グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

雨と青空

2020年11月05日 | ツアー
3日前は、ブラタモリを見て「溶岩と火口が見たい」とリクエストしてくれたお母さん&娘さんと、三原山に登る…予定でした。

が、スタート時点から結構な雨☂️
複数の天気予報が「午前中は曇りで午後から雨」となっていたので、雨には降られない予定だったのですが💦

お客様は、上下のレィンウェアは持参されていましたが「帰る日なので靴を濡らしたくない」とのこと。
長距離を歩くのはやめて、溶岩だけ見に行くことになりました。

グレーの雨雲が薄くなった、一瞬の合間にスタート!


アスファルトの遊歩道には大きな水溜りができていて---


久しぶりに「水鏡」で遊んでみました(笑)


縄のような形状の溶岩と、


ゴツゴツした溶岩の両方を訪ね、


溶岩の際にも、立ってもらいました。

お客様が立っているのが34年前の溶岩(5mぐらい高い)、手前は70年前の溶岩です。

娘さんは溶岩積みに挑戦!

何個積めたのかな?

途中で雨がざーっと降ってきたので、木陰で雨がおさまるのを待ちました。

頭上すぐに葉が茂る低木は、雨宿りに最適ですね〜❣️😊

サルトリイバラの葉が真っ赤に色づいているのを発見しました。
 
今まで見た中で、一番綺麗な赤だったような気がします。(雨だから?)

さて溶岩を見た後は、1986年に道路を割って吹き上がった「割れ目噴火」の火口を見に行くことにしました。(何しろ火口と溶岩がリクエストだったので)

「緑に覆われて火口に見えないかもしれません」と話しつつ、久々に訪ねた割れ目噴火口は、ごく一部に赤い火口壁が見えるものの…


「火口」というより「緑の穴」に変身していました😅

(お客様の背後の凹みが火口です)

遊歩道が草に覆われていたので、お客様に人生初の「藪漕ぎ」体験をしてもらうことに。
「藪漕ぎ」という言葉も初耳だったそうです。

レィンウェア上下だったので、ススキをかき分けて進むのも怖いものなしな感じ!😊

火口のそばならではの「赤くて穴だらけの石」観察も楽しかったです。

そして…

また雨がやってきたので、急いで戻りました。 

雨と青空が何度も入れ替わった日でしたが、お客様のおかげで素敵な時間を過ごしました(感謝)

次回はぜひ、火口リベンジにいらしてください〜(^^)

(かな)
コメント
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