今日は、1月2日〜3日の2日分の風景の、ごくごく一部を紹介したいと思います。
1月2日は『砂の浜』の北の端まで歩いてみました。

「いつか行こう」と思いつつ、一度も行っていなかった場所です。
崖の亀裂に根を伸ばして体を固定する、クロマツの姿に見とれつつ・・・
海にはりだした崖の先端を乗り越えてみたら・・・
立派な洞窟がありました!

人の背丈の2倍の高さがあります。
テラス付きのシマシマの崖も!

ここでお弁当を食べたら楽しそうです😄
(頭上注意だけど)
小さなプラーベートビーチ!

南の島を見ながら、半日ぐらいのんびりしたら最高かも!
「今度、潮汐表を見て、海が静かな日にお弁当持って来よう」と思いました😄
1月3日
前半は、ジオ研メンバーと30年前の割れ目噴火の溶岩流へ。
思い思いに、ススキ野原を超えて目的地を目指したら・・・
かなり狭い範囲に、カタツムリの殻がたくさん落ちていました。

殻は左巻きが13個で、右巻きは3個だけでした。(写真は全部左巻き)
普通は珍しいはずの左巻きのカタツムリの殻が、なぜこんなにあるのでしょう??
疑問は疑問のまま置いておいて(笑)、草地を抜けて黒い大地へ。

この青と黒だけの世界がとても爽快で、みんな笑顔です😄
目的の溶岩流を前に、それぞれ自由に観察しました。
太陽の角度がちょうど良くて『黒さ』が際立ち、迫力を増しているような気がしました。
遊び心のあるメンバーばかりなので、溶岩をあっという間に『ネズミ』に変身させたり・・・
火山弾と仲良くなったり・・・
割れた溶岩のかけらをめくるとタネがいっぱい入っているのを見て「こうやって植物が根を伸ばすことができるんだね」と言いあったりして・・・

楽しい時間を過ごしました。
この後2班に分かれ、私たちは4人で「テキサスコース」という島の東部に降りるルートを歩きました。
このコースは以前ツアーで歩いていたこともありましたが、最後に歩いてから多分4年以上経っています。

普段と見る角度が違うだけで、とても新鮮に感じました。
目の前の溶岩が、妙に尖っているのも気になります。

なんでこんなに先端が尖ったものが多いのでしょう?
何かが・・・
何かがいますよね?

「ギャオ〜!」叫んでいる怪獣系もいるような・・・^^;
さて、黒々とした溶岩地帯を抜けたら、今度は緑に覆われた高まりが見えて来ました。
「これは年代の違う溶岩流に違いない」と、アッという間に調べにいくメンバーたち。

探究心が満ち溢れてますね〜。
5mぐらいの高さを登ると、溶岩の周辺に低木が成長していました。
とても眺めがよく、眼下にはススキ野原に緑の木が点在する「森のでき始め」の景色が広がっていました。

前回ここに来た時は、こんなに緑が多かった印象がありません。
植物たちが景色を塗り替えていく様子を目の当たりにできる・・・これって本当にすごいことですよね。(惚れ惚れ)
この後も、下山しながら森の中に『高まり』を見つけると「溶岩流に違いない」と登って観察。

みんなで「我々は溶岩の上に住んでいる」ということを、実感しながら歩いたのでした。
そして「伊豆大島は、ちょっと歩いただけでワクワクできる宝の島だ!」と正月早々思いました。
また時間ができたら、不思議を見つけに行きたいと思います😄
(カナ)