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住みなすものは 心なりけり

「対決」

2013年05月27日 | 野球
虎・藤浪4勝目!大谷との対戦は「本塁打にならなくて良かった」(サンケイスポーツ) - goo ニュース


久しぶりにタイガースの試合をテレビ中継で見た。
先発は藤浪と決まっていたこの日ハム戦。
話題の中心は、高校野球の頃から注目を集めてきた藤浪と大谷の対決。

事前のコメントでは、既に3勝を挙げている藤浪が、あまり相手にしていないような様子だったが、いざ大谷を打席に迎えると、やはり意識したような剛速球連発で面白かった♪
まあ、リードする藤井の“演出”も多分にあったかもしれないが、初球から150km/mを超えるストレートを続けざまに投げ込んで追い込み、最後は外角に変化球を投じてレフトフライ。
大谷もストレートで来るであろうことを予測していたであろうが、ファールにしかならず。
それでも、最後にきた変化球をしっかりとらえてレフトまで飛ばしたバッティングはさすが。
そして第2打席では、同じようにうまくレフト線へ打球を飛ばすと、マートンのやや緩慢な動きを見てとってか果敢にセカンドを陥れる走塁が見事!
投げて打つだけでなく、走塁面での勘の良さも見せ、正に野球センスの塊。
第3打席では、甘く入ったストレートをしっかりとらえると、低い打球が二塁手の上を超え、そのままあっという間に右中間を抜けていった。
いや、確かにスゴイ選手やね、大谷は!

いわゆる「二刀流」として、投手と野手の両方での活躍を目指す大谷だが、落合が解説で言っていたように「投げた翌日は休む」というようなことではなく、「投げない日は全て野手で先発」という出場をしてほしいもの。
個人的には、戦前の選手のような、例えば景浦や呉、御園生のような活躍を期待したいところ。
打っては豪快な打球をかっ飛ばし、投げては相手打線をピシャリと抑え込む。
先発の日も、途中降板すればそのままライトの守備につき、野手で先発していても味方のピンチにはマウンドへ駆けつける。
そんな八面六臂の活躍を見ることができたら、こんな楽しいことはない♪

投手でも打者でも、類稀な素質を見せる大谷だからこそ、そんな夢が膨らむというもの。
北海道のファンも、そんな大谷の姿を夢見て応援しているのではないだろうか。
そしてそれと並行して藤浪との対決も、新しいカタチが期待できるというもの。
先発同士の投げ合いとしての対決と、投手・藤浪対打者・大谷の対決の「対決2本立て」が実現すれば…

夢が膨らむのも、藤浪・大谷の二人のセンスがずば抜けているからこそ。
しかしこれぞプロというもの。
新世紀の“ニュータイプ”対決が実現することを祈って……!


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