H's monologue

動き始めた未来の地図は君の中にある

使命の道に怖れなく どれほどの闇が覆い尽くそうと
信じた道を歩こう

オスラーセミナー 「平静の心」塾

2020-02-14 | 臨床研修

 

 医学書院で,第2回オスラーセミナーが3月7日(日)に開催されます。昨年,多くの先生方が実は「隠れオスラリアン」であることが判明しました。カミングアウトしたオスラリアン達が,集まり熱い第2回が開催です。

 

講師は『こんなときオスラー』の著書である山中克郎先生,徳田安春先生,平島修先生のお三方です。さらにファシリテータの面子をみると超豪華メンバーですね!

 

 今回は,「アンガー・マネジメント」について,オスラー先生の言葉を紐解きながらワークショップ形式で行われます。私もオスラリアンの端くれとして,短い時間ですがゲスト・スピーカーでちょこっとお手伝いをする予定です。
 何についてお話しするかはまだ思案中ですが,オスラー先生の言葉あるいは,オスラー先生に連なる偉人の先生達の言葉を日々の自分の臨床の中で感じた時のことについて紹介・・といった内容にしようかな〜と考えています。

 

 

 参加者の枠は,まだ少し空いているようです。ご興味のあるかたは是非申し込まれてはいかがでしょうか。講師,ファシリテータの顔ぶれを見ると,相当熱い話になりそうですね,参加すれば,きっと皆さんの中で何かが変わること請け合いでです!

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梅祭りとメジロ

2020-02-11 | 写真

 

近所の公園で梅祭りをやっていたので出かけてみました。メジロに会えるかな〜と思って久しぶりにsmc PENTAX-DA* 300mm F4(通称トマホーク)を持ち出しましたが大正解。人出の多いところから少し離れた梅の木にメジロがいて,ほんの数分でしたが可愛い姿を楽しませてくれました。晴れて青空が綺麗だったので余計に映えました。それにしてもこのレンズはジャスピンになるとトリミングでもびくともしない描写に惚れ惚れします。(以下ほとんどのショットは若干トリミングしています)

 

 

 

 

 

 

 

 

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第48回大船GIMカンファレンスのお知らせ

2020-02-10 | 臨床研修

皆様,

第48 回大船GIMカンファレンスのお知らせです。

もう1週間前になってしまいました。直前のご連絡となり申し訳ありません。
さてこの勉強会もついに満12年を迎えることができました。
これもひとえに参加してくださる皆様のおかげです。あらためて御礼申しあげます。

このところ新型コロナウイルス関連で,今後の院内体制の相談などお忙しい先生方も多いのでは
ないでしょうか。マスコミでは新型ウイルスの恐ろしさを強調するような報道があったりしますが,
よく知っている感染症専門医の先生方が正しい情報を一般に届けようと行動を起こしておられます。
我々にとっても大変参考になりありがたいと思います。
一般の患者さんにも正しい情報が届くようにできることを私もやりたいと思います。

さて,今回の大船GIMですが,ちょっと新しい試みを考えています。
2月は例年それほど人数が多くないこともあり,これまでとは違ったやり方を試みるのにいいかと
思いました。1例目は当院から提示予定ですが,その後のいつもの小ネタ+2例目の時間を使って,
私が2年ほど前から,いくつかの機会にやってきた『輸液大盤解説』をやってしまおうかと考えました。

実は昨日,某ケアネットTV(隠してないか・・笑)でこれに関しての番組の収録をやりました。
1日ですべて収録なので,14時間ぶっ通しでかなり疲れましたが良いものができそうです。
実際の公開はまだ少し先になります。それで,せっかく準備したので,ほぼ同じ内容を大船GIMで
披露してしまおうと考えました。(ま,言ってみれば「プレミア・ショー」みたいなものです。
おそらくこれまであまりされたことがない形式でのお話です。いつもの症例検討形式をご期待
されていた方にはちょっと違うパターンで申し訳ありません)

題して『輸液大盤解説』  輸液の臨床推論 〜脳みその中を見せます〜』

ご興味のある方はご参加下さい。

          記

●日時:2020年2月15日(土曜) 16時から19時頃

●場所:大船中央病院 アネックスビル6階講義室

●症例提示と討論(Clinical problem solving)

 1)症例1 78歳男性 嘔気
   中野 弘康 先生
   大船中央病院 内科

 2)小ネタ:『輸液の臨床推論』 基礎編

 3)『輸液大盤解説 ー輸液の臨床推論ー』 実践編  
   実際の症例を提示して,どのような輸液を行うかその場で皆さんに考えていただきます。
   時間の許す限り 3例くらいできれば,と考えています。


●懇親会 19時30分~
大船GIMの「名物」懇親会です。キャッチフレーズはいつも通り総合内科,総合診療でがんばって
いる施設の先生方との「出会い系サイト」です。初めての方もお気軽に参加下さい。これまでも,
ここから新しい勉強会やつながりが沢山生まれています。むしろ初めての方こそ,気軽に参加して
お知り合いをここで増やして下さい。

毎回行っている病院近くの店を予定しています。
医師(3年目以降)4000円,初期研修医3000円,学生2000円程度の予定です。
(ビールなどドリンク飲み放題つき)

人数の把握をしたいので,参加希望の方は,以下のフォーマットで連絡をいただければ幸いです。
もちろん,当日の参加も大歓迎です。


////////////申し込みフォーマット///////////////

お名前(   )
ご所属(   )

カンファレンス 参加 (   )
懇親会への参加 (   )
もしあればコメントをどうぞ (  )


大船GIM事務局のアドレスを作成しました。カンファレンス参加などのご連絡はこちらofunagim(あっとまーく)ofunachuohp.netにお願いします。このブログのコメント欄で連絡いただいても結構です(オモテには出ません)。その場合は私か事務局からご案内を差し上げます。

次々回以降はおよそ以下の予定になっております。


・第49回 2020年5月16日(土) 決定,1例すでに提示の希望を頂いています。  
・第50回 2019年8月29日(土) まだ最終決定でありませんが,多分ここ。
・第52回 2020年11月22−23日(日月の連休) まだ最終決定でありませんが,たぶん。昨年につづいて箱根です。

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新プロジェクト一段落

2020-02-08 | 日記

 

これまで何度か披露してきた『輸液大盤解説』を番組として収録しました。都内のスタジオで一日で収録の強行軍でした。疲れましたが,プロフェッショナルなスタッフの皆さんのおかげで無事終了しました。アシスタント役をお願いしたS先生も素晴らしく,疲れましたがとても楽しく収録作業ができました。途中1本収録ごとに休憩はありますが,慣れない作業で,終始立ちっぱなしでやっていたのでふくらはぎが筋肉痛になってしまいました。

将棋や囲碁の大盤解説を輸液の解説に応用するという試みで,美術さんの素晴らしいお仕事で,あえてアナログな感じがいい感じです。このあとの編集作業があり公開されるのはまだまだ先ですが,面白いものができそうで楽しみです。皆様,ご期待下さいね。

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SpPinな身体所見@田坂メモリアル・レクチャー2日目

2020-02-02 | 臨床研修

 

 田坂メモリアルレクチャー2日めは,「SpPinな身体所見」特別版で3時間でした。すでにある程度セットリストは作ってあったのですが,前日の伊賀先生のお話を伺って,自分もTFCや田坂先生との関わりについての話を入れたくなりました。すると自分がどのように臨床を学んできたかについても触れないわけにはいかず,はじめの部分で30分程度使うことになります。すでに作ったセトリをどう変更する(減らす)か,はたと困ってしまいました。さんざん悩んだあげくに(えいっ)とばかりに全部出しにしちゃいました。で,結局スライドは3時間で300枚を強行することになりました。最近トシのせいか滑舌が悪くなっているんですが,何とか予定から15分超過ですみました。

 

・自分が卒後に学んできた道,一般内科と腎臓内科の間の行き来。すこしオスラーにも触れて
・続いて,いつものSpPinな所見の数々を怒涛の流れで一気に
・まとめは,どうやって身体診察を学ぶか,よく質問されることに対する自分なりに今思うこと
・結局は自分で学んでゆく覚悟さえあれば,どこにいても学べるのではないか
・そしてオスラーから繋がる内科の偉人達について,我々も歴史の中の一人
  (特にHerb L. Fred先生はどうしても紹介したかった)
・新しい展開として若い先生達の素晴らしいアイデアと行動力(録音聴診器の自作とか,勉強会活動など)について
・うちの研修医の I 先生自作の録音聴診器とそれを使った症例記録を紹介。
・これまで自分がやってきた,写真・動画だけでなく思考過程を記録する「ひとりClinical problem Solving」について
 自分の思考を振り返るにはとても良い方法であること,
 (ついでに「内科医のカレンダー」についても宣伝してしまいました・・・さあ,これでもう後には引けない!

 

 

 3時間を超える長丁場でしたが,皆さんの熱心に聞いてくださる雰囲気がこちらにも伝わり,まったく疲れることもなく一気に終えることができました。かなり早口でまくし立てたかもしれません。ご容赦を。すべての内容を覚えて帰ってもらおうなどとはさらさら考えていなくて,聞いていただいた内容の一つでも心にひっかかるものがあれば大成功という気持ちでした。

 

 

 終了後は有志でお好み焼きを食べに行き,田坂先生のお墓参りに行きました。10年ぶりに訪れた田坂先生が眠る高台からは,遠く広島の街がかすんで見えました。数日来の寒さが嘘のようにこの日は暖かく,植えられた紅梅が咲き始めていました。

 

 

 田坂メモリアルレクチャーを続けてくださって,中西重清先生や広島の先生方,本当にありがとうございます!暖かい雰囲気にあふれる素晴らしい勉強会でした。また来年以降も都合がつく限りは参加させていただこうと思います。

 

 

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