面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

「世界侵略:ロサンゼルス決戦」

2011年09月27日 | 映画
2011年8月12日、海沿いにある世界各地の大都市付近に流星群が降り注いだ。
やがて海の中から何者かが大挙して姿を現し、人類に攻撃を開始する。
そのころロサンゼルスのサンタモニカ空港の前線基地に、若い少尉率いる小隊が到着。
除隊間近のナンツ2等軍曹も配属された小隊は、取り残された民間人救出の命を受ける。
タイムリミットは3時間。
その後は、街に大規模な空爆が行われるのだ。
砂塵が舞い、視界不良の廃墟と化した市街地を進む彼らの前に、未知なる敵の大群が現れる…


世界各地でエイリアンの襲撃が始まった中、ロサンゼルスで戦いを挑む海兵隊員たちの死闘を描く。
世界で過去に起こったUFO事件のエピソードを実録映像を交えて伏線として活用し、ハンディカメラを用いて海兵隊員達の目線でとらえた映像により、スリルと臨場感が味わえるSFアクション。

UFOやモンスターによる圧倒的な攻撃力に人類はなすすべも無い…というような設定ではなく、銃砲で応戦する地球人に対して、群れを成して押し寄せてくるエイリアンも銃火器で攻撃してくるところは、さながら戦争映画のよう。
もはや「地球の保安官」を自負するアメリカが相手にするのは、宇宙からの侵略者しかない。
「インディペンデンスデイ」よりも、はるかに強い高揚感に包まれるクライマックスでは、海兵隊の広報部の声が聞こえてきそうだ。
「さあ!君も海兵隊に来ないか!?WE WANT YOU!」


世界侵略:ロサンゼルス決戦
2010年/アメリカ  監督:ジョナサン・リーベスマン
出演:アーロン・エッカート、ブリジット・モイナハン、ミシェル・ロドリゲス、マイケル・ペーニャ、ニーヨ