グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

イヌツゲ の小花が飾る風景と、雨上がりの青空❤️

2022年06月12日 | ツアー
今日は兵庫県から来られた「幼なじみ旅」のお客様たちと、裏砂漠に行ってきました。

森の中の道には、雨水で寄せられたハチジョウイヌツゲの花と葉っぱで、黄色い筋ができていました。

朝まで降り続いた雨でできた筋かも?

まだ綺麗な黄色なので、花は散って間もないのかもしれません。

なんとか脇を歩けるぐらいの水溜りには…

葉っぱについた水滴と、イヌツゲの小花が落ちてきて、水の輪っかが次々にできていました。

この場所以外でも、風が吹くとイヌツゲの花が雨のように降ってきて、めちゃ素敵でした〜。


サルトリイバラのツルが、何にも捕まらずに2m以上伸び

ついに枝を捉えて安定していたのを見て驚いたり(指し示している指の先の上で枝に絡んでいます)


丸い葉でお餅を包む時、1枚で包んだか、2枚を合わせて包んだか、お客様と思い出を語り合ったり

あれこれ観察しながら、ジオロックガーデンに突入!

山は若干霞んでいましたが、ウツギの白い花が綺麗でした❣️

想像より早く霧が晴れたのは、すごい晴れ男さんのおかげかもしれません☺️

(黄色い上着を着ている方です)

裏砂漠に着く頃には青空が増え、雲もカッコ良くて爽やか〜な風景に!!

遠路はるばるお訪ねいただいたお客様に、広い景色を見ていただけて良かったです!
(時々聞かれた「日本じゃないみたい」という感想が、嬉しかったです)

帰り道、行きと同じ角度から三原山とウツギの花を撮影。

青空と光が眩しいほどで「綺麗! さっきと全然違う!」とお客様☺️

みんなで景色に見惚れ、このあと、ご夫婦で「年賀状写真」を撮影されていました。(きっと三原山さんとの年賀状が出されるに違いありません)


帰り道、樹海の中にもイヌツゲの小花がそこかしこに散って、風景を彩っていました。
道の上にも…

シダの上にも…

苔の上にも…

溶岩の上にも、花、花、花。

地面に落ちた花は、あっという間に茶色くなってしまうので、まさに今日が旬の風景だったのだと思います❤️

お客様は、ほかにも空を目指して伸びていたアケビのツルや

桜の倒木の上に落ちたサクラのタネを見つけて、楽しそうに観察されていました。(大きなキノコではなくて、左上の小さな黒い粒が主役です!笑)

黒くてツヤツヤのオオシマザクラのタネ❤️

もしこのタネがこの場所で芽生えたら、どんな風に成長していくのでしょう?
(見届けて、お客様に報告しなければ☺️)

ということで今日も、ダイナミックな風景と小さな発見の数々が楽しい、半日ツアーでした。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

(かな)



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