面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

大仰な「つながりやすさ」の裏に。

2013年09月04日 | ニュースから
「47都道府県別 通信会社のつながりやすさ」満足度1位獲得県数はdocomo26県、au18県、ソフトバンク2県(マイナビウーマン) - goo ニュース


白い犬をメインに置いて、大々的に「つながりやすさ」をPRするCMを打ちまくっている某携帯電話会社がある(どことは言わないが)。
CMとは、「眉唾」と同義語であると考えている自分にとって、この某社のCMは逆に「つながりにくさ」の払拭に躍起になっているだけではないか?と感じていたが、全くその通りだったようで。

ネット調査会社のネオマーティングが発表した、各都道府県に住む20歳~59歳の男女計4,230人を対象とした『47都道府県別 通信会社のつながりやすさ満足度調査』によると、「通話・通信品質・エリア」の総合満足度1位獲得県数(各都道府県で最も高い評価を得た件数)は、docomo が26県、au が18県、ソフトバンクが2県、引き分け(docomo と au が同率)が1県という結果だったとのこと。
調査結果によると、docomo は北海道、宮城県、静岡県、福岡県など全国で偏りなく1位を獲得。
一方で au は、東京都、神奈川県、愛知県、広島県などでトップをマークし、関東、北陸で強さが目立った。
そしてソフトバンクは、なぜか大阪府と岐阜県の2府県でのみ1位を獲得できず、優位性を見せることができなかった。
何をかいわんやである。

先述の某社が「つながりやすさ No.1 」を掲げるに至った根拠を提供していたのは、調査会社イプソスと Agoop 社の調査だったそうで。
そしてその調査結果に対しては、調査サンプル数がキャリアごとに異なっている点などから、客観的や公平性に関して疑問の声があがっていたとのこと。
今回の調査結果は、その疑問が正しかったことを示しているようで。

とはいえ、犬のお父さんも人間の娘さんも、この結果については一切触れることはないのだろう。
今日も「バリバリバンバン」とか唱えながら、つながりやすさを懸命にアピールしている。
必死になって悪事をごまかすかのように。


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