面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

メグちゃん

2008年10月16日 | よもやま
「あらびき団」でしか見たことのないメグちゃんであるが、そのパフォーマンスを見ていて、大学の後輩のネタを思い出した。
いわゆる一人コントなのだが、そのネタの突拍子もない展開に度肝を抜かれた。
今でこそ、鳥居みゆきをはじめとするブッとんだ芸風の女芸人も増えたが、あの当時はそんな“ジャンル”は見たことがなかったので、とても斬新で大笑いした覚えがある。

そんなことを思いながらテレビを見ていると、なんとメグちゃんが無期限休業に入るという衝撃的な(!?)ニュースが飛び込んだ。
なんでも、父親は高級官僚で、大変厳格なのだとか。
そのため、芸能活動などはもってのほかであり、メグちゃんは父親n隠して芸能活動をしていたという。
それが「あらびき団」に出演したのがバレて、「なんで躍っているんだ?」などと追求され、挙句所属事務所であるホリプロに電話まで入れて、家庭の事情により無期限の休業に入ることを通告したとのこと。

娘が芸能活動を、それもお笑いをやっているなんてことが役所内で知られたら、出世にも関わるということもあるかもしれない。
自分のプライドや世間体、出世への道筋を守るため、今年で32歳にもなる成人の娘の生活を“支配”するとは、まあなんとつまらない人物であることか。
これが、娘の芸に対するセンスに対して見切りをつけたうえでの勧告であればまだ理解はできるが、ただただ芸能活動という行為に対する反対は、芸能人に対する偏見でもある。
ま、一般的な高級官僚と呼ばれる小役人には、フツウの思考回路かもしれないが。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿