グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

猛暑の地学部ツアー2日間!

2024年08月09日 | ツアー
あまりにもツアー報告が溜まってしまったので、今日は2日分のツアーをまとめて報告します。
8月1日〜2日にかけて、明治大学付属中野中学・高等学校の地学部の皆さんと歩きました。

最初は、”火口〜裏砂漠1日ツアー”の希望でしたが、熱中症対策で2日間に分けて、スケジュールを組んでくれました。

1日目は三原山へ。

男子校でしたが、日傘を準備してくれている生徒さんが多く、ペットボトル2本以上のOS1や水を持って出発!

セミも難なく手に取って…

大きなカメラで撮影していました☺️


黒い溶岩の上は、「暑い〜」という感じですが、みんな丘に登って溶岩を興味深げに観察。

「粘りのない溶岩が、なぜ上に向かって流れたように見えるのか?」の謎解きに挑戦中です☺️

岩を持ち上げる力持ちも1名!

暑くて疲れたけれど、みんなで頑張って歩いて、全員無事に火口西展望所着。

「火口を真ん中にしよう!」ということで、左右に分かれて記念写真❣️

帰りの1本道は、数名がダッシュ!

日傘がパラボラアンテナになるぐらいに、風を切って走っていました。

下山しながら写真を撮りあって

「人物写真の横に『そうだ、三原山へ行こう!』という文字を入れたい!」と語る、生徒さんもいました。(将来はデザイナーかな?)

2日目は裏砂漠へ。
セミが飛び交う低木林地帯を抜け、

開けた景色の場所にさしかかった時には、地学部の本領を発揮して…

こんなステキな火山弾を発見!

生徒さんたちは、「2分の1巨人の鎖骨火山弾」と名付けていました。

なかなか良いネーミングかも?(笑)

他にも、梅干しのタネみたいな綺麗な形の火山弾や

ブルーのキラキラがいっぱい入った「人の顔みたい」な石。

「なんで茶色が入っているの?」の石。

(コンクリートとサビかも?)

裏砂漠では、若者らしいジャンプや

マッタリ休憩や遠出など、それぞれの過ごし方で、“黒くて何もない大地”を楽しみました。

とても暑い2日間でしたが、だれも熱中症にならず(私は疲れましたが)、伊豆大島の火山と生きものたちの姿を見てもらえて、良かったです。

地震、大雨、暴風、猛暑と、日本中、無事な場所はどこにもない感じですが、できる限り、学んだり備えたりすることで生き抜けたら良いな…と思います。

2日間の体験が、未来の地球を生きる若い皆さんにとって、少しでも心に残る存在になったら良いなぁと願っています。

(かな)
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