面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

「名前のない女たち-企画AV女優10人の人生」

2009年11月06日 | 
「満足度」というより「衝撃度」を5つ星付けたい本。

会社帰りによく行く本屋で、何の気なしに手に取った…というのは少々ウソで、大好きな“サブカルチャー”のコーナーで、多少のスケベ心から手に取ったもの。
一人目に登場するのがよく名前を知っていた結城杏奈だったのだが、そのタイトルが「ホームレス女」とあったことに興味をそそられ、立ち読みを始めたところが…
内容があまりにも衝撃的で止めることができなくなり、キリのいいところでレジへ向かって購入し、そのままカフェに突撃して読み進んだ。

AV女優とは、女性として極限の域にある仕事だと思うのだが、そんな過酷な仕事に臨む女性の内面とはどのようなものなのか。
スケベ心に基づくゲスな興味で読み始めたことに、罪悪感さえ感じるような、凄まじい告白が続く。
「感動」という言葉ではないものが胸を打つ一冊。


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