今年の夏休みは連日の雨降りだったので,ひそかに目論んでいた星空撮影はあえなく計画倒れになりました。雨のやみ間に木立の中を散策していると,大量のキノコがそこら中に生えていました。そこで急遽,被写体を変更してこやつらを狙ってみましたが,これが滅法面白い!大きなものも沢山見かけましたが,どちらかというとコケの合間から顔を出す小さなキノコたちに目がいきます。長靴を履いてマクロレンズとミニ三脚を装着したK-1を手に,目線を地面に近づけてキノコの写真を撮りまくっていると,まるで「夏休みの自由研究」みたいになりました。
美味しそうな桃みたいな外観が綺麗。(ニオイコベニタケ・・たぶん)
黄色も目を引きます。コケの合間からちょこんと姿を見せてるだけなのにかなり目立つ。
すっきりした立ち姿が美しい。よく見るとすぐ近くに子分がいた。
小さいけれど,真っ赤な姿が存在感いっぱい。(ベニヒガサ)
俺っちに何か要かい・・起きたばかりなんだけど,といった風情。
名もなき姿がりりしい。
木陰に純白の細身が凛として美しく映えます。
ザ・キノコみたいに特徴がないのが特徴。
折れそうに細い柄の二人が寄り添っています。
アリンコが遊びに来ました。
こちらは5人家族です。
みんなで寄り添って生きています。
ちょっと頭が跳ねっ返りみたいになっています。
K-1 mk II 改,smc PENTAX-D FA Macro 100mm F2.8 WR [ISO 800, -0.7〜-2.0 ev]
こうして見ると,これ何という名前なんだろう?と気になります。ネットで調べると日本にはキノコは4000〜5000種類くらいあるそうです。でもその中で名前がついているのは2000種程度だそうで,今回見かけたキノコもほとんどがよく分かりませんでした。それにしてもキノコの世界も深い!沼ですな。