車輪とビール

次の人生を模索する日々

山は越えたよ

2017-02-09 22:35:37 | IDOL
 昨晩は正直あまり記憶にないというかおぼろげで。
 やっぱ「推し」という少しだけ特殊な関係というか、勝手に好きになった人が急にいなくなるというか、覚悟であったりやるせない思いをぶつける隙すらないまま応援できなくなるのがこんなに辛く苦しいものとは思わなかったよ。ログを見直すと4時ぐらいまでふけっていたのな。

 自分も男の子なのでかっこつけると時間じゃない。けど時間は大事だよ。
 色んな思いが錯綜し何ていうのかな、自分はもう「推しが居ない」ってところから「推しを応援できない」につながり「じゃぁどうするの」とか「何がしたいの」とか「りななんに対してできることって何」って考えてたら一瞬だった。
 ふらっと会社に行ったけど例えば一人で建屋を移動している最中だったり、エレベーターに一人で乗っていたりトイレに行く途中だったり、PCとにらめっこして技術的なことを一人で考えていたある時、ものすごい脱力感というか虚しさであったり切なさであったり悔みなどに押しつぶされそうになりましたが、会社に居ると何とかギリギリ耐えれるもので。家で一人でぐずってたら未だもっとぐずっていたぐらいに無理だったかもしれない。

 どちらにしろ人生は続くし待ってはくれないんだよな、今。それが昨晩寝つく前の結論で。
 本日上記のように仕事をいなし、帰宅後ふとしたきっかけで恵比寿中学さんの曲の中でもかなり好きな1曲ラブリースマイリーベイリーを聴く機会がありまして。

 この曲はりななん生誕でソロで披露された曲。自分が地蔵をかき分けて最前に突っ込み、りななんと指を刺し合った勝手に思い入れのある曲でして。
 りななんはあんま器用な部類じゃない(と思ってる)から何ていうか笑顔以上のものを表現するアクションは指差しであったり目線でにこっとしてくれたり以上はあんまりなくて。でも、そんな感じを暖かくみるのもまたすごく幸せでさ。あんま起用じゃないからちょっとやっちまったなって瞬間をはにかんだ笑顔でごまかすそのしぐさを暖かく見守るのもまた幸せだったよなぁ。
 綴ってるうちにまた色んな思い出が溢れてしまうよ。あんまこういったのは出したくない性格なんだけど、何ていうかただただ意味もなく思った事を共有というか聞いてほしいというか聞き流してほしいこのいかんともしがたいのってなんだろうな。そんな瞬間が昨晩から多々あって。で、ちょっと落ち着いたら「なんでなん?」って情が沸いて着て。そんな感じを繰り返してる。

 凄くそれてしまって申し訳ない。話を戻すけど、ラブリースマイリーベイビーを聴いてさ。
 正直本当に意味わからんぐらいこみ上げたですよ。本当にここ数年でも記憶にないぐらい、てかもう停め止め無く。
 しかしそれと同時にやっぱ笑顔って大事やん、とも思った訳で。この曲の最初の美怜と♡を作る振りのパートがすごく好きで。1番終盤の振りをよく間違えるんだけどその時の笑顔がものすごく好きで。2番のラストの笑顔がものすごく好きで。そのあとのメンバーと泳ぐ振りがものすごく好きで。曲最後のポーズがすごく好きで。
 キリッとした精悍な表情も好きなんだけど、思い出すのはやっぱあの慈愛にあふれる屈託のない笑顔なんだよな。凄く幸せそうに食べ物をほおばる姿やメンバーとわちゃわちゃする表情はもう見えないのだけど、めちゃくちゃ美人なのに着飾らないあの笑顔が好きだったんだよなぁ。
 今日日色々な人を応援しているんだけど、これは前々から言ってるんだけど、ビジュアルで一目ぼれして応援し続けたのはりななんだけ。正直自分はビジュアルよりパフォーマンスで見た目はほとんど気にしないんだけど、その例外はりななんだけ。パフォーマンスが周りに比べてそこまで高い訳じゃないんだけど応援し続けたのはりななんだけ。一緒にみた花火、綺麗だったよなぁ。花火を涙しながら見上げるあなたの麗しい顔は生涯忘れない。
 やっぱあの笑顔だよ。「難しいことは放置して今を楽しく生きる」って旨のインタビューをふと思い出したよ。それができるほど軽くないけど、推しだった一人としてそれを体現していきたいよなぁ。
 そしてりななんが愛した空気を大事に、細くとも廃れさせたくないという思いはある。それをやり遂げるためにはまだまだエネルギーを貯める必要があるし、結果的にどんな道というか決断をしても尊重するよ。

 ただ、身勝手なわがままだけど・・・この事象を言い訳にして欲しくはない。「ばねにしろ」とか「のりこえろ」とかそんな軽々しいことじゃない。正直に言ってくれればそれでいいんだ。先に述べたよう、どんな結末も尊重する。しがない1ファンとして。ただ真剣に向き合ってくれればそれでいい。皆本当に大事な時期だと思うんでな。ゆっくりでいいから方向をしめしてくれれば。静かに待ってるよ。

 昨日も綴ったけど自分の人生に潤いを与えてくれたりななんに対して感謝を忘れない。そこに一点の曇りはない。
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