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グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

集まりました

2009年10月28日 | 植物
大島といえば「椿」が名物のひとつですが、
今年もあちらこちらで椿の花が咲き出しました。
今頃から来春まで島中で椿の花が見られます。
毎年一月から三月末まで開催される椿まつりもそうですが、
椿が冬場の大島の観光目玉であることは確かです。

観光資材だけでなく、椿は島の人々の生活に昔から深く関わってます。
風の強い大島では防風林として椿がたくさん植えられました。
枝は炭にして島民の生活を支えました。
そして実です。
実は拾って、干して、椿油にするのです。
現在でも椿油は人気で、そして高価なものです。

今年はその実がたくさんなりました。
八月中頃から今もまだたくさん拾えます。
拾った実は干して、製油所へ持っていくと、
現金で買い取ってくれます。
もしくは椿油に交換してくれます。

私も毎年拾うのですが、なかなか油に交換する量を拾うのは大変です。
(一斗缶いっぱいの実で一升の油に交換です)
でも今年はあっさり拾えました。
そして念願の椿油を手に入れました!

早速庭からさつま芋を掘り出し、椿油で天ぷらにしました。
からっと揚がってとってもおいしかったです。
自分で実を拾って手に入れた椿油で、自分で育てたお芋を揚げて、
大島の塩でいただきました。
なんという贅沢!!
島生活満喫って感じの日でした。

(のり)
コメント
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