車輪とビール

次の人生を模索する日々

残念なことだ

2012-09-29 19:45:28 | 生活
 身内とまではいきませんが、自分の家族共々お世話になった方が本日旅立たれました。
 こういった事象を体験する毎に何時も思うのですが、本当に人生は儚いものですな。やはり生がある限り、なるべく意味のある、または充実した生活をしていきたいと思う次第。まぁあまり意味の感じ無い日を過ごすのもまた一興ではあるのですが。

 という事で明日お通夜、明後日は葬儀に参列。予定ではなく決定事項。来週は鈴鹿に行く予定でしたが、これは自粛やね。そして再来週は親の還暦を祝した旅行でしたがこれもキャンセル。
 「喪に服す」とか「世間体を気にして」なんて精神は持っていなくとも、やはりリアルタイムにこういった事象が重なると色々考えたくなるもの。
 素直に、そして真剣に楽しむことが出来なければ素晴らしいイベントも無に帰するものであり、失礼だと思うので両方キャンセルと言う感じです。

 しかし人間てのはアレですな。危なくなったり、実際に危機的な状況になってからの結束は凄いですな。言い方は悪いですが、人が死んでからってのは残った人は、大体3周忌が終わるまでって結構忙しいんですよね。常に忙しくなるのは2ヶ月程度かもしれませんが、休みの日を消費する必要があるとやっぱそう感じてしまうのです。様々な手続きに対する親と親族の方の手際と協調は素晴らしいと思いました。

 こういった事象で何時も心がける事ですが、大事なのは「何を思うか」かなと。
 「残念な人を亡くした」→「あぁ会社めんどくせぇ」というのはちょっと失礼と感じつつもどうしようもない。
 しかし色々考えていく中で、故人の良い所や思い出を振り返り、ちょっとした考えや意味を見出す事こそ重要なのかなと。
 葬式自体は正直暇ですが、何か色々考え、今以上に多少なりとも上手いこと生きていく事こそが手向けなのかな、と自分は思うのです。
 理系の考えなのか、エンジニアの考えか、何事も重要なのは「事象に対する意味」だと。

 何かえらく宗教っぽいことを思いましたが何にせよ、こういった事は色々しんみりしてしまいますなぁ・・・まぁ自分も年を取ったと言うことなのでしょう。
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