面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

WBC

2017年03月23日 | 野球
侍・松田、決勝点献上のファンブル悔やむ「試合を大きく決めるところだった」


1次ラウンドから6連勝を飾り、試合を重ねるごとにチームとしての結束力も勝つ力も強くなっていったように見えた今回の「侍ジャパン」。
しかしそれはまだまだ“見かけ倒し”に過ぎなかったことを、準決勝で露呈してしまった。

事前の強化試合で大リーグのチーム相手に連敗して臨んだアメリカ戦だったが、結果は自滅的敗戦。
雨が降ったグラウンドコンディションの影響は言い訳に過ぎない。
条件はアメリカも同じ。
菊池がコメントしていたように、イレギュラーに対処できなかったという力不足の結果でしかない。
それは松田も同じ。
1点が致命的なダメージとなるシビアな状況で、目の前に転がってきたゴロをファンブルしてしまうのは、心技体全ての面での力不足以外の何ものでもない。

連覇した第1回、第2回のチームに比べて、小粒感は否めず、迫力不足を感じていたが、それが準決勝でついに露呈した形。
救いは今回のメンバーが若いこと。
今はこれが精一杯であるということを真摯に受け止め、これを糧に今後心技体を磨きぬけば、次回はそう暗いものではない。

今後の飛躍に期待。


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