車輪とビール

次の人生を模索する日々

ありがとうSUZUKA(セクター3)

2009-10-07 20:33:52 | 
 日曜日の決勝。当日になってもグリッドが決まっていないという情報。決まったのは10時過ぎで、サーキット内のラジオ放送で知った。予想通りな部分のバーニー劇場。F1ファンの皆さんも若干予想された通りみたいでしたね。

 前座レースのポルシェのレースで白熱していよいよF1。ラジオとストップウォッチを準備してフォーメーションラップ。このときの胸の高鳴りは相当なもの。
 スタート。1コーナーが見える位置で観戦していたので超面白。
 その後はヴェッテルが激速で展開。目の前でフィジケラが・・・アレは面白かった。それに比べて中島ときたら・・・抵抗全く見えずでもうね・・・。

 で、トゥルーリのピットでまさかのパッシング。1コーナーで前に出たのを確認できたときはスタンドが揺れた。あの一体感は凄かった。トゥルーリカッコえぇ~。ココから「トゥルーリ頑張れ」な雰囲気に。

 で、最後の10周手前でSC。「グロージャンが空気を呼んでくれれば・・・」とピエール氏の実況。後ろはカーズ様を積んだ銀矢だし。
 結局カーズ様が壊れてたみたいですけどね。まぁ、無事に2位で走りきってスタンド賞賛の嵐。ヴェッテル、ポールtoフィニッシュで超カッコいい。
 他に現地で見て光ってたのはアロンソだったように見えました。ソフトでロングスティントこなしたり、スゴイ我慢のレースを目にできて「さすがだなぁ」と思いました。終わってみれば6台抜きの10位だし。目立ってなかったけど、クールでしたね~。


 決勝後は「西コースを開放するので、歩く人はご自由にどうぞ」の催し。コレは貴重な体験でした。自転車だと逆しか味わえないんで。なるべく逆は見ないようにした。

予選を混乱させた原因決勝のクラッシュした場所。無事でなにより。バトルの現場を撮る本気な人を激写スゴイ幻想的なシーンだった


 この催し、相当楽しかったですよ。その後、メインスタンドも開放されていたのでスネーク。するとスクリーンで決勝を放映していた・・・けどその下で戦いを終えたチームの撤収作業が見えた。始めてみる光景でテンション上がった。

こんな感じ~

 世界最高峰の技術が詰まってる、と思うとゾクゾクするもんです。疲れたし、まだ余韻も残っているのでレースを観る。レース自体はおとなしめでしたが、自分が観たものを映像で観るのもまた一興。回りも現生観てるかのようなテンションで面白かった。
 でゴール。表彰台のシーンが終わった後、鈴鹿の歴代チャンピオンの名前が次々と映し出され・・・今年の優勝者、ヴェッテルの名前が映され・・・最後に鈴鹿からの心温まるメッセージが映し出された。このときは妙に感動した。何か「終わった」という余韻と「ありがとうございました」という感じで。拍手喝采でしたね。素晴らしいよ、鈴鹿。


 最近はレース観戦から遠ざかってましたが、今回の観戦でえらい盛り上がってきた。本当に楽しんだ。(日本では??)モータースポーツは時代背景的な面も、またそれ以外の面でも極寒ですが、何とか一回足を運んでもらえば楽しさが伝わるんじゃないかなぁと。レースだけじゃなくても、ライコネンやバトンにお熱な熱心な方も沢山おられたし。そういった面でも良いし、色々な楽しみがあると思うんですよ。ウンチク語るのも楽しいし。単純にマシンの素敵さを楽しむのも良いし。
 何とか盛り上がって欲しいと思う次第であります。

 ただ、始めて来る人があの料金を払って来るだろうか、て部分はある。今回自分は「「高い金払ってきてんだぜ」てのは無かった、とても良いイベントでした。」という所感ではあるけど、プロ野球が3000円あれば楽しめるのに対し、モータースポーツは高めかなぁと。2~3日間遊べるとは言えですね。お財布が厳しい時代ですから、何とか逆風を乗り越えてよりよくしていきたいです。それに乗じて車業界が盛り上がってくれれば言う事無し。
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