ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2014年5月25日(日)  飯盛山(大阪府大東市 315m)

2014年05月27日 | Weblog
大阪S会の5月例会で生駒山系の飯盛山に登る。今月の案内役は生駒市在住のKさんご夫妻。お世話になります。9:00近鉄生駒駅改札前に集合する。駅ビルのすぐ前に生駒の山脈が迫っている。青葉の新芽がまぶしい。光陽台から生駒山に取り付く予定であり、駅を出たらすぐ登りになる。光陽台公園で休憩。ここまでかなり登ってきたので奈良の若草山や矢田丘陵が見渡せていい眺めだ。ここで光陽台に住むKさんのお友達Sさんも合流する。これで今日のメンバーは11人となった。住宅地を抜けて山道に入る。木陰に入って急に涼しくなった。コシアブラの木が多い。所々雪が降ったみたいに道に白い花が落ちていて見上げるとニセアカシァが咲いている。エゴの花も咲いている。この時期はニセアカシァ、エゴ、ウツギと白い花が多い。阪奈道路を陸橋で越えて大東市に入る。いろんなハイキングコースがあって標識がなければどこへ行くのかわからない。ホトトギス、シジュウカラが絶え間なく鳴いている。12:30 広々とした室池に着く。13:20 権現の滝。竹林コースを通って14:40 飯盛山に着いた。3月にオープンした阿倍野ハルカスがひときわ高くて目立っている。飯盛山は河内飯盛山とも呼ばれている。古来要害の地として戦略的な役割を果たしてきたが、ここに本格的な城郭を築いたのは、戦国末期に摂津、河内、大和、和泉を制圧した三好長慶である。しかし家臣の松永久秀に実権を奪われ、やがて松永久秀も信長に滅ぼされることになる。時代を遡れば南北朝のころ楠木正行(楠正成の長男)が高師直軍と戦ったのもこのあたり。歴史上賑わった場所も今となっては夏草に覆われたつわものどもの夢のあとである。ここからは下るのみで16:00 ゴールの野崎観音に着いた。野崎観音は浄瑠璃歌舞伎で有名なお染久松物語に縁のあるお寺である。JR野崎駅前から近鉄バスで新石切駅前までバスに乗る。新石切駅前の「大阪王将」にてギョウザとビールで反省会。お疲れ様でした。

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