医科栄養学・栄養医学ブログ

医学部で医科栄養学を学んだ経験と最新の栄養医学をこのブログに反映したいと、考えています。

癌予防と食事・ライフスタイルの改善について 栄養医学ブログ 日本ビタミンC研究会  藤井毅彦

2014-10-05 20:58:52 | 健康・病気

食事やライフスタイルを改善することにより、癌を予防することができると、多くの研究では報告されています。

食生活では、未加工の自然食品や有機食品を摂取し、野菜や、イモ、豆、果物は、いろいろな色やいろいろな種類の食品を食べましょう。摂取する食品の種類にバラエテ―を持たせることは、アレルギー症を予防するだけでなく、食材の幅を広げます。サラダや果物など生の食材をたくさん食べるようにしましょう。ただし、魚など海産物、肉類は食中毒の原因になるので、注意しましよう。果物、野菜、ナッツや種子類、全粒穀物、乳酸菌を含むヨーグルト(無糖)やその飲料、それに豆や魚介類などを摂取するようにしましよう。ところで、飲酒は程程に、喫煙・受動喫煙は厳禁です。

水は、フッ素や塩素で処理されていない水を飲みましょう。水道水は塩素処理されているので、一度、沸かして利用しましよう。食事のメニューは、食物アレルギーのヒトでは、それらの食品を避け、体質に合った食品を摂取しましよう。なお、アレルギーは、一種の炎症反応ですので、ガン予防にはリスクとなります。体表的なアレルギー食品は、グルテン(麦類の蛋白質)、乳製品、トウモロコシ(徳島ではナンバと呼びます)、それに大豆を含む食品です。

食品は好く噛みましょう。抗癌栄養サプリメントを食事の補完として活用するのも、ガン予防に繋がります。

日常生活では、家事、家庭菜園、樹木の剪定、草刈りなど積極的にし、運動量を増やしましよう。適度に太陽洸を浴びましよう。ストレスを溜めないため、ツアー、音楽、好きな趣味の世界を持ちましょう。組織人は、窮屈な人間関係に縛られていますので、リラックスの方法を研究することも必要です。このことに関しては、臨床心理士に相談しましょう。ストレスもガン予防にとってリスクとなります。なお、福島第一原発の吉田所長も極限のストレスを経験し、ガンで亡くなられました。ストレスも死期を早める原因になった、と悔やまれます。

Reference
Schachter: Schachter Center for Complementary Medicine. www.schachtercenter.com;2009

なお、当方の栄養医学ブログ記事は、ブログアドレスblog.goo.ne.jp/h35p39で発信しています。