面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

「レッドクリフ PartⅡ-未来への最終決戦-」

2009年04月11日 | 映画
さあ!満を持しての登場となった「レッド・クリフ」後編、いよいよ公開!

80万の軍勢を率いて中華全土の統一を目指して押し寄せてきた曹操軍に対抗するべく、連合軍を形成した劉備軍と孫権軍。
PartⅠでは、得意の騎馬戦を仕掛けてきた曹操軍に対して、諸葛孔明(金城武)の繰り出す「九官八卦の陣」による歩兵隊の奮闘を中心に対抗して撃退に成功した連合軍。
赤壁に拠点を構える彼らに対して曹操は、2000隻にものぼる軍船を率いて長江を進軍し、対岸に壮大な砦を築く。
しかし水上戦に不慣れな曹操軍の兵士達は疲労し、疫病が蔓延するに至るのだが、それを逆手にとった曹操は、疫病で死んだ自軍の兵を連合軍の元へ船で流し、連合軍に疫病を蔓延させる。
劉備は、自軍の兵士や自分を頼ってくれる民たちに疫病が流行ることに苦慮し、軍を撤退させてしまうが、諸葛孔明だけは赤壁に残った。
孫権軍司令官・周瑜(トニー・レオン)と孔明は、お互いの首をかけて競い合うように謀略を練り、周瑜は曹操軍の数少ない水軍司令官2武将の排除を、孔明は3日で10万本の矢の収集に成功する。
やがて、曹操軍に潜伏していた孫尚香(ヴィッキー・チャオ)が帰還、敵陣の構成を探ってきた彼女の情報をもとに、いよいよ決戦に向けて動き出す!

「三国志」において最も有名な合戦である「赤壁の戦い」を映画化した『レッドクリフ』の後編。
PartⅠでは、戦いに至る経緯や人間ドラマを中心に話が進み、戦闘シーンでは猛将個々の奮戦が痺れるほどのカッコ良さで描かれていたが、PartⅡでは「赤壁の戦い」で最も有名な“火計”による曹操軍の大船団炎上シーンが圧巻!
しかしジョン・ウー監督の本領が発揮されるのはその後だ。
これまでの“三国志モノ”における「赤壁の戦い」は、曹操軍の大船団が燃え落ち、壊滅させられるところで戦いは終了となるのだが、周瑜を筆頭に孫権軍は対岸へと上陸し、敵陣へと切り込んでいく!
しかも、史実ではこの戦いに参加していない劉備軍であるが、なんと関羽・張飛・超雲の猛将達が戦場へと馳せ参じ、周瑜に合流して一騎当千の活躍を見せるのである!
大迫力の船団による合戦に続いて、男たちの熱い友情と舞い躍るようなアクションが炸裂する40分に渡るクライマックスは、ジョン・ウー監督の面目躍如たるシーンだ。

しかしながら、大迫力の合戦シーンで観客をグイグイ引っ張った後、寂寥感漂うラストへと導いていくそのコントラストは見事!
劇場を出たときの満足感は、ある種の「達成感」を覚えるほど。
ジョン・ウー監督渾身のスペクタクル巨編、ここに完結……!


レッドクリフ PartⅡ -未来への最終決戦-
2009年/アメリカ・中国・日本・台湾・韓国  監督・製作・脚本:ジョン・ウー
出演:トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイー、チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、フー・ジュン、中村獅童、リン・チーリン

北野誠が…

2009年04月11日 | ニュースから
北野誠 タレント廃業危機!全レギュラー降板へ(スポーツニッポン) - goo ニュース


北野誠は特に好きでも嫌いでもないが、いきなりレギュラー番組を全部降板して(「させられて」が正しいか)謹慎し、更には引退危機!?とまで追い込まれているのは、尋常なことではない。
googleを駆使して真相を探してみたが、“問題の発言”というのが中々出てこない。
少なくとも、一般的なマス・メディアや大手のサイトには一切掲載されていない。

ネットの世界は、いろんなところにいろんな掲示板があるので、その中に発言内容について書かれたものがあったが、これも本当かどうか確証は無い。
曰く、ある○○団体を批判する内容のものだったとのこと。
その団体は「○○○会」という○○○○の○○であるが、○○界にも○○はたくさんいて、そういった○○○も批判したということだった。
真偽の程は明らかではないが、北野誠は以前にも山本リンダをボロクソに言って猛反発をくらい、確か公開土下座までさせられたと思うのだが、それも遺恨として残っていたと考えると今回の謹慎処分というのはうなずける。

うなずけるがこれが事実なら、言論封殺集団としてこの団体を許すことはできない。
はっきり言って、日本を裏からの圧力によって支配しようと暗躍する、エセ○○○○である。


※当ブログ管理人は一小市民であり、国家権力に怯える小心者でもあることから、今回の記事は一部伏字とさせていただいております(笑)


ウサギ小屋対決・ラウンド1

2009年04月11日 | 野球
巨人が4連勝=プロ野球・巨人-阪神(時事通信) - goo ニュース

4番が3打席連続ホームランをかまして負けたチームを見た記憶が無い。
金本一人におんぶに抱っこにしがみつき。
ナイン全員がアニキにまとわりつき、絡みつくかのような試合展開だ。
「きっきっ巨人には、ぜっぜっぜっ絶対に、かっ勝つぅぅぅぅ…」
と、力みだけが先に立ち、気合が空回りして体の動きを固くしてしまったのではないだろうか。

それにしてもこのウサギ小屋球場はホームランがよく出る。
ここが本拠地だったら、金本は100本打ってホームラン王だ!
しかし、こんなホームランが出やすい球場なればこそ、相手キャッチャーに逆転ホームランなんぞ許してはいけない。
しかも2打席連発を食らうなどもってのほかだ。

戦犯を挙げだすとキリが無いのでやめておくが、金本しか頼りにならない打線は見るも無残。
中でも鳥谷!お前がチームを引っ張らんでどうするのか!?
早稲田の同僚・青木に大きく水を開けられた現状を打破する根性を見せることができたなら、タイガースは確実に常勝軍団として君臨できるはずだ。

ロゴマークの規定

2009年04月10日 | ニュースから
制服ワッペン2万枚作り直し、3400万どぶ…都下水道局(読売新聞) - goo ニュース


自分の勤務先でもロゴマークの規定があり、やみくもにコーポレート・マークを使用することに制限を加えている。
色合いや社名の自体はもちろん、社名とマークの位置関係やバランス、文字の太さのバランスなど、詳細に定められている。
これは、誤ったロゴマークの使用を防ぐとともに偽物と区別するためにも重要なもので、ロゴマークの制定と一体のものである。

従って、ロゴマークを使用する際には、事前に社内のしかるべき部署に審査をかけるのが当り前で、業務フローとして定着している。
今回の一件は、下水道局がロゴマーク使用に当たって遵守すべき手順を踏まなかったということだろうが、当事者達の認識不足が大きな原因だろう。
問題は、しかるべき手順を踏まなかったものの、例外規定を運用して対処すれば済むものを、何故か規定を杓子定規に当てはめて作り直すという愚に走ったことにある。
審査担当部署と調整を図って“落としどころ”を見出すのが、組織人としてとるべき道筋だと考えるが、それさえも放棄して追加発注してやり過ごし、税金を無駄遣いした怠慢は許されるべきではない。

それでも決裁に関与した部課長は訓告だかなんだか、ゆるい処分で済んでいる。
役人天国とはこのことか。


かしわ

2009年04月08日 | シゴのセカイ
鶏肉のこと。

前の会社でのこと。
とある昼休みに同僚たちとウダ話に興じていて、若手女性社員に尋ねられて驚いたことがある。
「…え?『かしわ』って何ですか??」
使ったことが無いというので、鶏肉のことであると説明すると、
「あ!そういえば昔、おばあちゃんが言ってた気がします♪」
…胸中誠に複雑に。。

当ブログにお越しいただいた皆さんの中で、いったいどれくらいの方が「かしわ」と聞いて鶏肉を連想されるだろうか。
すぐに連想できた方は、相応の御歳なのかもしれない。
しかし、大阪のとある地方では現役の単語のようでもある。

既に「古語」として死語化しているのか?
はたまた地域・地方によっては、いまだ使われているのか?
「かしわ」を“シゴのセカイ”へとイザナッてもよいものかどうか、真相はいかに!?

【蛇足】
「かしわ」と言えば、いとし・こいしの漫才の一節を思い出す。
「かしわ」が分からないいとしに対して、こいしが答えて曰く。
「生きてるうちがニワトリ。死んだら戒名が『かしわ』!」

味わい深い漫才も今は昔。


これは難癖の類か?

2009年04月07日 | ニュースから
中国で「ウルトラマン」たたき=温首相の問題視きっかけに(時事通信) - goo ニュース


中国で、温首相がウルトラマンを少し非難するような言い方をしたら、皆がこぞって「ウルトラマンは悪だ!」の大合唱になっているという。
君らは、大企業で社長の周りをとりまく“幇間社員”か!?
偉いさんの発言に盲従し、
「そうです!そのとおりです!ワタシもけしからんと思っとりました!いやぁ、さすがご立派な見識ですな!」
てなもんだろうというのは、うがち過ぎた見方だろうか。
ウルトラマンは怪獣を倒すために戦うのであり、決して人を殴ったり殺したりはしないし、物語によってはテーマ性に富んだストーリーもあるし、皮相的な非難は返ってカッコ悪い。


先発投手と鳥谷と若手と

2009年04月06日 | 野球
神6-7ヤ(5日) ヤクルトが逃げ切る(共同通信) - goo ニュース


今年も、九州在住のタイガースファンの大先輩のおかげで、開幕シリーズ2、3戦を観戦できたが、まさかの2連敗でがっくり…
開幕戦こそ幸先よくスタートがきれたが、続く2試合はちょっとヒドかった。

<弱体先発投手陣>
2戦目の能見、3戦目の福原共に、立ち上がりから攻め込まれ…というよりもコントロールと球のキレの悪さで自滅したような状態だった。
特に3戦目の福原は、2点も先制されながら見方がすぐに逆転してくれたにも関わらず、直後に再逆転されてしまうテイタラク。
中押しのホームランまでくらって、5回投げて6失点はヒド過ぎる。
しかしながら二人とも、あまりにも変化球が多いピッチングはいただけなかった。
ストレートに球威とキレが無さ過ぎたからなのか何なのか、キャッチャー・狩野のリードにも問題がありそうだ。
リリーフで登場した渡辺も、彼の持ち味であるキレ良くスピード十分なストレートではなく、いきなり変化球(スライダーかと)から入ってボールとなっていた。
とにかく変化球を外角に投げさせておけば、とりあえずは長打をくらうことはなかろうという考えのようにしか思えないくらい、変化球を投げさせていた。
プロの選手のリードをとやかく言うのはおこがましいが、消極的で逃げにしかみえない投球をさせるのはいかがなものか。
狩野の真意のほどは分らないのだが…

<守備の集中力を欠いた鳥谷!>
とにかく2、3戦での鳥谷の守備はヒドかった。
捕ってはポロポロこぼし、投げては暴投。
2戦目などは彼のせいで3つはダブルプレーを逃して能見の足を引っ張ったし、3戦目も致命的なエラーで7点目を献上した。
打撃も四球は選ぶもののヒットは出ず、ようやく3戦目になって2点タイムリーつーベースを放ったが、自分がしでかしたミスの帳消しには程遠い。
あの場面で鳥谷が罪滅ぼしできるのは、スリーランを放って一気に同点にもっていくことだけだったのである。
最終打席で、燕の守護神、WBCでも韓国の守護神を勤めた豪速球右腕・林昌勇から、イイ当たりのショートライナーを放っており、打撃は上向いてきた兆しが見えたのだが、次の広島戦は大暴れして、開幕シリーズの穴埋めをやってもらいたい!

<不甲斐無い若手…>
特に桜井。いや、これはもう桜井に尽きる!
狩野は、リードはともかくバッティングではがんばっていたし、坂や岡崎は端からそんなに期待はしていない(二人には悪いが)。
第3戦、不振をかこつメンチに代わって途中出場で登場。
2打席目で無死満塁という絶好のチャンスで打席に立ったのだが…
彼の持ち味は豪快なスイングであることは間違いない。
待望久しい右の大砲であり、一発長打は彼の大きな魅力である。
なので思い切りブリブリ振り回すのも多少は目をつぶる。
ただし、2ストライクと追い込まれるまでの話だ!
とてもバットに当たりそうもないスイングで追い込まれてからも、コンパクトに振りぬいてセンターから右方向へ打ち返そう!という意識は微塵も感じられない。
何も考えていないとしか思えないスイングを繰り返し、最後は内野へ高々と打ち上げて犠牲フライにもならない…
たとえば読売球団の小笠原。
たとえば楽天の中村ノリ。
二人とも豪快なフルスイングが持ち味で、一発長打で試合の流れを一気に変えることができる主砲であるが、味方のチャンスで打席に立った時、追い込まれれば無理に長打は狙わない。
確実にヒットを打つことを心掛け、打点をかせぎつつ次へつなごうとするバッティングに切り替える。
昨日の日本ハム戦での中村ノリは、正に桜井がお手本とすべき教科書のようなバッティングだった。
スポーツニュースを見るだけでも十分に勉強になったはずだが、桜井が見ていたとは思えない。
2年前、彗星の如く現れ、東京ドームで豪快に放った一発が嘘のよう。
あの年の8本のホームランで満足してしまったのか?
もう彼に期待する方が酷なのかもしれないとさえ思えてきた。

並べ立てればキリが無いので、このへんでやめておく。
次は、ウサギ小屋で素晴らしい試合を展開してきた広島を甲子園に迎え撃つのだが、ヘタしたら3タテを食らうのではないかとさえ思えてくる。
しかし、開幕シリーズよりもこっちのローテーションでの先発投手陣の方が、安心して見られるかもしれない。
シーズン早々期待できないのもケッタクソ悪いので、やはりここは期待して戦いぶりを見守ろう!


無防備では済まされない

2009年04月05日 | ニュースから
「北ミサイルの迎撃中止を」=防衛省前で市民団体アピール(時事通信) - goo ニュース


誤解を承知で。

敢えてどこの国とは言わないが、日本の周辺国が有無を言わさず攻撃してきたとき、
「我が国は戦争放棄を謳う平和憲法を持つ!」
と主張したら攻撃が止むだろうか。
止むわけがないのは自明の理である。

国防措置としてパトリオットミサイルを持つのは至極当然のことだろう。
自国がミサイル攻撃を受けてもこれを迎撃する術を一切持たないなら、自国民の平和が常に脅かされることにつながる。
そんな国が「平和憲法」を持つことに違和感を覚えるのは自分だけだろうか。

パトリオット配備と核兵器を保有することを混同してはいけない。
世界には、「ならず者の国」はいくらでもあるのだ。


わたしまけましたわ

2009年04月04日 | 野球
ヤクルトの由規が6回1失点=プロ野球・阪神-ヤクルト(時事通信) - goo ニュース


オープン戦を思い切り最下位で終了し、大丈夫かい!?と思わせておいて、しっかり開幕戦勝利をもぎ取ったタイガース。
そんな幸先の良い幕開けとなった今季の、開幕シリーズ2戦目。
毎年、福岡からはるばる応援に駆けつけて来られる人生の先輩と共に、今年も観戦することができたのだが…

試合開始からは遅れて大阪ドームに到着すると、スコアボードのスワローズの1回表のところに「1」が表示されているではないかっ!
誰やねん!?タイガースの先発は!と見てみると、オープン戦の投球が実に良かった能見。
席について、先輩と久しぶりの再会の挨拶もそこそこに聞いてみると、なんと“小粒打者”の川島に一発くらったのだとか。
1点を追う1回裏の攻撃を、あっさり無得点で終えてしまったタイガース。
なんとも悪い流れやなぁ…と嫌な雰囲気の中、試合が進んでしまう。

結果は、昨日の試合の逆をやられたような、典型的な負けゲーム。
勝ちたかったら、先制点はやってはいけない。
開幕戦とは、まずかこの点で大きく異なってしまっている。
そして更に、投手の足をひっぱる内野守備のミス。
ことに鳥谷は捕球ミスに暴投と、オープン戦での快投が嘘のようにアップアップ状態の能見が懸命に打者を打ち取り、やった!併殺打…と思ったプレーを3つ潰してしまった。
挙句に打っては無安打で、今日の試合は鳥谷一人で足を引っ張ったと言っても過言ではないくらい。

とはいえ、シーズンは始まったばかり。
とりあえず気を取り直して明日…!
しかし、開幕シリーズを観戦に行って初めて負けてしまったわい。

※おまけ 試合を物語るように寂しく撮れたラッキー7