伝説の指導医であるウィリス先生の有名な「ウィリス・ノート」が,教え子である舞鶴市民病院OBの先生方の手により翻訳・出版されたのが2008年。自分もむかしタイプ打ちの原本の一部のコピー(のコピーのコピー・・)を誰かから譲り受けて,むさぼり読んだ覚えがある。
昨年,もう一冊の本の電子化についてボランティアの募集があり自分も少しだけお手伝いをした。先日,そのプロジェクトが完了したことと,ウィリス先生のHPが完成したと,中心となった先生から連絡をいただいた。
https://sites.google.com/site/virtualclinicofdrgcwillis/home
ウィリス先生の身体診察のビデオの紹介や,何とあのウィリスノートの最新版が,ダウンロードできるようにもなっている。日本語訳で読めるのもありがたいが,やはり原文を見てみたいとも思っていたので,これは本当にありがたい。
ここまでの労をとられた,枝雅俊先生には,心からの敬意と感謝の意を表するばかりである。