲みました。規制退場、Gエリアは西口に近いので、ほとんどの客は終了と同時に出口に向かい、規制退場がGエリアになったときに残っていた客はごくわずか。

  

  

 さまざまな色や形を工夫した花火師さんも、曲と合った演出をした演出家も、すばらしいアーティストだと感じ入りました。

<つづく>
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