東京よさこい「しん」
20161018
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2016十六夜さまよい日記10月(2)東京よさこい in 池袋
10月9日の一人散歩。
池袋のふくろ祭り「東京よさこいコンクール」に行きました。これまで、池袋駅近くにつとめていたミサイルママと待ち合わせをして、いっしょに見てきたのですが、ミサイルママ、今年は10月から職業訓練「ホテル・レストラン業務」を受け始めて、かなりハードな研修であるのに加えて、9月末に高尾山登山をしたあと、疲れからか首が回らなくなった、と言います。訓練のない土日は、治療院で首の治療を受けるというので、いっしょにいけませんでした。
「今までだって、さんざんお金無くて首が回らない生活してきたのに、なにを今更、本当に首回らなくなってんのよ」と、からかってみましたが、実は私も五十肩のぶり返しで六十肩(正式名称は「肩関節周囲炎」ですと)。
パジャマにしているTシャツを脱ごうとしたら、手が回らなくて脱げないので、息子に「ほおい、助けて。このシャツ脱がせて」と頼んで、ひっぱってもらいました。
リュックサック背負った肩も心配なので、演舞スケジュール表を見ながらあちこちの会場を回る、いうことはしないで、池袋西口広場(ウェストゲートパークのほうがわかりやすいか)のベンチに座ったまま、最後まで見ていました。昼ご飯食べてから出かけたので、残念ながら殿堂入りしている長野のチーム「風林火山」は終わったあと。筑波大学斬桐舞チームから、終了まで見ていました。延々4時間半もベンチに座り続けて踊りを見ていて、ほんとに好きだなあ、と自分でも思います。
原宿元気よさこいで優勝した「しん」が、池袋でも優勝。二冠二連覇です。踊りのレベルも高いし、琉球ことばを取り入れた歌もよかったです。
2016東京よさこい大賞チーム「しん」
踊りが上手なチームもゆるいチームもありますが、それぞれが振り付けを工夫し衣装をを準備し、せいいっぱい練習を続けてきたのだろうと思うと、それぞれのよさをくみ取りたいと見ているうちに、あっという間に終了の6時になりました。
豊島区長賞 REIKA組
クラシックバレエやジャズダンスなど、たいていのジャンルの踊りが好きですが、たとえば、バレエを4時間半座って見続けるのは、途中休憩が挟まったとしても、しんどいかも。よさこいのいいところは、気楽に気兼ねなく見ていられるところ。バレエ見ながらおせんべかじったりしたら顰蹙ですが、よさこいのダンス会場のまわりには、各地の食べ物屋が出ていて、みな、食べたり飲んだりしながら、気楽に見ています。
私が座ったベンチの隣にいた外人夫婦は、生春巻など買ってきて、食べながら見ていて、夫婦で盛んに写真を撮って楽しんでいました。
東京五輪の文化プログラムでは、日本の民衆の祭りとして、よさこいもぜひ紹介してほしいと思います。能や歌舞伎もよいけれど、こんなふうに、人々が自分のお金を出し合って衣装を作り、練習場所を確保して、みなでひとつの踊りを作り上げていくエネルギー、すごいと思います。
高知県知事賞 疾風乱舞
疾風乱舞は、次々に衣装を脱いで替えていく演出
私が見た中で、ここ、すごいなと思ったチームは、なんらかの賞をうけたところが多かたです。準大賞のdance compani REIKA組、 kagura、 疾風乱舞、燦-SUN-、それぞれ衣装も工夫され、踊りも「あ、私がこのチームに入ったら、4分半の途中で息切れだあ」と思いました。
ミャンマー赴任から休んでいた私のダンス練習、10月から再開しました。10月は区の健康フェア連動行事で、一般からの応募者を招いての練習なので、手助けする人が必要だから、1年間踊っていなくて体重増の私でも、いないよりましです。
昨年までは「シニア元気塾。参加者は50歳から」というしばりがあったので、60代以上70代80代の人もいて、スキップも忘れてしまった、という人が多かったけれど、今回は年齢のしばりがなくなったので、40代50代の人中心で、スキップ出来ない人はいなかった。
みなさん、健康のためにダンスしましょうよ。東京よさこいはチト激しい振り付けが多かったけれど、春庭が踊るサークル、ゆる~いです。サークル維持のために、あと5人は加入して欲しいです。スキップ出来ない人も、体うごかせば楽しくなることうけあい。
前回の健康フェアに参加したミヤちゃんが、サークルに加入しました。その理由。「私、こういう体型だから、ダンスサークルとか入りづらかったけれど、健康フェアでこのサークル来てみたら、私より丸々した体型の人がいたんで、私でも大丈夫と思って加入しました」
ミャンマーから帰ってきたら「e-Naちゃんがいてくれたおかげで、ひとりメンバーが増えたんだよ」と、コズさんが教えてくれました。
ほらね。私のこの「超ふくよかな」体型が功を奏した。
超々ふくよかな方も、五十肩六十肩の人も、首回らない人も、どうぞShall we dance!!
<つづく>