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くたばれ!ヤンキース

2009年11月07日 | 野球
ヤンキースがWシリーズ制覇、松井秀MVP(読売新聞) - goo ニュース


自分が大リーグに興味を持ち始めたのは中学生の頃。
「ビッグ・レッドマシン」と呼ばれたピート・ローズがまだまだ現役バリバリで、「ミラクル・メッツ」の立役者だったトム・シーバーという大エースがレッズに移籍した、というのが大きな話題になったりしていた。

当時のヤンキースは主砲レジー・ジャクソンがひときわ輝いていたイメージがある。
そしてワールド・シリーズの常連であり、とにかく強くて「くたばれ!ヤンキース」なるセリフをよく聞いていた。
(映画か本か、何かのタイトルだったかもしれないが、おぼろげな記憶しか…)
そんなヤンキースは日本で言えば讀賣のイメージがあり、ピン・ストライプのユニフォームはタイガースのようではあったが、妙に敵意を抱いて見ていた。
そのヤンキースへの対抗心から、リーグは違ったがドジャースを応援していた。
スティーブ・ガービーという大リーガーにしては小柄な4番打者を中心に、なんとなくよくまとまったチームだったイメージがある。
イエーガーというレギュラーキャッチャーがいたが、これが古田の先を行くメガネをかけたキャッチャーで、日本では絶対に見られないスタイルだったので、ただそれだけで「カッコエエ!」と思ったものだった。

そんな思い出があるため、ヤンキースは今でもワールド・シリーズの常連であり、メジャーでも最も強いチームというイメージが強い。
それがなんと、シリーズ制覇は9年ぶりという。
松井のコメントにあるように、彼が海を渡ってからは“世界一”になったことがないというのには驚いた。

今回、シリーズMVPを獲得するほど活躍できた松井。
ケガに泣かされながらも、ここまで登りつめたのは感無量のことだろう。
本人は50歳まで現役でやる!と言っているとか言っていないとか。
しかし今回の活躍で、当面日本に戻ってくることが無くなったことだけは確かなようだ。



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