ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2014年5月3日(土)  御在所岳(三重県四日市市菰野町 1212m)

2014年05月04日 | Weblog
5月連休で毎年登っている御在所岳へ「アカヤシオ」を見に行く。近鉄湯の山線終点の湯の山温泉駅で三重交通バス湯の山温泉行に乗り換える。4月から10円上がって270円。7,8分の乗車時間であるが歩くと30分の登りであり270円の値打ちはある。9:00湯の山温泉バス停から歩き出す。温泉街の階段を上がるのがいいウォーミングアップになる。9:30登山口。暑くなったので長袖シャツを脱ぎTシャツ一枚になる。連休のこの時期は登山者も多い。中道は御在所登山のメイン登山道なので今日は渋滞を覚悟しなければならない。20人くらいの団体さんがいたので休憩もそこそこに出発する。10:10おばれ岩。ここも休憩ポイントなので混雑している。少し登った岩場で休憩する。このあたりではアカヤシオが既に散っていて見上げると数辺の花が残っている。多分7合目あたりからが見頃か。10:30六合目キレット。ここは急な岩場で鎖を使って慎重に降りなければならないので予想通り渋滞している。15分待ち。何人か危険を顧みず迂回コースへ行った。人一倍どんくさいヨシ坊は決してそんなことはしたくてもできない。11:20八合目キレット。予想通り満開のアカヤシオが広がる。足場が危ないので花ばかり見ているわけにはいかない。11:50富士見岩。素晴らしい展望だ。目の前にある尖った山は鎌ヶ岳。ロープウェイを挟んで向かいにある大岩は大黒岩。先端に3人上がっている。見ているだけでこちらの足がゾクゾクしてくる。渋滞で時間をとったので御在所岳山頂には寄らず国見岳へ向かう。国見峠への下りは中道と対象的に人が少ない。ゆっくりとアカヤシオの写真を撮りながら下る。12:20白ガレで昼食。目の前の藤内壁を見ながらおにぎりを食べる。一人ゆっくりと食事してたら周りにドヤドヤと団体が来たので10分休憩で出発。12:40国見岳山頂。山頂の大岩に立って見る眺めが素晴らしい。一面アカヤシオの林で淡いピンクの色が広がっている。来た甲斐があった。疲れも吹き飛んで、もうこれだけで十分である。下りは国見尾根を降りる。天狗岩、ゆるぎ岩と難所が続くので気を緩めることはできない。時々振り返ると新緑の垂直壁に点在するアカヤシオがアクセントになっていて絵になる光景である。いつもこの時期足の踏み場に困るほど咲いているハルリンドウがなぜかまだ咲いてない。残念な気もするがこれ以上望むのは贅沢な話である。14:00藤内小屋に到着。ここまでくれば後は整備された登山道なので安心できる。河原でのんびりとコーヒータイムにする。

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